中国:河北省 56 炭鉱(生産能力 1,458 万トン)の閉鎖決定 2016 年 9 月 8 日掲載 8 月 25 日付けの地元報道によると、河北省の石炭業界の過剰生産能力解消指導グループ弁公室は、瑞豊 煤業公司等の炭鉱グループが所有する 56 炭鉱の閉鎖(生産能力の撤退)を決定し、これにより石炭の過剰生 産能力 1,458 万トン分が削減される。 河北省の石炭業界の過剰生産能力の閉鎖(生産能力撤退)炭鉱リストが公表され、主に石家庄(1 炭鉱、生 産能力 30 万トン)、承徳(3 炭鉱、生産能力 65 万トン)、張家口(21 炭鉱、生産能力 503 万トン)、唐山(4 炭鉱、生 産能力 290 万トン)、保定(2 炭鉱、生産能力 60 万トン)、邢台(18 炭鉱、生産能力 234 万トン)、邯鄲(7 炭鉱、生 産能力 276 万トン)などの 7 地級市に及ぶ。 計画によると、河北省は今後、張家口、承徳、秦皇島、保定の 4 都市の「基本無炭鉱都市」化を急ぎ、 第 13 次 5 カ年計画末までに、唐山、邯鄲、邢台の 3 都市で、冀中能源、開滦集団の 40 余りの主要炭鉱(生 産能力 5,000 万トン前後)のみとする。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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