第2859号 2016年 (平成28年) 9月3日(土曜日) 第3種郵便物認可 人とふれあい、見聞広げ 堀内塁教諭 「 豊 か な 心 と た く ま し JR東京駅で出発式 重 視 し て お ぶ 」 こ と を 遺 産 を 学 歴 史 と 文 化 「 古 都 の 計 7 人 。 護 師 を 含 め や 教 諭 、 看 率 者 は 校 長 訪 れ た 。 引 都 ・ 奈 良 を 参 加 し 、 京 人 ) 全 員 が 人 、 女 子 ( 男 子 1 5 人 ) と な っ て い る 。 ( 男 子 1 1 9 人 、 女 子 1 班古 別都 行の 動歴 で史 責な 任ど とを 自学 覚ぶ 大津港クルージングもいい思い出 北野天満宮でハイポーズ! 奈 良 公 園 で 鹿 と た わ む れ り 、 生 徒 数 は 2 3 4 人 1 ~ 3 年 で 計 8 ク ラ ス あ の 日 程 で 、 3 年 生 人 塁 教 諭 は い う 。 岸順一教諭 港 区 立 御 京 成 都 ・ 門 奈 良 中 2 学 泊 3 校 年 5 月 ~ 日 実 施 日 ど の 距 離 に あ る 、 新 篠 津 札 幌 市 か ら 車 で 分 ほ 良 で の 文 化 財 見 学 な ど 。 班 別 自 主 研 修 や 大 阪 、 奈 い る 。 内 容 は 、 京 都 で の 面 へ の 修 学 旅 行 を 行 っ て 2 0 1 1 年 か ら は 関 西 方 旅 行 を 実 施 し て き た が 、 方 面 や 東 京 方 面 へ の 修 学 同 校 で は こ れ ま で 東 北 ム で ゆ っ た り と し た 校 教 頭 が 語 る 「 ア ッ ト ホ ー じ で あ る の が 、 久 保 田 豊 皆 が 幼 な じ み の よ う な 感 て き た 生 徒 が ほ と ん ど 。 所 の 頃 か ら 一 緒 に 過 ご し 1 校 し か な い た め 、 保 育 育 」 に 力 を 入 れ て い る 。 風 」 の 理 由 か も し れ な い 。 た 学 習 活 動 「 ふ る さ と 教 愛 を 育 む こ と を 目 的 と し で あ る 新 篠 津 を 知 り 郷 土 の た め 数 年 前 か ら 、 故 郷 ら 、 皆 地 元 を 離 れ る 。 そ 村 内 に 高 校 が な い こ と か 全 員 が 進 学 し て い る が 、 同 校 で は 毎 年 、 卒 業 生 験 活 動 を 盛 り 込 ん だ 。 さ と P R 活 動 」 と い う 体 篠 津 村 を 紹 介 す る 「 ふ る ・ 新 世 界 で 道 行 く 人 に 新 昨 年 か ら は 新 た に 、 大 阪 ふ る さ と へ の 愛 着 を さ ら を 改 め て 見 直 す こ と で 、 な ど 村 の さ ま ざ ま な 特 色 た め に 農 産 物 や 見 ど こ ろ 新 篠 津 村 を 知 っ て も ら う そ の 集 大 成 。 大 阪 の 人 に 回 の ふ る さ と P R 活 動 は に つ い て 学 ん で き た 。 今 い 、 村 の 主 幹 産 業 の 農 業 内 の 農 家 で 農 業 実 習 を 行 農 業 学 習 、 2 年 生 で は 村 は 農 家 か ら 直 接 話 を 聞 く と 教 育 と し て 、 1 年 生 で 今 年 の 3 年 生 は ふ る さ 今 年 の 修 学 旅 行 は 4 月 ー ト な ど を 準 備 し た 。 ま え て 通 行 人 へ の ア ン ケ 意 見 が 挙 が り 、 そ れ を 踏 あ る 」 「 雪 が 多 い 」 な ど の い お 米 が 取 れ る 「 」 温 泉 が ポ イ ン ト と し て 「 お い し た ち か ら は 、 同 村 の P R な ど を 話 し 合 っ た 。 生 徒 の 内 容 や 方 法 、 役 割 分 担 け て は 、 事 前 学 習 で P R た に ふ 。 深 る め さ る と こ P と R を 活 目 動 指 に 向 し 1 日 目 が 大 阪 ・ 道 頓 堀 で 施 し た 。 具 体 的 な 日 程 は 、 園 見 学 の 後 、 新 世 界 で の ~ 日 の 2 泊 3 日 で 実 修 学 旅 行 は 3 年 生 が 対 と い え る 。 目 標 を 実 現 す る 一 大 行 事 て お り 、 修 学 旅 行 は こ の て る 」 を 教 育 目 標 に 掲 げ 進 ん で 学 習 す る 生 徒 を 育 を 育 て る 」 「 自 ら 計 画 し し 仲 良 く 協 力 で き る 生 徒 る 」 「 他 人 の 立 場 を 尊 重 い 体 を 持 つ 生 徒 を 育 て に こ だ わ ら な い 」 と 堀 内 旅 行 は 体 験 す る こ と に 特 験 し て い る た め 、 「 修 学 を 通 じ て 体 験 型 旅 行 を 経 園 ( い ず れ も 3 泊 4 日 ) 動 教 室 、 2 年 時 の 夏 季 学 る が 、 同 校 は 1 年 時 の 移 指 す 学 校 も 多 く な っ て い 体 験 型 の 修 学 旅 行 を 目 導 教 諭 。 変 わ ら な い 」 と 岸 順 一 指 る が 、 行 き 先 は ほ と ん ど り 、 「 赴 任 し て 年 に な ス ホ テ ル に 泊 ま っ た 。 3 ズ を 楽 し み 、 大 津 プ リ ン の 大 津 へ 。 琵 琶 湖 ク ル ー 学 し 、 京 都 を 経 て 滋 賀 県 や 東 大 寺 大 仏 殿 な ど を 見 ホ テ ル 泊 。 日 は 法 隆 寺 な ど を 巡 り 、 奈 良 プ ラ ザ や 徒 歩 で 甘 樫 丘 や 石 舞 台 橿 原 神 宮 前 駅 下 車 。 バ ス 新 幹 線 「 の ぞ み 」 で 京 都 に 集 合 。 修 学 旅 行 専 用 の ず 5 月 日 に J R 東 京 駅 昨 年 の 修 学 旅 行 は 、 ま 精 神 、 公 共 心 を 養 う 」 意 特 に 、 「 責 任 と 協 力 の て い る 。 作 る 」 こ と も 目 的 に 掲 げ を 深 め 、 楽 し い 思 い 出 を 活 の ル ー ル を 守 り 、 友 情 康 安 全 に 心 が け 、 集 団 生 神 、 公 共 心 を 養 う 」 「 健 通 し て 、 責 任 と 協 力 の 精 着 。 近 鉄 特 急 に 乗 り 換 え 、 団 行 動 、 グ ル ー プ 行 動 を 修 学 旅 行 は ま た 、 「 集 後 5 時 頃 着 。 動 ) を 経 て 、 品 川 駅 に 午 日 目 は 京 都 見 物 ( 班 別 行 習 テ ー マ の も と 見 学 し て い 、 あ ら か じ め 決 め た 学 し 、 台 の タ ク シ ー を 使 り 5 ~ 6 人 の 生 徒 で 構 成 が 重 要 と な る 。 1 班 あ た 味 で は 3 日 目 の 班 別 行 動 生 徒 た ち は 村 役 場 か ら に 活 動 し た 。 地 元 ボ ラ ン テ ィ ア と 一 緒 の グ ル ー プ に 分 か れ て 、 を 奉 納 し た 後 、 3 人 ず つ さ ん 」 に 新 篠 津 産 の コ メ 通 天 閣 の 木 像 「 ビ リ ケ ン 様 と し て 崇 め ら れ て い る 時 間 分 ほ ど 。 幸 運 の 神 活 動 に 割 い た 時 間 は 、 1 の 大 研 目 こ だ 寺 修 が の 。 大 。 終 う 仏 3 日 ち 殿 日 京 ふ 見 目 都 る 学 が 市 さ と 奈 内 と い 良 の P う ・ 自 R も 東 主 ー ル を ど う す る か と い っ マ を 何 に す る か 、 集 団 ル 心 に な っ て 議 論 し 、 テ ー ス か ら 数 名 を 選 出 ) が 中 よ る 実 行 委 員 会 ( 各 ク ラ 回 る と い う も の 。 生 徒 飛鳥寺で鐘つきを体験 に 田 教 頭 。 の 成 長 を 感 じ た 」 と 久 保 に 声 を か け て い て 、 生 徒 「 ど の グ ル ー プ も 積 極 的 て い る グ ル ー プ も あ り 、 い う 。 外 国 人 に 話 し か け を 見 出 し た 様 子 だ っ た と 多 く は P R 活 動 に 楽 し さ の 温 か さ を 感 じ 、 生 徒 の ー シ ョ ン を 取 る 中 で 、 人 阪 の 人 た ち と コ ミ ュ ニ ケ っ た が 、 親 切 で 明 る い 大 を か け る の も ひ と 苦 労 だ え い た だ け ま す か 」 と 声 た 。 「 ア ン ケ ー ト に お 答 シ ョ ン が 上 が ら な か っ 最 初 は な か な か モ チ ベ ー 中 の 活 動 と な っ た た め に 抱 く 生 徒 も い た 上 、 雨 の ば と 考 え て い る 。 R 体 験 活 動 を 続 け ら れ れ 変 わ っ て も 新 篠 津 村 の P 検 討 し て い る が 、 方 面 が 東 北 方 面 へ の 修 学 旅 行 を 大 な ど か ら 関 東 も し く は れ に 伴 う 保 護 者 の 負 担 増 修 学 旅 行 代 金 の 上 昇 と そ 来 年 度 以 降 に つ い て は 、 活 動 も 継 続 す る 方 針 。 再 っ て お り 、 ふ る さ と P R 方 面 へ の 修 学 旅 行 が 決 ま 同 校 で は 来 年 度 も 関 西 験 に な っ た 」 と 総 括 す る 。 っ て 、 か け が え の な い 体 活 し て い る 生 徒 た ち に と な コ ミ ュ ニ テ ィ の 中 で 生 す る こ と に も な る 。 小 さ 自 分 の ふ る さ と を 客 観 視 フ レ ッ ト を 貼 っ た り 、 感 に 紙 を 渡 し 、 写 真 や パ ン て は 、 生 徒 ひ と り ひ と り 班 別 行 動 の 成 果 に つ い っ て い る 」 ( 岸 教 諭 ) 。 た し て も ら う よ う 割 り 振 か せ な い 」 。 る た め 、 教 員 も 努 力 が 欠 だ 。 思 い 出 深 い も の に す れ だ け 準 備 す る か が 大 事 ブ ル も 想 定 し 、 事 前 に ど 旅 行 は 神 経 を 使 う 。 ト ラ 岸 教 諭 は い う 。 「 修 学 望 ま し い 」 と 堀 内 教 諭 。 っ か り し て い る と こ ろ が ん 、 ア レ ル ギ ー 対 応 も し 「 衛 生 面 の 徹 底 は も ち ろ カ 所 と す る こ と が 条 件 。 囲 に 」 と い う こ と で 、 1 す が 夫 心 必 応 る 最 行 は る 話 用 定 た な そ 機 電 千 い 宿 る い と に 然 力 。 終 会 2 修 。 を と し だ い ぐ な 話 円 小 て 泊 。 い い な 、 な 「 的 社 年 学 班 し 、 、 よ わ ど 、 以 遣 い 先 」 う る 大 ど い に に 前 旅 に て 班 予 う な 修 ポ 内 い る は と 安 。 手 を ざ は プ の 行 1 学 別 期 指 い 学 ー 。 は 」 ( 校 行 せ 導 の 旅 タ 菓 昼 「 岸 心 任 旅 考 と 校 レ 秋 の 台 か 動 ぬ し は 行 ブ 子 食 同 目 教 感 せ 行 慮 い 長 ゼ に 行 渡 ら で 事 て 持 の ル 類 代 ) の 諭 が て 会 す う が ン 決 き と し 携 は 態 い っ 目 ゲ や 含 届 は あ も 社 る 時 判 さ 定 先 い て 帯 連 を る て 的 ー 携 め う く 強 る 大 が と の 断 せ 。 な い 電 絡 想 。 こ に ム 帯 8 。 範 調 の 丈 中 、 対 す 、 旅 ど た こ と を 決 め る 。 村 。 人 口 3 千 人 あ ま り 、 石 象 で 、 毎 年 5 月 中 ~ 下 旬 想 な ど を 書 か せ る 。 テ ー マ は 「 京 の 名 庭 め 狩 平 野 の 中 央 に 位 置 す る 5 月 ~ 日 の 2 泊 3 日 今 回 の 修 学 旅 行 の 費 用 ぐ り 」 「 世 界 文 化 遺 産 め 米 ど こ ろ だ 。 同 村 唯 一 の 東 京 タ ワ ー に ほ ど 近 は 約 6 万 円 。 「 原 則 、 6 ぐ り 」 「 京 都 文 学 散 歩 」 中 学 校 で あ る 村 立 新 篠 津 い 、 東 京 ・ 西 新 橋 に あ る 万 円 以 内 に 抑 え て い る 。 な ど 項 目 ほ ど 。 「 班 に 中 学 校 ( 浅 野 方 伸 校 長 ) 港 区 立 御 成 門 中 学 校 ( 石 や や 高 い 感 じ は す る が 、 は 班 長 の ほ か 、 コ ー ス 係 は 、 全 校 生 徒 人 、 1 学 年 鍋 浩 校 長 ) は 1 9 6 9 年 修 学 旅 行 は 中 学 時 代 の ビ や 学 習 係 、 美 化 ・ 食 事 係 1 ク ラ ス 、 人 弱 の 小 規 4 月 に 開 校 し た 。 こ れ ま ッ グ イ ベ ン ト で あ り 、 保 な ど を 設 け て お り 、 生 徒 模 校 。 同 村 に は 小 学 校 も で 6 千 人 を 超 え る 卒 業 生 護 者 に は 理 解 し て い た だ は 必 ず 何 ら か の 役 割 を 果 多感な中学生にとって、教育(修学)旅行は学生時代の一 大イベントといえる。楽しみでもあり、また不安でもある。 非日常の場に身を置き、その土地ならではのものに触れ、見 て、人と接することで視野が広がることもある。ここでは充 実した教育(修学)旅行を実施する4校の取り組みをレポー トする。 を 送 り 出 し て い る 。 現 在 、 に 実 施 し て い る 。 昨 年 は ボードを用意して村の場所を知っているかを 聞いた 商ふ 人る のさ 街と でP 育R む活 郷動 土通 愛し 村のPRキャラ「しんしのつのおこめ ちゃん」も参加 回答者に渡す村の米を準備する生徒たち (16) ふ る さ と P R 活 動 。 2 日 久保田豊教頭 年 4 月 ~ 日 実 施 関 西 方 面 2 泊 3 日 生 米 徒 の 銘 柄 を 尋 ね る の 散 策 と 昼 食 、 大 阪 城 公 た 品 し 案 ク メ て は た な 銘 内 す 旅 。 の 、 内 と 「 も J 。 ど 柄 地 か 先 「 特 新 パ 村 な ら A 回 の を 米 」 で 徴 篠 ン 役 な っ か 答 ア 教 の 6 の な 津 フ 場 つ た ら し ン え う 種 提 ぼ 新 無 て ケ て ち 活 の ど 魅 レ 供 し 篠 償 く ー く 知 類 動 の ッ を の 」 津 で れ ト だ っ 道 に 力 紹 や ト 同 の 産 提 た を さ て 不 介 農 を 村 パ の 供 人 取 い い 内 安 米 を し 産 渡 の ッ コ し に っ 」 る 、 の を ケ そ か い 津 る た ち こ に 面 愛 P ー の ら 久 こ を こ 。 が と つ も を R シ 土 遠 保 と 知 と ま 実 が い あ 養 す ョ 地 く 田 も っ で た 感 あ て り う る ン の 離 教 分 て 、 ア す る 意 、 だ こ を 人 れ 頭 か い 大 ン る の 外 自 け と 取 と た は っ る 阪 ケ こ だ と 分 で は り コ 場 「 た 人 で ー と と 知 た な 、 、 ミ 所 新 。 は は ト も 生 ら ち く 村 地 ュ で 篠 少 新 を あ 徒 な の 、 へ 元 ニ 、 津 な 篠 取 っ た い 村 新 篠 津 村 立 新 篠 津 中 学 校 に 協 力 し て も ら っ た 周 辺 の 店 に も ア ン ケ ー ト 村 』 の 場 所 を 知 っ て い ま に 声 を か け 、 「 『 新 篠 津 法 被 を 羽 織 っ て 道 行 く 人 借 り た 新 篠 津 の 文 字 入 り を 聞 か れ 答 え ら れ な い 場 て い た も の の 、 村 の こ と 産 物 に つ い て 知 識 を 深 め 事 前 学 習 に よ り 村 や 農
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