i :メ■ 『鰻 しさに勉康ねながら』 平成 28年 度全国労働衛生週間実施要綱 2 1Lt式 がん登録データから「滋賀県のがん統計J・ 10月 は 臓総穫総普及推進月間ですc - 3 4 (2015年 度)事 業報告会 を開催 … 5 事業所紹介「昭和電工株式会社J 第36期 ″ 二 :稜 ︲︰ ノ r・ ︰二 Frメ 6・ 第36期 事業報告会 特別講演会の概要 大丈夫ですか?あ なたの職場 1 健康一ロメモ・編集後記 …… … … 7 8 8 撮影場所 :富 古島 写慕撮僕 :尽 土書 悠氏 認 定・登 録 。指 定 等 ブライバシーマーク認定 1認 定番号 第 14200003) 憂良総合健診施設J(語 定 第368号 日本総合健診医学会認定「イ 忍証 (滋 賀保41・ 研究センター診療所)1登 録番号 371lJ CQA) 品質マネジメントシステム「 S09001」 言 労働衛生サービス機能評価機構 (認 定 第1号 )● 日本,肖 化器がん検診学会認定指導施設 (第 127号 労災保険二次健康診断等給付指定医療機関 (労 災指定番号 2512645) エコアクション21言 [証 峰 録番号 0003711)● 全国健康保険協会管掌健康保険生活習慣病予防健診等契約機関 ) ) 0._/mtive_Life‐ コ仙 .03 _‐ スローガン「健康職場 つくる まもるは みんなが主役J 準備期間:9月 1日 から9月 30日 まで 本期間:10月 1日 から10月 7日 まで 主唱者:厚 生労働省、中央労働災害防止協会 実施者:各 事業場 1趣 旨 全 国労働衛生週間は、昭和25年 の第 1回 実施以来、今 年で第67 回を迎える。この間、全国労働衛生週間は、国民の労働衛生に関す る意識を高揚させ、事業場 における自主的労働衛生管理活動 を通 じた労働者 の健康確保に大 きな役割を果たしてきたところである。 、 労働者 の健康を巡る状況を見ると、平成27年 度の脳・′ と 臓疾患の 労災支給決定件数が251人 、精神障害の労災支給決定件数が472人 となっていること、勤務問題を原因・動機 の一つ としている自殺者 が約2,200人 いること、近年我が国において過労死等が多発 し大 き な社会問題 となっていることなa職 場 におけるメンタルヘルス対策 や過重労働による健康障害防止対策 は重要な課題 となっている。 また、業務上疾病 の被災者は長期的に減少 し、平成27年 は前年 から47人 減少 して7,368人 となった。疾病別では腰痛が74人 減少 し たものの、4,550人 と依然 として全体 の 6割 を超え、業種別では社会 福祉 施設が最 も多 くなっている。一方、熱中症については、前年か ら41人 増加 して464人 となり、近年400∼ 500人 台で高止まりの状 態 にある。 さらに、化学物質による疾病は溶剤、薬品等による薬傷 。やけど 等が多 く、また、特定化学物質障害予防規則等の対象 となっていな い化学物質を原因とするがんなどの遅発性 の疾病 による労災事案 の発生等 の新たな問題 も生 じている。 このような状況を踏まえ、平成26年 6月 に公布された改正労働 安 全衛生法 により、① ス トレスチェック制度の創設によるメンタルヘル ス対策 のよリー層の充実、② 表示義務 の対象 となる化学物質の範 囲の拡大 と、一定の危険 有害な化学物質に対するリスクアセスメ ントの実施による化学物質管理、③職場 における受動喫煙防止対 策等 を推進 し、業務上疾病 の発生を未然 防止するための仕組みを 充実させたところであ り、その確実な履行が必要となっている。 また、平成26年 11月 に施行 された過労死等防止対策推進法及び 「過労死等 の防止のための対策に関する大綱」 (平 成27年 7月 閣議 決定)に 基づ き、調査研究等、啓発、相談体制の整備等、民間団体 の活動に対する支援等の各対策を推進 し、過労死等がなく、仕事 と 生活を調和 させ、健康 で充実して働 き続 けることので きる社会の実 現に寄与することが求められている。 さらに、 「ニッポンー億総活躍プラン」 (平 成28年 6月 閣議決定) に基づ き、疾病 を抱 える労働者の治療 と職業生活の両立支援対策 が求められている。 このような背景 を踏まえ、今年度 は、 「健康職場 つ くる まもるは みんなが主役J をスローガンとして全 国労働衛生週 間を展開し、事業場における労 働衛生意識 の高揚 を図るとともに、自主的な労働衛生管理活動の 一層の促進を図ることとする。 ー 2■ 不口 ガン . ■ 「 つくる まもるは みんなが主役」 「健康職場 3 期 _ ‐ ‐ 間 から10月 7日 までとする。 なお、全 国労働衛生週間の実効 を上げるため、9月 1日 か ら9月 30日 までを準備期間とする。 10月 1日 4 主唱者 厚生労働省、中央労働災害防止協会 5 協賛者 建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会、 港湾貨物運送事業労働災害防止協会、林業・木材製造業労働災害 防止協会 6 協力者 │ 関係行政機関、地方公共団体、安全衛生関係団体 、労働団体及 び事業者団体 7 実施者 各事業場 8 主唱者、協賛者の実施事項 10(2)の ①重点事項も踏まえ、右記 の取組を実施する。 (1)労 働衛生広報資料等の作成、配布 を行 う。 (2)雑 誌等を通 じて広報を行 う。 (3)労 働衛生講習会等 を開催する。 (4)事 業場 の実施事項について指導援助する。 (5)改 正労働安全衛生法 を周知する。 (6)そ の他「全 国労働衛生週間」にふさわしい行事等 を行 う。 9 協力者への依頼 主唱者は、上記 8の 事項を実施するため、協力者に対 し、支援、 協力を依頼する。 10 実施者の実施事項 ‐ 労働衛生水準のよリー層の向上及び労働衛生意識の高揚を図るとと もに、自主的な労働衛生管理活動の定着を目指して、各事業場におい ては、事業者及び労働者が連携 協力しつつ、次の事項を実施する。 (1)全 国労働衛生週間中に実施する事項 ア 事業者又 は総括安全衛生管理者による職場巡視 イ 労働衛生旗の掲揚及びスローガン等 の掲示 ウ 労働衛生に関する優良職場、功績者等の表彰 工 有害物の漏えい事故、酸素欠乏症等 による事故等緊急 時の災害を想定 した実地訓練等の実施 オ 労働衛 生に関する講 習会・見学会等 の開催、作 文・写 真・標語等 の掲示、その他労働衛生の意識高揚 のため の行事等 の実施 (2)準 備期間中に実施する事項 下記の事項について、日常の労働衛生活動の総′ 点検を行う。 ①重点事項 ア 改正労働安全衛生法に関する事項 (ア )(イ )a∼ d(ウ )a∼ c イ その他の重点事項 (ア )a∼ d(イ )a∼ f(ウ )a∼ d(工 ) a∼ c(オ )a∼ b ②労働衛生 3管 理の推進等 ア 労働衛生管理体制の確立 とリスクアセスメントを含む 労働安全衛生マネジメントシステムの確 立を始めとし た労働衛生管理活動 の活性化 (ア )∼ (力 ) イ 作業環境管理の推進 (ア )∼ (ウ ) ウ 作業管理の推進 (ア )∼ (ウ ) 工 健康管理の推進 (ア )∼ (工 ) オ 労働衛生教育の推進 (ア )∼ (イ ) 力 心 とからだの健康 づ くりの継続的かつ計画的な実施 キ 快適職場指針に基づ く快適な職場環境の形成の推進 ク 労働者の治療と職業生活の両立等の支援に係る取組の促進 ケ 職場 における感染症 (ウ イルス性肝 炎、HIV、 風 しん 等)に 関する理解 と取組の促進 ③作業 の特性に応 じた事項 ア 粉 じん障害防止対策の徹底 (ア )a∼ d(イ ) イ 熱中症予防対策の徹底 (ア )∼ (イ ) ウ 電離放射線障害防止対策の徹底 工 騒音障害防止のためのガイドラインに基づ く騒音障害 防止対策の徹底 オ 振動障害総合対策要綱に基づく振動障害防止対策の徹底 力 VDT作 業における労働衛生管理のためのガイドライン によるVDT作 業における労働衛生管理対策の推進 キ 化学物質による健康障害防JL対 策等の徹底 (ア )∼ (工 ク 石綿障害予防対策の徹底 (ア )∼ (工 ) ケ 酸素欠乏症等 の防止対策の推進 (ア )∼ (イ ) ④東 日本大震災に関連する労働衛生対策の推進 ア 建築物等 の解体作業、がれき処理作業や津波で打ち上 げられた船舶の解体における石綿ばく露防止対策、粉 じんばく露防止対策、破傷風等感染防止対策等の徹底 イ 東電福島第一原発 における作業や除染作 業等 に従事 する労働者 の放 射線障害防止対策の徹底 ウ 平成24年 8月 10日 付け基発0810第 1号 に基づ く東電福 島第一原発における事故の教ヨ│を 踏まえた対応の徹底 ⑤平成28年 熊本地震に関連する労働衛生対策の推進 建築物等 の解体作 業やがれ き処理作業における石綿 ばく露防止対策、粉 じんばく露防止対策、破傷風等感染 防止対策等の徹底 ) ※上記の (2)準 備期 l中 に実施する事項についての記載で、小項目(ア )以 下については、 省略しておりま丸 言 羊しくは厚生労働省労働省がら出されています原文をご覧下さい。 I・ ヽ ヽ 贔魃絋屹虔木歩&饂賤燒 日本人 のおよそ2人 に1人 は「がん」にかかると いわれています。 滋賀県では、1年 間におよそ9,000人 が「がん」 の診断を受け、およそ3,500人 が「がん」 で亡く 「がん」 にかかる人は年々増えてい なっています。 「がん」 ますが、 で亡くなる人はここ数年増えてい ません。5年 生存率は少しずつ伸びています。 鶉 滋賀県健康づくリキャラクター 「しがの八グ&ク ミ」 原発部位別 年齢調整罹患率 伏□lo,斑 )(上 皮内″蛯除く 艤 θ£[詮 )・ 濁張 )議 謂秒 )醐 張 、 ^^ 男性 ) ) 100 00鶉 頭腔 800 700 600 500 400 300 200 女性 艤 含 冒 θ 年 )・ (第 i抒 ン )場 (第 1詔 ン )(第 i詔 1) 100 00 馨翼腰 騒肺層 護 言 年齢階級別 罹患数 2010年 ∼2012年 累計 陰均 0‐ 9 10‐ 19 20‐ 2930‐ 34 35‐ 3940-44 鰈がん検診 は大事です が ん 検 診 の重 要 性 がん検診は、 がんの予防及び早期発見のために重要です。 し 「諧鯰鑑趣薇 釉 離 躍 澱 ?ぎ争 。 と油断せず、 がん検診を受けましょう。 元気だから」 検診を受 けて、 もし精密検査が必要となったら必ず受けましょう。 「大人ももらおう!大 事なからだの成績表」 l■ 皮内″蛯除く 45‐ 4950‐ 5455‐ 59 60-6465‐ 69 70‐ 7475‐ 79 80‐ 84 85走 輻検診 のなが れと受 け方 がん検診のながれ がん検診では、 まず一次検診で健康な人と多少でもがんの可能 性が疑われる人を見極めてふるい分ける検査を行います。一次検 がんの疑いを含め異常 (病 気)の 可能性があると判断された 診で、 人は、 要精密検査と半」 定されます。そこで精密検査 (二 次検診)を 行い、 異常があるかどうか詳しく調べます。この精密検査でがんと 診断 (確 定診断)さ れた場合は、 必要に応じて治療へ進みます。 職場でのがん検診を受けましょう お勤めの職場にて、 定期的ながん検診を受診できる方は、 欠かさず受け、 早期発見につとめましょう。なお職場でがん 検診を受けられない場合は、お住まいの市町でがん検診を 受けてください。 T潤 1漏 K FttR ACT‡ む輔 菫 簿 曇 ま が 、薔 襴 饉 瞭 の 金 餃 苺 な 0. ) 「臓器の移植 に関する法律」が改正され、2010年 フ月から 本人の臓器提供 に関する意思 が不明な場合でも家族の承諾 で臓器提供が可能となりましたが、依然 として多くの方々が 移植 を受 けられる日を心待ちにしています。 現在、臓 器 移植 を希望されている方 は、全 国でおよそ 14,000人 おられ ます。その■方、 臓器提供件 数 は2015年 の 1年 間で 90件 程度、多 くの方が臓器移植 を待 つていま硯 (資 料提供) 滋賀県健康医療福祉部 健康医療課 が ら。 疾病対策室 ¬ ∩ ‐― ‐――・――― ‐―――A‐ cJvei.Iノ ife‐‐,vAl.1偲 ∴ .0 シュされ た後 、特 別講 演 に入 りました。講 師 として、中央 労 働 災害防止協会 近畿安全 衛生サ ービスセンターの岸 泰広先 生 に 「化 学物 質のリスクアセスメントについてJの 講演 をして いただ きました。ご講演 内容 に関する内容 を次項 に載 せ てお ります の で、ご参 考 にしていただ けれ ばと思い ます。 特別講演 の終了 しました後、隣 の会場 にて懇 親会 へ と移 りま し ご祝辞 :滋 賀 労働局長 大 山 岡│二 様 し ご祝辞 :滋 賀県 医師会 長 飼 岡 岡1様 猪 猪飼 去る2016年 7月 21日 に弊財 団の第 36期 (2015年 度) 事 業報 告 会 を、びわ湖 大 津 プ リンスホ テル・コンベ ンション ホール「淡海Jに て、開催 いたしました。 当日はご来賓 として、滋賀労働局長 大 山 岡1二 様、滋賀県医 師会会長 猪飼 岡1様 、滋賀県労働局労働基準部健康安全課長 ヒ田 典之様、彦根労働 小林 弦太様、大津労働基準監督署 ゴ 基準監督署署長 幸野 岳士様、東近江労働基準監督署署長 鈴木 孝 明様、滋賀産業保健総合支援 センター所長 中西 一郎 様 のご臨席を賜 りまして、また、会場には、事業所 のご代表者様 を始め、各種 団体 の代 表者様 、健 康 管理・保 健 担 当者様 を 含 め、総勢 155名 のご出席のもと開会 となりました。 冒頭、弊財 団の理事長 大道 重夫が、本事業報告会 に開催 にあたり、ご来賓 の皆様、会場 の皆様 に御礼 のご挨 拶 を申し 上は 今後 も障 ealth check lor Healthy life Health check br Heah□ をスローガンに活動邁進することを述べ ました。続 き まして専務理事 辻村 市郎 より、2015年 度 の事 業報告 と 2016年 度の事業計画について、配布資料及びプロジェクター により詳細 な報告・説明を申し 上げ ました。 次 に、本 日の ご来 賓 の方 を 乾杯のご発生 ユニキャリアm滋 賀工場長 福 田 洋市様 丸 弊財 団診療所長 安 田 斎が 開演 のご挨拶 を申し上げ乾杯 は、 ユ ニ キャリア株 式会社 滋賀 工 場 長 の福 田 洋市 様 の ご発声 の もと開演 とな り、和 やか なご歓 談 の時 間を過 ご して いただけた の で は と思 ってお ります。弊 財 団 の 業 務 担 当者 も、日頃 の ご愛顧 に対 して御礼 のお言葉等 を申し上げる場 とし有意義 なお 時 間 で ご ざ い ま した 。閉 演 に あ た りまして健 康 管 理 部 の デイレクター 山本 和 永 が、改 めて 本 日の 御 礼 と引 き続 き、 ご指 導 ご支 援 をお願 い しまして、また 皆 様 の ご健 勝 をご祈 願 して閉会 いた しました。 *こ の様 に、第 36期 (2015年 度 )の 事 業報 告 会 が、盛 会 に 終了 しましたことをは、多 くのお 客様 か らのご支持 ご支援下 さりましたお客様 のお陰であることを、役職員一 同はしつか り 受 け止め、今後 もお役 に立つ 総合健 診事 業 に努 めてまい りま 丸 何 卒 、よろしくご指導・ご鞭撻 のほどお願 い 申し上げ ま丸 ‐ lll稔 機嵐 隆選 │■ ついて : 中喪鸞鸞1霊 驚財,J貯 苺 食 《 ら 難:畿 警 傘篠輩 嘗―な人,ピ ),拳 ■ =縦 代 表 して 滋 賀 労 働 局 大 山 剛 二様 及 び滋賀 県 医 師会 会長 猪 飼 岡J先 生 にご祝辞 を 頂戴 いたしました。 そして、休 憩 の後 に、弊財 団 の 健 康 管 理 部 の運 動 指 導 士 中野 梨沙 による「リフレッシュ : 体 操 」を会 場 の 皆 様 全 員 で 行 い ま して、心 身 を リフ レ ッ ‐ 特別講演 岸 泰 広様 : 【 演題l化 学物質のリスクアセスメントについて 講師】 中央労働災害防止協会 近畿安全衛生サービスセンター 岸 泰広先生 【 【 講演内容】 ①化学物質のリスクアセスメントの義務化 ・平成26年 の労働安全衛生法の改正により、 特別規則の対象にされていない化学物質 のうち、―定のリスクがあるもの等について、事業者に危険性又 │よ 有害性等の調査 (リ スクアセスメント )を 義務付け ・施行期日 平成28年 6月 1日 ・関係法令 労働安全衛生法第57条 の3 ②労働安全衛生規則の改正の概要 (化 学物質のリスクアセスメントの実施) t 1制 度の概要 事業者は、―定の危険性又 │よ 有害性が確認されている化学物質 (SDS(安 全データシート)交 付義務対 象物質)に 係る危険性又 │よ 有害性当を調査 (リ スクアセスメント)し なければならないこと。 また、この調査の結果に基 づいて、法令の規定による措置を講ずるほか、労働者の危険又 │よ 健康障害を 防止するため必要な措置を講ずるよう努めなければならないこと。 2改 正の概要 1調 査の実施時期 危険性又 │よ 有害1生 等の調査 (リ スクアセスメント)は以下の時期に実施する。 イ 調査対象物を新規に採用し、又 │よ 変更するとき。 □ 調査対象物を製造 し、又 │よ 取り扱う業務に係る作業の方法又は手順を新規に採用し、又 │よ 変更す るとき。 八 イ又 │よ □のほか、調査対象物による危 険性又は有害性等について変化が生じ、又 │よ 生するおそれ があるとき ※過去にリスクアセスメント等を実施したことのない場合又はリスクアセスメント等の結果が残つてい ない場合に│よ 、実施するよう努める必要があること。(平 成27年 9月 18日 基発0918第 3号 記5(6)) 2調 査の実施方法 調査 │よ 、調査対象物質を製造し、又 │よ 取り扱う業務ことに、以下のいずれかの方法またはこれらの方法 の併用により行う。 イ 調査対象物が労働者に危険を及ぼし、又 │よ 健康障害を生するおそれの程度 (発 生可能性)及 び当 該危険又 │よ 健康障害の程度 (重 篤度 )を 考慮する方法。 □ 労働者が調査対象物にさらされる程度 (ば く露濃度等)及 び当該対象物質の有害性の程度 (許 容 濃度等)を 考慮する方法。 八 その他、イ又 │よ □に準じる方法 3調 査結果の労働者への周IEl 事業者は、調査の結果やこれに基づき講ずる労働者の危険又は健康障害を防止するために必要な措 置の内容等を、作業場の見やすい場所に常時掲示し、又 │よ 備え付けること等により、労働者に周知しな ければならない。 ③リスクアセスメントとは 。 「リスクアセスメント」とIよ 、職場に潜在する危険性・有害性を見つ け出して低減・除去する手法 ①化学物質のリスクアセスメントの主な手法 (健 康有害性の場合) 1労 働者へのばく露濃度を測定し、当該物の許容濃度等と比較する方法 2労 働者へのばく露濃度を推定し、当該物の許容濃度等と比較する方法 3化 学物質リスク簡易評価法 (コ ントロールバンデイング) 4マ トリクス (有 害性の程度とばく露の程度を横軸と縦軸とした表)を 用いた方法 5安 衛法令に調査対象物に係る健康障害を防止するための具体的な措置が規定されている場合におい て、当該規定を確認する方法 ⑤化学物質リスクアセスメントの手順 1リ スクアセスメント実施担当者の決定 (準 備段階) 2化 学物質・作業内容・労働者の特定 (ス テップ1) 化学物質の名称、作業内容、作業時間、作業頻度、取扱量、対象者数の把握 3八 ザードレベル (HL)の 決定 (ス テップ2) GHS有 害性分類と格付けより「八ザー ドレベル (HL)」 の決定 4ば く露レベル (EL)の 決定 (ス テップ3) η 句 凛 ‐‐ J二 ふ t■ 志― ¨ ∴↓魚 … ●■ ■‐ ‐■語 ●_● ― ● ・ ‐ ‐ ‐ ・ ・ … ‐ ‐■、 “ (・・ ‐ ‐(、 ● ●‐ ■れ ■●it4,“ ‐ 、― ,■ 轟 ・ ・ “ ‐‐こ ― ・ ‐ ・ … ‐‐″ ‐ tit・ ‐ ― ‐ ― ,‐ ヽ A‐rlitv。 ・ .,I.■ f。 .__、 ァAli.1、 n2._0 ※作業環境測定を実施している場合】 【 ①作業環境測定値 (A測 定平均値とB測 定値の大きい値と管理濃度との比)よ り「作業環境測定濃度 レベル (WL)」 を求める。 ※ 【 作業環境測定を実施していない場合】 揮発性・発じん性、汚染状態、 換気状況より「推定作業環境演1定 濃度レベル (巨 WL)」 を求める。 ①取扱量、 「作業時間・作業頻度レベル (FL)」 を求める。 ②シフト内接触作業時間数 (常 勤)又 は年間作業時間より、 「ばく露レベル ③作業環境測定濃度レベル (WL又 は巨WL)と 作業時間・作業頻度レベル (FL)よ り、 (巨 L)」 を求める。 5リ スクレベル (RL)の 決定 (ス テップ4) 「リスクレベル (RL)」 を求める。 八ザードレベル (HL)と ばく露レベル (EL)よ り、 6リ スク低減措置の検討 (ス テップ5) リスクレベルに応じて、作業禁止、十分な資金の確保、改善計画の樹立、改善後の再測定、保守点検に よる維持などの実施 化学物質の中止・代替、使用条件の変更、作業工程の改善、局排・密閉化、作業時間の短縮、作業方法・ 作業姿勢の改善 、保護具の使用 7対 策の実施 (ス テップ6) 8言 己録 ″ ぃ ミヽ ゛ し ⑥ リスクを下 げるための基本 的な考え方 1八 ザー ドレベ ルを下 げる 発 がん性 や生殖毒性 など八ザー ドレベ ルが高 い化 学物 質 が含 まれ て いる場 合 には、八 ザ ー ドレベ ル の低 い化学物質 に変更 できないか検討する。 2取 扱量ポイン トを下 げる 化学物 質の取扱量 を減 らすことができないか検 討 する。 3揮 発性・飛散性ポイン トを下 げる へ の変更 、取扱 温度 の低 液 体 の場合 、高沸 点 溶 斉」 下 ができないか検討する。 固体 の場 合 、粒 子 径 を大 きくし飛 散性 を低 くでき ないか検討する。 4作 業者 への 汚染ポイン トを下 げる 作 業服 等 へ の汚 染 が認 め られる場 合 に │よ 、化 学 防 護服の使用や作業服等の取替頻度 の変更 などを検 討する。 5換 気ポイン トを下 げる 密 閉、遠 隔操作 や局 所排気装置 の設置等 の工学 的 対策 が可能かを検討する。 6作 業 時間・作業頻度 レベ ルを下 げる リスクアセ│ス メ│ン トの流れ リスクアセスメントは以下のような手順で進めます。 鸞 令 令 令 無人化を含む) 取扱作業時間を短くできないかを検討する。(自 動化 。 ⑦まとめ 1事 業場で使用する材料、資材、溶斉」 等に含まれる化学物質成分を把握し、有害性を確認しましょう。 2ば く露濃度測定による方法、ばく露濃度推定による方法、コン トロールバンデイング等 各手法の特徴を踏まえ適切な方法を選んでリスクアセスメントを実施しましよう。 (ば く露濃度測定等の実測データを用いたリスクアセスメントが望ましい) 3見 積もつたリスク│よ 低減しましょう。 ※ 最後に、2016年 9月 1日 ∼30日 │よ 、第30回 (平 成28年 度)全 国作業環境測定・評価推進運動期間です。 弊財団では、作業環境測定士による作業環境測定を実施 しています。 健康診断との両面から労働衛生へのバックアップを図り、事業所様の安全で快適な職場作りに繋がるよう努め ております。 作業環境測定のこ用命がこざいましたら、担当営業へお声掛け下さい。 消 しましよう その大 そ して 9月 9日 は 救 急 の 日で す。そ れぞ れ に全 国 で 防 災 ∃ 練 ・ 救 急訓 練 が実 施 されています。 弊財 団も毎年 、年 2回 の 防災 訓 練 ・救 急訓 練 を行 つてお ります。特 に人 間 ドック施設 (別 館 ) 及 び本 館 施 設 にお いて │よ 、火 災 発 生 ・地 震 を 想 定 し健 診 受 診 者 様 の 身 を 守 るため に、どの 様 に行 動 す る の か 誘 導 方 法 を 含 め た 訓 練 を 行 つてお ります。防災 の面 でも職 員 はお客 様 に 「安 心 ・安 全 」に健 診 を 受 診 して い た だ ける ように心 が けてお ります。 どうぞ、こ安心 して健 診 を受 診 して 頂 きます ようお願 い 申 し上 げます。 9月 1日 は …防災 の 日 その時 救命処置の流れ (心 肺蘇生法 とAEDの 使用 ) 0反 応を確認 す る 処置 臨 _観 察 ② 助けを呼ぶ 19番 0気 通 報 と AEDの 手 配 ) 0呼 吸の確認 道の確保 正 常 な 呼 吸 (普 段 ど お り の 息 )を し て い る か ? して い な い 0人 防災 設備 │よ 万全 を期 し ております │ │ロ ツ 工呼吸 日 ■′ こ 2回 と ヽ (省 略 可 能 ツ 姪 ) ソ く 、 速 く (約 100回 /分 )、 絶 え 間 な く 圧 迫 解 除 は 胸 が し っ か り戻 る ま で 1圧 迫 は 強 OAED至 」着 電 源 を 入 れ る 。 電 極 パ ッ ドを 装 着 す る 。 0心 電図の解析 電気 シ ョック は必 要 か ? AEDは 本 館 別 館 共 に設置 しております 必要な し 「M爵 了曹ラ 万丁百 0た 0そ の後 た だ ち に胸 骨圧 迫 と 人工呼 吸を再 開 5サ イ ク ル (2分 F85) 私 たちが 日々便 利 に 使 っているスマートフォン。 その使 い す ぎが 原 因 の 「スマ ホ老 眼 」を知 って いますか ?本 来 の老 眼 (老 視 )は 40歳 前 後 から自覚 されます が、若 い 世 代 に増 えてい るのがスマ ホ老 眼 の 特 徴 で す 。 スマホの画面を近 距離 で長 時 間見続 けていると、日のビントを 調 節 す る毛 様 体 筋 が 疲 労 し、遠 くを見 ようとしても即 座 に ピントが合わなかったり、症状 が進 むと近くのビントも合 いにくく なったりします。 予防するためには、 01時 間以上の連続した スマホの使用を避ける。 ②次の使用まで10∼ 15分 間遠くを 見るなどして休憩する。 Oス マホは40cm以 上離して持つ。 て を などの対策をしましょう。目を労わり ④意識し 瞬き 増やす、 スマホと付き合っていきたいですね。 ながら賢く 保健師 中村真悠子 耐 据 靱 駅鮨 [承 第 発行人 :大 道 重夫 編集人:石 本 [箋 ζ そうに走る自転車と行きかいます。滋賀県では自転車でびわ 湖一周をすることを"ビ ヮイチ“ といって、 たくさんの方がびわ湖 岸を訪れているようです。 自転車は生涯スポーツとしてお年寄りから子どもまで、 手軽 に移動できる手段として身近な乗り物ではありますが、日常 生活の移動ではついつい車を使ってしまう今日この頃だったり します。 夏も終 わりだんだんと過 ごしやすくな るこの季節、自転車や歩くといった移動 手段をあえて選択する。そういった健康 への心がけもいいかもしれませんね。 健康管理部 遠山 典子 アクティブライフ 発行日:平 成28年 9月 1日 発行 発行所:一 般財団法人 滋賀保健研究センター 103号 だ ち に胸 骨 圧 迫 と人 工 呼吸を再 開 5サ イ ク ル (2分 間 ) 印 刷 :ア インズ株 式 会 社 博行 瘤痣膠》 顆 ●インキ 1大 豆油インキを含む1直 物油インキ ●印局1:有 害な廃液を搾1出 しない水なし印刷
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