平成28年度夏学期の成績説明請求について

平成 28 年度夏学期科目
成績説明請求制度について
副学長(教育・学生担当)
沼上 幹
平成 19 年度夏学期より、「成績説明請求制度」が導入されました。
本制度の目的は、成績評価に疑問を感じる学生が公式で統一された手続きにより問い合
わせを行うことを可能にすることによって、成績評価に対する透明性と公平性を高めるこ
とです。平成 18 年度までは、学生からの成績説明請求への対応は科目によって個別に行わ
れてきましたが、平成 19 年度からは、窓口を教務課に一元化し、成績評価に疑問を感じる
学生は、個別に科目担当教員から説明を受けるのではなく、教務課に成績説明請求願を提
出するという仕組みになりました。
ただし、本制度は、成績評価について教員と交渉する場を設けるものではありません。
<制度の対象>
科
目:学部で開講している平成 28 年度夏学期科目
対象者:対象科目の履修登録者(学部生のみ)
<請求期間>
◆9 月卒業予定者
平成 28 年 9 月 16 日(金)~ 平成 28 年 9 月 20 日(火)
◆上記以外の学生
平成 28 年 9 月 27 日(火)~ 平成 28 年 9 月 30 日(金)
※受付は教務課の窓口業務時間(下記)内のみ行い、それ以外の時間帯では受け付け
できませんので、ご注意ください。
[9 月 28 日まで]8:30 ~ 17:00
[9 月 29 日以降]8:30 ~ 18:10
<請求手続きの流れ>
①成績評価に疑問がある場合には、成績説明請求願及びチェック票に必要事項を記入し、
教務課窓口に提出してください。成績説明請求願及びチェック票の用紙は、教務課窓口
及び教務課 Web サイトで入手できます。
②教務課から、請求願のあった科目の担当教員に連絡します。
※書類に不備のある場合や制度の目的に合わない請求願は受理できません。
③担当教員から原則として約 1 週間で回答もしくは回答方法の連絡があり、教務課から学
生に通知を行います。
※担当教員が文書以外の方法で回答する場合もあります。
(例:担当教員が請求者に対して面談で直接説明する)
④回答に納得できない場合、学生は「成績説明再請求願」を提出することができます。
⑤「成績説明再請求願」については、学士課程教育専門委員会等がその理由を検討した上
で必要と認めた場合に受理され、その対応について協議が行われます。
<成績説明請求する場合の注意事項>
* 以下を必ず確認してください *

成績説明請求願には、本人の印を押してください。押印がないと書類不備として、受
理できません。必ず押印して提出してください。また、提出の際には、該当科目のシラ
バスを印刷して添付してください。

成績説明請求願には、具体的にどのようなことが疑問なのかを、詳細かつ明確に書い
てください。その疑問に関する資料があれば、添付してもかまいません。

書類に不備のある場合や制度の目的に合わない請求は、受理できません。
例えば、本制度は成績評価に関する学生と教員の交渉の場を提供するものではありま
せんので、「卒業のために F を D にして欲しい」、「奨学金の受給の関係で B 以上に
してほしい」、「A 相当の評価だと思うが、どうして違うのか」などの内容では、受理
できません。

複数の科目について成績説明請求願を提出する場合には、それぞれの科目固有の理由
を明示するようにしてください。

担当教員がネイティブスピーカーである場合には、通常の書式に担当教員が理解でき
る言語で書き、和訳の文書を添付してください。

教員が出張などの都合で、成績説明請求に対する回答に 1 週間以上の時間を要する場
合には、その次の学期の履修登録に不利がないように配慮します。
<その他の注意事項>

これまで、書類の不備や成績説明請求制度の目的から著しく逸脱した内容の請求、あ
るいは虚偽の申告を含む請求が見受けられたことがあります。これらのケースには厳
しく対応しますので、上記の注意事項をよく確認してから請求してください。