横浜市民間住宅あんしん入居安否確認サービスモデル事業取扱事業者

横浜市民間住宅あんしん入居安否確認サービスモデル事業取扱事業者選定基準
(目的)
第1条
横浜市民間住宅あんしん入居安否確認サービスモデル事業要綱(以下「モデル事業要
綱」という。)第2条第3号に基づき取扱事業者を選定するため、その選定基準を定める。
(提供サービスに関する基準)
第2条
一
安否確認サービスに関連する基準は次のとおりとする。
一定時間(24 時間)宅内で動きがない場合、生活リズムセンサーが発報し、自動的に取扱
事業者に通報できること。
二
制度利用者の体調が悪い時は、制度利用者自らが押しボタン式の緊急通報装置により、取
扱事業者に通報できること。
三
取扱事業者は、生活リズムセンサーからの自動通報又は制度利用者からの緊急通報装置に
よる通報があった場合、電話等を用いた通話により制度利用者の安否確認を行うこと。同時
に自社の警備員が速やかに駆けつけることで、制度利用者の安否確認を行い 、 必 要 に 応 じ
て救急車の出動要請を行うこと。
四
異常事態発生時には、必要に応じて速やかに緊急連絡先及び貸主に報告すること。
五
生活リズムセンサー、押しボタン式の緊急通報装置等、見守りに必要な機器は、取扱事業
者の所有とすること。
六
生活リズムセンサー、押しボタン式の緊急通報装置等、見守りに必要な機器は、取扱事業
者にて円滑に運用できるよう適宜点検を行うこと。
七
少なくとも1か月に1回、利用状況(通報件数、対応件数、新規契約件数、契約解除件数
等)を市に報告すること。
(契約等に関する基準)
第3条
一
契約等に関する基準は次のとおりとする。
安否確認サービスの利用契約期間は賃貸借契約期間と同一とし、利用者又は取扱事業者か
ら、期間満了の3カ月前までに解約の申し出がないときは、1年間自動更新されるものとし、
その後も同様とする。
二
更新費用は取らないこと。
三
入居中に安否確認サービスの提供に係る契約を解約する場合は、速やかに緊急連絡先及び
貸主に報告すること。
四
申込み期間は平成 28 年 12 月 1 日から、平成 30 年 11 月 30 日までの2年間とすること。
(費用等に関する基準)
第4条
一
費用等に関する基準は次のとおりとする。
リズムセンサー及び緊急通報装置に係る機器の設置・撤去費用については、全てを含め、
税込 30,000 円以下とする。
二
月額の費用(機器保守費用を含む)については、次のイ又はロのいずれかに掲げる条件を
満たすこと。
イ
制度利用者の電話回線又は通信回線を利用する場合については、月額費用税込み 3,000
円以下で利用契約を締結ができること(ただし、回線使用料・ダイヤル通話料については、
電話会社の請求に基づいた金額を、利用者が負担することとする。)。
ロ
制度利用者の電話回線又は通信回線を利用しない場合については、月額費用税込み 4,000
円以下で利用契約を締結できること。
三
支払方法について、一号については安否確認サービス提供に係る契 約 後 、 モ デ ル 事 業 要
綱 第 15 条 及 び 第 16 条 に 基 づ き 支 払 う も の と す る 。 二号については家賃の引落口座と
同じ口座から引落としとするなど、滞納の未然防止に配慮するものとする。
(選定の基準)
第5条
取扱事業者は次の各号に掲げる条件を満たすものとする。
一
警備業法に基づく警備業務等を遂行する能力・資格を有すること。
二
資本金が3,000万円以上であること。
三
横浜市内に事務所等を有し、法人市民税の滞納がないこと。
四
決算報告書等により、直近2年間の営業状況が健全であると証明できること。
五
警備業務を自社で行っていること。
六
横浜市を含む地方自治体から取引停止等の措置を受けたことがないこと。
(附則)
この選定基準は、平成 28 年9月 16 日から施行する。