2030 年見据えた石炭開発新基本計画策定 投資は大幅減

ベトナム:2030 年見据えた石炭開発新基本計画策定 投資は大幅減
2016 年 9 月 8 日掲載
9 月 1 日付けの地元報道によると、商工省(MOIT)は、2030 年を見据えた 2020 年までの石炭開発新基
本計画を策定した。石炭開発新基本計画では、石炭需要減や天然資源保護の重要性を踏まえ、石炭部門が
2030 年までに必要とする投資資金は 269 兆 VND(旧計画より 40%程度減少)と見積もっている。
石炭開発新基本計画では、北東部の石炭地域での開発(天然資源量と埋蔵量の確認)は、2020 年までに完
了、また、紅河デルタ石炭地域での開発(Thai Binh 省 Tien Hai の北部地域)は、2020 年以前に完了と想
定している。
2020 年までの石炭生産量見込みは、旧計画では 6,000 万~6,500 万トン、新計画では 4,700 万~5,000 万
トンと下方修正。更に、2030 年までは、旧計画では 7,500 万トン、新計画では 5,500 万~5,700 万トンと下方修
正。MOIT 石炭産業局次長は、石炭生産量の削減見込みを踏まえ、2016~2020 年の資金需要は合計 109
兆 VND、17.9 兆 VND/年見込みとした。
MOIT エネルギー総局次長は、石炭開発新基本計画策定の背景について、旧計画は国のエネルギー需要
を満たしてきたが、新計画はエネルギー大量消費型産業(火力発電、セメント)の現状に合わせたとした。一
方、石炭部門の目標は、一般世帯の需要を満たし、エネルギー安全保障を確保することだとした。また、
同次長は、資金調達は、銀行貸付、優先的融資、株式市場からの調達等の組み合わせが考えられるとした。
(石炭開発部 辻
誠)
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