本研究課題 詳細(PDF)

当院において、2013 年 1 月~2015 年 12 月までの期間の間に周産期管理(流産を含む)
を行った方で、妊娠前に子宮頸部円錐切除術を受けた患者さんへ。
研究:
円錐切除後妊娠の実態に関する後方視的調査研究
1.本研究の意義および目的
近年日本では、若い女性の子宮頸部高度異形成(cervical intraepithelial neoplasia 3: CIN3)/子宮頸
部上皮内癌(carcinoma in situ: CIS)の罹患率が急増しています。CIN3/CIS の標準的治療は子宮頸部
円錐切除術です。また、子宮頸癌 IA1 期でも、将来的な妊娠を強く希望する患者さんに対しては、子宮
頸部円錐切除術が適応となります。
そのような中、近年の晩婚化に伴い、子宮頸部円錐切除後の妊娠が増加しており、円錐切除術が妊娠・
産科的予後に与える影響が注目されています。現状で、子宮頸部円錐切除後の妊娠では早産のリスクが
増加することは分かっています。しかし、妊娠中の管理方法に関しての指針はないのが現状です。
この研究では日本産科婦人科学会として、子宮頸部円錐切除後の妊娠の実態について調査を行い、多数
例の妊娠・新生児予後に関する情報を集積し、治療選択の際の指標となることを目的としています。
2.研究の方法
<対象患者さん>
本研究の対象となる患者さんは、2013 年 1 月~2015 年 12 月までの期間の間に周産期管理(流産を含
む)を行った方で、妊娠前に子宮頸部円錐切除術を受けた方です。
<利用させていただくカルテ情報>
①円錐切除術の背景
○円錐切除術時の年齢
○腫瘍の病理組織分類
○臨床進行期分類
○円錐切除術の方法
②妊娠の背景と予後
○妊娠が判明した年齢
○妊娠成立時の不妊治療の有無(自然妊娠、人工授精、ART(その内容)
)
○妊娠中の管理
○妊娠中の合併症の有無
○分娩週数
○分娩様式
○出生体重
○性別
○アプガースコア
○出生直後の NICU への入院の有無
○生後 1 ヵ月の生死(NICU 等への入院を含む)
3.試料等の保存および使用方法について
集積した資料は施錠可能な保管庫で保存し, 本研究以外で使用することはありません。
4.研究全体の期間と予定症例数
研究期間は当、院実施承認後~2017 年 3 月 31 日、登録症例数は順天堂医院で 20 例です。
5.研究結果の公表について
今回の研究から得られた情報を専門の学会・専門誌等、外部に公表をする場合がございます。
発表に際して、個人情報が公表されることはございません。
6.研究の開示について
この研究について、さらに詳しい内容を知りたい場合は、他の患者さんの個人情報保護やこの研究の独
創性の確保に支障がない範囲内で、研究計画、方法(および結果)についての資料を見ることができます。
希望される場合は、担当医師にお伝えください。
7.個人情報に関して
利用する情報からは、お名前、住所など、患者さんを直接同定できる個人情報は削除します。また、研
究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。
8.本研究への参加を拒否する場合
本研究への参加を拒否される場合は、研究対象から除 外いたします。下記(10)連絡先までご連絡くだ
さい。
9.研究機関、研究責任者および研究者
【研究機関】 順天堂大学医学部附属順天堂医院
【研究責任者】
教授
竹田
省
【研究事務局】
先任准教授
寺尾
泰久
【研究分担者】
教授
板倉
敦夫
助教
村上
圭祐
10.連絡先
113-8421 東京都文京区本郷 2-1-1
順天堂大学 医学部産婦人科学講座(順天堂大学医学部附属順天堂医院 産科婦人科)
電話:03-3813-3111(内線 3365)
FAX:03-5689-7460