沖縄県環境教育等推進行動計画施策別評価(平成27年度実績) 施策別評価 「概ね達成」:目標値を概ね達成(90%以上)している。 「前 進」:H26年度と比較して良くなっている。 「横ばい」:H26年度と比較して変わらない。 「後 退」:H26年度と比較して悪くなっている。 施策 展開名 施策名 施策別 評価 評価の理由 (1) 情報基盤 全2事業において、ホームページによる情報発信が活動指標と の充実と ■情報の 概ね達成 なっているが、環境に関する最新の環境情報が適宜提供され、目 連携の強 発信・充実 標値を達成していることから、「概ね達成」とした。 化 ■連携の 強化 (2) 人材育 成・活用と 研修等の 充実 ■リーダー 等の人材 育成・活用 ■環境教 育研修等 の充実 (3) 場や学習 機会の提 ■環境教 育拠点の 供 活用及び 整備 前 進 県生涯学習情報プラザにおける情報登録数及び情報提供者数 は、H26年度と比べ順調に増加していることから、「前進」とした。 横ばい 地球温暖化防止活動推進員については、街頭キャンペーン活動 等行い、地球温暖化防止対策について普及に努めてるが、推進員 数が58名と年々減少している状況にある。 一方、森林ツーリズム事業者の育成については延べ20団体育成 しており、目標値(4団体)を大きく上回る結果であったほか、グリー ンツーリズムやエコツーリズムに係る事業者等関係団体に対し研 修会、勉強会を定期的に開催するなど、人材育成に関する取組が 計画通り行われていることから、総合的に勘案し、「横ばい」とした。 環境教育推進校について、H27年度に指定できたことや教員等を 対象とした環境学習指導者講座、ESD研修会を計画のとおり実施し 概ね達成 たことで、学校機関に対し、環境保全に対する知識や指導方法の 習得を図ることができ、目標値を概ね達成したことから、「概ね達 成」とした。 H27年度に新たに生物多様性に関するネットワーク拠点として生 物多様性プラットホームを設置したこと。また、地域環境センターや 概ね達成 県民の森等の環境教育拠点において自然体験イベントの開催や広 報活動を実施した結果、その利用者数について、目標値を概ね達 成したことから、「概ね達成」とした。 ■体験学 習・見学 会・活動発 表会等の 開催 前 進 ■体験の 機会の場 の認定 - おきなわ県民カレッジについては、主催する講座数が16講座と目 標値の62%に留まっているが、主催講座受講者数は、約1,300名と H26年度と比べ330名増加している。 また、地域環境センターにおける出前講座や赤土等流出防止交 流集会等については、概ね目標値以上開催することができ、星空 観察会や環境フェア等のイベントでは、効果的に周知を行うことで H26年度以上の参加者数とすることができたため、総合的に勘案 し、「前進」とした。 認定数については、H26年度同様0件であり、評価が困難なた め、評価せず。 1/2 施策 展開名 施策名 施策別 評価 評価の理由 (4) 教材・プロ 「沖縄県環境教育プログラム」について、ホームページ等で情報 グラムの 発信や、地域環境センター出前講座や教職員等と対象としたプロ 整備と活 ■環境教 グラム研修会で積極的に活用されている。 用 育プログラ 環境教育啓発教材については、分かりやすく興味を持ってもらえ ムや教材 概ね達成 るような内容とすることを視点に取り入れ適宜改訂し、配布や展 の活用促 示、バス広告等で普及啓発に努めている。 進 以上のことから、環境教育プログラムや環境教育啓発教材の整 備と活用については、目標値を概ね達成したとして、「概ね達成」と した。 ■環境教 育プログラ 地域環境センター出前講座において、民間団体等が保有する各 ムの情報 概ね達成 種環境教育プログラムを積極的に活用していることから目標値を概 発信の強 ね達成したとして、「概ね達成」とした。 化 (5) 協働取 組の推進 と民間団 体等への ■協働取 組の推進 支援 前 進 ちゅら島環境美化促進事業(全県一斉清掃)についは、参加者人 数がH26年度と比べ7千人減少し5,6万人であったが、まるごと沖縄 ビーチクリーンについては、約2千人増加し、1.2万人台としたこと、 事業者間による保全利用協定認定数が2件増えたこと、おきなわア ジェンダ21県民会議では各種団体と連携し各種事業やイベントと展 開していることから、総合的に勘案し、各種団体との協働の取組が H26年度と比べ良くなっていると判断し、「前進」とした。 ■民間団 体等への 支援 サンゴ礁保護活動を行う延べ52団体に助成が行われ、赤土流出 防止活動補助金交付先による赤土対策箇所が17カ所、環境教育 概ね達成 実施数が18回と、目標値を大幅に上回る結果であり、また、各種表 彰が継続して実施されていることから、民間団体等への支援につ いては、計画以上に行っているとし、「概ね達成」とした。 ■啓発イ ベントの開 催 やんばる地域の国立公園化及び自然世界遺産登録に向けた フォーラムは開催していないが、関係団体との意見交換会、住民説 明会等を計9回開催し、普及に努めている。 前 進 環境月間、地球温暖化防止月間、ごみゼロパトロールについて は、計画以上に実施し、環境フェアでは、開催場所等に工夫を行 い、昨年度より2.5千人多く、4千人の参加者とすることができたた め、H26年度と比較して良くなっているとして、「前進」とした。 (6) 普及啓発 ■家庭、地 家庭、地域、学校、事業所への普及促進として、各種取組を行っ 域、学校、 ているが、H26年度と比べ、こどもエコクラブ(クラブ数、参加者数)、 事業所へ 後 退 エコアクション21登録事業者数、アジェンダ21県民会議への寄付企 の普及啓 業数、エコドライブ受講者数等について、減少していることから「後 発の促進 退」とした。 2/2
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