平成 28 年度(2016 年度) 豊 中 市 提 案 型 空 き家 利 活 用 リフォーム助 成 事 業 応 募 要 領 (平成 28 年 9 月 23 日改定版) 【問合せ窓口】 豊中市 都市計画推進部 住宅課総務企画係 〒561-8501 豊中市中桜塚 3-1-1(第二庁舎 5 階) TEL 06-6858―2741 FAX 06-6854―9534 E-mail [email protected] 1 1.事業の趣旨 全国的に空き家の増加が問題となっており、豊中市でも平成 25 年現在で約 15%の空き家が存在しています(平 成 25 年住宅・土地統計調査)。これらの空き家が適切に管理されずに放置されると、近隣の環境に悪影響を及ぼす こともあります。豊中市では、平成 26 年に「総合的な空き家対策方針」を策定し、空き家対策の取組みを進めている ところです。 本事業では、空き家の利活用の促進を図るため、新しい活用方法の提案を募集し、外部委員による審査によって 選ばれた優れた提案に対し、その提案を実現するために必要な改修費用等の一部を助成します。 【助成金額】 種別 助成金額 一戸建て住宅・長屋住宅 上限 200 万円 共同住宅・寄宿舎 上限 500 万円 ただし、共用部分の改修については上限 300 万円 【助成対象工事】 助成の対象となる工事は、提案事業を実施する上で必要な次に掲げる改修工事等とします。ただし、国や地 方公共団体等の助成金を受けられる工事(市長が必要と認めるものをのぞく。)については対象となりません。 (ア)台所、浴室、洗面所及び便所の改修工事 (イ)給排水、電気及びガスの設備の改修工事 (ウ)壁紙、床の仕上げ等の内装その他造作の改修工事 (エ)屋根、外壁等の外装又は断熱改修工事 (オ)耐震改修工事 (カ)バリアフリー改修工事 (キ)家財の撤去 (ク)上記に掲げるもののほか市長が必要と認める工事 2.応募条件 (1)事業の内容 空き家を利活用した、先駆性のある新たな住まい方に関する事業や、地域課題や行政課題の解決に寄与する 公益性のある事業であることが必要です。 (2)実施期間 助成対象工事は、助成金交付決定後に着工し、平成 29 年 10 月 31 日までに完了してください。 (3)応募資格 次の要件を満たしている必要があります。 (ア)提案事業を5年以上継続して実施する意思があること。 (イ)提案事業に必要な実施体制及び能力を有していること。 (ウ)豊中市暴力団排除条例第2条第1号に規定する暴力団又は同上第2号に規定する暴力団等でないこと。 (エ)助成対象工事及び提案事業を行うことについて、助成対象建築物の所有者と合意形成が図られていること (オ)助成対象工事及び提案事業を実施する上で、関係する法令等を遵守し、関係機関からの指導、助言につい 2 て適切に対応すること。 (カ)提案事業において、政治、宗教活動を行わないこと。 (キ)提案事業を実施する上で、周辺環境に十分配慮し、良好な近隣関係を損なわないよう努めること。 (ク)提案対象事業について、助成事業者のホームページや看板、その他広告物等を用い積極的に情報発信す ること。なお、本要綱に基づく助成金の交付を受けた事業であることを表示すること。 (ケ)提案事業の進捗や活動状況等に関し、市が開催する報告会で事業報告を行うこと。 (4)対象となる建築物 次の要件を満たしている必要があります。 (ア)本市の区域内に存し、現に居住その他の使用がなされていないものであること。 (イ)一戸建ての住宅、長屋住宅、共同住宅及び寄宿舎に該当するものであること。(店舗その他これに類するもの 用途を兼ねる場合を含む) (ウ)この要綱に基づく助成金の交付を受けていない建築物であること。 (エ)国又は地方公共団体等が所有するものでないこと。 (オ)建築確認済証があること又は建築確認を受けたことを証するものがあること。 (カ)昭和56年6月1日以降に着工した建築物であること。ただし、昭和56年5月31日以前に着工したもののうち、 耐震診断や耐震改修工事が実施されすでに地震に対する安全性に係る建築基準法の規定に適合することが 確認されているもの及び耐震基準を満たすための耐震改修工事を実施するものも対象とする。 (5)その他 提案事業が採択され助成金の交付を受けた場合は、本助成制度を活用した事業であることを積極的に PR してい ただくとともに、市 HP 等の市広報媒体での周知にご協力いただきます。 3 3.選考について (1)スケジュール 年 時期 平 8 月 8 日(月)~ 成 内容 ○応募要領・応募用紙を市 HP に掲載、住宅課窓口にて配布 ○事前相談開始 28 ※応募前に事前相談にお越しください。(要予約。電話又はメールで 年 日時をご予約ください) 10 月 3 日(月)~ 10 月 28 日(金) ○応募受付 *豊中市役所住宅課窓口へ直接提出してください。 *受付時間:9 時~12 時、13 時~17 時 平 12 月中旬 ○一次審査会(書類審査) 12 月中旬頃 ○一次審査結果通知 1 月 13 日(金) ○公開プレゼンテーション及び二次審査 成 29 (時間・場所は調整中です。決定次第、市 HP 等でお知らせします) 1 月中旬~ ○二次審査結果通知 年 ○助成金交付申請手続き ※採択された団体等は助成金の交付に必要な手続きを速やかに 行ってください。 ※交付決定通知後に工事に着手できます。 ○助成対象工事の実施 ○工事完了(平成 29 年 10 月 31 日までに) ※工事完了報告等の提出後、助成金支払い※の手続きをします。 ○空き家利活用リフォーム助成事業報告会(時期未定) ※平成 28 年度内に助成金を支払うには、平成 29 年 3 月 15 日までに工事完了報告等を提出する必要があります。 (2)審査方法 ○審査は学識経験者で構成する「豊中市提案型空き家利活用リフォーム助成事業審査会」にて行います。 ○書類による一次審査及び公開プレゼンテーションをふまえた二次審査を行います。なお、公開プレゼンテーショ ンは一次審査通過者を対象として行います。(審査会は非公開です) ※公開プレゼンテーションの詳細については、一次審査結果通知時にお知らせします。 4 (3)審査基準 下記項目に関して総合的に審査します。 〇公益性または先駆性 ・他にあまり例を見ない独創性のある提案で、今後の中古住宅の流通促進に寄 与する見込みがあるか ・地域課題、行政課題の解決に寄与する見込みがあるか 〇実現性・継続性 ・5 年以上継続して事業を実施できるか(事業内容と予算の整合性、収支計画 の妥当性、事業実施体制) ・事業の需要が見込まれるか 〇発展性 ・今後の空き家利活用の促進に大きな影響を与えることが期待できるか 〇地域への影響・波及効果 ・近隣との調和が図られ、地域への良い影響や波及効果が期待できるか 〇工夫度 ・改修内容に工夫がみられるか 4.応募について (1)応募申請書類 ※様式が定まっているものは、様式に従って作成してください。 書類名 ① 応募申込書 内容 〇様式に沿って記入してください。 公開 《様式1》 ② 応募者(団体)概要 《様式2》 ※1 〇応募申請者名、事業に携わるメンバー名、団体等の活動実績等を記 入してください。 一部 【添付書類】 *応募者が団体等である場合は、定款や規約等 公開 *(ある場合は)前年度の会計報告書 ③ 合意書 《様式3》 〇応募者と空き家所有者が異なる場合は、空き家を改修し提案事業を 実施すること等に関する、応募者と空き家所有者との合意書を作成し 開 てください。 ④ 空き家概要書 《様式4》 非公 ○空き家の所在地、敷地面積、構造、階数、床面積等空き家に関する 情報を記入してください。 【添付書類】 *空き家であることを証する書類(電気若しくはガスの閉栓証明書又 は水道の使用廃止届出書) *建物の登記事項証明書(全部事項記載のもの) 一部 公開 *地籍図の写し *確認済証や検査済証など、建築基準法上の手続きがわかるもの *昭和 56 年 5 月 31 日以前の建物で耐震基準を満たしていることを 示す場合、耐震基準を満たしていることを証する書類(設計・工事 管理することができる建築士が作成した耐震性能証明書) 5 ⑤ 付近見取図 〇縮尺 1/2500 程度のものに空き家の位置を記入してください。 (A4 サイズで作成して 〇事業と関連する施設が周辺にある場合は、その位置と施設名称を記 ください。) ⑥ 現況写真 入してください。 〇現在の空き家の外観及び内部(改修部分)及び空き家周囲の状況が わかるようにしてください。 〇写真の撮影位置がわかるようにしてください。 ⑦ 事業企画提案書 (1)表紙《様式 5-1》 (右記(1)~(6)につ 〇提案事業の名称や事業概要、公益性・先駆性に関する事業の PR ポ いて作成してくださ い。) 公開 一部 公開 イント等を記入してください。 (2)事業の目的《様式 5-2》 〇応募の背景(地域課題やニーズなど) 〇事業の目的や効果 などを記入してください (3)事業内容《様式 5-3》 〇空き家改修後の事業の対象者や実施内容 などを記入してください。 (4)管理・運営体制《様式 5-4》 〇管理・運営を行うメンバー構成、運営方法 公開 〇他団体等と連携して取り組む場合は、連携する団体等の名称と連携 方法 などを記入してください。 (5)提案事業スケジュール・収支計画書《様式 5-5》 〇空き家改修後の事業スケジュール(5年分)を記入してください。 〇提案事業を実施する上で必要な資金計画を収入と支出別に、なるべ く詳しく記入してください。 (6)改修イメージ図(A3サイズ1枚以内) 〇改修イメージ図について、改修内容と工夫している点、活用方法等が わかるように作成してください。 ⑧ 改修図面等 〇配置図、平面図、立面図など現況がわかるようにしてください。(方位 も記入) 〇縮尺は 1/100 程度のものとしてください。 〇面積や高さがわかるようにしてください。 非公 開 〇配置図、平面図、立面図を基に改修部分、改修工事内容がわかるよ うにしてください。 ⑨ 改修工事費積算表 《様式6》 〇助成対象部分と助成対象外部分とに分け、助成対象工事(ア)~(ク) ごとに見積額を記入して下さい。なお、共同住宅・寄宿舎の場合は、 共用部分とその他の部分に分けて記入してください。 非公 開 〇必ず工事予定施工者が作成し押印をしてください。 ⑩ 改修工事工程表 《様式7》 〇助成金交付決定から助成対象工事等が完了するまでの工程を記入 してください。 非公 〇工事の工程は撤去工事、耐震改修工事その他助成対象工事と関連 工事別に予定を記入してください。 6 開 ※1:「公開」の資料については、公開プレゼンテーションや市ホームページ等で一般の方々にも見ていただける 資料とします。 (2)応募方法 ①事前相談 応募前に事前相談にお越しください。(要予約。メールまたは電話にて日時をご予約ください) ②応募受付、提出方法など 【応募受付】 10月3日(月)~10月28日(金)17 時まで(土・日・祝は除きます。) 【提出方法】 持参 ※郵送、電子メール、FAX による応募は受け付けません。 【提 出 先】 〒561-8501 豊中市中桜塚3-1-1 豊中市役所第二庁舎5階 豊中市都市計画推進部住宅課総務企画係(TEL:06-6858-2741) 【提出部数】 15部 ※書類番号順に綴じてください。 ※押印の必要な書類(①応募申込書②合意書⑨改修工事積算表)及び添付書類については、 1部は正本とし、14 部は副本(コピー)を綴じてください。 ③注意事項 (ア)提出いただいた応募書類は返却しません。また、提出後の応募書類の変更はできません。 (イ)応募にあたっての質問や相談については、応募受付の前に「事前相談」として済ませておいてください。 (ウ)受付時に応募書類に大きな不備が見つかった場合は、受理できないこともありますのでご注意ください。 (エ)やむを得ない理由で提案を取りやめるときは,手続が必要となります。必ず事前に御連絡ください。 (3)欠格事由 次のいずれかに該当する場合は、失格とします。 (ア)応募書類に虚偽の記載があった場合 (イ)応募要件を満たしていないことが判明した場合 (ウ)審査の公平性に影響を与える行為があった場合 (エ)公開プレゼンテーションに欠席した場合 5.その他 二次審査で選定され通知を受け取った後、速やかに助成金申請手続きをしていただきます。手続に必要な書 類や手続きの詳細については、「豊中市提案型空き家利活用リフォーム助成金交付要綱」をご確認ください。(市 ホームページに掲載しています) 7
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