参考資料(尾鷲第四保育園整備基本計画) 尾 鷲 第 四 保 育 園 整 備 基 本 計 画 参考資料(尾鷲第四保育園整備基本計画) 施設づくりの基本テーマ 1. 入所児童の安全・安心を第一に考え、より良い環境でよりよい保育ができる施設づくり。 2. 近い将来予想される東海・東南海・南海地震等による大規模災害から入所児童等の安全を 守るため、多目的スペースや、防災倉庫等の位置により防災機能を充実させた施設づくり。 3. 保育園は、入所児童が生活の大半を過ごす場所であることから、食事、睡眠、休息、排泄、 及び屋内外での遊びにおける快適な環境・空間づくり。 4. 地域や周辺環境に調和した、地域と共存できる施設づくり。 5. 職員(保育士、調理員等)が働きやすい環境を整備し、職員間のコミュニケーション・ 休憩や、総合的な事務をする場として快適な空間づくり。 6. 園舎は、日当たりや風通しに配慮し、園児が使いやすく、また、省資源、省エネルギー、 長寿命化に配慮した施設づくり。 7. 園児の安全や事故防止に配慮するとともに、交通渋滞を緩和するため園児送迎用スペース を考慮した施設づくり。 8. ユニバーサルデザインを取り入れた、安全で気配りの行き届いた施設づくり。 参考資料(尾鷲第四保育園整備基本計画) 施設計画の方針 1. 施設への進入位置について 敷地に対する接道道路は、敷地東側の市道のみとなり、接道長さが10m程度しかない。 そのため、他の2園の様に施設利用者とサービス車両の分離進入計画が取れていないが、 敷地内で施設利用者の駐車場エリアとサービスエリアの分離計画を行った。 2. 施設の設置高について 平坦な敷地状況で、敷地に接する隣地との段差も特に無い為、特別な造成は行わない 計画とした。 3. 施設の設置位置について ・ 敷地に対して南側に園庭、北側に園舎、南東側に駐車スペースの設置計画。 ・ 駐車スペースエリア内に渋滞緩和対策として、ロータリースペースの設置。 ・ 厨房部門を除く保育室等は、全て南に面するよう配置。 4. 園舎部屋別配置計画及び規模の設定 a. 1・2歳児保育室 ・職員室に隣接し、職員室から直接の出入り口設置 ・トイレに隣接して配置 ・最低基準面積 1.98㎡/人 ・設置面積 40.00㎡ ・関連室 倉庫 3.0㎡ ・収容人員 40.00 ÷ 1.98 ÷ 1.1 = 18名(最多) b. 3歳児保育室 ・トイレに隣接して配置 ・最低基準面積 1.98㎡/人 ・設置面積 40.00㎡ ・関連室 倉庫 3.0㎡ ・収容人員 40.00 ÷ 1.98 ÷ 1.1 = 18名(最多) 参考資料(尾鷲第四保育園整備基本計画) c. 4歳児保育室 (2階に設置) ・トイレに隣接して配置 ・最低基準面積 1.98㎡/人 ・設置面積 40.00㎡ ・関連室 倉庫 3.0㎡ ・収容人員 40.00 ÷ 1.98 ÷ 1.1 = 18名(最多) d. 5歳児保育室 (2階に設置) ・トイレに隣接して配置 ・最低基準面積 1.98㎡/人 ・設置面積 48.00㎡ ・関連室 倉庫 3.0㎡ ・収容人員 48.00 ÷ 1.98 ÷ 1.1 = 22名(最多) e. 一時保育室 ・玄関、職員室に隣接して配置 ・関連室 専用トイレ、調乳、沐浴、倉庫 ・設置面積 35.75㎡ f. 多目的室 ・1階に設置 ・設置面積 10.08㎡ g. 防災室 ・2階に設置 ・設置面積 15.12㎡ h. 遊戯室 ・トイレを隣接して配置 ・最低基準面積 1.98㎡/人 ・設置面積 104.00㎡ ・関連室 倉庫 5.00㎡ ・収容人員 104.00 ÷ 1.98 ÷ 1.1 = 47名(最多) 参考資料(尾鷲第四保育園整備基本計画) i. 職員室 ・園庭、駐車場、玄関が視界に入る位置に計画 ・設置面積 48.00㎡ (内職員室40.0㎡ 医務コーナー・湯沸8.00㎡) j. 園庭 ・最低基準面積 3.30㎡/人 ・必要面積 3.30 × 80名 = 264.00㎡ ・設置面積 365.00㎡ 参考資料(尾鷲第四保育園整備基本計画) 尾鷲第四保育園 基本設計留意事項 1.多目的スペースや備蓄スペースの設置など防災機能を高め、園児と保護者が一時的に避難で きる拠点とする。 2.園舎は日当たりや風通しに配慮し、園児が使いやすく、交通渋滞を解消するため園児 送迎時の駐車場を設ける。 3.園庭の広さを確保するため、一部2階建てとする。 4.園庭は軽自動車等の出入り可とする。 5.1~2歳児、3歳児、4歳児、5歳児に各1部屋を配置する。 6.保育室等各部屋に収納納戸を設置する。 共 7.保育室は、37㎡以上とする。 8.トイレ 乳児室1、幼児室2、調理場1、来客用1のトイレが必用。 通 保育室には部屋と部屋の間に設置。 園庭からの使用も考慮する。 9.職員室 面積は40㎡程度。収納棚を設置する。 留 意 事 項 10.厨房 園児が調理場を見える位置に配置。 11.遊戯室 隣接して遊具等の収納倉庫を設置。 12.プール・遊具等の収納倉庫が必要。 24㎡程度 13.駐車場 4台分程度確保。 14.2階部分に対しては、2方向避難を考慮する。 A.定 員 2歳児未満:15人 2歳児:20人 3歳児:15人 4歳児以上:30人 計:80人 B.特別保育事業 一時保育 C.園 庭 小規模な運動会ができる広さ(25m×8mトラック)を確保する。 園 要 D.園児用トイレ 1・2歳児用と3歳児以上とに分ける。1・2歳:大2 小2 望 3歳児:大2 小2 4・5歳児:大3 小3 E.避難経路 2階園児の避難は、2階より1階に下りて避難を行う。 F.駐車場 駐車スペースの替わりにロータリー形式のスペースを設け、周囲の交通 渋滞緩和を図る。 基本設計留意点 1.園児用トイレには、簡易シャワー及び汚物洗濯用器具を設置。 2.日当たりの良い遊戯室前テラス内に洗濯及び物干しスペースを設置。 3.職員トイレ及び来客用トイレは、個室スペースで計画する。 4.2階部分の2方向避難路確保として、避難用滑り台を設置。 5.4・5歳児の保育室を2階に設置した事により、ゆとりのある階段ホールを設けた。 参考資料(尾鷲第四保育園整備基本計画) 6.職員室においては、医務・湯沸しスペースを含め、8㎡ほど広く計画する。 7.プール等収納倉庫については、園庭に別棟でプレハブ構造にて設置。6m×4m 8.駐車スペースにロータリーを設置することに伴い、駐車台数は4台となる。 参考資料(尾鷲第四保育園整備基本計画) 39,000 14,000 8,000 12,000 4,200 1,800 2,100 1,500 2,500 3,600 14,100 13,000 14,100 13,000 1,100 8,000 2,500 2,500 リフト 防災 階段ホール 15.12㎡ 配 庫 庫 手 避難用滑り台 4才児 40.0㎡ 5才児 48.0㎡ 8,000 陸屋根 WC 汚 シャワー テラス屋根 5,000 13,000 3,000 14,000 39,000 6,000 1,500 9,000 1,500 第 4 保 育園 (古 戸 町 ) 2 階 平 面 図 1/400 39,000 8,000 6,000 12,000 3,000 2,800 1,400 2,500 6,500 1,800 1,500 2,000 3,000 13,000 8,000 2,000 3,000 1,150 5,700 1,150 隣地境 界線 隣地境界線 配膳 階段ホール 職・客WC 覗き窓 庫 庫 3才児 40.0㎡ 手 WC WC 下処 庫 WC 乳・沐 庫 1・2才児 40.0㎡ 職員室 48.0㎡ 玄関 シャワー 一時保育 35.75㎡ サービスヤード 2,500 避難用滑り台 隣 地境 界 線 遊戯室 84.0㎡ 休憩 汚 流洗 テラス 物干 手洗い 手洗い 4 ,5 0 25.0 * 8.0m 0R 軽自動車回転 線 14,100 13,000 10,500 4,500 厨房 39.65㎡ 5,500 庫 多目 WC 1,100 2,000 3,000 2,500 6,100 14,100 庫 隣地境界線 庫 ステージ 20.0㎡ 道路 境界 1,100 2,500 リフト 境 界 線 隣地 境界 駐車場 4台 線 地 倉庫 24.0㎡ 隣 4,000 N 床面積 6,000 5,000 3,000 5,000 36,000 39,000 6,000 2,500 6,500 1,500 1,500 3,000 15人 2階 197.40 2歳 20人 定員の計 1階 515.35 3歳 15人 80人 4歳以上 30人 計 8,000 2歳未満 712.75 m 2 屋外倉庫 24.0㎡は上記に含まず 第4 保 育 園 (古 戸町 ) 配 置 図 ・ 1階 平 面図 1/400
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