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平成 28 年8月 25 日
栃木県
宇都宮市
清原工業団地における面的エネルギー供給事業について
~内陸型工業団地における国内初の工場間一体省エネルギー事業~
本日、宇都宮清原工業団地に立地する企業3社※1とエネルギー関連会社※2との間で、同
団地内の隣接する既存7事業所において電力と熱(蒸気や温水)の供給契約を締結し、エ
ネルギー関連会社によりエネルギーセンター等の建設に着手する旨発表がありました。
本事業は、3万 kW 級のガスコージェネレーション※3等を設置するほか自営線(事業者が
独自に敷設する電線)、蒸気・温水配管を新たに整備し、隣接する7事業所に対して面的な
エネルギー供給を行う事業となります。電力及び発電に伴い発生する蒸気並びに温水を近
隣事業所に供給することで、大幅な省エネ(省エネ効果約 20%)
、省 CO2(削減効果約 20%)
を実現するとともに、災害時におけるエネルギーの供給安定性が向上し、事業継続対策に
も貢献する先進的な分散型エネルギーシステムです。
※1 カルビー株式会社、キヤノン株式会社及び久光製薬株式会社
※2 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
※3
都市ガスを燃料としてエンジン等の方式により発電し、その際に生じる廃熱も同時に回
収する、熱電供給システム
【エネルギー供給概要図】
(裏面あり)
栃木県及び宇都宮市では、東日本大震災を契機としたエネルギーに対する県民意識の高
まりや、国の温室効果ガス排出削減目標等を踏まえ、「とちぎエネルギー戦略」「宇都宮市
地球温暖化対策実行計画」等を策定し、また、栃木県では宇都宮市の協力の下、平成 27 年
3月に、分散型エネルギーインフラプロジェクトマスタープラン(以下「マスタープラン」
という。
)を策定し、分散型エネルギーの導入を促進してきました。
このマスタープランの趣旨に沿った本事業は、内陸型工業団地の異業種複数事業所向け
に、電力と熱(蒸気や温水)を合わせて供給する事業としては国内初であり、環境負荷低
減、事業継続対策のほか雇用創出、関連産業の育成など地域活性化にも寄与し、モデル事
業としての全国への発信が期待されます。
栃木県及び宇都宮市は、本事業に対し協力・連携していくとともに、今後ともこのよう
な先進的なエネルギー施策に引き続き積極的に取り組んで参ります。
【分散型エネルギーインフラプロジェクトマスタープランに係る経過】
H25.11.25 分散型エネルギーインフラプロジェクト導入可能性調査 開始
H26.3.20 導入可能性調査報告書 作成
H26.9.19 マスタープラン策定事業 開始
H27.3.10 マスタープラン策定
H27.5.11 自治体主導の地域エネルギーシステム整備研究会(総務省)でプラン公表