VCE VxRail アプライアンスで、シンプル な分散型

ソリューション概要
VCE VxRail アプライアンスで、シンプル
な分散型エンタープライズを実現
分散型企業は、通常、その企業の業務用ネットワーク アーキテクチャ全般を構築する IT スタッフを中央に配備し、業務の遂行において重要な役割を果たす多数
のリモート オフィスを展開しており、リモート オフィスにはオンサイトの技術スタッフが常駐していないのが一般的です。ただし、これらの分散サイトのインフラスト
ラクチャとデータは業務の遂行に不可欠です。分散型企業における重要な活動には、倉庫および物流施設、その会社の主力製品を生み出す製造拠点、モバイ
ルまたはリモートの人命救助環境(ヘルス クリニックなど)が含まれます。これらのオフィスのサポート業務の責任は、依然として中央の IT スタッフの肩に重くのし
かかっていることが少なくありません。Enterprise Strategy Group(ESG)がまとめた 2015 年の調査レポート「Remote Office/Branch Office Technology
Trends(リモート オフィス/ブランチ オフィスの技術動向)」によると、この重要な問題を解決するため、リモート オフィスの IT インフラストラクチャに対する支出を増
加させることを計画している組織の割合は 72%に上っています。
前述の懸念事項に加え、複数のアプリケーションを実行する複数のサーバのための専用のスペースや電源、冷却装置を備えたデータセンターのような環境が
整っていないリモート サイトにとっては、設置面積も問題となっています。このことは、サーバの無秩序な急増を防ぐことがリモート サイトにとって非常に重要な課
題であることを意味しています。組織によっては、サーバの無秩序な急増を抑制し、業務を集中化するための手段としてクラウドの導入が検討されることがありま
すが、それが実現可能でない場合が少なくありません。なぜならば、オフィスがインターネット サービスの限られた遠隔地にあるか、または、利用可能な WAN 帯
域幅と冗長性が最小限に抑えられているため、レーテンシーや可用性といった問題が制限要因となりかねないためです。
VCE VxRail™ アプライアンスは、リモート サイトの複数のアプリケーションを、導入と管理が容易で、高パフォーマンスかつ高可用性の単一のプラットフォームに
統合するのに理想的なソリューションです。
VxRAIL アプライアンスを使用した分散型企業における IT の確実性の向上
Dell EMC および VMware が独自に設計した VCE VxRail アプライアンスは、Dell EMC と VMware が提供するコンピューティング、ストレージ、仮想化、管理ソ
フトウェアを統合します。これらは、分散型企業向けの最適なエンドポイント HCIA(ハイパー コンバージド インフラストラクチャ アプライアンス)です。VCE のコン
バージド インフラストラクチャ ポートフォリオの不可欠なソリューションである VxRail アプライアンスは、VMware 管理およびオーケストレーション ツールまたは
VCE Vision™ Intelligent Operations を使用して管理できます。そのため IT 部門は、データセンターのインフラストラクチャを管理するときと同じ管理コンソール
から分散型ソリューションを管理できるようになります。
VxRail アプライアンスにより、お客様は、リモート オフィスの複数のアプリケーションを単一のアプライアンスに統合できます。VxRail は、VMware Virtual SAN と
vSphere Hypervisor 間のカーネル レイヤー統合を可能にする唯一の HCI アプライアンスで、多くのデータ パスのボトルネックを排除することにより、固有のパ
フォーマンス上のメリットと運用効率を実現します。導入はいたってシンプルなため、お客様はわずか 15 分で稼働できます。それ以外の構成はすべてリモートか
ら行うことができます。
使用可能なオール フラッシュ モデルにより、パフォーマンスが向上し、重複排除、圧縮、消去訂正符号などのエンタープライズ データ効率性サービスが利用可
能になることで、有効な容量が増加します。
また、現在市販されている HCI アプライアンスの中で、「ノイジー ネイバー」を排除する QoS(サービス品質)機能を備えているのは、VxRail アプライアンスだけ
です。この機能により、パフォーマンスに対する影響を心配することなく、複数のアプリケーションを同一アプライアンス上または同一クラスタ内で確実にホストでき
るようになります。
リモート インフラストラクチャの予測可能な発展と継続的なモダナイズ
VxRail アプライアンスには、完全な冗長性が組み込まれているだけでなく、VMware と Dell EMC の業界をリードするデータ保護ソフトウェアも用意されています。
エンタープライズ クラスのリカバリ性と可用性が保証されているため、ユーザーはアプリケーションのアップタイムについて心配する必要がありません。コア デー
タセンターへのバックアップをリモート オフィスでローカルに実行するか、WAN 経由で実行することで、集中管理が実現します。
VxRail アプライアンスは、構成の柔軟性が非常に高いため、お客様はアプライアンスのサイズを各リモート オフィスに合わせてカスタマイズできます。シングル
ノード拡張、ストレージ容量拡張は、ビジネスおよびユーザーの要求を満たす直線的な成長に応じた投資(または購入)を可能にし、vSphere ライセンスの独立性
は柔軟性を増し加えます。この細分性が高く直線的で、無停止による拡張により、お客様は単一のアプライアンスにわずか VM 40 台の小規模な環境から開始し
て、最大で 200 の VM もしくは 550 の VDT を備えた環境へと拡張でき、最大導入時には VxRail クラスタに 3200 の VM もしくは 9,500 以上の VDT を導入でき
ます。
VxRail アプライアンスが分散型企業にもたらすメリット
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オール フラッシュ、つまりハイブリッドなアプライアンスにより、リモートサイトごとにコンピューティングや容量を調節して導入できるようになります。
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設定をシンプルにして、自動化することで、IT スタッフの負担を軽減
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VMware vSphere ライセンスの柔軟性により、ハイパーバイザーに求める機能レベルを決定しながら経費も節約
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高可用性 VMware Virtual SAN とその他の既製の VMware ソフトウェアによってアプリケーションのアップタイム、自動化、ポリシー管理を保証
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直線的で細分性の高い拡張性でアプライアンスあたりわずか 10 から 200 までの仮想マシンに対応。シングル ノードを最大 64 ノードまで拡張することで、独
自のペースで増やして、ビジネス要件に対応
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ワンクリック操作による無停止のパッチ適用とアップグレード
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VDI プラットフォームで各種アプリケーションを確実に実行するために必要な QoS をもたらす唯一の HCI アプライアンス
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エンド ツー エンドのデータ保護を組み込み、RecoverPoint for VMs および VMware Data Protection を採用することで、データがローカルで保護されるか、
本社でバックアップされることを保証
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コアとエッジのコンバージド ソリューションからなる完全なポートフォリオの一部
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VCE Vision ソフトウェアと、一元化された vCenter Server を使用した分散型企業全体にわたる管理と可視性
可用性とサポート
VxRail アプライアンスの可用性および信頼性機能により、以下のようなメリットがもたらされます。
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アプライアンス上のすべてのハードウェアとソフトウェアに対する 24 時間 365 日対応のグローバル サポート
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プロアクティブな障害検出機能によってリモートから「ハートビート」モニタリング、診断、修理
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コンポーネントの冗長性が最大限に確保された高可用性システム設計
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VM 向けの自動化された運用および災害復旧オーケストレーション(ハイパーバイザー ベースのローカルおよびリモート レプリケーションと継続的
データ保護によって VM 単位で任意の時点にデータをリカバリする機能など)
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Dell EMC の説明責任一本化理念に基づく世界最高クラスのサポート
Dell EMC について
Dell EMC は、コンバージド インフラストラクチャおよびコンバージド ソリューションにおける世界のリーディング カンパニーです。VCE コンバージド インフラストラク
チャおよびソリューションにより、Dell EMC は、タイム トゥ マーケットを短縮しながら、コンバージド インフラストラクチャとクラウド ベース コンピューティング モデル
の導入を加速し、IT コストを削減します。Dell EMC は業界で唯一の完全に統合された仮想化クラウド インフラストラクチャ システムを提供することにより、お客様
が IT インフラストラクチャの統合、妥当性検査、管理にではなく、ビジネスの革新に注力できるようにします。VCE ソリューションは広範なパートナー ネットワークを
通じて提供されます。
詳細については、japan.emc.com/ci/をご参照ください。
お問い合わせ
詳細については、EMC セールス担当者または
EMC 認定リセラーまでお問い合わせください。
EMC2、EMC、EMC のロゴ、VCE、VCE Vision、VCE Vscale、Vblock、VxBlock、VxRack、VxRail、および VCE のロゴは、米国およびその他の
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H15288-J 08/16
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07202016