プログラム - 公益社団法人大阪港振興協会

かつて世界の GDP の 17%を占めた世界第二位の経済大国の日本は、1970 年代の外資への開放
後、急速な経済発展を遂げた中国に 2010 年に抜かれ第三位となった。また、アジアにおいても、
かつてアジアの GDP の 68%(1988 年)を占めたアジアの経済リーダーとも言われた日本は、2015
年現在、GDP は僅か 20%となり、IMF の予測では 2020 年には 17%まで下落することが予想されて
いる。つまり、「世界の GDP の 17%」を占めた日本は、数年後には「アジアの GDP の 17%」を占
める国家に凋落する。経済的な規模だけを見ればアジアの盟主は既に日本から中国にとって代わら
れており、アジア全体のパラダイム(枠組み)は中国に大きくシフトしてしまったと言える。
そうした中で日本企業は、1991 年のバブル経済崩壊後、“失われた 10 年”、続いて“失われた
20 年”がとうとう“失われた四半世紀”と言われる中、その持続的な成長性と収益性を少子高齢化
の日本ではなく強く海外に求めてきた。とりわけ世界最大の経済規模を誇るアジア地域経営の巧拙
がグローバル連結での成長性と収益性に大きく影響する。
最近のアジア情勢が、ますますアジア依存度を増す日本産業界や個々の企業経営へ示唆すること
は何かをアジア経営戦略の第一人者に具体的にお話ししていただきます。
■プログラム
演題:経営視点から見る最近のアジア情勢と産業界へのインプリケーション*
*「示唆」「含意」
講師
略歴
甲南大学 経営学部 教授
あ さか としまさ
安積 敏政 氏
1971 年東北大学経済学部卒、同年松下電器産業(現パナソニック)入社。
松下電子工業取締役経営企画室長、松下電器本社経営企画室グローバル企画グル
ープ・リーダー、アジア・大洋州本部企画部長、同地域統括会社副社長を経て
2007 年 4 月から現職。インドネシア・米国・シンガポールに現地勤務。海外業務
出張国 40 ヶ国。著書に『実態調査で見た中堅中小企業のアジア進出戦略「光と
陰」』(日刊工業新聞社刊、2014 年 8 月)ほか論文多数。所属学会:国際ビジネ
ス研究学会及びアジア経営学会。
開催日時
平成 28 年 9 月 29 日 (木 )
開催場所
募集人数
第一大阪港ビル 8 階会議室
90 人
参 加 費
大阪港振興協会会員
申込方法
申
込 先
15:30~17:30
(大阪市港区築港2-1-2)
無料
会員外 2,000 円/人(参加費は当日受付で申し受けます)
裏面申込書によりファクシミリで 9 月 20 日(火)までにお申し込み下さい。
定員になり次第締め切ります。
公益社団法人大阪港振興協会
TEL06-6575-9575 FAX06-6575-9576
◆主
催
公益社団法人大阪港振興協会、大阪港埠頭株式会社
「アジア経営戦略セミナー」参加申込書
FAX:06-6575-9576
公益社団法人大阪港振興協会行
1.日
時
平成 28 年 9 月 29 日(木)15:30~17:30
2.会
場
第一大阪港ビル
8階会議室
所在:大阪市港区築港2-1-2
地下鉄中央線「大阪港駅」下車、④番出口より 50m
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貴 社 名:
参加希望者欄
役
職
名
氏
名
連絡先(電話番号)
TEL
○当協会会員の方は無料でご参加いただけます。
○会員外
2,000 円/人×
人=
円
(会員外の方は人数と金額をご記入ください。*参加費は当日受付で申し受けます。)
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取りまとめ御担当者:氏名
TEL
FAX
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*申込締切日 9 月 20 日(火)定員になり次第締め切ります。
*定員を超えご参加いただけない場合のみご連絡いたしますので連絡のない場合は直接会場へお越しください。
(定員になりましたらその旨当協会ホームページでもお知らせいたします。)
*当日、受付でお名刺を頂戴いたします。
*頂戴しました本情報は、今回開催の「アジア経営戦略セミナー」関係業務にのみ使用させていただきます。