仕様書 - 量子科学技術研究開発機構

炭化ケイ素複合材料の購入
仕 様 書
平成28年8月
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
核融合エネルギー研究開発部門
六ヶ所核融合研究所
目 次
1. 件 名 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
2. 目 的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
3. 仕 様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
4. 納 期 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
5. 納入場所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
6. 検収条件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
7. 協 議 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
8.
その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
1
1.
件名
炭化ケイ素複合材料の購入
2.
目的
本仕様は、経済産業省資源エネルギー庁の平成28年度発電用原子炉等安全対策高度化
技術基盤整備事業(安全性向上に資する新型燃料の既存軽水炉への導入に向けた技術基
盤整備)において、量子科学技術研究開発機構(以下、QST)が「SiC 被覆管のラウンドロビン
試験準備、円管試験及び非破壊検査のための技術開発」に使用する炭化ケイ素複合材料の
購入について定める。
3.
仕様
3.1 サイズ、数量
General Atomics 社製の以下の SiC/SiC 複合材料板材及び管材を購入する。
板材 1(GA-P-80-80-1.5-AF) 長さ 80mm×幅 80mm×厚さ 1.5mm
板材 2(GA-P-80-80-1.5-AF-ML5) 長さ 80mm×幅 80mm×厚さ 1.5mm
管材 1(GA-10-12-100-AF) 内径 10mm×外径 12mm×長さ 100mm
管材 2(GA-10-12-100-P) 内径 10mm×外径 12mm×長さ 100mm
管材 3(GA-10-12-100-P-OC) 内径 10mm×外径 12mm×長さ 100mm
・・・4 枚
・・・4 枚
・・・20 本
・・・20 本
・・・25 本
3.2 製作条件
高結晶性・化学量論組成 SiC 繊維織物に、化学気相蒸着(CVD)処理にて熱分解炭素を施
し、繊維/マトリックス(F/M)界面を形成することとする。その後、化学気相浸透(CVI)処理によ
り高結晶性・高純度β-SiC マトリックスを形成し、複合材料を作製する。詳細は次表のとおり。
繊維
織物構造
繊維体積率
空孔率
F/M 界面
表面状態
表面処理後
コーティング
寸法精度
板材 1
板材 2
Tyranno-SA3
平織
管材 1
管材 2
管材 3
Hi-Nicalon Type-S
±45°編み込み(フープ強度:軸強度=2:1)
30~40%
10~20%
多層被覆:
(50 nmPyC +
100nm SiC) 5
150 nm PyC
作製まま
なし
長さ・幅±2mm、
厚さ±0.2mm
要研磨(目標 Ra 粗さ 1µm)
100±20 µm
厚さ CVI-SiC
内径・外径±0.02mm、
長さ±2mm
3.3 検査
完成した CVI-SiC/SiC 複合材料に対し、以下の検査を実施することとする。
・外観検査により、目視できる傷等がないことを確認すること。
・寸法検査を実施すること。
3.4 提出図書
上に示す SiC/SiC 複合材料の製作条件及び外観・寸法検査結果を含む材料データシート
を 2 部(原本 1 部、コピー1 部)提出するものとする。
2
4.
納期
平成 29 年 1 月 31 日
5.
納入場所
青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字表舘 2 番地 166
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
核融合エネルギー研究開発部門
六ヶ所核融合研究所
管理研究棟 226 号室
6.
検収条件
第5項に示す納入場所に物品の納入後、外観検査及び員数検査の合格、提出図書の完
納をもって検収とする。
7.
協議
本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じた
場合は、QSTと協議のうえ、その決定に従うものとする。
8.
その他
契約後、担当者と詳細について打合わせること。
以上
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