取扱説明書

スプレー・ガン自動洗浄機
UG4000VM 型
取扱説明書
特 許 番 号
アメリカ合衆国
アメリカ合衆国
ヨーロッパ
スウェーデン
フランス
4,785,836
5,213,117
0300248
0300248
8110528.0
カナダ
英 国
イタリア
ドイツ
日 本
JAPAN
ユニラム ジャパン 株式会社
〒263-0004 千葉県千葉市稲毛区六方町 90-3
TEL : 043-304-8885
FAX : 043-304-7821
http://www.uniram-japan.com/
1293909
EP 0300248(UK)
69760/BE/92
DE 38 75 412
1-302098
目
次
◇
使用前の注意事項
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
1.
仕様
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
2.
製品構成と各部の名称
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
3.
取扱注意点
~ご使用になる前に~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
4.
使用方法
4 – 1 設置と準備
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
4 - 2 洗浄作業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
5.
保守・点検
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
6.
故障と対策
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10
7.
ガンクリーナー構成部品
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11
8.
ダイヤフラムポンプ構成部品
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12
--
保証と修理サービス
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
13
1
使用前の注意事項
この度はユニラム社製 スプレーガン自動洗浄機 UG4000VM をお買い上げ頂きまして誠にありがとうございます。
このスプレーガン自動洗浄機は、スプレーガン本体及び塗料カップ等の塗装機を短時間かつ効果的に洗浄する事を目
的に開発されたプロフェッショナル用の自動装置です。
操作や機能を正しくご理解いただくため取扱説明書を必ずお読みになり、重要な警告・注意事項及び取扱方法について
十分に理解された上で正しくご使用ください。
これは、身体上に重大な障害を及ぼしたり、火災・爆発などの災害を未然に防止する上でも重要です。また、取扱説明
書や装置に貼付してあるラベルに記載されている以外の使用法をされた場合や、必要なメンテナンスを行われなかった
場合は、それが原因で故障等を起こしても保証の対象となりませんので十分ご注意ください。
この取扱説明書は、必要に応じてすぐに取り出して参照できる場所に大切に保管してください。
ご使用前に製品の破損や欠品がないことを確認してください。
万一、破損や欠品がございましたら、ご面倒でも購入先、あるいは弊社までご連絡下さるようお願い致します。
( 2.製品構成と各部の名称 をご参照ください。)
ご使用になる前に
労働災害を発生させず安全な作業をするため、次の注意事項及び取扱方法をよく理解して必ずお守りください。
身体上の危険
1.
作業中は、塗料や溶剤が体に付着したり、溶剤を吸い込んだりすることがあります。
常に適切な服装で、防護眼鏡・マスク及び手袋などの保護具を着用し、事故を防止してください。
2.
洗浄液の圧送経路上で液漏れが発生した場合、直ちにタイマーを停止位置に戻し、供給空気を遮断し、ポンプの作
動を止めてください。
3.
換気の不十分な狭い場所での作業は、有機溶剤中毒を起こす可能性がありますので、必ず換気の良い場所で使
用してください。
4.
作業中、身体に異常を感じたら直ちに使用をやめ、医師による診断及び治療を受けてください。
爆発や火災の危険
1.
火気のある場所、またはスパークが発生する可能性がある場所は、非常に危険ですから近くでは絶対に
使用しないで下さい。
● タバコなどの裸火
● ストーブ・ヒーターなどの発熱製品
● ドリル・サンダー及びグラインダー等の工具類
2.
換気の不十分な狭い場所での作業は、飛散した溶剤のミストなどに引火する可能性があり、非常に危険ですから、
換気の良い場所で使用してください。
3.
この装置にはアース線が付属していますので、アースの接地は確実に行ってください。
アースが不十分ですと静電気からのスパークによる爆発や火災の危険性があります。
4.
作業終了後は、洗浄室内の洗浄液が全て洗浄液容器に回収されているのを確認して、洗浄室下のドレン・バルブ
のハンドルを水平位置にして閉めて下さい。
5.
シンナー缶等の容器は、専用の蓋をして安全な場所に保管してください。
2
装置の誤使用による危険
1.
指定使用圧力の範囲外で使用しないでください。また、供給空気中に異物や水分が入っている場合、フィルター等
を装着して装置に入るのを防止してください。装置の作動不良・故障・破損などの可能性があり、非常に危険です。
2.
装置の作動中は絶対に洗浄室の蓋を開けないで下さい。洗浄液が装置の外に噴出し、目などに入る可能性があり、
非常に危険です。
3.
スプレーガン・塗料カップなどの塗装機器洗浄以外の目的で使用しないで下さい。
4.
塗料及び洗浄液の制約
● 水溶性の洗浄液の使用は差し支えありませんが、酸性度・アルカリ制度が強いと装置内の金属と化学反応を
起こしたり、腐錆の原因になる可能性があります。
●
メチレンクロライド等塩素系溶剤、トリクロロエタン、ハロゲン炭化水素系の液体を洗浄液として使用しないで
下さい。これらのものは、アルミニウム等と化学反応し、爆発等を起こす可能性があります。
●
反応硬化形の液体塗料を使用した塗装器具の洗浄をしたい場合、事前にテストして問題のないことを確認し
てから使用してください。
装置内部での硬化、反応熱による装置の故障・損傷を起こすと、危険な可能性があります。
●
装置に使用されている部品の材質リストが必要な場合は、弊社のサービス部にご連絡ください。
特殊な塗料や洗浄液を使用したい場合、適合性や耐久性を充分検討して、装置に悪影響がない事を
事前に確認してください。
5.
装置の改造及び純正以外の部品の使用はしないで下さい。また、部品の破損・摩擦その他不具合が認められた場
合は直ちに部品交換をしてください。そのまま装置を使用し続けると、機能が十分に発揮されないだけでなく、部品
や装置の破損がさらに進み危険な可能性があります。
6.
転倒や運転中の揺れを防止するため、装置は水平な場所に設置してください。または、調節脚で高さを調節し、安
定した状態に設置して下さい。装置に接続されたエアーホースは絶対に引っ張ったり、重量物を載せたり等、破損
の原因を避けてください。
7.
装置の修理・保守を行う場合は、洗浄室内の洗浄液が容器に回収され、タイマーが停止位置にある事を確認し、供
給空気を遮断してから行って下さい。
8.
洗浄液は早めに交換して下さい。汚れた洗浄液を使用すると、洗浄効果が著しく低下するだけでなく、ジェットの目
詰まりやポンプの故障・破損の原因となります。
3
1.仕
様
型
式
/ 名
称
UG4000VM
スプレーガン自動洗浄機
駆
動
源
圧縮空気
ポ
ン
プ
エアー駆動式ダイヤフラムポンプ
式
ゼンマイ式メカニカルタイマーに依る空気弁の作動
タ イ マ ー 方
設 定 洗 浄 時 間
約 45 秒間
エアー空 吹 き方 式
自動切り替え弁付き押しボタン式
供 給 空 気 圧 力
0.49 ~ 0.59 Mpa (5~6 ㎏/c ㎡ 時)
使用空気消費量
50 ~ 60 ℓ/min (空気圧 5~6 ㎏/c ㎡ 時)
洗 浄 液 吐 出 量
約 12 ℓ/min (空気圧 5 ㎏/c ㎡)
洗 浄 液 タ イ プ
洗浄用シンナー、水性洗浄液
空 気 接 続 金 具
Rc 1/4、1/4“インチ(メネジ)
操
法
タイマー・ノブに依る、手回し式
缶
18 ℓ角型缶 20 ℓペール缶
適
作
方
合
洗 浄 室 材 質
ステンレス・スティール
出 荷 寸 法 及 び質 量
全幅 405 × 全奥行 395 × 全高 1.050(㎜) 約 34 ㎏
環 境 温 度 範 囲
5 ~ 45 ℃
2.製品構成と各部の名称
洗浄槽
洗浄タイマー
排気ダクト
エアーブローボタン
リンスボタン
洗浄ブラシ吐出量調整ダイヤル
キャップ × 2
洗浄シンナー吸込みパイプ
フットペダル・スイッチ
4
止めスプリング × 2
3.取扱注意点
UG4000VM スプレーガンクリーナーをご使用になる前に
①
洗浄シンナー(洗い用)18L 入を 2 缶ご用意下さい。
②
次に、下図の様にセットして下さい。
C
A:洗浄液ドレン・パイプ
B:洗浄液吸込みパイプ
C:リンス用洗浄液吸込みパイプ
D:洗浄ブラシ用吸込みパイプ
B
D
B
A
C
A 缶洗浄用
約 12~14L
③
④
⑤
⑥
z
A
D
B 缶リンス用
約 8~10L
A 缶のシンナーは、タイマーを廻すと洗浄作業が出来、シンナーは自動的に循環します。
B 缶のシンナーはリンスボタンを押すごとに約 100cc のきれいなシンナーがノズルより吐出され、A
缶の方に流れ込みます。
したがって、B 缶のシンナーは減り、A 缶のシンナーは増えますので、最後には B 缶のシンナーが空
になり、A 缶は満杯になり溢れ出すこともありますのでご注意下さい。
A 缶のシンナーは洗浄するごとに汚れ、A 缶の底部に塗料が溜まり、塗料自身をポンプで吸上げる
ことになり故障の原因になりますので、定期的に A 缶の汚れをチェックして下さい。
汚れがひどい場合は、シンナーを交換して下さい。交換目安としては、日に 2 時間使用で、約 20 日
です。尚、決して廃塗料をガンクリーナー洗浄槽に入れないで下さい。
汚れたシンナーは別売のソルベント・リサイクラーで再生できます。
リンス洗浄は、約 100cc のシンナーが各ノズルから排出されます。
したがって一つ一つのノズルからは、あまり多くは出ません。
またポンプを使用しての吐出ではないので、一度押したら、10 秒ほど経ちませんと、
圧縮空気が溜まりませんので、ご注意下さい。
5
4.使用方法
4-1
設置と準備
1
換気が良く、近くで火気やスパーク等の可能性のない場所に設置してください。
床面が平らでない場合、調節脚で高さを調節し、装置が安定した状態にしっかり設置してください。
換気の不十分な狭い場所に設置すると、飛散したミストなどに引火したり、作業者が有機溶剤中毒にかかる可
能性があります。
2
装置に付属しているアース線を利用して、アースの接地を必
ず行ってください。
また、装置が少々動いてもアース線が引っ張られる事のない
様に配線して下さい。アースは必ず導通性のある物(金属製
の水道管など)にしっかりと接続して下さい。
アースが不十分ですと静電気のスパークによる爆発や火災
の可能性があります。
3
4
本体右側のエアージョイントへエアーホースを接続します。
圧縮空気供給用のホースは、緩まない様また空気漏れが起きない様にしっかりと装置に接続して下さい。また、
ひびや傷が付いたり、劣化したホースは危険ですので使用しないで下さい。
作業中にホースが外れたり、切れたりした場合は危険なホースの暴れを起こす可能性があります。
供給空気中に、錆・過分の水やごみ等がある場合は必ずフィルター・セットを取り付けてください。
注意: 空気圧力は 0.49 ~ 0.59Mpa{5~6 ㎏/c ㎡}で
使用してください。圧力が高すぎると装置の
供給空気圧
作動不良、故障・破損などの可能性があります。
5-6 ㎏/c ㎡
本体正面の扉を開き、ドレン・バルブが閉まっている事を確
認して下さい。
(バルブ・ハンドルが水平位置になっています。)
5
洗浄室の蓋を開けて、中に梱包材や他の部品があれば
取り出してください。
6
洗浄液が十分に入った洗浄缶(18ℓ角形缶・20ℓペール缶)に
吸い上げパイプを取り付けます。
6
洗浄シンナー缶に差込む
洗浄液容器を、ドレン・パイプの直下に来る迄、
キャビネット内に押し込みます。
7
ドレン・パイプ
(蛇腹状のホース)
吸い上げパイプ
8
吸上パイプと、ドレン・パイプを洗浄液缶の中に
差込込んで下さい。
9
ドアを開け、洗浄室下のドレン・バルブを垂直の位置にし
て開きます。
4-2
洗浄作業
注意及び警告
1.
2.
火気のある場所近くでは絶対に使用しないで下さい。
特に下記の物は着火源となる可能性があり、非常に危険です。
● タバコなどの裸火
● ストーブ・ランプ及びヒーター等の高温度発熱用品
● ドリル・サンダー及びグラインダー等の火花が出る可能性のある工具類
● その他、爆発や火災の原因となる物
次のような反応硬化型の液体を使用した塗装機器の洗浄をする場合、必ず一度テストして、問題のない事を確
認して使って下さい。装置内部での固化・反応熱などにより装置の故障・破損の原因となることがあります。
● ポリウレタン樹脂塗料
● 不飽和ポリエステル樹脂塗料
● エポキシ樹脂塗料
ドレン・バルブ
洗浄室下のドレン・バルブを開きます。
(ハンドルが垂直位置になります。)
1
注意: ドレン・バルブを閉めたままで装置を作動するとポンプが空
転され、ポンプの故障・破損の原因となる事があります。
塗料カップ内の残塗料を別の容器に、出来るだけ戻して下さい。
2
洗浄は塗装作業終了後、出来るだけ早く行うことが大切です。塗装
が硬化してしまうと、洗浄できなくなる事があります。
7
垂直で開く
塗料カップを逆さまにして、ジェットの上にセットしてください。
3
塗料カップが片寄った位置になり、効果的に洗浄されない事がない
様セットして下さい。
スプレーガンの引金を引いた状態で止めスプリングで固定します。
4
止めスプリングを使用しないと、スプレーガンの内部の塗料通路の洗
浄が出来ませんので、必ず止めスプリングを使用して下さい。
スプレーガンをノズルにセットします。
5
圧送式ガン、または上カップ付きガンの場合はアダプターノズルを使
って、ノズル部にセットして下さい。
スプレーガンを洗浄する前に、付属のキャップをガンの空気ニップル
に装着して下さい。
キャップを装着せずに洗浄すると、スプレーガン内部に溶剤が流入
し、パッキン類を破損させる可能性があります。
加圧エア・ノズルの使い方。
塗装ガン、特に上カップ付きガンの自動洗浄中に、洗浄ノズル
から噴射される汚れた洗浄液が、エア・キャップの小孔から塗
装ガンの内部の空気通路に侵入し内部の汚れや、部品の損傷や
劣化を招く事があります。 これを、防止する為にポンプの稼
6
動中は塗装ガンの内部の空気通路に自動的に少量の高圧空気
が送られる様に加圧エア・ノズルが設けられています。
右の図を参照にして、塗装ガンのハンドル部先端の空気接続孔に
加圧エア・ノズルのテーパー部を挿入し押しながら捻る様にして
確りと取り付けて下さい。ゆるく取り付けると、洗浄中に振動等
で外れてしまう事があります。
7
8
洗浄室の蓋を閉めます。
蓋がしっかりと閉まっていないと安全装置が働き、ポンプは作動しま
せん。
タイマー・ノブを時計方向に止まる迄回して、洗浄を開始させます。洗
浄は一定時間(約 45 秒)後完了し、ポンプは自動的に停止します。
注意: 装置作動中は絶対に蓋を開けないで下さい。
洗浄液が装置外にあふれ出し、目などに入る可能性があり
非常に危険です。
装置作動中に誤って蓋を開けると安全装置が働き、ポンプ
が停止します。
再度、装置を作動させる場合は、蓋をしっかりと閉めてから
もう一度タイマーをセットして下さい。
8
9
タイマーが停止し洗浄が完了した事を確認して、エアー・リンス・ボタ
ンを約 3 秒間押して、スプレー・ガン及び塗料カップ内部の空吹きを
行います。
排気ダクト
注意: あまり長く空吹きをしますと、洗浄液が蓋の周囲より漏れ出し
たりする可能性があります。
仕上げリンスボタンを約 5 秒押して下さい。きれいな洗浄液が約
10 100cc 噴射され、スプレーガン及び塗料カップの洗浄が出来ます。
5 ページの 3.取扱注意点~ご使用になる前に~をご参照下さい。
最後にフタを開けると自動的に排気ダクトよりタンク内の洗浄液蒸気
が外部へ強制排気されます。ダクトを使用しない場合は、本体右側
面にある排気ダクト開閉バルブを閉じて下さい。
次にフタに取り付けてあるブラシを取り外し、キャビネット下部のフット
11 バルブを踏むとブラシ先端よりきれいなシンナーと空気が一緒に噴
射され、スプレーガン外部がきれいに洗浄できます。
汚れがひどい場合には、上記 8~10 を繰り返してください。
ブラシフローコントロールは、洗浄ブラシから出る洗浄液の勢いを調
節できるダイヤルです。任意で吐出量を調整して下さい。
排気ダクト開閉バルブ
排気ダクトは市販のダクトをご用意下さい
5.保守・点検
注 意
● 保守・点検作業は、装置内の洗浄液をすべて回収し、供給エアーを遮断してポンプを止めてから行ってください。
高圧力の洗浄液が飛び出す可能性があり、非常に危険です。
● 洗浄液は早めに交換してください。過度に汚れた洗浄液を使用し続けると、洗浄効果が著しく低下するだけでな
く、ジェットの目詰まりやポンプの故障・破損の原因となります。
● 固形物が混入された洗浄液を使用すると、ポンプの故障・破損の原因となります。
正常な使用法をしているのに、洗浄能力が低下してきた時は、次項の故障対策を参照して対応して下さい。
作業毎に次の保守・点検を行ってください。
●
作業終了後は洗浄室内の洗浄液をすべて回収し、ドレン・バルブを閉めて下さい。(ハンドルを水平位置にす
る。)シンナー缶などの洗浄液容器に回収した洗浄液は、専用の蓋をして安全な場所に保管してください。
●
洗浄槽内に設置してあるフィルターマットは過度に汚れる前に定期的に交換してください。過度に汚れると、目詰
まりをおこしフィルターの働きをしなくなりますので、ポンプの故障・破損の原因となります。
●
金網は常に清潔に保つようにして下さい。
●
ポンプ部からの液漏れがないか点検して下さい。液漏れが認められた場合、ポンプの交換が必要な可能性もあ
ります。
注 意
ダイヤフラムポンプは次項(6.構成部品)に番号のふられた部品以外は分解できません。
特にポンプ内のパッキンは特殊工具により組み立てられているため、お客様によるメンテナンス・部品交換は不可能
です。販売店、または弊社に依頼をして、ポンプのアッセンブリー交換、またはオーバーホールをしてください。
9
6.故障と対策
現
象
原
因
対
策
● 空気供給口のフィルターの詰まり
● フィルターを交換する
● 汚れによる洗浄通路の詰まり
● 洗浄室内の掃除をし、ゴミ・塗料
カスを取り除く
● フィルターマットの汚れ
● 新しいフィルターマットと交換する
● ノズルやジェットの詰まり
● 取り外して詰まりを除去する
● 洗浄液の不足
● 洗浄液を追加する
● 洗浄液の過度の汚れ
● 洗浄液の交換
● ドレインバルブが閉じている
● ドレインバルブを開く
● 洗浄液の不足
● 洗浄液を補給する
洗浄能力の低下、または洗浄
スピードが遅い
ポンプが空運転する
● 洗浄室の汚れ
● 汚れ・塗料カス・詰まりを取り除く
● パイプの詰まり
ポンプが作動しない
● ポンプの故障
● ポンプを交換する
● 蓋がしっかり閉まっていない
● 蓋を閉める
● タイマーの故障
● タイマーを交換する
● ポンプの故障
● ポンプを修理するか、交換する
● 蓋がしっかり閉まっていない
● 洗浄室の開口部周囲にペンキや
異物が付着していないか確認を
して蓋を閉める
● 供給空気が高すぎる
● 空気圧を下げる
● ポンプのシールが消耗して、空気
漏れをおこしている
● ポンプを修理するか、交換する
シンナーが洗浄室の蓋の周囲
から吹きこぼれる
ポンプが止まらない
● タイマーの故障
10
● 供給エアーを止める
● タイマー交換をする
7.ガンクリーナー構成部品
図番号
部品番号
部品名
1
130-320N
140-320N
ステンレス蓋 UG3000
ステンレス蓋 UG4000
6
120-318
ハンドル
8
10
11
100-811
100-810A
100-820
130-363
110-430
スイッチプレート UG3000
スイッチプレート UG4000
プッシュロッド
デリバリーチューブ UG3000/4000
アダプターノズル
12
100-350
スプレーノズル
13
110-356
テーパーノズル
16
115-260
タイマーノブ
17
140-731
エアーリンスボタン
18
113-800
スイッチバルブ
19
115-200/K
タイマー
20
115-400B
リンスバルブセット
21
120-851
110-531N
110-531L
10-171
120-421
130-500
140-500
130-630N-Y
150-630N-Y
140-440
130-620N-Y
140-620N-Y
130-681
100-380
100-381
100-332N
140-332N
120-337S
130-300C
140-300C
100-252
PET316×14
120-853
100-261S
110-261
UDP4TA
110-565
Z9125-4B
222-227
113-800N
114-800
140-400
UVB400KIT
URP100-C
107-101
Z9139-6B/F
洗浄液吸入ホース
調節脚 UG3000
調節脚 UG4000
ドレンバルブ UG3000/4000
カプラー
洗浄吸入パイプ UG3000
洗浄吸入パイプ UG4000
キャビネット扉 UG3000
キャビネット扉 UG4000
トリプルチェックバルブ
キャビネット UG3000
キャビネット UG4000
スプレーガンハンガー
フィルターパッド(1 枚) UG3000/4000
フィルターパッド(3 枚) UG3000/4000
ステンレス網 UG2000/3000
ステンレス網 UG4000
ストッパー
ステンレスタンク UG3000
ステンレスタンク UG4000
ホースバンド(7 ㎜)
エアーホース
洗浄液吐出ホース
ホースバンド
ホースバンド
ダイヤフラムポンプ
クッション
排気口フィッティング
サイレンサー
スイッチバルブセット UG3000
スイッチバルブセット UG4000
コンビネーションバルブ UG4000
コンビネーションバルブセット UG4000
リンスポンプ
テーパープラグ
エルボーフィッティング
9
UG3000SA
22
23
24
25
27
28
29
30
31
32
33
34
UG4000SA / VM
36
37
38
39
40
43
45
46
48
49
57
58
59
60
モデルによって一部仕様変更されている場合がございます。
11
8.ダイヤフラムポンプ構成部品(UDP4TA)
注 意
供給エアー圧力は 6 ㎏/c ㎡までとして下さい。
図番号
部品番号
部品名
数量
1
DP120-131
バルブ
1
2
ZD008E
オーリング(EP)
2
3
DP120-107
シャフト#1
2
4
DP120-119
ディスク・ホルダー
2
5
DP120-123
テフロン・ダイアフラム
2
6
DP120-128
ウォッシャー
44
7
DP120-125
六角ボルト
16
8
DP120-117
六角ディスク・ホルダー
2
9
DP120-103
ポンプ・ハウジング
2
10
ZD022
オーリング
4
11
Z9125-6A
挿入ホース・バーブ
1
12
Z9125-6A
挿入ホース・バーブ
1
13
DP120-101
ベース・プレート
1
14
DP120-149
スプリング(チェック・バルブ用)
4
15
Z121-A
六角プラグ
2
16
111-758
バルブ・ボール
4
17
DP120-127
六角ナット
22
18
DP120-151
フィッティング
1
19
DP120-145
スプリング(ロック・ピストン用)
1
20
DP120-113
ロッキング・ピストン
1
21
DP120-109
シャフト#2
1
22
DP120-147
スプリング(シャフト用)
4
23
ZD010
オーリング(側面)
2
24
ZD016
オーリング(ブロック)
4
25
DP120-133
スプール・バルブ
1
26
DP120-111
スイッチ・バルブ
1
27
ZD022
オーリング
1
28
DP120-105
本 体
1
29
ZD025
オーリング
2
30
HBM-18NF10
ホース・バーブ
1
z ダイヤフラムポンプの分解は、特殊工具を必要としますので、お客様の方で
分解等は行わないようお願い致します。
修理の際は、必ずご購入されました販売店へご連絡して下さい。
12
保証と修理サービス
---------------------------------------------------------------保証書 (保証規定)
お買い上げの商品を、本取扱説明書に従った正常の使用状態で、万一故障が起こりました時は、
本保証書の記載内容により、無償修理致します。
型式
UG4000VM 型
品名
スプレー・ガン自動洗浄機
製造番号
本機裏面のラベルに明記されています。
お 御会社名
客 部署
様 ご住所 〒
TEL:
(
)
FAX:
(
)
保
お買い上げ日
年
月
日から
証
1 年間を保証期間とします。
期
間
販 販売店名
売 住所 〒
店 TEL:
(
)
FAX:
(
)
◇無償修理を受けるための条件、及び手続き
1. 本保証書をご提示の上、お買い上げの販売店、または当社にご依頼下さい
2. 本保証書は日本国内においてのみ、有効です。 (This warranty is valid only in Japan.)
◇次の場合は、保証期間内でも、お客様のご負担(有償)になります
1. 本保証書のご提示がない場合
2. 本保証書にお名前、お買い上げ日、販売店名等の記載がない場合、あるいは
字句等を書き換えられている場合
3. 取扱上の不注意・取扱説明書の記載事項を守られなかったことによる故障、及び損傷
4. 消耗品の交換・修理(ダイヤフラムポンプ内の部品は、消耗品扱いとなります。)
5. 火災・事故・地震・水害・塩害・落雷・公害などによる故障、及び損傷
6. 純正部品以外の部品の使用や、当社指定の修理店以外による修理、改造がなされている場合
◇法的責任
保証書は本書に明示した期間、条件のもとにおいて無償修理をお約束するものです。
従って、本保証書によってお客様の法律上の権利を制限するものではありませんので、
保証期間経過後の修理等、また、ご不明な点はお買い上げの販売店、当社までお問い合わせ下さい。
◇保証書の保管
1. 「保証書」は、内容をよくお読みになった上で、「お客様のお名前・ご住所」、「お買い上げ日」、「販売店」等
必要事項をご記入の上、納品書とともに大切に保管して下さい。
2. 本保証書は、紛失されても再発行しませんので、大切に保管して下さい。
◇修理・サービスについて
1. 修理を依頼される時は、修理はお買い上げの販売店、または当社にご相談下さい。
この時、お買い上げの商品の形式名、お買い上げの日付、販売店名等をお知らせ下さい。
2. 保証期間経過後の修理は、お客様のご要望により、有料にて修理致します。
3. 詳しくは、お買い上げの販売店にご相談下さい。
また、その他のご不明な点は、当社へお問い合わせ下さい。
JAPAN
ユニラム ジャパン 株式会社
〒263-0004 千葉県千葉市稲毛区六方町 90-3
TEL:043-304-8885 FAX:043-304-7821
http://www.uniram-japan.com/
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