平成28年度輸血検査部門精度管理サンプル(参考データ) 試料 輸81 ●血液型検査 ABO血液型 RhD血液型 その他の血液型 オモテ検査 抗A 抗B 4+ 0 4+ 0 3+ 0 試験管法 ビーズ カラム凝集法 ゲ ル A型 陽性 CCee,Di(a-) A1血球 0 0 0 ウラ検査 B血球 3+~4+ 3+~4+ 4+ O血球 0 nt nt 抗D 4+ 4+ 3+ Ⅱ ccEE 0 2+~3+ 1+ 3+ Ⅱ(Ⅵ) ccEE Ⅲ ccee 0 0 0 0 Ⅲ ccee Dia ccee 0 0 0 1+ Dia(Ⅳ) 3+~4+ 1+~2+ 3+ 4+ 2+ 0 0 0 Rhコントロール 0 0 0 ●不規則抗体スクリーニング検査: 陽性 試験管法 生食法 酵素法 IAT 室 温 ブロメリン 重合ウシアルブミン PEG 酵素法 フィシン ビーズ IAT(自動) LISS カラム凝集法 IAT(用手) LISS 酵素法 パパイン ゲ ル IAT LISS Ⅰ CCee 0 0 0 0~1+ Ⅰ(Ⅴ) CCee Di(a+) 0 0~W+ 0 0 0 0 自己 0 0 0 0 自己 (ccee) W+ (ccEe) 2+ nt 0 nt nt ●不規則抗体同定検査: 抗E 抗Dia(*) *譲渡血液情報では抗Dia抗体が検出されていますが、 抗体が弱く検出されない場合があります。 ●交差適合試験(主試験) 輸83 ABO・RhD血液型 その他の血液型 試験管法 直接抗グロブリン試験 生食法 室 温 酵素法 ブロメリン IAT 結 果 IAT(自動) ビーズ カラム凝集法 IAT(用手) ゲ ル IAT 結 果 重合ウシアルブミン PEG LISS LISS LISS 輸84 自己 A型RhD陽性 A型RhD陽性 ccEe Di(a-) 陰性 0 1+~3+ W+~1+ 2+~3+ 不適合 2+ 2+ 2+ 不適合 CCee Di(a+) 陰性 0 0 0 1+~2+ 不適合(*) 0~W+ W+ 2+ 不適合(*) nt 0 0 0 0 0 nt 0 *間接抗グロブリン試験の試験管法(重合ウシアルブミン)とカラム凝集法で適合となる場合がありますが、 実際は、不規則抗体に対する抗原が陽性のため不適合です。 平成28年度輸血検査部門精度管理サンプル(参考データ) 試料 輸82 ●血液型検査 ABO血液型 RhD血液型 その他の血液型 試験管法(室温) 5℃/5min 37℃/10min ビーズ カラム凝集法 ゲ ル オモテ検査 抗A 抗B 3+ (mf) 4+ 4+ 3+ 4+ 4+ AB型(AB亜型*) 陽性 CcEe A1血球 0 0~W+ 0 0 0 ウラ検査 B血球 0 0 0 0 0 O血球 0 自己:0 自己:0 nt nt 抗D 4+ Rhコントロール 4+ 3+ 0 0 0 *試験管法では、抗Aとの反応が3+(mf)となり、追加検査よりAB亜型が考えられます。 カラム凝集法では、問題なくAB型と判定される可能性があります。(ゲルカラム法のオモテ検査基準:3+) ●追加検査: ★A1レクチン:0 Hレクチン:1+ ★抗Aおよび抗Bに対する被凝集価測定(直後判定) 抗A 抗B 82血球 1:32 1:128 対照(AB型) 1:256 1:128 対照と比較し凝集価は低い ★血漿中のAおよびB型転移酵素測定 抗A 抗B 82血漿 認めない 1:32 対照(AB型) 1:16 1:32 Aの型転移酵素を認めない ★A1血球との間接抗グロブリン試験:陰性 ●不規則抗体スクリーニング検査: 陰性 生食法 酵素法 試験管法 IAT ビーズ カラム凝集法 ゲ ル 酵素法 IAT 酵素法 IAT 室温 ブロメリン 重合ウシアルブミン PEG フィシン LISS パパイン LISS Ⅰ(Ⅴ) Ⅱ(Ⅵ) Ⅲ Dia(Ⅳ) 自己 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 Ⅰに含む 0 0 nt
© Copyright 2024 ExpyDoc