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復元する﹁杉戸宿高札場復元
宿にあった﹁高札場﹂を製作・
造 ﹂ を 目 的 に、 か つ て 杉 戸
宿の歴史を体感する場の創
えた新たなシンボルと、杉戸
町と町観光協会は、杉戸宿
開 宿 年 を 記 念 し、
﹁時を超
高 札 場 を 復 元 し た い !
杉戸 宿 に
さ れ て い ま す。 掲 示 さ れ て
高札場があったことが確認
﹁日光道中分間延絵図﹂な
どで江戸時代の杉戸宿にも
場所です。
札 に 書 き、 高 く 掲 げ て お く
﹁高札場﹂とは、幕府が決
めた法令や公定運賃を木の
高札場はどこに?
高札場って何?
す。
︵詳しくは今月号裏表紙
していたものなどがありま
年 前 か ら 代 々 保 管・ 管 理
杉戸町域に残っていた高
札 と し て は、 個 人 の 方 が 約
れていました。
の名主宅前などにも掲げら
当 時、 高 札 は 各 宿 に 掲 げ
られていただけでなく、村々
現存しているの?
高札は
なるほど!其の二
プロジェクト﹂を、日本工業
いた高札は残っておりませ
にて︶
なるほど!其の一
大学︵監修:波多野純特任教
ん が、 当 時 の 高 札 場 跡 地 は
残材も一部使
す。
ます。
高札場復元への道のり
7月15日㈮
現場清め
プロローグ
授︶とともに進めています。
な お、 今 回 復 元 さ れ る 場
所 は、 J A 埼 玉 み ず ほ 杉 戸
現在の杉戸2丁目付近です。
るほど﹄と思うことをお伝
中 央 支 店 駐 車 場 脇︵ 清 地 1
丁目︶となります。
▲
大きさへのこだわり
なるほど!其の六
木材へのこだわり
高 札 場 の 大 き さ は、 高 さ
3.78m、横幅6.01m、
なるほど!其の四
今回の復元に使用される
木材の材種はヒノキとス
す。平成
幕 府 が 作 成 し た﹁ 日 光 道
中宿村大概帳﹂に記録され
奥行1.6m。
目 指 す の は、 時 を 超 え た
新 た な シ ン ボ ル と し て、 杉
た﹁すぎと幼稚園・すぎと
て お り、 そ れ を 基 に 当 時 の
年4月に開園し
戸宿の歴史を体感する場の
保育園﹂の建設の際に出た
ギ。半分以上が埼玉県産で
創造です!
用されていま
純特任教授による監修
木材にもこ
だわっている
㎝角の
復元される高札場の周り
を囲む矢来︵柵の支柱︶は
復元・加工へのこだわり
なるほど!其の五
のです!
育 成 日 本 工 業 大 学 の 学
生が、設計や材木の加工、建
方を体験
匠 の 技 町 内 大 工 の 直 接 指
導による材木加工
協 働 町 の 建 設 協 力 会 や
建 築 士 会 が、 学 生 と 協 働 で
実施する現場工事
協 力 町 内 の 材 木 店、 石
材店や県内の木材生産者な
本。この矢来は
大きさを忠実に再現してい
継 承 歴史的建築物の専
門 家、 日 本 工 業 大 学 波 多 野
﹁高 札 場 ﹂ 復 元 事 業 の
ポイントは?
なるほど!其の三
えします。
そ こ で、 今 回 は﹁ 高 札 場 ﹂
と﹁その復元﹂について﹃な
400
どが材料の手配等での協力
太さで、一般住宅で使用さ
なるほど!其の七
高札場や杉戸宿、杉戸の
歴史について語る﹁杉戸今
昔往来伝﹂は毎月広報の裏
表 紙 に て 連 載 中 で す。 そ
ちらもぜひご覧ください。
9月 日㈮
完成予定
問合せ
杉戸宿高札場復元プロジェクトに関すること
商工観光課 魅力発信担当 内線310
問合せ
高札場復元作業に関すること
建築課 営繕担当 内線347
問合せ
歴史に関すること
社会教育課 町史・文化財担当 内線483
▼使 用 す る 木 材 選
びは念入りに…。
▼高札場の基壇
を作ります。
300
▲復元現場での安全と
成功を祈願します。
▲復元位置を正確
に決定します。
▲日本工業大学学
生たちが地元大
工の下で作業を
進めます。
▲現代の技術も取
り入れ、後世に
残るように…。
▲高札(個人蔵)
7月15日㈮
柱材検査(下妻市場)
7月19日㈫
墨出し
7月27日㈬
石工事
8月1日㈪
矢来制作大工指導
8月2日㈫∼
学生による木材加工
▲日光街道沿いにある高札場跡地
(個人宅)には、古民家が残る。
れる通柱・隅柱とほぼ同じ
太さです。
日本工業
大学の学生
が一本一本
加工して仕
上げていま
す。
▲復元設計図とすぎたろう(推
定身長180cm)で大きさを比較
28
なるほど!ザ「高札場」
杉戸宿開宿400年記念
2
広報すぎと 平成 28 年 9 月号
広報すぎと 平成 28 年 9 月号
3
12
▼日本工業大学学
生が夏休み返上
で頑張ります。
▼基 礎 は ほ ぼ 完
成!あとは加工
された木材をく
み上げます。
16
50
8月9日㈫
基礎鉄筋工事
8月10日㈬
基礎コンクリート工事
▲静岡県新居宿高札場
(各地で復元されている)
▲波多野 純 特任教授
ば
つ
さ
う
こ