本当に暑い、暑い夏でしたが、子どもたちは元 気に夏休みを過ごし、2

三 木 市 立 上 吉 川 小 学 校
学 校 通 信
9 月 号
2016 年(平成 28 年)9 月 1 日(木)
本当に暑い、暑い夏でしたが、子どもたちは元
気に夏休みを過ごし、2学期をしっかりスタートさ
せました。
今年の夏は、猛暑に加えて、4年に一度のオリ
ンピック開催年にも当たり、リオ五輪に世界中が
暑く燃えた夏でした。トップアスリート達が繰り広
げる熱戦に、日本代表選手の活躍に、目を離せ
ない毎日でした。日本は41個のメダルを獲得し、
史上最多を更新したということや、10代から活
躍し、何回目かの出場となった選手の大きな成
長ぶりや、若い選手の初々しい活躍に、国民の
一人としてやはり、感動し、嬉しく思い、4年後の
東京オリンピック、もうすぐ行われるパラリンピッ
クを楽しみに思います。そして、このような輝かし
いスポーツの祭典、オリンピックですが、子ども
たちには、その輝かしさだけではなく、オリンピッ
クのそもそもの意義、そして、その意義が今も受
け継がれ、今回のオリンピックでも様々な場面で
息づいていることを感じ、学んでほしいとも思い
ました。
…4年に一度開催される「スポーツの祭典」で
あるオリンピックの理念は、「スポーツを通して文
化や国籍などの違いを越え、フェアプレイの精
神を培い、平和でより良い世界を目指す」ことで
す。クーベルタンによって始められた近代オリン
ピックは、古代ギリシアで4年ごとに開催されて
いた古代オリンピックにおける「エケケイリア」と
いう「オリンピックによる休戦」、つまりその期間
は戦争をしないというモデルがきっかけでした。
その理由としては、近代オリンピックは1896年
に初めて開催されましたが、当時19世紀末のヨ
ーロッパでは、国家間の紛争が絶えず、多くの
若者が戦争に駆り出されていく現状があったの
です。クーベルタンは、イギリスの教育現場を視
察に行ったときに、パブリックスクールの学生た
ちが積極的、かつ紳士的にスポーツに取り組ん
でいる姿に感銘を受け、スポーツを取り入れた
教育改革を推進する必要があると考え、オリン
ピックの復興を思いついたと言われています。
そこで、クーベルタンは古代オリンピックにおけ
る「エケケイリア」をモデルにしつつ、世界の若者
にスポーツに限らず幅広い文化、芸術活動を推
進し、これらによる交流の機会を設けることによ
って次の世代の平和教育の基礎を築き、国家紛
争の根を取り除こうとしたのです。このような平
和を目指すオリンピック運動の哲学を、「オリン
ピズム」といいます。また、1908年の第4回ロン
ドン大会では、アメリカとイギリスとの対立が絶
え間なく起こり、両国選手団の関係が悪化してし
まいました。そのときに行われた教会の礼拝で、
アメリカ・ペンシルベニアのエチェルバート・タル
ボット司教が「このオリンピックで重要なことは、
勝利することより、むしろ参加することであろ
う。」という戒めのメッセージを述べたのです。こ
のメッセージを聞いたクーベルタンは感銘を受け、
大会のパーティーのスピーチで引用して「人生に
とって大切なことは成功することではなく、努力
することである」という趣旨のスピーチを行い、そ
れ以来、オリンピックの理想を代表する有名な
言葉として知られるようになりました。…(NHK高校
講座ラジオ学習メモより)
メダルを獲得した日本人選手のインタビュー。
もちろん、メダル獲得の嬉しさや今後の抱負も語
られましたが、多くの人が、ここに至るまでの困
難を乗り越え努力をしたことを振り返り、その時
に支えてくれた人たちへの感謝も語られました。
また、残り数秒であってもあきらめず、最善を尽
くし勝利した選手も多くいました。そして、陸上女
子5000メートルの予選では、転倒した2選手が
助け合う姿が、「真のオリンピック精神」「スポー
ツマンシップを見せた」と報道されました。
2学期、体育会、学習発表会と様々な行事が
ありますが、子どもたちには、努力、あきらめな
い強い心、協働の精神を持って、「いきいき」「わ
くわく」「のびのび」と活動してほしいと思います。
「自然と郷土を愛し、心豊かにたくましく生きる児童の育成」
認め合い、支えあう子
自ら考え学びあう子
健康でたくましい子
いきいき
わくわく
のびのび
三木市立上吉川小学校
校長
今
枝 弘
子
奉仕作業ありがとうございました!
8月21日のPTA奉仕作業ありがとうございました。
朝から猛暑が続くこの夏、保護者、ご家族の皆様方のご協
力や「自分たちの学校をきれいにしよう!」という意欲の
の5・6年生児童の働きにより、教室の窓や廊下・体育館
の窓や床が見違えるほどきれいになりました。
2学期から児童とともに感謝しながら気持ちよく使わせ
ていただきます。
おめでとう!!夏休み中の受賞のお知らせです。
・平成 28 年度「差別をなくする輪をひろげよう」市民運動
作文の部
優良賞
4年 阪本 柚葉 さん
標語の部
佳作
6年 河原 彩名 さん
教育実習がスタート!!
教育実習に卒業生の石田夏菜恵さんが、9月5日から9月30日まで来られます。担当学年は
3年生です。本校での懐かしい思い出話を子どもたちに聞かせていただいたり、一緒になって体
を動かしてもらったりしながら、大学での経験を生かして、子どもたちと楽しく学べる4週間に
してほしいと思います。
また、関西国際大学の看護学科の藤原はるかさんが、9月12日から9月16日までの1週
間、学校保健実習に来られます。保健室で梶原先生について養護の勉強を行います。短い期間
ですが子どもたちと関わりを持ちながら、いろいろと学んでほしいと思います。
~お願い~
日頃は空き缶回収にご協力いただきありがとうございます。学校の教育活動の浄財として活
用させていただいております。お願いはスチール缶やペットボトルにつきましては、5月の廃
品回収時のみの扱いとなりますので、それ以外の時はアルミ缶のみの持ち込みになりますので
ご協力の程よろしくお願いします。
9月の行事予定
1 日(木) 「子ども安全・安心の日」、登校指導
2学期始業式、地区児童会、
一斉下校 11:00
2 日(金) 給食開始、身体測定(1校時)
体育会練習開始」
5 日(月) 全校朝会、委員会
教育実習開始(石田先生)
6 日(火) 体操服販売 12:30~13:30
ALT 勤務
1・2・3 年愛媛国体サポート花植え
8 日(木) 4・5・6 年情報モラル教室(2 校時)
のびっこ、代表委員会
9 日(金) 三木市小中学生科学作品展 14:
14:00~
00~
(10 日 15:
15:00 まで)青山公民館
12 日(月) 学校保健実習開始(藤原先生)
13 日(火) 全校音楽、ALT 勤務
14 日(水) 夏休み校内作品展
(多目的室で 27 日まで 9:00~16:00)
15 日(木)「子ども安全・安心の日」、安全点検
児童集会
17 日(土)吉川中学校体育大会
19 日(月) 敬老の日
20 日(火) 全校朝会、ALT 勤務
22 日(木)秋分の日
24 日(土) PTA テント設置 7:00~
00~
ふれあい体育会 9:00~
00~14:
14:20
一斉下校 14:45 雨天順延
26 日(月)代休日
27 日(火) 全校朝会、ALT 勤務
夏休み作品展最終日(~12:30)
28 日(水) 月曜時間割(5時間授業)
29 日(木) 児童集会、
3年生環境体験校外学習(有馬富士)
30 日(金) 臨時全校朝会
「子ども安全・安心の日」
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