バスの路線再編検討中 市では、バスの路線について、市民の皆さんがより利用しやすいよう検討を 行っています。今回は、市の路線バスの現状とバスの路線再編について、お知 らせします。 問合せ 企画政策課 ☎33-4104 ■市の現状 いる区間がある。 線が重複し、他の地域に比べて 18 22 3 サービスが過剰な状態になって ⑷市街地やその周辺地域など、人 でも、駅やバス停から離れてい 市では、平成 年から 年にか けて、路線バスの利用者が約 割 減少し、路線バス維持のための市 る「公共交通不便地域」が存在 10 口が顕著に集積しているエリア そのため、平成 年 月にバス の路線を抜本的に再編したとこ する。 22 の財政負担が増加しました。 ろ、路線バスを含めた公共交通利 用 者 が 一 時 的 に 増 加 し ま し た が、 3 (その他の利便性や運賃に関す る問題点・課題については市HP などで「網形成計画」をご確認く 27 近年は、利用者が再び減少してい る状況です。 ださい。) 約し、生活を支える移動手段を確保 そ こ で、 市 は、 平 成 年 月 に「八代市地域公共交通網形成計 い、幹線となる路線バスへ需要を集 ■再編の取り組みと考え方 再編します 画(以下、「網形成計画」と記載。 ) ワークを維持し、 ○将来も維持していくことが望まし 市では、これらの問題点・課題 を踏まえ、市内のバス路線を左表 ない区間の効率化を推進します。 を策定し、市内の公共交通の問題 しつつ、重複区間の解消や需要が少 ①公共交通ネット 点を整理するとともに、持続可能 考え方 ○公共交通のつながりを全体的に維持 の考え方で見直しています。 取組内容 な交通体系を構築できるよう取り 再編の取り組みと考え方 組んでいます。 課題 ■市における路線バスの問題点・ 「 網 形 成 計 画 」 で は、 バ ス の 路 線に関する主な問題点・課題とし 人未 て、次のような事柄が挙げられて 便あたりの利用者数が 2 います。 ⑴ 平均乗車密度が1・0未満の ※1 満の路線が存在する。 ⑵ …1㎞あ ※1 た り の 平 均 利 用 者。 1・0 未 満 路 線 が 存 在 す る。 ( の場合、全く利用者がいない区 間が存在することになる。 ) ⑶利用者が比較的少ない、市街地 以外のエリアで複数のバスの路 1 します。 ○各地域の特性や需要に応じて、経路 ②公共交通不便地域 を解消します 合タクシーなどを含めた新たな公共 交通サービスの導入により、公共交 通不便地域を解消します。 ○鉄道、幹線となる路線バス、幹線を ③交通結節機能を強 化します どのそれぞれの公共交通機関の役割 を踏まえ、お互いの乗継地点におけ ○市街地循環バスの運行頻度の向上 回遊機能を強化し ます 利用者数 (千人/年) 1600 財政負担額 (百万円/年) 約5割増加 補完する路線バス、乗合タクシーな る利用者の利便性を確保します。 ④中心拠点における 〇バス路線再編 〇市街地循環バス運行開始 〇乗合タクシー運行開始 の変更や運行形態の変更、予約型乗 162 1200 800 132 885 151 129 ます。 163 140 169 146 699 626 150 100 646 661 657 596 574 50 400 22 0 200 164 160 約3割減少 795 772 整など、利便性をより一層向上させ、 中心拠点における回遊機能を強化し 187 183 169 138 や、需要に応じた経路の見直し、郊 外からの路線バスとの接続時間の調 197 24 H19年度 H21年度 H23年度 23 27 23 27 H25年度 24 23 27 26 H27年度 市民の皆さんにとって、利用しやすい路線バスとな るよう、見直しを進めていますので、引き続きご理解 乗合タクシー利用者数 バス利用者数 路線バス財政負担額 乗合タクシー財政負担額 とご協力をお願いします。 財政負担計 0 Yatsushiro 2016.9 10
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