消防・救急体制の強化(PDF:133KB)

平成 27 年度 予算施策評価表
様式1
消防・救急体制の強化
施策名
担当部局名 県民環境部 防災局
消防防災安全課
予算施策
コード
kk04
連絡先
2315
評価責任者 課長 永井 孝
1 施 策 の 内 容
消防・救急体制を整備することにより、県民の安全・安心を確保する。
施 策 の 目 標
大規模災害時の救出活動や山林火災の空中消火、広域での救急搬送等に対応するため、消防防災ヘリコプターを整備運
営するとともに、県下の消防職員や消防団員を教育訓練するため、県消防学校を設置運営するなど、ハード面の対策を講じ
るとともに、消防活動の普及・啓発を図るため、消防大会や消防操法大会の開催、救急業務の高度化のためメディカルコント
ロール協議会の運営を行っているほか、消防関係免状の交付や各種講習の実施などのソフト面の対策も併せて実施してい
る。
これまでの取組み
成果指標名(目標の達成度合いを示す指標)
A 県内の出火件数
B 救急自動車による病院収容所要時間
選択理由 火災予防思想の普及や住宅用火災警報器の整備等を 選択理由 救急自動車による病院収容所要時間の短縮は、救急体
通じ、出火件数が減少することにより県民の安全・安心
制の強化と救急業務の高度化を直接的に示すものであ
が向上するため。(より幅広い施策効果をとらえるため
るため。(救急体制の施策効果をとらえるため26年度に
25年度に指標変更)
指標変更)
算定方法 総務省消防庁の消防防災・震災対策現況調査(暦年) 算定方法 救急自動車による病院収容平均所要時間(総務省消防
庁の「救急・救助の現況」)(暦年)
成果と指標
の関係
指標の
種類
中
成果と指標
の関係
フロー
指標の
種類
中
フロー
指 標 ・ 事 業 費 の 推 移
成果指標A
区分
計画
単 位
25年度
26年度
27年度
28年度 目標値
達成率
536
467
422
%
93.3%
107.1%
118.5%
件
500
500
500
最終目標
成果指標B
実績
500
―
計画
達成率
34
34
34
%
113.7%
113.8%
113.8%
分
38
39
39
事業費
実績
予算
国費
その他
県費
千円
0
0
0
252,975
284,960
288,412
758
156
355
252,217
284,804
288,057
39
―
2 施 策 の 評 価
県の関与の必要性
高い
成果指標A
成果
動向
順調・向上
成果
向上
余地
ある程度向上可能
将来、本県においても南海地震の発生が予想され、また、有事における国民保護等、消防の果たす役割はま
すます増大しており、その体制整備は緊急な課題である。特に、広域的な課題に対応する国や県の役割が増
説 大しており、本県においても、必要な施策を効果的に実施し、消防・救急体制の拡充を図る必要がある。
明
火災予防思想の普及や住宅用火災警報器の設置義務化等を背景に、出火件数は減少しており、平成27年
の人口一万人当たりの出火率は2.97件で、全国平均3.05件を下回り順調である。継続して火災予防思想の普
説 及等を行い、なお一層の向上の余地がある。
明
成果指標B
成果
動向
順調・向上
成果
向上
余地
ある程度向上可能
説
明
平均所要時間は伸びているが、全国平均以下となっており、また、全国平均も伸びていることから
順調である。今後も救急体制の強化を図ることにより向上の余地がある。
参考:構成事務事
成果動向
業の評価の平均値
2.11
2.0
1.2
順調・向上
成果向
上余地
1.44
2.0
ある程度の向上が可能
1.2
平成28年度5月末を目途に消防防災ヘリコプターの更新機の運用開始を予定しており、28年度は現有機と更新
今 後 予 測 さ れ る 機の併用による運用経費の増大やヘリテレ地上局の更新整備等によるコストの上昇が見込まれる。
環 境 変 化
3今後の方向①(施策の方向性)
南海トラフ巨大地震の発生も懸念される中、県民の安全・安心を確保するため消防・救急体制
の強化は喫緊の課題であり、これまで以上に充実を図っていく必要がある。当面は、ヘリテレ地
上局の更新整備に計画的に取り組み、県の消防防災体制の強化を図るほか、引き続き市町消
防の支援等を効果的に推進していく。
成果と財源配分に関する方針
今後の方向②(構成事業の見直し)
27年度総コスト(千円)
事業名
消防防災ヘリコプター運営管理費
消防学校管理費
救急振興財団負担事業費
消防学校教育訓練費
人件費
事業予算
相当額
(a)
(b)
達成率
成果
の必要
向 上 しの方向
動向
(%)
性
余地
等
9,487 ターの緊急運航件数
120.0%
3
2
1
このまま
継続
11,936
6,741 消防学校入校者数
87.6%
3
2.5
2
94.9%
3
2
1
87.6%
3
2.5
2
100.9%
3
2
1
76.7%
3
1.5
1
86.1%
3
2
1
92.5%
3
2
2
このまま
継続
このまま
継続
このまま
継続
このまま
継続
このまま
継続
このまま
継続
このまま
継続
100.0%
3
2.5
2
縮小
7,700
32,435
8,549
救急業務高度化事業費
2,745
消防法関係免状交付事業費
8,678
消防活動推進事業費
1,138
合計
成 果 改善・見直 28年度当初
県関与
主な成果指標
214,841
消防法等指導費
消防広域化・消防救急無線デジ
タル化推進事業費
評価結果 (3:高い~1:低い)
消防防災ヘリコプ
本県における救急救
678 命士数
13,552 消防学校入校者数
危険物取扱者講習
受講者数
気管挿管認定救急
2,033
救命士数
危険物取扱者免状
2,711
交付数
2,711
6,776 県内の消防団員数
390
678
消防救急無線デジタル
化を完了した消防機関数
288,412
45,367
333,779
予算額(千
円)
203,845
13,121
7,700
33,611
8,812
2,744
8,637
2,502
283
281,255