初めての誕生日を迎えたころは、新米ママも赤ちゃんと一緒の生活に慣れて、 すくすく成長す るお子さんに、驚き、喜ぶ日々でしょう。お子さんの健康や発達について、 悩みもいろいろでてく るころ。市では、健康診査(17頁参照)や相談事業等、さまざまな事業を通じて、ママをサポート します。 事業の年間スケジュールは毎年4月に発行する保健事業案内や市ホームページに掲載されま す。 また、毎月の予定は広報「さんむ」にも掲載されます。 ■子育てに関する相談 ◦すくすく広場(相談) ◦ことばの相談 ◦のびのび発達相談 ◦カンガルーひろば P19 P19 P19 P19 子育てに関する相談 ■健康な歯のために ◦いい歯モグモグクラス ◦幼児歯科健診 ◦歯みがき教室・歯科健康教室 ◦フッ化物を利用したむし歯予防 P20 P20 P21 P21 健康支援課母子保健係 ☎0475-80-1172 ■すくすく広場(相談) ■のびのび発達相談 すくすく広場は、0歳~未就学までのお子 お子さんの発達 (視線をあわせない・歩かな さんを対象とした交流と遊びの広場です。育 い・会話にならないなど) や、 性格・行動 (乱暴・ 児・健康・栄養・歯・予防接種に関する相談や、 多動・友達と遊べない) など、 心理発達相談員・ 身体計測も同時に行っています。各種相談は 児童心理司による相談を行っています。詳し 日程が限られていますので、開催日・場所を確 くは母子保健係までお問い合わせください。 認のうえご利用ください。 (要予約) ■ことばの相談 ことばが遅い、発音が気になる、吃音(こと ばがつかえたり、繰り返す)など、言語聴覚士 による相談を行っています。詳しくは母子保 健係までお問い合わせください。 (要予約) ■カンガルーひろば 落ち着きがない、 集団に入れないなど、 発達 上の問題を助ける遊びの会です。遊び(運動・ リズム・感覚遊び)や生活指導が受けられま す。詳しくは母子保健係までお問い合わせく ださい。 (要予約) 元気いっぱい ! ! さんむの子 19 すくすく元気に! すくすく元気に! ~乳児期から幼児期へ~ すくすく元気に! 健康な歯のために ■いい歯モグモグクラス 1歳1か月~1歳3か月のお子さんを対象 に、 歯科相談・栄養相談・育児相談を行います。 ブラッシング練習、むし歯予防・食生活・手作 りおやつについてなど、健康な歯を育てるた めの内容です。ご希望の方は、市の乳児健診の 際にお申し込みください。お子さんが対象年 齢になった時期に通知しますので、電話にて ご予約 (先着20名)ください。 ■幼児歯科健診 幼児期の歯を守ることは、やがて生えてく る永久歯にとってとても大切です。市では、1 歳6か月児健診・2歳6か月児歯科健診・3歳児 健診の際に、歯科医師による診察と歯科衛生 士による相談、 歯みがき実習を行っています。 対象年齢の方には通知します。日程等を確認 し、積極的に健診に参加しましょう。 むし歯を予防しよう ①むし歯は感染症 子 どものむし歯菌は、家族 などのだ液から伝わってい きます。 家族皆が自分の口の中を清潔にしておくこ とが子どものむし歯予防につながります。 ②甘いもの好きにしないで 哺 乳ビンに果汁やイオン飲料を入れて飲 ませると、甘くない飲み物を飲まなくなる 子どもが多く見られます。糖分の多いお菓 子も同じです。子どもは早期に甘い味を覚 えてしまうと、薄味や自然の味を好まなく なります。甘いもの好きはむし歯になりや すいので乳幼児期からの注意が必要です。 ③ダラダラ食べはやめよう 糖分が多いほど、 また食べたり飲んだりす る回数が多いほどむし歯になります。欲し がるからと安易にお菓子やジュースをあ げないようにしましょう。 20 元気いっぱい ! ! さんむの子 ④仕上げみがきの習慣をつけて 歯 が 生 え た ら 歯 み が き の 練 習 を 始 め ま しょう。1歳前後は歯みがきを嫌がる時期 です。嫌がるからとあきらめず、音楽をか ける、歌う等、楽しい雰囲気で歯をみがき ましょう。子どもが自分でみがいた後に、 大人が毎日仕上げみがきをしましょう。 ⑤かかりつけ歯科医を決めよう かかりつけ歯科医を決め、 家族みんなで受 診しましょう。むし歯がなくても、定期的 に受診して、健診やフッ化物を利用したむ し歯予防の指導を受けましょう。 ⑥おしゃぶりは要注意 乳幼児期はいろいろなものを口に入れて、 手と指の動きを学んだり、声を出して言葉 を覚えたりする大切な時期です。おしゃぶ りはこれらの発達を阻害し、歯並びに悪影 響を及ぼす場合があります。静かになるか らと安易に使用しないようにしましょう。 フッ化物は何に効くの? ①生 えたばかりの未熟な歯の表面を強く し、 酸に溶けにくい歯にします。 ②再 石灰化作用により健康な歯に戻す助 けになります。 ③むし歯菌の活性を抑え、歯を溶かす酸を 作りにくくします。 ■フッ化物を利用したむし歯予防 フッ化物とは? フッ素と他の元素(ナトリウム等)の無機 化合物です。フッ素は自然界に存在する元 素で、空気・土・海や川の水・植物・動物・食 品等のいろいろな物に含まれているため、 普段知らない間に食べたり飲んだりして います。フッ化物として適量を摂取すると むし歯予防に効果があります。 フッ化物塗布したいのだけど? 市で行う1歳6か月児健診・2歳6か月児歯 科健診・3歳児健診の会場で、無料で塗布で きます。また、市の健診とあわせて2歳6か 月児歯科健診受診者には、受診3か月後か ら指定の歯科医院(P48)で塗布が受けら れる無料券1回分を郵送しています。歯科 医院で3~6か月の間隔で継続して塗布し ましょう。14歳ごろまで継続するのが理 想です。 (塗布した日を忘れないよう、母子 健康手帳に記録しましょう。) フッ化物塗布すれば むし歯にならないの? フッ化物を塗ったからといってむし歯に ならないわけではありません。食事やおや つのとり方に注意して、ていねいに歯みが きをしましょう。小さいお子さんは、お母 さんが仕上げみがきをしましょう。 フッ化物洗口とは? フッ化物を溶かした液で、ブクブクうがい を行ないます。市では、こども園・幼稚園・ 私立の保育園の一部において、4・5歳児の 希望者を対象に行っています。ぜひご利用 ください。 フッ化物洗口を効果的に 1分間の洗口を、濃度により週5回または 週1回行うとよいでしょう。洗口も14歳ご ろまで継続するのが理想です。歯科医院で 購入できますので、自宅で継続しましょ う。フッ化物塗布と併せて行うとさらに効 果的です。 元気いっぱい ! ! さんむの子 21 すくすく元気に! ■歯みがき教室・歯科健康教室 子どものむし歯は進行しやすく、ことばや アゴの発達、歯並びに影響を及ぼします。 また、 小中学生になると、歯周病の症状もみ られます。市では、こども園・幼稚園・保育園・ 小中学校でむし歯や歯周病予防について、講 習や歯みがき実習を行っています。 (日程等は 各園や学校を通じてお知らせします。)
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