契約書案(PDF:116KB)

業務用自動車賃貸借契約書(案)
沖縄県知事 翁長 雄志(以下「甲」という。)と○○○(以下「乙」という。)は業務
用自動車(以下「物件」という。
)の賃貸借及び保守に関し、次のとおり契約する。
(目的)
第1条 この契約は、物件を甲が常時正常な状態で稼動し得るように、乙が保守し、甲の
使用に供することを目的とする。
(賃貸借物件)
第2条 この契約による賃貸借物件は、別表1のとおりとする。
2 契約期間の開始までに納車ができない事由が生じた場合は、乙は甲に対し、別表1の
仕様を備えた代替物件を提供しなければならない。
(契約期間等)
第3条 この契約は、沖縄県長期継続契約を締結することができる契約を定める条例(平
成18年沖縄県条例第56号)に規定する長期継続契約であり、契約期間は、平成28年11月
1日から平成33年10月31日までとする。
(契約保証金)
第4条 契約保証金は、沖縄県財務規則第101条(昭和47年沖縄県規則第12号)第2項第
9号の規定により免除とする。
(物件の引渡及び瑕疵)
第5条 物件の引き渡しは、甲乙双方が立ち会い、装備、外観、その他すべての点につい
て賃貸借目的の限度において良好な状態にあることを確認し、行うものとする。
2 物件に瑕疵がある場合は、甲が乙に対して改善の要求を行うことができ、乙はその責
において必要な措置を講ずるものとする。
(賃貸借料)
第6条 物件の賃貸借料(保守料金込)は、総額
円(月額
円) とし、う
ち取引にかかる消費税額及び地方消費税額は、総額
円とする。
(注)「取引にかかる消費税額及び地方消費税額」は、消費税法28条第1項及び第29条の
規定並びに地方税法72条の82及び72条の83の規定に基づき、算出したもので、賃貸借料
に108分の8を乗じて得た金額である。
(賃貸借料の請求)
第7条 乙は、毎月末日に、当該月1か月分の賃貸借料金を甲に請求するものとする。
2 前項の1か月とは、月の初日から末日までをいう。
(賃貸借料の支払)
第8条 甲は、前条の規定による適法な請求書の受領日から起算して30日以内に賃貸借料
を支払うものとする。
2 甲は、自己の責に帰すべき事由により賃貸借料金の支払いを遅延した場合は、前項の
期間満了の日の翌日から支払いまでの日数に応じ、政府契約の支払い遅延防止等に関す
る法律(昭和24年法律第256号)に基づき定められた率により計算した遅延利息を乙に
支払うものとする。
(公課公租)
第9条 物件に対する公租公課その他一切の賦課金は、乙が負担するものとする。
(車両の保険)
第10条 乙は、この契約の期間中、物件に対し甲を被保険者とする次に掲げる自動車保険
契約を締結するものとする。
(1)車両保険
1事故につき時価まで
(2)対人保険
1名につき無制限
(3)対物賠償責任保険
1事故につき1,000万円
(4)搭乗者傷害責任保険
1名につき1,000万円
(保守点検)
第11条 乙は、この契約の期間中、甲が常時正常な状態で物件を使用できるよう、次に掲
げる点検等を行うものとする。
(1)道路運送車輌法に定める定期点検整備及び継続検査のための点検整備
(2)車両メーカーの定める整備スケジュールに従った点検整備
(3)車両の正常使用中に発見される故障の修理
(4)消耗、摩耗部分、油脂類の交換(バッテリー、タイヤを含む)
2 物件の整備及び修理は、原則として乙の指定する整備工場(乙が委託した第三者の工
場含む)で実施するものとし、緊急その他やむを得ない事情により他で実施する場合は、
事前に乙の承諾を得るものとする。
(甲の修理費負担)
第12条 前条第1項の規定にかかわらず次の場合の修理費は、甲が負担するものとする。
(1)甲の故意もしくは重大な過失に起因する修理に要する費用
(2)保険金で補填されない修理に要する費用
(3)甲が乙の承諾なしに実施した修理に要する費用
(代車の提供)
第13条 乙は、第11条に規定する保守点検を行うため、甲が必要としたときは、乙は甲に
対し代車を無償で提供するものとする。
(物件の使用管理)
第14条 甲は善良な管理者の注意を持って物件を管理するものとする。
(物件の返却)
第15条 第3条によりこの契約が終了した場合、甲は速やかに物件を乙に返還しなければ
ならない。
(権利義務の譲渡等)
第16条 甲又は乙は、この契約により生じる権利又は義務を第三者に譲渡し、若しくは継
承させ、又はその権利を担保の目的に供することができない。
(契約の解除)
第17条 甲は、契約期間中であっても、この契約を締結した翌年度以降において、当該契
約に係る歳入歳出予算の減額又は削除があった場合は、当該契約の一部又は全部を解除
できるものとする。
2 甲又は乙は、相手方が正当な理由なく契約の条項に違反したときは、文書をもって通
知し、当該契約を解除することができる。
3 前項の規定により契約が解除された場合において、甲及び乙はこれによって生じた相
手方の損害については、いずれもその責を負わない。
(裁判管轄)
第18条 この契約に関して紛争が生じた場合には、那覇地方裁判所を所轄裁判所とする。
(その他)
第19条 乙は、この契約条項のほか、沖縄県財務規則を遵守するものとし、この契約条項
に定めのない事項については、必要に応じて甲乙協議して定めるものとする。
この契約を証するため、本書2通作成し、甲乙両者記名押印の上、各自その1通を保有
するものとする。
平成
年
月
日
甲
乙
沖縄県那覇市泉崎1丁目2番2号
沖縄県知事
翁長 雄志
別表1
車両明細
数量
主要装備
オプション装備
車種
乗車定員
総排気量
使用燃料
変速機形式
駆動方式
無鉛レギュラーガソリン
AT(オートマチック)
前輪駆動方式(2WD)
1台
エアコン、パワーステアリング、パワーウインドウ、パ
ワードアロック、電動格納式ドアミラー、SRSエアバッ
グ、ABS又はこれに準ずる制動システム、フロアマッ
ト、非常用発煙筒、ETC車載器、スペアタイヤ、ジャッ
キ工具一式
バックモニター付きカーナビゲーション