PwCあらた有限責任監査法人 10 周年にあたって PwC Japanグループの一員である当法人はおかげさまで本年 10 周年を迎え、 「PwCあらた有限責任 監査法人」 として新しいステージにその歩みを進めることができました。当法人やクライアント、そのス テークホルダーを取り巻く環境が大きく変化するなかで、私たちは自らの存在意義を常に心に刻み、三 つの “In”(Integrity、Intelligence、Innovation)を行動指針として、日本の経済社会と金融資本市場の 健全な成長発展、その信頼性の維持向上にPwCの総力を挙げて貢献することを、ここに改めてお約束申 し上げます。 高い業務品質と信頼性を担保した監査・保証業務を実施していくためには、法令・規則、監査基準等を遵 守することはもちろん、ビジネスに関する深い理解を基礎とした職業的懐疑心を発揮することが肝要です。 そのためには、当法人の一人一人が、グローバルな視点からの幅広い知見や洞察を磨かなければなりませ ん。また、私たちは、クライアントニーズに適時適切に対応する能力を有する 「信頼されるビジネス・アドバ イザー」 となり、クライアントを含むステークホルダーの期待をも超える企業価値創造に貢献することも目指 しています。そのために、テクノロジーを最大限活用し、旧来の考え方にとらわれない革新的なアプローチ による業務品質の向上に努めてまいります。 今後、人が実施していた作業を人工知能(Artificial Intelligence)が実施し、人は代わりに人工知能を含む デジタルを使いこなすようになる変革の時代を迎えることとなるでしょう。アシュアランス業務は、保証業務 から、信頼(Trust) を付与する業務へ変化し、監査業界やそのステークホルダーを取り巻く環境はとどまるこ と知らず変わり続けます。そのなかで、常に社会的使命を意識し、先進的、独創的、画期的な発想や行動が できるように私たちは業務へ取り組んでまいります。 私たちが、ステークホルダーの皆さまにとって常に価値のある、信頼される存在であり続けるよう、日々 「あらた」な挑戦を重ね、弛まぬ努力を継続してまいります。 PwCあらた有限責任監査法人 代表執行役 木村 浩一郎 執行役副代表 木内 仁志 4 PwC’s View — Vol. 04. September 2016
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