平成28年第3回定例会 市長所信 皆さん、おはようございます。

平成28年第3回定例会 市長所信
平成28年第3回定例会
市長所信
皆さん、おはようございます。
議員各位におかれましては、大変ご多用のところ、ご出席をいただきましてあり
がとうございます。また、平素から市政の発展、市民福祉の向上のためにご尽力を
いただいておりますことを厚くお礼申し上げます。
今議会は、市長就任2期目を迎えて初めての定例会でございます。
只今議長から、2期目における市政運営の所信を表明する機会を与えていただき
ましたことに深く感謝を申し上げ、就任のあいさつを兼ねまして、市政に臨む所信
の一端を述べさせていただきます。
先月10日に執行されました市長選挙におきましては、大変厳しい戦いとなりま
したが、市民のみなさまから前回の選挙を上回る23,592票もの投票を頂き、
引き続き市政の舵取りをさせていただくこととなりました。
このことは、これまでの4年間、私の市民目線を基本とした政治姿勢が評価頂け
たものと、大変ありがたく、また、喜ばしく思う反面、2期目の付託を頂き
9万6千人余の市民の皆様が暮らす印西市の市長として、果たすべき責任の重さと
使命の大きさに、決意を新たにするとともに、身の引き締まる思いであります。
私は、4年前の市長就任時より「市民からお預かりする貴重な税金を無駄使いせ
ず、子育て、福祉、教育といった市民のための施策に還元する」という議員時代か
らの変わらぬ姿勢で、市民の目線を第一に、常に市民が望むものは何かを考え、市
政運営を進めてまいりました。
喫緊の課題への対策や公約実現のための具体的な取り組みを行い、私が思い描い
ているまちづくりに向け、前進するよう努めて来たところでございます。
中でも私の公約の第 1 番目に掲げた印西クリーンセンター次期中間処理施設の9
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住区への移転計画の白紙撤回につきましては、用地検討委員会において1年半にわ
たる調査、審議を経て、吉田区を候補地として決定し、その後も着実に事業が進捗
しているところでございます。
また、2つ目の大きな課題であります、北総線の高運賃につきましては、平成
26年度までの毎年度、約8千万円支出していた補助金を支出せずに、昨年2月の
運賃改定で通学定期は、これまでの値下げ率であります25パーセントが10年間
継続となり、一定の成果を得たものと考えております。
また、これらに加えて、小中学校の普通教室への空調整備、学校プールの開放、
待機児童対策などの公約につきましても、前進があったとの評価を頂いたものと、
確信をしているところでございます。
そして、こうして皆さんの前に再び立つことができましたのも、私の市政への取
り組みに対する議員の皆様をはじめ、市民の皆様のご理解とご協力の賜物でござい
ます。
さて、今回、私が2期目の出馬を決意した理由でございますが、私が市民の皆様
とのお約束として掲げたいくつかの公約につきましては、実現に至ったもの、道筋
がついたものもありますが、一部には、道半ばのものもございます。
また、当市では印西市総合計画における第2次基本計画がスタートしたばかりの
時期であり、私といたしましては、この第2次基本計画に基づいた市政運営を引き
続き担わせていただき、市民の皆様に住みよさを実感していただけるような印西市
を目指し、粉骨砕身、取り組んでまいりたいと考えたところでございます。
6月の下旬のことですが、東洋経済新報社が全国の都市を対象に毎年公表してい
る「全国住みよさランキング」が発表され、印西市が、5年連続で1位となる評価
をいただきました。
このような評価は、大変うれしいことではありますが、私は、市民の皆様が本当
に住みやすさを実感していただくことが、最も重要であると考えております。
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5年連続日本一となった今回は、その結果について新聞、テレビ等で数多く取り
上げられましたが、その内容には「北総線の運賃が高いこと」、
「ニュータウン地区
においても、徐々に高齢化が進んでいること」など、本市の課題についてのご指摘
もございました。
また、地域資源の活用による市の魅力向上や市民のふるさと意識の醸成など、ま
だまだ取り組むべき課題もございますが、その分、発展の可能性は、大いに秘めら
れているものと考えております。
このような中、私は2期目に向けての公約といたしまして、「住みやすいまち」
をもっと実感できるまちをつくるため、10の施策を掲げました。
まず、健康福祉に関する分野といたしまして3項目ございます。
1つ目は「18歳以下の医療費無償化」でございまして、現在、中学校3年生ま
でを対象として実施しております医療費助成につきまして、対象範囲を高校生まで
拡大するものでございまして、より一層の子育て家庭の経済的負担の軽減と保健対
策の充実を図るものでございます。
2つ目は「小規模保育の推進及び送迎保育ステーションの設置」でございまして、
待機児童解消に向けまして0歳児から2歳児を保育する小規模保育事業を推進し、
また、送迎保育ステーションの設置につきましては、最寄りの保育施設に空きがな
い場合であっても、他の保育施設に空きがある場合にバス等で子どもを送迎するこ
とにより、待機児童解消及び利便性の向上を図るものでございます。
3つ目は「いんざい健康ちょきん運動の推進」でございます。
この事業は高齢者の皆様の心身機能の維持改善を図ることを目的とし、筋力運動
の普及により身体機能の低下を予防する事業でございまして現在も実施している
ところでございますが、健康長寿のまちづくりの中心となる事業でございますので、
参加者の拡充を図るものでございます。
次に学校環境の整備に関する分野といたしまして2項目ございます。
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1つ目は「小中学校のトイレの洋式化」でございまして、家庭において洋式化が
進んでいることから児童・生徒の学校生活に支障が出ないよう、学校も生活様式に
合わせたトイレへの早期改修を行うものでございます。
2つ目は「小学校の安全対策」でございます。学校の安全管理や学校施設におけ
る防犯対策の向上の観点から外周へのフェンス整備を行うものでございます。
次に就学支援に関する分野といたしまして2項目ございます。
1つ目は「小学校の修学旅行の費用補助」でございまして
小学校の修学旅行費
用のうち、バス料金や電車料金等の交通費に相当する経費の一部を市が補助するこ
とで、個人の負担額の軽減を図るものでございます。
2つ目は「就学奨励制度の創設」でございまして、家庭の経済状況により、子ど
もの進学機会や学習意欲に差が生じることがないよう、一定の要件を満たした当市
の子どもが高校に入学する際、給付型の奨学給付金制度を創設し、支援することに
より、経済的負担の軽減を図るものでございます。
次に地場産業に関する分野といたしまして2項目ございます。
1つ目は「市内商工業の振興、発展」といたしまして、引き続き、商工会が実施
する経営改善普及事業等の経費についての補助及び新事業創出などを目指す者へ
の支援を行うとともに、創業者支援の観点から起業や創業支援に関する融資制度メ
ニューの創設や創業セミナー関連事業の拡充を図ってまいります。
2つ目は「農業の振興」といたしまして、担い手の育成及び子どもたちへの農業
や食に親しむ機会の提供などを内容とする事業を実施してまいります。
最後に交通環境に関する分野といたしまして「北総線の利便性向上」でございま
す。こちらにつきましては、昼間割引回数乗車券の利用時間の延長等についての検
討、その他運賃値下げに向けて北総鉄道株式会社に対し粘り強く働きかけを行って
まいります。
これらの施策は、私がこの4年間の間に、市民の皆様からお話をうかがうなどす
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る中で、特に必要と判断したものであり、市民目線に立って私の公約として掲げた
ものであります。
これらを実現していくためには、解決しなければならない様々な課題はございま
すが、明日の印西のために着実に前進させてまいりたいと考えておりますので、議
員各位のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
最後になりますが、2期目におきましても、先程、申し上げた公約の実現に向け
各種施策の実現化を図ってまいりますが、そのためには財政基盤をしっかりさせて
いく必要があります。
その1つの方策として、当市の立地優位性を活かし、優良な企業の誘致を進め、
雇用の促進と、税収を安定させることが重要です。
また、市民の皆様が、生涯いきいきと健やかに暮らせるよう、「健康長寿のまち
づくり」を推進し、健康寿命を延ばすための取り組みを進め、併せて、医療費の抑
制にもつなげていきたいと考えております。
このような、取り組みにより、市の魅力の向上を図り、定住人口や交流人口の増
加につながる好循環を生み出していきたいと、考えております。
印西市は、やり方次第では、まだまだ、発展の可能性があります。
私は、市民と心ひとつに、未来へ向けて心新たに、とことん市民目線で明日の印
西市のために、一歩一歩着実に前進してまいりますので、引き続き、市政の発展と
住み良さが実感できるまちづくりのため、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご
支援を賜りますよう、お願い申し上げまして2期目を迎えるに当たっての所信表明
といたします。
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