センサネットワークを利用したヘルスケアシステムの構築

センサネットワークを利用したヘルスケアシステムの構築
組み込みソリューション研究室
岡田大貴
研究目的
人間の運動に関するデータを取得し、解析を行うこと
で運動の改善・向上を促進するシステムの構築を目
的とする.
現状、六軸センサを利用し歩行運動時における体幹
のブレや重心の偏りを計測可能なシステムがあるが、
データの管理はローカル環境で行っている.
このシステムにおけるデータの収集・解析・管理を
クラウド上のサーバで行うことによって情報の管理
を一元化し、かつどこからでもアクセス可能にする.
また運動を歩行に限らず、走る・投げるといった
様々な運動方法にも応用可能なシステムの構築を
考案する.
提案手法
運動そのもののデータに加えて、運動を取り巻く環境
のデータも収集することで多角的な解析が行えるよう
にする.
例)
三次元測位が可能な高精度衛星測位システム(GPS
等)と組み合わせると、Google MAPのAPIを利用しリア
ルタイムで位置情報を取得できる.
さらに高度も測位できるので坂や階段における運動
の変化も計測可能になる.
システム構成図
システム概要図
集計
解析
衛星測位
サーバ
改善・向上
・スポーツ
・介護
Bluetooth
・温湿度
・気圧
・位置情報
・カメラ
データのクラウド化