平成27年度水質検査計画(PDF:554.2KB)

守口市水道局
平成27年度水質検査計画
守口市水道局マスコットキャラクター しずくちゃん と みちるくん
1.基本方針
2.水道事業の概要
3.水源の状況並びに原水及び浄水の水質状況
4.採水場所
5.水質検査項目及び検査頻度
6.水質検査方法
7.臨時の水質検査
8.水質検査計画及び検査結果の公表
9.検査結果の評価について
10.水質検査の精度管理と信頼性の保証について
11.関係者との連携について
1.基本方針
守口市水道局は、供給する水が給水栓において水道水質基準に適合していることを遵
守するため、定期に行う水質検査について水質検査計画を策定し、計画的に水質検査を
実施します。
また、臨時に行う水質検査についても、本計画において、実施要件を定め実施します。
なお、水質管理目標設定項目及びその中に含まれる農薬類についても、必要に応じて
検査を実施します。
水質検査計画には、水道法施行規則第15条第6項に定めるところにより、水道事業
者が行う定期の水質検査について、検査すべき事項、当該項目、採水の場所、検査頻度
を記載します。
法第20条第3項の規定により水質検査を委託する場合における当該委託の内容につ
いては、委託する検査機関、委託する項目等について記載します。
水質検査計画による測定結果については、評価の上、お客さまに公表します。
2.水道事業の概要
(1)事業体の名称
守口市水道局
(2)給水区域
守口市内
(3)計画給水人口
150,000 人
(4)計画一日最大給水量
65,200 ㎥
(自己水源 61,500 ㎥ 大阪広域水道企業団浄水 3,700 ㎥)
(5)水源の名称
淀川
(6)水源種別
表流水
(7)浄水場の名称
守口市浄水場
(8)浄水処理方法
高速凝集沈でん-中オゾン粒状活性炭-急速砂ろ過
淀川
着水池
凝集沈でん池
オゾン接触池
凝集剤(ポリ塩化アルミニウム)
pH調整剤(硫酸)
市内へ配水
配水池
砂ろ過池
粒状活性炭ろ過池
塩素剤(次亜塩素酸ナトリウム)
アルカリ剤(水酸化ナトリウム)
1
3.水源の状況並びに原水及び浄水の水質状況
(1)原水の状況
本市の水源は淀川であり、鳥飼大橋左岸直下流で取水しています。
琵琶湖・淀川流域はその大部分が都市化の進んだ地域で、以前は生活排水、工場排水
等でかなり汚染の進んだ河川でしたが、近年は、下水道整備の進捗などにより、各検査
項目の数値は、減少から横ばいで水質汚染の改善傾向がみられます。
しかし、突発的な油類の流出事故など水質汚染を受けやすい状況にあります。引き続
き、淀川を水源とする他の水道事業体と共同し、水源水質の監視、水源の保全活動に努
めます。
原水の汚染要因
水質管理上注目すべき項目
降雨等による濁水
濁度、色度、マンガン等
富栄養化による藻類の発生
ジェオスミン、2-メチルイソボルネオール
油類等の流出による突発汚染事故
低沸点有機化合物、フェノール類
田畑、ゴルフ場等の農薬散布
農薬類
畜産排水、下水処理場放流水
クリプトスポリジウム等病原性微生物
(2)浄水の状況
守口市浄水場では平成9年10月からオゾン及び粒状活性炭による高度浄水処理水の
通水を開始し、
「安全で安心して飲める水道水」の供給に努めております。
これまでの水質試験の結果、浄水場出口、市内給水栓とも、水質基準を十分満足する
値となっています。
4.採水場所
(1)給水栓水(蛇口)
守口市浄水場系2か所及び東郷配水場系1か所、合計3か所を設けています。
採水場所は、守口市立東公民館、守口市立西部公民館(守口市浄水場系)及び守
口市立錦公民館(東郷配水場系)の蛇口で採水します。
(2)浄水場出口
浄水場内の配水池出口で採水します。
(3)原水
守口市庭窪地点鳥飼大橋左岸直下流の淀川表流水です。浄水場内の着水池で採
水します。
(4)浄水場内
浄水処理管理のため、処理系統ごとに沈でん水、オゾン処理水、活性炭ろ過水、
砂ろ過水を採水します。
2
5.水質検査項目及び検査頻度
水質検査計画において実施する検査項目、各項目の検査頻度は別表1に示します。な
お、検査頻度は、低沸点有機化合物、消毒副生成物等については2ヶ月に1回、陰イオ
ン界面活性剤、非イオン界面活性剤、フェノール類については3ヶ月に1回、その他の
項目については1ヶ月に1回を基本とし、法令で定められている検査頻度以上を設定し
ています。
水質基準を補完する目的で設定されている、水質管理目標設定項目についても、別表
2に示すとおり検査を行います。このうち、農薬類(水質管理目標設定項目15)の各
項目については、別表3に示すとおりで、自己検査または委託検査を行い、未測定物質
については対応が可能となるよう努めます。また、基準値、目標値、指針値等が設定さ
れていない項目についても、必要に応じて検査を行います。
水源で発生する生物による諸障害を監視し、その処理対策を行うために必要な生物試
験については、毎週1回行います。また、
「水道におけるクリプトスポリジウム等対策指
針」によるクリプトスポリジウム、ジアルジア、嫌気性芽胞菌の検査は、原水及び浄水
場出口について2ヶ月に1回行います。
このほか、浄水処理工程管理のため、原水、浄水場内各処理水、浄水場出口について、
基礎的項目(濁度、色度、pH値、アルカリ度、全有機炭素、アンモニア態窒素、塩素
要求量、残留塩素、電気伝導率)は毎日1回、一般細菌、大腸菌、過マンガン酸カリウ
ム消費量は1週間に2回、BODは1週間に3回、下表のとおり検査を行います。
原
水
沈でん水
砂ろ過水
浄
水
濁度
〇
〇
〇
〇
色度
〇
〇
〇
〇
pH値
〇
〇
〇
〇
アルカリ度
〇
〇
〇
〇
全有機炭素
〇
〇
〇
〇
アンモニア態窒素
〇
塩素要求量
〇
〇
〇
残留塩素
電気伝導率
〇
〇
一般細菌
〇
〇
大腸菌
〇
〇
過マンガン酸カリウム消費量
〇
BOD
〇
3
〇
〇
〇
6.水質検査方法
水質基準項目の検査方法は、水質基準に関する省令(平成 15 年厚生労働省令第 101 号)
の規定に基づく告示(平成 15 年厚生労働省告示第 261 号)に示された方法により行いま
す(別表4参照)
。水質管理目標設定項目およびその他の項目については、別表5に示す
方法で検査を行います。
なお、水質検査の委託項目、委託先は下記のとおりです。また、委託項目について臨
時の水質検査が必要になった場合は、委託先と協議の上実施します。
委 託 項 目
委
農薬類(38物質)
託
先
大阪府立公衆衛生研究所
7.臨時の水質検査
臨時の水質検査・試験は次のような場合に、必要な項目の検査を行います。
(1) 水源の水質が著しく悪化したとき。
(2) 水源に異常があったとき。
(3) 水源付近、給水区域及びその周辺等において消化器系感染症が流行しているとき。
(4) 浄水過程に異常があったとき。
(5) 配水管の大規模な工事その他水道施設が著しく汚染されたおそれがあるとき。
(6) その他特に必要があると認められるとき。
8.水質検査計画及び検査結果の公表
水質検査計画は、お客さまに公表し、内容についてご意見を参考にさせて頂きながら、
毎年より良い計画書を作成することに努めます。
公表の方法は、インターネットのホームページで行います。
また、検査結果については、水質試験年報、水道局ホームページで公表します。水質
試験年報は、局ホームページ及び守口市立各公民館図書室等で閲覧できます。
公表
水質検査計画
水
お
客
道
水質検査の実施
ご意見・ご要望
さ
ま
局
結果の公表
検査結果の評価
4
9.検査結果の評価について
検査結果の評価は検査ごとに行います。また、検査の結果をもとに、必要に応じて検
査計画を見直します。
10.水質検査の精度管理と信頼性の保証について
原則として水質基準値及び目標値の10分の1の定量下限値を確保いたします。農薬
類については目標値の100分の1の定量下限値を確保するよう努めます。
また、水質基準値の10分の1付近の測定における変動係数(CV値)が微量有機物
関連項目では20%以下、それ以外の項目については10%以下となるよう検査を行う
とともに、分析機器の取扱マニュアルの作成など、精度のよい測定ができる体制を整備
します。
さらに、分析技術向上のため各種分析セミナー等に参加するとともに、国、大阪府等
が実施する外部精度管理に積極的に参加し、信頼性確保に努めます。
11.関係者との連携について
水源における水質汚染事故の場合、淀川水質汚濁防止連絡協議会*1、淀川水質協議会*2
の緊急連絡網等により、関係自治体と共同で迅速な情報収集、現地調査等を行い、安全
な水の供給に努めます。
さらに、前記両協議会および大阪広域水道企業団運営協議会*3、アクアネット大阪*4 等
を通じて水道に関する情報交換、技術の向上に努めます。
*1 淀川水質汚濁防止連絡協議会
国土交通省近畿地方整備局をはじめ琵琶湖淀川水系の機関・団体で構成。水系全体の調査
研究・水質管理・水質保全活動等を行っています。
*2 淀川水質協議会
淀川から取水している大阪府内および兵庫県内の10水道事業体で構成。琵琶湖、木津川、
宇治川、桂川、淀川本川および流入支川等の調査を定期的に共同で実施しています。また、
水源の水質保全対策について関係機関への要望活動等も行っています。
(構成団体:大阪市水道局、守口市水道局、枚方市上下水道局、寝屋川市上下水道局、吹田
市水道部、尼崎市水道局、伊丹市上下水道局、西宮市上下水道局、大阪広域水道企業団、阪
神水道企業団)
*3 大阪広域水道企業団運営協議会
大阪広域水道企業団から水道水の供給を受ける事業体で構成。相互の連絡調整を図るとと
もに、水道水質の適正な管理および向上のために必要な事業を実施しています。
*4 アクアネット大阪
大阪広域水道企業団と市町村水道の情報を相互にリアルタイムで交換することにより、限
られた水資源の有効活用や質の向上・安定供給をめざした水のネットワークシステム。
5
採水地点図
守口市水道局
6
別表1
水 質 基 準 項 目
基1
基2
基3
基4
基5
基6
基7
基8
基9
基10
基11
基12
基13
基14
基15
基16
基17
基18
基19
基20
基21
基22
基23
基24
基25
基26
基27
基28
基29
基30
基31
基32
基33
基34
基35
基36
基37
基38
基39
基40
基41
基42
基43
基44
基45
基46
基47
基48
基49
基50
基51
一般細菌
大腸菌
カドミウム及びその化合物
水銀及びその化合物
セレン及びその化合物
鉛及びその化合物
ヒ素及びその化合物
六価クロム化合物
亜硝酸態窒素
シアン化物イオン及び塩化シアン
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素
フッ素及びその化合物
ホウ素及びその化合物
四塩化炭素
1,4-ジオキサン
シス-1,2-ジクロロエチレン
及びトランス-1,2-ジクロロエチレン
ジクロロメタン
テトラクロロエチレン
トリクロロエチレン
ベンゼン
塩素酸
クロロ酢酸
クロロホルム
ジクロロ酢酸
ジブロモクロロメタン
臭素酸
総トリハロメタン
トリクロロ酢酸
ブロモジクロロメタン
ブロモホルム
ホルムアルデヒド
亜鉛及びその化合物
アルミニウム及びその化合物
鉄及びその化合物
銅及びその化合物
ナトリウム及びその化合物
マンガン及びその化合物
塩化物イオン
カルシウム、マグネシウム等(硬度)
蒸発残留物
陰イオン界面活性剤
ジェオスミン
*5
2-メチルイソボルネオール
*6
非イオン界面活性剤
フェノール類
有機物(全有機炭素(TOC)の量)
pH値
味
臭気
色度
濁度
色
濁り
残留塩素
100集落数/mL以下
不検出
0.003mg/L以下
0.0005mg/L以下
0.01mg/L以下
0.01mg/L以下
0.01mg/L以下
0.05mg/L以下
0.04mg/L以下
0.01mg/L以下
10mg/L以下
0.8mg/L以下
1.0mg/L以下
0.002mg/L以下
0.05mg/L以下
市内給水栓の
最大値 *1
0
不検出
<0.0003
<0.00005
<0.001
0.002
<0.001
<0.005
<0.005 *2
<0.001
1.33
0.15
<0.1
<0.0002
<0.005
法で定める
検査頻度
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
0.04mg/L以下
<0.004
1回/3ヶ月
1回/2ヶ月
0.02mg/L以下
0.01mg/L以下
0.01mg/L以下
0.01mg/L以下
0.6mg/L以下
0.02mg/L以下
0.06mg/L以下
0.03mg/L以下
0.1mg/L以下
0.01mg/L以下
0.1mg/L以下
0.03mg/L以下
0.03mg/L以下
0.09mg/L以下
0.08mg/L以下
1.0mg/L以下
0.2mg/L以下
0.3mg/L以下
1.0mg/L以下
200mg/L以下
0.05mg/L以下
200mg/L以下
300mg/L以下
500mg/L以下
0.2mg/L以下
0.00001mg/L以下
0.00001mg/L以下
0.02mg/L以下
0.005mg/L以下
3mg/L以下
5.8~8.6
異常でないこと
異常でないこと
5度以下
2度以下
異常でないこと
異常でないこと
<0.002
<0.001
<0.001
<0.001
0.10
<0.002
<0.006
<0.004 *3
<0.01
0.002
0.02
<0.02 *4
0.007
<0.009
<0.008
<0.1
0.03
<0.03
<0.1
19.0
<0.005
19.6
54
121
<0.02
<0.000001
<0.000001
<0.01
<0.0005
0.9
7.8
異常なし
異常なし
<1
<0.1
異常なし
異常なし
0.9
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/1ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
1回/1ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
1回/1ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/3ヶ月
原因藻類発生期1回/月
原因藻類発生期随時
原因藻類発生期1回/月
原因藻類発生期随時
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
毎日
毎日
毎日
1回/3ヶ月
1回/3ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
毎日
毎日
毎日
基準値
*1 市内給水栓の最大値 : 過去3年間(平成23年度~平成25年度)の市内給水栓の最大値
*2 亜硝酸態窒素は平成26年3月までは水質管理目標設定項目で目標値は0.05mg/L以下
*3 ジクロロ酢酸の水質基準値は平成27年3月まで0.04mg/L以下
*4 トリクロロ酢酸の水質基準値は平成27年3月まで0.2mg/L以下
*5 正式名称 (4S,4aS,8aR)-オクタヒドロ-4,8a-ジメチルナフタレン-4a(2H)-オール
*6 正式名称 1,2,7,7-テトラメチルビシクロ[2,2,1]ヘプタン-2-オール
7
実施検査頻度
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
別表2
水 質 管 理 目 標 設 定 項 目
目1
目2
目3
目4
目5
目6
目7
目8
目9
目10
目11
目12
目13
目14
目15
目16
目17
目18
目19
目20
目標値
アンチモン及びその化合物
0.02mg/L以下
ウラン及びその化合物
0.002mg/L以下
ニッケル及びその化合物
0.02mg/L以下
削 除
1,2-ジクロロエタン
0.004mg/L以下
削 除
削 除
トルエン
0.4mg/L以下
フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)
0.1mg/L以下 *1
亜塩素酸
0.6mg/L以下
削 除
二酸化塩素
0.6mg/L以下
ジクロロアセトニトリル
0.01mg/L以下
抱水クロラール
0.02mg/L以下
農薬類
比の総和1以下
残留塩素
1mg/L以下
カルシウム、マグネシウム等
10mg/L以上100mg/L以下
(硬度)
マンガン及びその化合物
遊離炭酸
1,1,1-トリクロロエタン
目21 メチル-t-ブチルエーテル(MTBE)
実施検査頻度
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
省略 *2
省略 *2
1回/2ヶ月
1回/2ヶ月
1回/3ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
0.01mg/L以下
20mg/L以下
0.3mg/L以下
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/2ヶ月
0.02mg/L以下
1回/2ヶ月
目22
有機物等
(過マンガン酸カリウム消費量)
3mg/L以下
1回/1ヶ月
目23
目24
目25
目26
臭気強度(TON)
蒸発残留物
濁度
pH値
3以下
30mg/L以上200mg/L以下
1度以下
7.5程度
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
1回/1ヶ月
目27
腐食性(ランゲリア指数)
-1以上程度とし
極力0に近づける
1回/1ヶ月
目28
目29
目30
従属栄養細菌
1,1-ジクロロエチレン
アルミニウム及びその化合物
2,000集落数/mL以下
0.1mg/L以下
0.1mg/L以下
*1 平成27年4月0.08mg/L以下に改正予定
*2 消毒剤に二酸化塩素を使用していないので省略
8
1回/1ヶ月
1回/2ヶ月
1回/1ヶ月
別表3
農薬類(水質管理目標設定項目15)の対象農薬目標値
農
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
薬
名
1,3-ジクロロプロペン(D-D) ※1
2,2-DPA(ダラポン)
2,4-D(2,4-PA)
EPN ※2
MCPA
アシュラム
アセフェート
アトラジン
アニロホス
アミトラズ
アラクロール
イソキサチオン ※2
イソフェンホス ※2
イソプロカルブ(MIPC)
イソプロチオラン(IPT)
イプロベンホス(IBP)
イミノクタジン
インダノファン
エスプロカルブ
エディフェンホス(エジフェンホス、EDDP)
エトフェンプロックス
エトリジアゾール(エクロメゾール)
エンドスルファン(ベンゾエピン) ※3
オキサジクロメホン
オキシン銅(有機銅)
オリサストロビン
カズサホス
カフェンストロール
カルタップ ※4
カルバリル(NAC)
カルプロパミド
カルボフラン
キノクラミン(ACN)
キャプタン
クミルロン
グリホサート ※5
グルホシネート
クロメプロップ
クロルニトロフェン(CNP) ※6
クロルピリホス ※2
クロロタロニル(TPN)
シアナジン
シアノホス(CYAP)
ジウロン(DCMU)
ジクロベニル(DBN)
ジクロルボス(DDVP)
ジクワット
ジスルホトン(エチルチオメトン)
ジチアノン
ジチオカルバメート系農薬 ※7
ジチオピル
シハロホップブチル
シマジン(CAT)
ジメタメトリン
ジメトエート
シメトリン
ジメピペレート
ダイアジノン ※2
ダイムロン
ダゾメット ※8
目標値
(mg/L)
0.05
0.08
0.03
0.004
0.005
0.2
0.006
0.01
0.003
0.006
0.03
0.008
0.001
0.01
0.3
0.09
0.006
0.009
0.03
0.006
0.08
0.004
0.01
0.02
0.03
0.1
0.0006
0.008
0.3
0.05
0.04
0.005
0.005
0.3
0.03
2
0.02
0.02
0.0001
0.003
0.05
0.004
0.003
0.02
0.01
0.008
0.005
0.004
0.03
0.005
0.009
0.006
0.003
0.02
0.05
0.03
0.003
0.005
0.8
0.006
検査区分
自己 委託
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
農
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
薬
名
チアジニル
チウラム
チオジカルブ
チオファネートメチル
チオベンカルブ
テルブカルブ(MBPMC)
トリクロピル
トリクロルホン(DEP)
トリシクラゾール
トリフルラリン
ナプロパミド
パラコート
ピペロホス
ピラクロニル
ピラゾキシフェン
ピラゾリネート(ピラゾレート)
ピリダフェンチオン
ピリブチカルブ
ピロキロン
フィプロニル
フェニトロチオン(MEP) ※2
フェノブカルブ(BPMC)
フェリムゾン
フェンチオン(MPP) ※9
フェントエート(PAP)
フェントラザミド
フサライド
ブタクロール
ブタミホス ※2
ブプロフェジン
フルアジナム
プレチラクロール
プロシミドン
プロチオホス
プロピコナゾール
プロピザミド
プロベナゾール
ブロモブチド
ベノミル ※10
ペンシクロン
ベンソビシクロン
ベンゾフェナップ
ベンタゾン
ペンディメタリン
ベンフラカルブ
ベンフルラリン(ベスロジン)
ベンフレセート
ホスチアゼート
マラチオン(マラソン) ※2
メコプロップ(MCPP)
メソミル
メタム(カーバム) ※8
メタラキシル
メチダチオン(DMTP)
メチルダイムロン
メトミノストロビン
メトリブジン
メフェナセット
メプロニル
モリネート
目標値
(mg/L)
0.1
0.02
0.08
0.3
0.02
0.02
0.006
0.005
0.08
0.06
0.03
0.005
0.0009
0.01
0.004
0.02
0.002
0.02
0.04
0.0005
0.003
0.03
0.05
0.006
0.007
0.01
0.1
0.03
0.02
0.02
0.03
0.05
0.09
0.004
0.05
0.05
0.05
0.1
0.02
0.1
0.09
0.004
0.2
0.3
0.04
0.01
0.07
0.003
0.05
0.05
0.03
0.01
0.06
0.004
0.03
0.04
0.03
0.02
0.1
0.005
検査区分
自己 委託
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
※1
※2
1,3-ジクロロプロペン(D-D)の濃度は、異性体であるシス-1,3-ジクロロプロペン及びトランス-1,3-ジクロロプロペンの濃度を合計して算出すること。
※3
エンドスルファン(ベンゾエピン)の濃度は、異性体であるα-エンドスルファン及びβ-エンドスルファンに加えて、代謝物であるエンドスルフェート(ベンゾエピンスルフェート)も測定し、α-エンドスルファン及びβ-エンドスル
ファンの濃度とエンドスルフェート(ベンゾエピンスルフェート)の濃度を原体に換算した濃度を合計して算出すること。
※4
カルタップの濃度は、ネライストキシンとして測定し、カルタップに換算して算出すること。
※5
グリホサートの濃度は、代謝物であるアミノメチルリン酸(AMPA)も測定し、原体の濃度とアミノメチルリン酸(AMPA)の濃度を原体に換算した濃度を合計して算出すること。
※6
クロルニトロフェン(CNP)の濃度は、アミノ体の濃度も測定し、原体の濃度とアミノ体の濃度を原体に換算した濃度を合計して算出すること。
※7
ジチオカーバメート系農薬の濃度は、ジネブ、ジラム、チウラム、プロピネブ、ポリカーバメート、マンゼブ(マンコゼブ)及びマンネブの濃度を二硫化炭素に換算して合計して算出すること。
※8
ダゾメット及びメタム(カーバム)の濃度は、メチルイソチオシアネート(MITC)として測定し、原体に換算して算出すること。
※9
フェンチオン(MPP)の濃度は、酸化物であるMPPスルホキシド、MPPスルホン、MPPオキソン、MPPオキソンスルホキシド及びMPPオキソンスルホンの濃度も測定し、フェンチオン(MPP)の原体の濃度と、その酸化物それぞれの
濃度を原体に換算した濃度を合計して算出すること。
※10
ベノミルの濃度は、メチル-2-ベンツイミダゾールカルバメート(MBC)として測定し、ベノミルに換算して算出すること。
有機リン系農薬のうち、EPN、イソキサチオン、イソフェンホス、クロルピリホス、ダイアジノン、フェニトロチオン(MEP)、ブタミホス及びマラチオン(マラソン)、の濃度については、それぞれのオキソン体の濃度も測定し、そ
れぞれの原体の濃度と、そのオキソン体それぞれの濃度を原体に換算した濃度を合計して算出すること。
9
別表4
基1
基2
基3
基4
基5
基6
基7
基8
基9
基10
基11
基12
基13
基14
基15
基16
基17
基18
基19
基20
基21
基22
基23
基24
基25
基26
基27
基28
基29
基30
基31
基32
基33
基34
基35
基36
基37
基38
基39
基40
基41
基42
基43
基44
基45
基46
基47
基48
基49
基50
基51
項 目
気温
水温
一般細菌
大腸菌
カドミウム及びその化合物
水銀及びその化合物
セレン及びその化合物
鉛及びその化合物
ヒ素及びその化合物
六価クロム及びその化合物
亜硝酸態窒素
シアン化物イオン及び塩化シアン
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素
フッ素及びその化合物
ホウ素及びその化合物
四塩化炭素
1,4-ジオキサン
シス-1,2-ジクロロエチレン及び
トランス-1,2-ジクロロエチレン
ジクロロメタン
テトラクロロエチレン
トリクロロエチレン
ベンゼン
塩素酸
クロロ酢酸
クロロホルム
ジクロロ酢酸
ジブロモクロロメタン
臭素酸
総トリハロメタン
トリクロロ酢酸
ブロモジクロロメタン
ブロモホルム
ホルムアルデヒド
亜鉛及びその化合物
アルミニウム及びその化合物
鉄及びその化合物
銅及びその化合物
ナトリウム及びその化合物
マンガン及びその化合物
塩化物イオン
カルシウム、マグネシウム等(硬度)
蒸発残留物
陰イオン界面活性剤
ジェオスミン *1
2-メチルイソボルネオール *2
非イオン界面活性剤
フェノール類
有機物(全有機炭素(TOC)の量)
pH値
味
臭気
色度
濁度
単 位
℃
℃
集落数/mL
MPN/100mL
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
試 験 方 法
アルコール温度計
水銀温度計
標準寒天培地法
特定酵素基質培地法
ICP-MS法
還元気化原子吸光光度法
ICP-MS法
ICP-MS法
ICP-MS法
ICP-MS法
イオンクロマトグラフ法
イオンクロマトグラフ-ポストカラム吸光光度法
イオンクロマトグラフ法
イオンクロマトグラフ法
ICP-MS法
ヘッドスペースGC-MS法
ヘッドスペースGC-MS法
mg/L
ヘッドスペースGC-MS法
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
ヘッドスペースGC-MS法
ヘッドスペースGC-MS法
ヘッドスペースGC-MS法
ヘッドスペースGC-MS法
イオンクロマトグラフ法
溶媒抽出-誘導体化GC-MS法
ヘッドスペースGC-MS法
溶媒抽出-誘導体化GC-MS法
ヘッドスペースGC-MS法
イオンクロマトグラフ-ポストカラム吸光光度法
ヘッドスペースGC-MS法
溶媒抽出-誘導体化GC-MS法
ヘッドスペースGC-MS法
ヘッドスペースGC-MS法
溶媒抽出-誘導体化GC-MS法
ICP-MS法
ICP-MS法
ICP-MS法
ICP-MS法
イオンクロマトグラフ法
ICP-MS法
イオンクロマトグラフ法
イオンクロマトグラフ法
重量法
固相抽出HPLC法
パージトラップGC-MS法
パージトラップGC-MS法
固相抽出HPLC法
固相抽出-誘導体化GC-MS法
燃焼酸化式全有機炭素計測定法
ガラス電極法
官能法
官能法
透過光測定法、比色法
積分球式光電光度法、比濁法
度
度
*1 正式名称 (4S,4aS,8aR)-オクタヒドロ-4,8a-ジメチルナフタレン-4a(2H)-オール
*2 正式名称 1,2,7,7-テトラメチルビシクロ[2,2,1]ヘプタン-2-オール
10
別表5
試 験 方 法
ICP-MS法
ICP-MS法
ICP-MS法
ヘッドスペースGC-MS法
ヘッドスペースGC-MS法
溶媒抽出GC-MS法
溶媒抽出GC-MS法
溶媒抽出GC-MS法
固相抽出GC-MS法、固相抽出-誘導体化GC-MS法
目15 農薬類
mg/L
固相抽出LC-MS法、固相抽出HPLC法
ヘッドスペースGC-MS法
目16 残留塩素
mg/L
ジエチル-p-フェニレンジアミン法
目17 カルシウム、マグネシウム等(硬度)
mg/L
イオンクロマトグラフ法
目18 マンガン及びその化合物
mg/L
ICP-MS法
目19 遊離炭酸
mg/L
滴定法
目20 1,1,1-トリクロロエタン
mg/L
ヘッドスペースGC-MS法
目21 メチル-t-ブチルエーテル(MTBE)
mg/L
ヘッドスペースGC-MS法
目22 有機物等(過マンガン酸カリウム消費量) mg/L
滴定法
目23 臭気強度(TON)
官能法
目24 蒸発残留物
mg/L
重量法
目25 濁度
度
積分球式光電光度法、比濁法
目26 pH値
ガラス電極法
目27 腐食性(ランゲリア指数)
計算法
集落数/mL R2A寒天培地法
目28 従属栄養細菌
目29 1,1-ジクロロエチレン
mg/L
ヘッドスペースGC-MS法
目30 アルミニウム及びその化合物
mg/L
ICP-MS法
目 1
目 2
目 3
目 5
目 8
目 9
目13
目14
項 目
アンチモン及びその化合物
ウラン及びその化合物
ニッケル及びその化合物
1,2-ジクロロエタン
トルエン
フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)
ジクロロアセトニトリル
抱水クロラール
項 目
総窒素
総アルカリ度
アンモニア態窒素
溶存酸素
そ 塩素要求量
の 電気伝導率
他 生物化学的酸素要求量(BOD)
大腸菌群
生物
クリプトスポリジウム、ジアルジア
嫌気性芽胞菌
単 位
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
mg/L
単 位
試 験 方 法
mg/L
紫外線吸光光度法
mg/L
MR法
mg/L
α-ナフトール法
mg/L
DOメーター
mg/L
塩素要求量計
μS/cm 偏位法
mg/L
希釈法(20℃)
MPN/100mL 特定酵素基質培地法
個 or 群体
ろ過法、直接検鏡法
/mL or L
個/L
蛍光抗体法
集落数/L ハンドフォード改良寒天培地法
11