平成28年度第1回空知管内いじめ問題等対策連絡

7月 20 日(水)、各関係機関の代表者 22 名、各教育委員会担当者 20 名と北海道いじめ問題等解
決支援外部専門家チーム員4名の方々に御出席いただき、第1回空知管内いじめ問題等対策連絡協議会
を空知総合振興局4階講堂にて開催しました。今年度から、管内の警察署との連携を図った取組を充実
するため、管内全ての警察署の担当者の皆様を構成員に加え開催しました。
協議会の前半では、事務局より本協議会の昨年度の取組及び道内・管内におけるいじめ・不登校等の
状況及び取組について説明を行い、妹背牛町と北海道芦別高等学校から、学校や地域の実態を踏まえた
いじめ・不登校に対する実践事例を発表いただきました。
後半では、御参加の各機関から今年度予定している取組の情報提供や取組にかかわる意見交換、北海
道いじめ問題等解決支援外部専門家チームから取組のポイントについて御助言をいただき、今年度の管
内における取組の方向性や対応すべき課題を踏まえて事業を推進していくことを確認しました。
児童会や生徒会を中心とした小中合同の取組とし
て、いじめ撲滅に向けた集会や共同スローガンの採択
等を行う「小中合同仲間づくり運動」を推進し、児童
や生徒の考えを生かしながらいじめを絶対に許さない
という意識を高める取組を進めている。
また、「いじめ防止基本方針」については、小中共通
の項目を設定し、家庭や地域とも連携した取組を推進
するとともに、学校評価等の意見を生かし見直しを進
めている。
【妹背牛町・芦別高校の実践事例発表】
☆妹背牛町の取組は、
「妹背牛小・中学校合同仲間づくり運動 検 索」
でご覧になれます。
(妹背牛小学校ブログ等)
「いじめ対策委員会」を設置し、教育相談等のいじ
め問題への対応の検討・確認、スクールカウンセラー
の活用等に取り組んでいる。特に、平成 26 年度から
指定校として取り組んでいる 「高校生ステップアッ
プ・プログラム」では、教員とスクールカウンセラー
が一体となって、生徒の対話する力や、コミュニケー
ション能力を育成する取組を行っている。
【各機関からの情報提供】
【今後の取組の方向性についての確認】
☆芦別高校の取組は
「芦別高校 検 索」
(芦別高校HP)か
「 高校生ステップアップ・プログラム
(道教委HP)でご覧になれます。
検
索」
【協議会会場の様子】
①不登校やいじめで悩む子どもの立場や気持ちを十分踏まえた取組が必要である。
②進学時など新しい環境における適応力を身に付けるために、多様な仲間づくり
の機会が必要である。
③いじめを未然に防止するための環境づくりのため、学校・地域・関係機関の連
携を強め、それぞれの役割を再確認して取組を進める必要がある。等
平成 28 年度の事業計画
【事業計画】
①「いじめ・ネットトラブル根絶!メッセージコンクール」の実施及び標語等の審査
②今年度の「どさん子☆子ども全道サミット」の開催を支援
③平成 30 年度までに、管内すべての市町で仲間づくり子ども会議を実施することを目指し、
「空
知仲間づくりキャラバン」を実施
④「空知を愛する子どもを育てる」教育フォーラムの開催を支援