個別施策9だれもが地域で働き続けられるしくみづくり [PDF形式

基本政策Ⅰ
個別施策9 だれもが地域で働き続けられるしくみづくり
取組状況・成果
目指すまちの姿・状態
【障害者、高齢者、若年非就業者等に対する総合的な就労支援】
・勤労者・仕事支援センターでは、平成23年4月の新宿ここ・から広場への移転に伴い、若年者就労
支援室(あんだんて)の設置、就労移行支援事業所(エール)・就労継続支援B型事業所(スマイ
ル)の開設、高年齢者無料職業紹介所(新宿わく☆ワーク)、無料職業紹介所(ここ・からジョブ新
宿)の開設等、事業規模を拡大し、障害者・高齢者・若年非就業者に対して、相談から就職、定着支
援まで効果的・効率的な支援ができる体制を構築しました。
・平成24~27年度の4年間で就職者は計902名、定着支援者数は平成27年度末に233名とな
り、一般就労に結びつきにくい方々への支援として、一定の成果を収めています。
現
暮らしやすさ1番の新宿
誰もが地域でいきいきと、活躍できるまちをめざします。
施策の方向性
【就労に課題を抱える方に対する支援】
・各就労支援事業については、時代の変化に対応した事業を展開し、これまで以上に質の高い支援が
実現できるよう、支援の内容を再構築します。
・再構築にあたっては、障害者、高齢者、若年非就業者等、それぞれの分野において、総合的なサー
ビスのあり方を検討します。
状・課 題
【障害者、高齢者、若年非就業者等に対する総合的な就労支援】
・これまで障害者の就労支援事業所の飛躍的な増加や就労定着支援事業の創設、高齢者の継続雇用制
度の導入等、障害者、高齢者の雇用に関する法整備が着実に進められ、雇用を取り巻く環境は大きく
変化しているため、対応が必要です。
・就労に課題を抱える方については、一般就労をゴールとした支援と併せて福祉的支援を行うこと
で、だれもがいきいきとくらし、活躍できるまちを目指します。
(公益財団法人新宿区勤労者・仕事支援センター)
・障害者雇用については、就労に結びつかない人への就職相談や就職準備支援はもとより、障害者雇
用の拡大に伴って増え続ける就職後の定着支援について、更なる充実が求められています。
・高齢者については、ニーズの高い職種の求人開拓に加え、より年齢の高い方への職業紹介等、求め
られる支援内容の変化に対応することが必要です。
・若年非就業者の支援については、問題の早期発見とより早い段階からの支援が必要であるとともに、
就労が困難な方については、一般就労以外の多様な生き方を視野に入れた包括的かつ長期的支援が必
要です。
・今後は、これからの時代の変化に対応できるように取り組むべき支援の内容を再構築し、 多様化す
るニーズに柔軟に応じた質の高いサービスを提供し続けることが重要です。
(図表1 就労支援実績件数推移)
10,000
(図表2 定着支援実績の推移)
9935
400
9,000
8,000
7,000
6,000
5,862
4,591
3,000
1,000
0
2,345
1,508
1,391
1,852
1,730
753
4,451
2,831
2,345
686
3,352
2,991
3,388
2,827
2,222
568
229
289
300
5,624
4,000
2,000
7,235
6,798
5,000
350
7,860
7,766
354
657
2538
634
職場定着支援
239
250
就職相談
200
就職準備支援
150
就労面の支援
100
190
142
95
111
100
143
169
233
195
就職者数
実支援者数
50
0
1