ふれあい教育対談通信 平成 28 年度 №5 滋賀県教育委員会 8 月 9 日(火) 総合教育センターを訪問しました! 訪問テーマ 訪問した委員 「自ら学び続ける教職員を応援する研修・研究」 藤田 義嗣 委員 河上 ひとみ 委員 佐藤 祐子 委員 土井 真一 委員 訪問の様子 ○教科主任指導力向上研修やプロジェクト研究協議会(少人数による研究型研修)の様子を視察しました。 英語科主任指導力向上研修 学ぶ力向上プロジェクト研究協議会 学級経営プロジェクト研究協議会 「アクティブ・ラーニングの視点に 「秋田県の学級集団づくりに学ぶ」 「英語教育の動向と授業の在り方」 立った授業実践に学ぶ」 ○4 月に採用された小学校の教員と教育委員が対談を行いました。 5 人ずつの教員のグループに、教育委員が加わり、「こんなとき、どうする!? どの子ものびる授業づ くりの工夫」をテーマに、意見を交わしました。「挙手する子が限られているときの工夫」や「学力差 が大きい学級での授業の組み立て」について、1 学期の実践事例などをもとに、積極的に意見が出され ました。 (裏面に続く) <初任者教員の感想より> グループ協議では、課題を共有し、4 月から自分 が取り組んできたことや、今、悩んでいることな どについて、教育委員の方と話すことができまし た。教育委員の方から、 「何よりも先生が明る く!」というお言葉をいただきました。2 学期に は、今日学んだことをいろいろ試しながら、自分 の学級に合う指導方法を発見していきたいと思 います。 グループ協議では、自分の考えと同じ意見があり 自信につながりました。また、自分と違った視点 からの意見もいくつも聞くことができ大変勉強に なりました。これから、子どもをしっかり見取る 目を養っていきたいと思います。 自分自身 1 学期に悩み苦労していたことと重 なりました。グループの先生方も同じように 悩んでいました。これまでの実践を話し合う ことができ、とても勉強になりました。これ からも悩むことがたくさん出てくると思いま すが、いろいろな人の意見を聞きながらがん ばっていきたいと思います。 グループ協議を通して、自分が今まで狭い視 野で、しかも一人で課題を抱えてしまってい たことに気付きました。教育委員の方から「子 ども一人ひとりを尊重した雰囲気づくり、み んなで底上げするムードづくり」の大切さを 教えていただきました。 ○総合教育センターの研究報告を聞き、センター職員と意見を交換しました。 総合教育センターで行われている研究のうち 3 つの研究(国 語科教育に関する課題研究・ICT 活用プロジェクト研究・研究 員派遣による学校支援に関する研究)について、研究員より 報告を受けました。その後、センター職員と、次のような話 題で、意見交換を行いました。 ・自ら学び続ける研修について ・初任者研修の在り方について ・先生が子どもたちと触れ合う時間について ・ICT 機器の活用について <藤田委員> 教師の志をもつ新人の諸先生方との交流に参加したことは、意義深いことでした。子 どもたちを教え育てる担任教師としての取り組み方の課題を互いに共有し、話し合うことにより、職 業人教師の連帯感や共感をもつことができると思います。特に、多様な子どもの集団教育成果をいか に作り上げるかなど、学校の先生方ならではの話合いは、プロとしての教育者の意気込みを感じる、 良い機会でした。 <河上委員> 総合教育センターでは、各種研修や研究発表が充実した内容で実施されています。小 学校の初任者の先生方とのグループトークでは、困っている事や失敗だと感じた事、気持ちが通じて うれしかった事等を話し合っていました。先生方がお互いにアドバイスを出しあい、2学期からの教 科指導や学級運営に活かしていきたいという意欲的な顔が、心強く感じられました。 <佐藤委員> 総合教育センターは、一般の方にはなじみのない施設だと思いますが、学校の先生方 の研修の場としてフル回転で活用されていると思いました。また、若い先生方が生き生きと学んでお られる姿が、頼もしく思えました。 <土井委員> 小学校の初任者研修では,若手の先生方の情熱に触れ,また,各種研修の視察や研 究報告を通じて,本県の教育改善のために,多くの先生方が日々取り組んでおられることを実感しま した。総合教育センターが,これらの優れた成果を集積し,本県の先生方をつなぐネットワークのハ ブとして大きな役割を果たされることを期待しています。 < 教育総務課 企画室 >
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