東近江市勤労者総合福祉センター指定管理者仕様書 1 趣旨 本仕様書は

東近江市勤労者総合福祉センター指定管理者仕様書
1
趣旨
本仕様書は、東近江市労者総合福祉センターの指定管理者が行う業務の内容
及び履行方法について定めるものとする。
2
東近江市労者総合福祉センターの管理に関する基本的な考え方
円滑な運営及び適切な維持管理については、法令や条例等を遵守するととも
に、あわせて次の事項を遵守すること。
(1) 施設設置の趣旨に則した管理運営に努めること。
(2) 市民活動を支援し、助長する公共施設としての運営を行うこと。
(3) 利用者の意見や要望を反映させるなど、利用者本位の運営を行うこと。
(4) 効率的な運営を行うとともに、環境負荷の低減と施設の保全に努め、運営
費の縮減に努めること。
(5) 個人情報の保護を徹底すること。
(6) 災害時及び緊急時に備えた危機管理を徹底すること。
3
施設の概要
(1) 名
称
東近江市 勤労者総合福祉センターウェルネス八日市
(2) 所在地
東近江市建部上中町561番地
(3) 施設概要等
・竣工時期
平成5年7月
・敷地面積
6,369平方メートル
・延床面積
1,335平方メートル
・構
鉄筋コンクリート、平屋建て
造
・施設及び設備の内容
研修室、会議室1、会議室2、エクササイズルーム
エクササイズルーム2、教養文化室1、教養文化室2
体育室
(4) 建物配置図及び平面図
4
別紙のとおり
管理の基準
(1) 開館時間
午前9時から午後9時30分まで
ただし、土曜日及び国民の祝日に関する法律に規定する休日は、
午前9時から午後5時まで
(2) 休館日
日曜日。ただし、日曜日が祝日の翌日となるときはその翌日又は
日曜日が祝日となるときはその翌々日
国民の祝日に関する法律に規定する休日の翌日
12月29日から翌年1月3日まで
1
(3) 使用料
区
分
区
金額(1時間当たり)
分
金額(1時間当たり)
会議室1
350円
教養文化室2
200円
会議室2
350円
エクササイズルーム
300円
研修室
350円
エクササイズルーム2
250円
教養文化室
200円
体育室
600円
(4) 個人情報の取扱い
指定管理者は、東近江市個人情報保護条例(平成17年東近江市条例第1
1号)第11条の2の規定により、個人情報の適切な管理に必要な措置を講
ずるとともに、施設の管理に関し知り得た個人情報の内容をみだりに他人に
知らせ、又は不当な目的に利用してはならない。管理業務が終了した後も同
様とする。また、個人情報は、別記特記事項「個人情報の取扱いについて」
に従い処理するものとする。
(5) 情報公開
指定管理者は、東近江市情報公開条例(平成17年東近江市条例第10号)
第28条の2の規定により、施設の管理に関し保有する情報の積極的な公開
に努めること。
(6) 関係法令等の遵守
指定管理者は、東近江市 勤労者総合福祉センター 条例(平成17年東近江市
条例第199号)、東近江市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関す
る条例(平成17年東近江市条例第258号)及び同条例施行規則(平成1
7年東近江市規則第221号)その他の関係法令等を遵守すること。
5
指定管理者が行う業務の範囲
(1) 東近江市 勤労者総合福祉センター の使用許可に関すること。
・受付、許可は勤労者総合福祉センターにおいて行う。
・使用許可申請書の受付(電話の受付は、不可とする。)使用の調整、使用許可
書の交付、使用料金の減免申請の受付を行うこと。
・申請書及び許可書の許可権限者は指定管理者とし、許可書には法人等の名称並
びに代表者名を記し、代表者印を押印するものとする。
なお、名称印及び代表者印等は指定管理者で用意するものとする。
・受付は、開館中常時受付を対応すること。
・勤労者総合福祉センターに関する問い合わせに対応すること。
・使用許可受付関係業務
①勤労者総合福祉センターの使用許可受付等関係業務
②勤労者総合福祉センターの行事計画の案内業務
2
③勤労者総合福祉センターの利用状況の作成及び報告。
④勤労者総合福祉センターの使用上の特別許可に関すること。
(2) 東近江市 勤労者総合福祉センター の運営及び維持管理に関すること。
・人員配置に関すること
①勤労者総合福祉センターの運営に関する業務に従事する最適な人員を配置す
ること。
②勤労者総合福祉センターの施設管理に従事する者の内1名は防火管理者の資
格を有すること。
③配置する人員の勤務形態は、労働基準を遵守し勤労者総合福祉施センターの
運営に支障がないようにすること。
④勤労者総合福祉センター貸出用具の貸出・管理に関すること。
・使用料金の収受に関すること
①使用料金は、東近江市勤労者総合福祉センター条例の規定によること。
②使用料金は、現金での納付による。
③指定管理者が現金の管理を行う。
・事業経費に関すること
指定管理者が独自に行なう自主事業、指定事業で得られる収入は、指定管理
者の収入とすることができる。
・施設及び設備の管理に関すること。
勤労者総合福祉センターの適切な運営のため、清掃、施設・設備点検等の日
常点検、保守管理及び簡易修繕を行うこと。
①清掃業務
(ア)良好な環境衛生、美観の維持はもとより、施設の健全なる保全を図るこ
と
(イ)適切な方法により埃、ゴミ、汚れ、シミ等を落とし清潔な状態に保つこ
と。また、ワックス等による定期清掃を行うこと。
(ウ)窓ガラス及び窓枠サッシの清掃を行うこと。
②施設・設備点検業務
勤労者総合福祉センターの機能を維持し、利用者が快適に利用できる良質な
施設・設備を提供するため、設備・器具等の保守点検を実施するとともに、
設備・器具の状態について常に巡視点検を行い必要に応じて整備すること。
・施設の維持管理業務
(ア)概観上の点検
(イ)警備業務
(ウ)清掃業務
3
・付帯施設及び備品等の維持管理業務
(ア)勤労者総合福祉センター周辺等の清掃管理業務
(イ)消防施設等保守点検業務
(ウ)樹木等の管理業務
(エ)その他維持管理に必要な業務
(3) 東近江市 勤労者総合福祉センター 条例第3条に規定する事業実施に関する
こと。
・東近江市勤労者総合福祉センター条例第3条に規定する事業を行うものとする。
・事業の実施にあたっては、参加者からの負担金、受講料及び施設内で許可され
た指定管理者の付帯事業による収益金を事業経費に充てること。
(4) その他の業務
①秩序維持、安全業務
勤労者総合福祉センターの秩序の保持その他安全に関する事項は、次のとお
りとする。
(ア)防災・防火管理業務
(イ)利用者の安全確保業務
(ウ)災害・事故発生における緊急対処業務
6
業務の体制
(1) 職員の配置
・維持管理業務全体の総括責任者を定め、所管課に届出ること。総括責任者
を変更した場合も同様とする。
・業務を行う者は、その内容に応じ必要な知識及び技能を有する者とし、ま
た、法令等により業務を行う者に必要な資格が定められている場合は、当
該資格を有する者が業務を行うこと。
・副総括責任者を定め、総括責任者が不在時に代理を務めること。
・施設責任者として、施設長を定めること。
(2) 従業員の確保、教育及び研修
・供用開始日から円滑に管理運営業務が実施できるようにするため、必要な
従業員を確保し、教育及び研修を行うこと。
・詳細な運営計画の策定等、開場に必要な準備に万全を期すこと。なお、必
要な従業員のうち、総括責任者は常勤とすること。
(3) 配置する職員に求める要件
次の要件を満たす職員を常時配置すること。
・使用料等公金の収納事務を遂行するに必要な知識を有する者
・施設使用許可等行政処分に関する事務を遂行するに必要な知識を有する者
4
・施設管理上の専門性を考慮し、管理経験、技術及び知識を有する者
(4) 就業、服務等に関する事項
・施設内の秩序及び規律の維持に努め、円滑な業務の遂行に努めること。
・施設等に勤務する職員の勤務時間は、運営に支障のないよう就業規則をあ
らかじめ定めておくともに、勤務形態は労働基準法等を遵守し、各施設の
運営に支障がないようにすること。
7
指定管理者の指定期間
平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5年間とする。ただし、
市長が当該指定管理者による管理を継続することが適当でないと認めるときは、
指定を取り消し、又は期間を定めて管理の業務の全部若しくは一部の停止を命
じることがある。
8
指定管理者と市との役割分担
(1) 指定管理者と市との役割分担は、原則として次のとおりとする。
項
目
指定管理者
施設(設備、備品等を含む。)の保守点検
〇
施設の維持管理(植栽管理、清掃等を含む。)
〇
安全衛生管理
〇
業務に関連して取得する個人情報の適切な
管理に必要な措置
事故及び火災等による施設の損傷の回復
〇
市
〇
△
(自己の責に帰すべ
〇
き事由による場合)
施設利用者の被災に対する責任
△
(自己の責に帰すべ
○
き事由による場合)
市有施設の共済保険の加入
〇
包括的管理責任
〇
(2) 指定管理者は、善良な管理者の注意をもって、東近江市 勤労者総合福祉セン
ター を常に良好な状態に管理する義務を負うものとする。
(3) 指定管理者は、施設利用者の被災に対し、現場で対応する責任を有し、施
設又は施設利用者に災害があった場合は、迅速かつ適切な対応を行い、速や
かに市に報告しなければならない。
(4) 指定管理者は、管理業務の履行に当たり、施設利用者等に自己の責に帰す
べき事由により損害を与えた場合に備え、保険に加入すること。
5
9
業務に必要な経費等
(1) 指定管理者の業務を実施するために必要な経費は、指定管理者が応募の際
に提示した経費額を基に、その額、支払時期及び支払方法等を協定で定めて
市から指定管理者に支払う。
(2) 指定管理者は、市から支払われた指定管理に係る経費の専用口座を設ける
とともに、帳簿を備え付け、適正に管理するものとする。
10
物品の管理
指定管理者は、市の所有に属する物品については、東近江市財務規則に基
づき管理を行うものとする。
11
協定の締結
指定管理者を指定したのち、指定期間全体の「基本協定」を締結するとと
もに、年度ごとに指定管理料等についての「単年度協定」を締結する。
12
その他
指定管理者は、この仕様書に規定するもののほか、指定管理者の業務の内
容及び処理について疑義が生じた場合は市と協議して決定する。
6