平成 28 年度近畿中国四国農業試験研究推進会議畜産草地推進部会問題別研究会「草地・飼料畑の雑草問題の現状と対策」開催要領近畿中国四国農業試験研究推進会議農研機構畜産草地推進部会長西日本農業研究センター畜産・鳥獣害研究領域長山本直幸１．開催趣旨近年の輸入飼料の高止まりや TPP 交渉の大筋合意を受け、畜産の競争力強化を図るためにはより一層の自給飼料に立脚した飼料自給率の高い安定的な畜産経営が求められている。しかしながら、防除の難しい外来を含めた様々な雑草が草地や飼料畑で繁茂、拡大しており、通常の草地改良では十分な生産性の向上が図れないなど、飼料の生産量や品質の低下、放牧利用に大きな影響を与えており、牧草地や飼料畑での雑草対策の重要性がますます高まっている。このような状況において、雑草の侵入経路やその拡散要因を理解したうえで侵入防止・拡散防止に努めていく必要がある。そこで、本研究会では、草地や飼料畑における雑草の状況、生態、対策や最近の研究動向等について話題提供をうけて議論を行うことで、防除や被害軽減、草地や飼料畑の安定的生産及び利用に向けた取り組みに資する。２．開催日時平成 28 年 11 月 17 日（木） 13： 30～ 16： 30 ３．開催場所福山市男女共同参画センター（イコールふくやま）広島県福山市西町 1-1-1 エフピコ RiM 大会議室地下 2 階電話： 084-973-8895 ４．参集範囲近畿中国四国地域公設試験研究機関・行政普及部局、近畿農政局、中国四国農政局、大学、（独）家畜改良センター、農研機構、その他部会長が認める者５．内容１）開会挨拶 13： 30－ 13： 35 ２）放牧地の植生管理－東北での取り組み－ 13： 35－ 14： 15 東北大学大学院農学研究科陸圏生態学分野教授小倉振一郎氏 14： 15－ 14： 55 ３）草地・飼料畑における外来雑草問題と対策の緊急性農研機構中央農業研究センター雑草制御グループ生産体系研究領域上級研究員黒川俊二氏 14： 55－ 15： 10 ・・・・・休憩・・・・ 15： 10－ 15： 50 ４）放牧だけで防除できる雑草とできない雑草の違いとは－チカラシバから考える－農研機構畜産研究部門山地放牧研究ユニット草地利用研究領域主任研究員北川美弥氏 15： 50－ 16： 30 ５）総合討論６．参加申込別紙の「参加申込書」を 11 月 7 日（月）までに下記の事務局までメール添付もしくは FAX で送付してください。７．事務局農研機構西日本農業研究センター畜産・鳥獣害研究領域肥育技術研究グループ長大谷一郎〒 694-0013 島根県大田市川合町吉永 60 E メール： [email protected] TEL： 0854-82-0864 FAX： 0854-82-2280 ８．交通案内 JR 利用の場合・・山陽新幹線・山陽本線福山駅から徒歩 5 分車利用の場合・・山陽自動車道福山東 IC から 20 分＊駐車場は有料です。ただし、最初の 1 時間は無料、「リム・ふくやま」の店舗で買い物をすると、さらに 1 時間 30 分無料となります。