事業対象国における事業実施に係る留意事項 ※各スキームに関し留意

事業対象国における事業実施に係る留意事項
※各スキームに関し留意事項がある国のみ掲載しております。
スキーム
国名
留意事項
案件化調査
普及・実証事業
インド
インド政府関係者の ODA による海外渡航(日本へ
の渡航を含む。)には、インド政府部内の承認が必
要となりますが、案件化調査及び普及・実証事業に
おける同承認取得は困難であることから、本邦受入
活動の実施は原則認められません。
事業実施において中央省庁及びその傘下機関を
C/P として想定する場合、計画した事業の実施が困
難となるケースがあるため、C/P として各州政府、
市政府、大学研究機関等を想定することを推奨しま
す。
案件化調査
ス リ ラ 本邦受入活動にはスリランカ政府関係機関との協
ンカ
議議事録の署名が必要となるため、案件化調査にお
いては、本邦受入活動の実施は原則認められませ
ん。
普及・実証事業
ス リ ラ スリランカ政府関係機関(実施機関、主管省庁、対
ンカ
外援助局)から協議議事録への署名を得るために
は、以下の作業が必要となりますのでご留意くださ
い。
・提案法人がアウトラインプロポーザル(英文によ
る事業概要と製品・技術の説明を記入するもの)を
作成し、事業の実施機関及びその主管省庁(以下、
「カウンターパート」)の了承を得る。
・カウンターパートから国家政策・経済省対外援助
局(Ministry of National Policies and Economic
Affairs, External Resources Department、以下
「ERD」)にアウトラインプロポーザルを提出し、
協議議事録交渉をするための了承を取り付ける。
(※JICA スリランカ事務所にも ERD 宛書類のコピ
ーを送付。)提出から了承を得られるまでの期間の
目安は 2 週間程度。
・提案法人が Project Submission Formats(PSF)
を入手(提案法人とカウンターパートで共同作成す
る。同時に協議議事録の協議を進める)。なお、PSF
のフォーマットは国家政策・経済省国家計画局
(Ministry of National Policies and Economic
Affairs, Department of National Planning、以下
「 NPD 」 の Web ペ ー ジ か ら 入 手 可 能 。
(http://sdu.ucsc.lk/dnp/index.php/project-su
bmission-format)
・カウンターパートが NPD に PSF を提出し、ERD 及
び財務省から了承を取り付ける。提出から了承を得
られるまでの期間の目安は 1 カ月間程度。
・了承を取り付けた後、スリランカ政府関係機関と
協議議事録に署名する。
普及・実証事業
ブ ラ ジ ブラジルで高額の機材を調達する場合は納税法人
ル
登録が必須となり、この登録には極めて長い期間を
要します。提案企業は、外部人材としてブラジルで
納税法人登録を持つ現地パートナー企業を配置し、
現地パートナー企業を通じて機材調達を行うなど、
機材調達を円滑に実施しうる体制を整えたうえで、
提案願います。
基 礎 調 査 、 中 華 人 中国に対する ODA は、日本国民の生活に直接影響す
案件化調査
民 共 和 る越境公害、感染症、食品の安全等協力の必要性が
普及・実証事業 国
真に認められる分野でごく限られたものを実施し
ている現状を踏まえ、採択の可否を検討することに
なります。
普及・実証事業
ベ ト ナ ベトナムにおける企業提案型支援事業(資機材の譲
ム
与を伴う案件)の現地業務を開始するためには、ベ
トナム国の政令(Decree No.93/2009/ND-CP)及び
通達(Circular No.07/2010/TT-BKH)に即して、ベ
トナム国政府関係機関(事業のカウンターパート)
がその管轄機関(管轄省庁または活動地の地方人民
委員会)に活動承認申請を行い、「決定書」を得る
必要があります。
申請書類(プロジェクトドキュメント、署名済み協
議議事録、等を含む)提出日から活動承認を得られ
るまでは、最短で 20 営業日を要します。これによ
り、協議議事録の署名日から決定書発行までの期間
は 2 カ月程度かかると想定しますのでご留意くだ
さい。
事業開始までの手続きについては、採択企業に対し
て個別に案内いたします。