平成28年度第40回宮崎県高等学校一年生登山競技大会の審査について 審査については、全国高等学校登山大会〈審査基準と指導目標〉および全国高体連登山 専門部審査確認事例と平成28年度県大会審査確認事項にのっとって行います。また、一 年生大会の特性も考慮して行います。 Ⅰ 行動(50点) 今回は、すべて隊行動での審査です。 1 体力(40点) 2 歩行技術(10点) Ⅱ 生活技術(15点) 3 装備(5点) このうち1点は、結束法の実技審査で行います(天気図の審査と並行)。カラビナ のゲートを開かずに、ダブルエイトノット(末端処理必要)とインクノット(クロ ーブヒッチ)でロープをかけられるように練習してきてください。 制限時間は1分30秒です。 4 設営・撤収(5点) 設営は、補欠の選手を除くメンバーで行います。ザックのふたを閉めた状態から審 査員の合図で開始し、終了の合図までの10分間で行います。 5 炊事(5点) 暑い時期ですので衛生面へ十分な配慮をし、食糧計画と合わせてください。 Ⅲ 知識 6 天気図(4点) 結束法の実技審査と並行して行います。 7 課題テスト 今回は、下記の(1)(2)(3)については、 全員受験で行います。 (1)自然観察課題テスト(4点) 『九州の山歩き 南部編』P146∼147および、登山を行う上での一般 的な知識をテストします。「統一学習資料」や「主な登山用語」も参照してく ださい。 (2)救急課題テスト(4点) 登山の医学「予防とファーストエイド」の4章∼5章の範囲から出題します 。 今回は、救急の実技テストは行いません。 (3)気象課題テスト(4点) 「統一学習資料」から出題します。 8 計画書(2点) 審査基準の項目順(審査細目欄参照)に配列してください。また、同じ学校の別チ ームと共用があった場合は、計画書の点数が0点になります。 9 行動記録(2点) 記録書は、審査員が用意したものを利用してください。各チームで防水対策ができ るように準備してください。 Ⅳ 読図技術(10点) 10 読図技術(10点) 今回は10ポイントを予定しています。読図審査用の地図は、審査員が用意しま すが、防水対策ができるように各チームで準備をしてください。 Ⅴ マナー・自然保護(5点) 11 マナー・自然保護(5点) 特に、時間やごみの処理等自然保護についてのマナーは厳守してください。 今回の一年生大会に限り、18日の下山後に審査員から指示をしますので、その後預け 荷物の中から着替えのみは、取り出して良いこととします。 また、審査確認事例よりも厳しくなりますが、携帯電話やスマートフォンは大会中の所 持を禁止します。所持が発覚した場合は、審査員で協議し大幅な減点とします。 大会要項の中にもありますが、特に帽子正面へのチーム名の明記を忘れないようにして ください。
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