堺市報道提供資料 平成28年9月9日提供 担当課 直 通 内 線 FAX 問い合わせ先 上下水道局 下水道部 下水道計画課 072-250-5327 973-6131 072-250-5918 鉄砲町地区の下水再生水を活用した取組が 国土交通大臣賞-グランプリを受賞しました ~市長への報告会を行います~ 平成28年9月9日(金)に本年度国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)の表彰式が行われ、下水再生 水の水温を給湯と空調の熱源に利用した後、せせらぎ水路の水源としても利用する堺市下水再生水複合利用 事業がグランプリを受賞し、 本市を代表して中條副市長に、石井国土交通大臣から表彰状が授与されました。 今回の受賞は、全国初の取組である下水再生水の熱の多段階利用や再生水の熱源・水源としての複合利用 が、下水道事業の発展に寄与する画期的な取組と評価されたものです。 なお、循環のみち下水道賞については、平成24年度、昨年度に部門賞を受賞しましたが、グランプリの 受賞は初の快挙となります。 また、本件を受け、下記のとおり、竹山市長に報告を行います。 記 国土交通大臣賞 グランプリ受賞について 1 受賞案件 熱源、水源、地域資源に下水再生水をフル活用 2 概 下水再生水を、鉄砲町地区の大型商業施設に送水し、給湯・空調用の熱源に利用した後、 せせらぎ水路等の水源にも活用し、地域の水環境の改善に取り組むものです。 要 3 授 賞 式 平成28年9月9日(金) 国土交通省中央合同庁舎3号館 本市出席者 堺市副市長 中條 良一 4 「循環のみち下水道賞」とは、健全な水循環、資源・エネルギー循環を創出する「循環の ち下水道」のコンセプトに基づく優れた取組に対し、国土交通省が平成20年度から毎年 表彰を行っているものです。今年度は本市のグランプリ1案件の受賞の他、4部門9案件 が受賞されました。 備 考 【熱源を利用する大型商業施設】 【水源を利用する内川緑地内せせらぎ水路】 事業概要については、堺市上下水道局ホームページを参照ください。 http://water.city.sakai.lg.jp/about/torikumi/kankyou_energy/1459305046816.html 【賞状授与の様子】 【記念撮影の様子】 【記念撮影の様子】 ○石井国土交通大臣のコメント 「受賞団体の中には、官民が連携して、下水道資源エネルギーを有効利用したものなど、アイデア と工夫を凝らし、時機にかなった素晴らしい取り組みを現場で取り組んで下さっております。皆さ まのこれまでの功績に対し深く敬意を表します。 」 ○中條副市長のコメント 「今度も新たな取組みに果敢にチャレンジし、市民の皆さまに信頼され、愛される上下水道事業を 目指していく。 」 報告会について 1 日 時 平成28年9月12日(月)午前10時 2 場 所 堺市役所本館 4階 秘書課第二応接室 3 対 応 者 4 報 告 者 堺市長 竹山 修身 上下水道事業管理者、三宮管理監兼上下水道局次長、上下水道局職員 平成28年度(第9回)国土交通大臣賞<循環のみち下水道賞> グランプリ 熱源、水源、地域資源に下水再生水をフル活用 堺市 本事業では、下水再生水の水温と外気温との温度差を未利用エネルギーとして有効活用することで、大型商業 5tのCO2削減効果を見込んでいます。また、熱利用後の下水再生水 施設では年間3. 5%の省エネ効果と、7. は、トイレ洗浄用水やせせらぎ用水、内川の水源に活用する事で、水資源の有効活用や潤いあるまちづくりに貢 献しています。 今回の、下水再生水の熱源と水源の複合利用は、 「省エネルギー化による地球温暖化の防止への貢献」と「水 資源の有効活用による循環型社会への貢献」を両立する、今後の再生水事業の新たなモデルケースが実現できた ものと考えています。 堺市上下水道局では、 「堺市下水道ビジョン(改定版) 」のもと、めざす7つの将来像を掲げ、 将来像を実現するための戦略の一つに「多様な主体との連携」を位置付けました。 本事業は、イオンモール ( 株 )、関西電力 ( 株 ) をはじめとする官民双方の創意工夫によ り実現した、まさに多様な主体との連携によって成し得た事業です。本事業により、将来 上下水道事業管理者 出耒 明彦 像の一つである「潤いと活力のあるまちの実現」及び「地球温暖化対策を推進するまちの 実現」が前進するものと考えております。 今後は安定的な事業運営を図るとともに、この成果を積極的に発信してまいります。
© Copyright 2024 ExpyDoc