コンクリートまくらぎの製造̶能率的な設備に求められるもの 20t 負荷

コンクリートまくらぎの製造̶能率的な設備に求められるもの
原題:Herstellung von Betonschwellen - mobile Anlagenkonzepte helfen, Projektzeiträume zu sichern
●著者・所属:Ludwig Friedl ; PCM RAIL.ONE 社 , CTO, ドイツ
●誌名:ETR: Eisenbahntechnische Rundschau Vol.64 No.12(2015-12) pp.43-47
●言語:独語 ●原文中図:5 ●表:1
軌道・構造物
コンクリートまくらぎは上級線区のバラスト軌道にお
いて重要な要素であるが、その製造過程は複雑で高度な
スキルを要する。モジュール化された機動的なプラント
が国際的なプロジェクトにおけるビジネスでは有効な手
段となる。しかし、その性質上、製造ラインには自動化
に向かない要素もある。そのような要素については必要
に応じて個別に構築しなければならない。さらに重要な
(左)一括回転装置(自動)、(右)半自動回転装置(左右に一対の操作部)
のは、これらの装置要素は、そのプロセスの要求に応じて、
出典 ETR: Eisenbahntechnische Rundschau
最新の品質保証概念に基づいてのみ運用可能になるとい
うことである。
20t 負荷における軌道沈下の連続測定
原題:Kontinuierliche
Messung der Gleiseinsenkung mit 20 t Achslast
●著者・所属:Giuliano Soldati ; スイス国鉄 , 検測主任技師 , スイス , Marc Meier ; 同 , 検測技師 , 同 , Marcel Zurkirchen ; 同 , 測定機器製造部長 , 同
●誌名:EI: Eisenbahningenieur Vol.67 No.2(2016-2) pp.24-26
●言語:独語 ●原文中図:3 ●表:0
SBB(スイス国鉄)の EMW(軌道沈下測定車両)は、速
られ、軌道関連製品開発の促進、ならびに軌道各部や路
度 15km/h で軌道の上下剛性を連続的に測定する。静的な
盤の弱点の検出に寄与している。これにより得られるデ
測定法と異なり、EMW ではより長い区間においても効率
ータは軌道検測結果と相まって、ピンポイントの状態基
的で切れ目のない測定が可能である。また、動的測定法
準保守計画策定やライフサイクルコスト低減に大きく寄
と比較しても、準静的な解析によって精度が高くなって
与している。
いる。この測定法は 20 年の実績を持つ一方、改良が重ね
測定原理の図解
出典 EI: Eisenbahningenieur
各種構造物及び路盤の境界部を含むコンクリートまくらぎ軌道(5km 区間)
における測定例
出典 EI: Eisenbahningenieur
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World Railway Technology 2016.4