助成決定 助成決定 助成決定 - 一般財団法人 新潟ろうきん福祉財団

(一財)新潟ろうきん福祉財団
2016年度 自立した持続可能な地域社会創造助成事業
1,087.8万円の
総額
11団体
助成決定
「自立した持続可能な地域社会創造助成事業(以下、地域社会創造助成事業)は、2013年度から
一般財団法人新潟ろうきん福祉財団がスタートさせた助成事業です。
新潟県内における地域おこしや地域資源を活用したコミュニティビジネスの振興などを通じて地域
の暮らしを支え、伝統文化を維持し、農地の管理や森林の保全を通して自然環境を守るなど、地域社
会創造を推進する地域住民団体、農業法人等の企業、自営業、NPO等市民活動団体を資金面から支
援することを目的にしています。助成金額の上限は、200万円、最長3年間(3年間の上限助成金額
500万円)の継続助成を受けることが可能な大型助成事業となっています。
2016年度地域社会創造助成事業の応募団体は20団体で、このうち11団体(団体名、金額、内容は
裏面詳細)を採用いたしました。本助成事業は、セミナーなどを含む
4つの事業で構成され、地域づくりと仕事おこしを支援しています。
助成団体の成果報告会とあわせ、地域づくりの実践者や見識
のある専門家の講演会、参加者相互のネットワークづくりを目
的に、毎年秋に開催する
「地域づくりセミナー」
。
選考委員による書類選考
(8月10日)
、面接選考会
(8月22日)
を
経て、助成先を内定。
地域づくりに役立つ知識の習得と、参加者相互の情報交換・ネ
ットワークづくり、並びに当財団事業の説明・周知を図ることを
目的に毎年春に県内5地区で開催する講座
「にいがた旬塾」
。
■選考委員
(五十音順・敬称略)
所属団体等
氏 名
(特非)
まちづくり学校代表理事
大滝 聡
○ 金子 洋二
地域と組織のデザイナー スタジオ・ファイル
桑原 幸子
(特非)魚沼交流ネットワーク副理事長
笹川 克年
新潟日報社 報道部
佐藤 春夫
新潟グリーンツーリズムセンター元所長
澤田 雅浩
長岡造形大学 准教授
◎ 寺尾 仁
新潟大学 准教授
三浦 絵里
地域づくりの活動や事業運営に係る実践的なコーディネート技
術を学ぶ機会を提供する
「地域づくりコーディネーター養成講
座」
は、本助成の採択団体に参加特典
(1団体につき2名まで受
講料免除)
を設け、毎年秋に開催。
(特非)かみえちご山里ファン倶楽部
◎=選考委員長 ○=副選考委員長
■実績累計
応募団体
助成団体
2013年度
37
10
1,444万円
2014年度
16
10
1,126.2万円
2015年度
32
11
1,207万円
2016年度
20
11
1,087.8万円
総累計
105
42
4,865万円
〒950-0965
助成金額
一般財団法人
(一財)新潟ろうきん福祉財団は、
<新潟ろうきん>が創立30周年を記念
して1983年に設立した財団です。
当財団の事業を通じて<新潟ろうきん>の社会的役割の発揮、社会貢献
活動として広く県民の暮らしの向上と福祉の増進に役立つことを目的と
しています。自立した持続可能な地域社会創造事業の他、
NPO等助成事
業、高校生奨学金給付事業、大学生奨学金給付・貸与事業、文化講演会等
開催事業、にいがたワーク&ライフフォーラム・セミナー開催事業、調査・
研究事業、ライフプランセミナー開催事業等に取り組んでいます。
新潟ろうきん福祉財団
新潟市中央区新光町6番地2 勤労福祉会館4階 TEL 025
(288)
5273 URL http://www.zaidan-hukushi.or.jp
■助成団体一覧
団 体 名
岩沢アチコタネーゼ
所在地
助成額
(万円)
助成金使途
[地域コミュニティビジネス活動事業]
(継続事業2年目)
小千谷市
200
空き家を活用した農家民宿の開業と運営。インターン生を受け入れ、岩沢地域全体に人
を呼び込むための仕組みを考える。
[村杉における6次産業化による地域づくり事業]
(継続事業2年目)
特定非営利活動法人
里山クリーン新潟
特定非営利活動法人
平丸スゲ細工保存会
阿賀野市
173
農業生産者による規格外の商品を買い求める事により、加工原料を安くする事と、生産
者商品ロスを軽減すること。地域創生事業を推進し、生産者∼加工者∼即売所との連携
を構築すること。加工工程においては、地域の高齢者、障害者との連携を計り、年間を通
じた雇用が可能な事業形態を目標とする。
[スゲ細工製作施設の整備と製作者育成事業]
妙高市
160
現在地域に残っている高齢の製作者2名(80代)
に加え、当会員5名により製作している
ものの、
需要に対して供給が間に合わない現状がある。供給量を底上げするために、
①作
業環境の改善と作業効率の向上②材料となるスゲの確保③製作者の拡大の3点を図る。
[自然と寄り添う暮らしPart3]
(継続事業2年目)
一般社団法人
門出ふるさと村組合
特定非営利活動法人
ふぁいんど
新飯田コミュニティ協議会
柏崎市
150
門出かやぶきの里を地域活性化再起動の拠点と位置づけ、里山の役割として「自然と寄
り添う暮らし」の体験を提供し、気づきの力を育む。積極的に体験を受け入れ、地域に小
さな経済循環を起し、活性化意欲を醸成するために、作業棟を整備し拠点性を高める。
[6次産業による地域福祉活性化事業]
(継続事業3年目)
見附市
100
障がい者と高齢者の就労機会拡大を目指すと共に地域活性化や地場農業の6次産業化
を目指す。継続事業推進と、一方で抱えている課題解消のため事業形態の転換及び新
規事業への参入を同時に進めていく。
[古民家の利用と特産品の開発・販売事業]
新潟市
80
古民家(空き家)の活用を図ることで、地域の活性化を目指すとともに地域特産品の開
発、販売により地域産業の発展等、地域雇用の増加を目指す。
[餅搗き保存活動による地域活性化事業]
東山五人杵搗き餅保存会
小千谷市
66
地域に残る伝統文化である餅搗き保存活動を通じて、地域住民の絆を深めると共に、参
加者のやりがいを生み出す。また、質の良い餅の製造個数と販売数を増加させ、収益を
増やした中で更なる雇用機会の拡大により、地域の活性化につなげる。
[リノベーションまちづくりのためのDIYマイスター育成事業]
合同会社燕三条スタイル
三条市
52
三条市の神明町エリアで進みつつある、
リノベーションまちづくりを加速化させて、新た
な地域課題解決ビジネスを生みだすことを目指す。その1stステップとして、
リノベーシ
ョンをサポートするDIYマイスター(職人)の育成を行う。
[ふたつの手業(山村生存技能・打刃物技能)の連携による実用刃物
「猫又印」ローカルブランドの開発]
特定非営利活動法人
かみえちご山里ファン倶楽部
特定非営利活動法人
しごとのみらい
上越市
妙高市
48.8
かつて野鍛冶(百姓鍛冶)が作っていた、実用性に優れた「鍛冶物」を模範として試作を
行い、村人による実用試験と打刃物職人の改良を反復させ「一生使える実用刃物(猫又
印)」の開発を行う。また、
ひとつの事業によって、ふたつの地域団体(上越・与板)の活性
化に寄与する可能性の実証を行ってゆく。さらに、鞘や柄といった木製部分には地域間
伐杉および里山の雑木を使い、地域性が色濃く表現された「ものづくり」を目指す。
[地域のリソースを生かして労働者のストレスを改善し、健やかに働ける
社会を作るプログラム開発プロジェクト]
33
労働者のストレスが社会問題になっている。妙高市の豊かな自然や農業などのリソース
を生かし、職場のコミュニケーションやメンタルヘルスを改善するための研修プログラム
を研究・開発する。
[笹山縄文による新たな時代づくり事業]
(継続事業2年目)
特定非営利活動法人
笹山縄文の里
合 計(11団体)
十日町市
25
1,087.8
「笹山縄文」の魅力と可能性、縄文の精神と文化をまず地域の人たちが見つめなおす場
として笹山連続講座を開催し、多彩な講師から縄文やそれとつながる多様な分野を学び
楽しむとともに、笹山じょうもん市や縄文川柳大会等の事業を通じて笹山縄文を発信し、
人のつながりをひろげていきます。また、大学や他地域との交流連携もさらに発展させ、
力を生かし合うとともに、発信や体験、交流の拠点としての新笹山縄文館建設に向けて
地域独自のビジョンを持って市と連携協働していきます。