(別添1) 戦略的基盤技術高度化支援事業の概要 1.目的 ものづくりを支える中小企業が、我が国製造業の国際競争力の強化や新たな事業の創出にと って不可欠な存在であることから、 「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律(以 下、「法」)を活用し、情報処理、精密加工、複合・新機能材料等の特定ものづくり基盤技術(※) を有する中小企業の研究開発及びその成果について事業化を支援することを目的としていま す。 ※現在、以下の12分野が「特定ものづくり基盤技術」に指定。 デザイン開発、情報処理、精密加工、製造環境、接合・実装、立体造形、表面処理、機械 制御、複合・新機能材料、材料製造プロセス、バイオ、測定計測 2.事業内容 (1)事業対象 法第3条の規定に基づき定められた特定ものづくり基盤技術高度化指針に沿って策定され、 法第4条第1項の規定に基づき認定を受けた特定研究開発等計画を基本とした研究開発を対象 としています。 (2)対象事業者 本事業の対象は、事業管理機関、研究実施者、総括研究代表者(プロジェクトリーダー)、 副総括研究代表者(サブリーダー)によって構成される共同体を基本とし、法の認定を受けた 中小企業者を含む必要があります。 中部経済産業局は、有識者からなる外部評価委員会等の審査を経て採択を決定した事業につ いて、平成25年度からの継続事業である場合は、事業管理機関と委託契約を締結し、また、 平成26年度又は平成27年度からの継続事業又は平成28年度の新規事業である場合は、事 業管理機関に対して補助金を交付します。なお、事業管理機関は、共同体メンバーとの間で再 委託契約を締結し事業を実施します。 (3)研究開発期間と研究開発費の規模及び要件 研究開発期間は2年度又は3年度。研究開発規模(上限額)は初年度に行う研究開発に要す る費用の合計額について、原則4千5百万円以下となります。 なお、2年度目以降の研究開発規模(上限額)は、2年度目は初年度契約金額の2/3以内、 3年度目は初年度契約金額の1/2以内となります。
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