通信9月号 - アンガージュマン・よこすか

アンガージュマン ・ よこすか
所得分布の中央の値の半分に満
「相対的貧困率」は国民全体の
で生活する人の割合を指し、
率」は1日の所得が130円弱
種類があります。「絶対的貧困
困率」と「相対的貧困率」の2
世界的な指標には「絶対的貧
思います。
「貧困」とは若干異なるように
が、最近よく聞くようになった
の2つの意味が載っていました
②乏しく欠けていること。以上
まずしくて生活が苦しいこと。
して意味を調べてみました。①
版」(岩波書店)を引っ張り出
から、店頭にある「広辞苑第六
てみます。うちは本屋でもある
「貧困」について改めて考え
い人もいるし」「勉強したくな
い」「周りにも高校に行ってな
では、「高校なんてめんどくさ
しかし、若い世代と接する中
進路も見通しが立ちません。
も、中退してしまえばその先の
のが現実です。高校に進学して
として雇ってもらうのも難しい
例えば、中卒ではアルバイト
です。
ルの低さもまた「貧困」の一部
必要な情報を取捨選択するスキ
また、経済的な面だけでなく、
ます。
人が貧困とはこの値を指してい
層です。よく言われる6人に1
万人のうち2040万人が貧困
16.1%。人口1億2730
が貧困のラインで、その割合は
ます。日本では年収122万円
困」は「相対的貧困率」を表し
以上より、最近聞かれる「貧
特定非営利活動法人
たない世帯の割合を指します。
貧「困 と」は何か?
庵我月報
平成二十八年 (2016 年) 九月一日 発行
第 151 号
神奈川県横須賀市上町二丁目 4 番地
電話 046-801-7881(代)
046-801-7882(相談)
ファクシミリ 046-801-7882
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発行責任者 島田徳隆
編集責任者 石井利衣子
さかのうへのたはごと
島田徳隆
「秋の夜長」の9月、だんだん
く学習する機会を提供する義務
うか。私たち大人が彼らに等し
任は子どもたちにあるのでしょ
さて、この課題を解決する責
にすら気づいていないのです。
ることや卒業することの重要さ
ではありますが、高校へ進学す
ます。高校全入と言われる時代
らめとも取れる声が聞こえてき
し」こんな、投げやりともあき
じゃない?」「どうでもいい
を読むと描かれている「丸い」
小さいころよりものの本など
らでしょう。
家の方たちに伝わった行事だか
穫を感謝する祭りだそうで、農
じみがありません。もともと収
がありますが、私にはあまりな
といえば月見団子を食べる習慣
17日が満月とのこと。十五夜
です。今年は9月15日が十五夜、
「長月」となった説が有力だそう
と言われるようになり、転じて
夜が長くなることから「夜長月」
と責任があると考えています。
も丸いものが好きだったからの
団子が積みあがった様子に大変
められています。
ようです。もはや大人になった今、
高校は義務教育ではありませ
すべての子どもたちが同じス
執着はありませんが、往時を思
興味を持ったものでした。どう
タートラインに立ち、そして社
かもしれないと思っています。
い丸い団子を積み上げても良い
す。 街から見上げる空に浮かぶ満月
もなかなかオツなものです。
理事長 島田徳隆
会参加してほしいと願っていま
んが、現代の社会では最低限求
い」「なんとかなるし、いいん
〒238-0017
平成二十八年 (2016 年) 九月一日 発行
買い出し
25
アンガージュマンでの社会体験を終えて
@青少年サポートセンター
不登校の子どもたちに対して、どのような支
11
援ができるのか。視野の狭い今の自分では、さ
豚しゃぶランチ↑
コラージュ制作中↑ 完成!↓
(但し、イベントなどに参加する場合があります。
)
まざまな問題を抱える子どもたちそれぞれに適
した支援はできないと考え、これまでにはない
視点を持ちたいと思い、アンガージュマン・よ
こすかで社会体験をさせていただきました。3
日間という短い期間ではありましたが、この場
所に流れるゆったりとした温かい時間を感じる
ことができました。そのような環境で誰かに何
か言われることなく、自分で考えて時間を過ご
すことは、安心につながり、自立の道でもある
と思いました。
ここでの社会体験を通じて、成長できる場所
は学校だけではないと思えるようになりまし
た。もちろん教員という立場としては、子ども
たちには学校という特別な場所でさまざまな経
験を積んでほしいという思いがあります。しか
し、学校でなくても自分の居場所となる所はた
くさんあります。周囲の大人が、地域の人々が、
街全体が子どもを育てるという環境が大切なの
だと思います。学校の中だけで問題を解決しよ
うとするのではなく、今後はもっと地域の方々
と積極的につながりを持っていこうと思いま
す。
3日間研修をさせていただき、ありがとうご
ざいました。
神奈川県立追浜高等学校定時制 勝野 彩子
映画の日
プログラミングの日
12:00 昼食会
(350 円 )
アクセサリ作りの日
買い出し
30
29
28
27
26
散歩の日
12:00 昼食会
(350 円 )
買い出し
24
22
21
20
19
読書の日
お菓子づくりの日
12:00 昼食会
(350 円 )
山形物産市
23
18
プログラミングの日
17
16
15
13
14
12
フリフリフェスタ
映画の日
プログラミングの日
12:00 昼食会
(350 円 )
塗り絵の日
買い出し
10
8
7
6
5
散歩の日
灰色 の日はフリースペース閉室です。
9
4
プログラミングの日
3
2
時間は個別に異なります。
1
学習支援・就労支援は平日に行っています。
日
土
金
木
水
火
月