第7回 滋賀県立長浜北星高等養護学校 平成28年10月19日

ふれあい教育対談通信
平成 28 年度 №7
滋賀県教育委員会
10 月 19 日(水) 県立長浜北星高等養護学校を訪問しました!
訪問テーマ
訪問した委員
「共に在る、共に学ぶ」学校をめざして
河上 ひとみ 委員
土井 真一 委員
訪問の様子
○授業を参観しました。日常生活での様々な課題に適切に対応する処理能力や社会適応能力を養う、将来の
就労を意識した授業が行われていました。
情報「表計算ソフトの
利用」
国語「尊敬語・謙譲語の
使い方
数学「金利計算」
国語「百人一首」
○新しい校舎を視察しました。
<廊下>
<図書コーナー>
<木工室>
<窯業室>
廊下には、数か所、図
書コーナーが設けられ
ていました。園芸室で
は、販売会に向けて、生
徒がポットの花苗の手
入れを行っていました。
<園芸室・外>
<園芸室・中>
<花苗の手入れ>
縫工室では、代表生徒が、普段の学習内容や販売会での商品について、説明されました。販売会でよく売れる
のは、ブーツキーパーやペットボトルカバーだそうです。地域の方々の要望に応えるなど、工夫した作業学習に
取り組まれています。
(裏面に続く)
○長浜北星高等学校の仮校舎や工事の様子も視察しました。
○先生方と教育委員が意見交換を行いました。
学校長、副校長、教務主任、生徒指導主事、進路指導主事
の先生方と、次のような話題で、意見交換を行いました。
・長浜北星高校との連携について
・
「しがしごと検定」
「アビリンピック」※について
・高等養護学校の授業や生徒との関わりについて
・個々の生徒の能力や適性に応じた指導について
・卒業生の就労状況について
・就業体験や就労に関する情報の共有について
※アビリンピック…大会の正式な名称は「全国障害者技
能競技大会」。
「アビリティ」
(ABILITY・能力)と「オ
リンピック」
(OLYMPICS)を合わせたものです。
<河上委員>
長浜北星高等養護学校と長浜北星高校の生徒が、学校行事や部活動を一緒に行うことで、お互い
にいい影響を与え合っているという先生のお話を聞きました。どの学年も、就労に向けての強い意
識を持って、学習や作業に取り組んでおり、指導する先生方も、個々の生徒の能力や適性をしっか
り把握し一人ひとりを高める配慮をされていました。
<土井委員>
長浜北星高校のキャンパスに新しく建てられた校舎で、社会参画を目指して、生き生きと共に学
ぶ生徒の皆さんの姿を目にすることができました。先生方は、生徒の皆さん一人ひとりの個性に応
じて、その能力を高めていく指導法を工夫されていますが、今後,インクルーシブ教育を着実に実
現していくために、その成果を広く共有する必要性を感じました。
< 教育総務課 企画室 >