岡山県岡山市教育委員会(2/2) (PDF:2922KB)

Ⅳ 夢実現プログラム(進んで学び)
~「夢づくりノート」誕生~
なぜ、「夢づくりノート」作成
に取り組んだのか?
教職員・保護者・地域住民の
思いや願いは?
教職員・家庭・地域の思いや願いは??
・挑戦したいことを知って支援したい
・自己肯定感が高まるようにしたい
将来、なりたい姿の
・素敵なところをみんなに再発見してほしい
イメージがある子や
・どんな夢があるのか知りたい
目標がある子は
・夢に向かってがんばれるようにサポートしたい
・子どものことをもっと知って自信をもたせたい
「なぜ勉強するのか」
を意識することができる
・家庭で夢や目標について語り合ってほしい
・地域として子どもたちをサポートしたい
・得意なことをどんどん伸ばしてほしい
各学校園で「夢づくりノート」を作成
保育園
幼稚園
小学校
中学校
みんなの夢を
集めると、ひとつの
社会ができるね!!
第2学期終業式でサプライズ!!
~幕が開かれると そこには「夢」が~
「夢づくりノート」に取り組んだことで
教職員・保護者・地域住民の変容は??
・一人一人の子どもについて「よくできているところ」
「すばらしいところ」などを知ることができた
・親の一言から、子どもへの愛情を再確認できた
・参観日で夢を語っている姿を見てうれしくなった
・我が子のよいところを再発見できた
・他のお子さんの夢を知ることができ、子どもながら
にいろいろと考えているんだと感心した
・子どもたちの夢は「地域の夢でもある」と思った
・「ふるさと教育」をもっと進めたいと感じた
「夢づくりノート」に取り組んだことで
子どもたちは??
・「なりたいな」という仕事を思い描くことが楽しい
・よいところを見つけてくれて自信がついた
・いろいろほめてもらってうれしい
・今までの夢づくりノートをみて、自分の夢の変化
が楽しい
「夢」の一貫教育
園児時代
小学生時代
中学生時代
さらにこの「夢づくりノート」から・・・
Ⅴ 体験型「キャリア教育」
~飛び出せ「夢づくりノート」~
「夢づくりノート」の作成を通して、
子どもたちの中に芽生えた勤労観・職業観を
保護者や地域住民が得意分野で応援!
中山中学校区版
体験型「キャリア教育」とは、
どんなことをするの?
中山中学校区版 体験型「キャリア教育」
とは、どんなことをするの?
中山小
『地域資源を生かした教育活動』
桃丘小
『第5回地域ふれあいの日』
中山中
『第9回ふれあいSATURDAY』
中山中学校区版 体験型「キャリア教育」
とは、どんなことをするの?
中山小
『地域資源を生かした教育活動』
本物体験は
全学年の子どもたちが、地域をフィールドにして
地域資源(人・もの)を活用しながら
一緒に活動することで
になる
働くことの喜び、努力、苦労などを直接学ぶ
「夢をもつきっかけ」
「本物体験」
平成27年度 地域をフィールドに
地域人材を活用した教育活動
わ く わ く ワ ー ク 見 学 ( 6月 )
4年 わくわくワークの方々と稲刈り
( 10月 )
合
わくわくワーク交流
総
合
わくわくワーク
(障害者施設)
パ ン パ ン 菓 子 ( 1 0/ 13 火 )
総
合
吉備の中山を守る会
安全マップ作成
社
会
町内会
点 字 ( 1 0月 )
総
国
合
語
総
合
出口
道
徳
吉備の中山を守る会
河田 博行さん
総
合
吉備の中山を守る会
熊代 建治さん
( 9 月 )・( 3 月 )
手 話 ( 2月 )
地 域 愛 ( 1 /2 7水 )
環 境 省 エ ネ 地 球 温 暖 化 ( 6 /1 6火 )
中山まつりでの招待
3学期交流
木口 仁史さん
民生児童委員
点 訳 ホ ゙ラ ンテ ィ アつ む ぎ の 会
教育活動に
地域住民が参画
5 年 吉 備 の 中 山 探 検 ( 5 /1 金 )
6年
わくわくワーク
(障害者施設)
総
藤野 浩子
北ふれあいセンター
房枝
吉 備 の 国 エ コラ イフ 協 議 会
アスエコ
石井 かよのさん
家 庭 科 ミ シ ン 支 援 ( 5 /1 金 )
家庭科
保護者
備 前 一 宮 の 歴 史 ( 1 /2 8木 )
道
徳
吉備の中山を守る会
河田 博行さん
も っ と 大 好 き 一 宮 ( 5 /1 1月 )
総
合
吉備の中山を守る会
熊代 建治さん
室 町 文 化 体 験 ( 1 1月 )
総
合
お 茶 (徳 永 さ ん )
お 花 (赤 木 さ ん )
水 墨 画 (則 武 さ ん )
吉 備 の 中 山 ・清 掃 ( 2/ 5金 予 備 2 /1 0 水 )
総
合
吉備の中山を守る会
熊代 建治さん
戦 争 の 話 ( 1 / 28 木 )
道
徳
吉備の中山を守る会
黒住 小彌太さん
中山中学校区版 体験型「キャリア教育」
とは、どんなことをするの?
桃丘小
『第5回地域ふれあいの日』
幼稚園から小学生が様々のブースで伝承的な
遊びやものづくりなどを、地域の大人の方々と
一緒に体験
(H23年度からスタート)
中山中学校区版 体験型「キャリア教育」
とは、どんなことをするの?
中山中
『第9回ふれあいSATURDAY』
「23講座」の講師に地域住民を迎え
中学生は希望する講座を選び
その道のプロ・専門家と一緒に体験する
(H19年度からスタート)
体験型「キャリア教育」を通して
教職員・保護者・地域住民の変容は??
・子どもたちの違う一面が見られてよかった
・地域のプロから自分も学べ、貴重な時間となった
・これからも子どものためにがんばる気持ちになった
・たくさんの方々との出会いがうまれて嬉しかった
・中学校区の自慢が増えた
・子ども、先生、保護者、地域住民の心のつながり
ができた
・子どもたちの生き生きとした姿が見られた
・子どもたちから元気をもらった
・自分の得意分野が生かせて、生き甲斐を感じた
そして主役の子どもたちは・・・
「体験型「キャリア教育」を通して
子どもたちの変容は??
・地域の人たちと顔見知りになれて嬉しかった
・近所の人のすごい技にビックリ!
これからは笑顔であいさつしよう
・真剣に教えてくれる大人を見て、ちょっとあこが
れた
・自分も「吉備の中山を守る会」に入りたい!
Ⅵ 子どもからのメッセージ
なぜ、「吉備の中山を守る会」の一員に?
・吉備の中山を守る会の方々の働きぶりを見
て、「地域の自然を守りたい」と感じたから
・力のある若い人たちの出番だと思ったから
どんな活動をしたい?
ふるさと愛
・外国人を含め、たくさんの人に「吉備の中山」
の大切さや歴史を伝える活動をしたい
将来の夢や、心がけていることは?
・劇団員になりたい 実現するためには健康で勉強をがんばり、
人のために役立つことをしたい
・『いけるところまでいく それをキープする そして人に迷惑を
かけない』
Ⅶ これからの地域協働学校の柱
~H27年度からH29年度~
今後さらに連携とふるさと愛を深め
中山中学校区の地域協働学校を
発展させていくための柱は?
H27年度からH29年度までの3年間
柱①
柱③
柱②
地
域
協
働
学
校
の
最
大
の
ね
ら
い
は
学校園 ・ 家庭 ・ 地域
平成27年度学校園地域協働学校連絡会
活動報告書(統一された様式)
(
学校教育目標
柱1
あいさつ運動
の発展
柱2
夢実現プログラ
ムの実施
柱3
学校応援団とし
て の PTA, 地 域
の在り方を探る
中山小
)学校
地域協働学校づくり
夢とふるさと愛をもてる子
学校での取組
家庭(PTA)での取組
地域での取組
1 各学級があいさつ運動
*校門付近に各学級が作成し
たオリジナル横断幕を持っ
ての挨拶運動を実施
2 定期や必要に応じた登下校
の指導・各町内会長へ連絡
*教職員が当番制で,安全確
保や,あいさつ運動を実施
3 家庭・地域であいさつ実践
*毎朝,PTA役員が校門で
あいさつ運動を実施
*子ども会等で,当番制によ
る登校時の道路横断箇所を
中心とした安全確保とあい
さつ運動を実施
4 毎朝,あいさつ運動
*民生児童委員・愛育委員・吉備
の中山を守る会・老人会・子ど
も会・PTA・交通安全母の会
・警察協助員・ボランティア有
志が小学校正門前・危険箇所・
家の前・通学路等で安全確保や
あいさつ運動を実施
5 『夢』アンケート実施
*全児童の『夢』を各学級ご
とにまとめる(教頭)
*『夢』の傾向を学年ごとに
まとめ,学校だよりやPTA
役員会で 紹介(校長)
6 道徳や学級会で発表
*お互いに『夢』を発表
7 親子の対話の中での話題
*学校便りで紹介した『夢』
を参考に親子で『夢』につ
いてのお話キャッチボール
8 PTA行事開催
*「なかやま祭り」への出店
*学年部の協力のもと6年生
が「 き び の も ち つ き( 1/ 2 8 )
9 安全・安心ネットワーク
*昨年度は「いじめの早期発見・
通告」のチラシを全戸配付。
*今年度は活用しやすい『夢づく
りノート』を検討・作成
10 青 少 年 健 全 育 成 団 体 等
*ソフトボール・バレーボール・
野外活動・龍王太鼓・サッカー
・卓球・公民館講座
11 学 校 応 援 団 ( 地 域 人 材 ) を
導入した教育活動一覧作成
*地域の教育資源である人材
を学校支援ボランティアと
して,全学年の教育活動に
積極的に関わることができ
るように工夫する。
そのために,全学年の教育
活動の実施時期と応援でき
る学校支援ボランティア・
外部講師の一覧表作成。
*担任等と事前打ち合わせを
行い,本番に備える。
12 学 校 支 援 ボ ラ ン テ ィ ア 人 材
バンク及び教育活動へのサ
ポート
*学校支援ボランティアとし
て個人登録できる人材の情
報収集(安全・安心ネット
ワ ー ク 「 子 ど も 福 祉 部 会 」)
*全学年の教育活動のサポー
トとして学校の要請に応え
る。
13 学 校 の 要 請 に 応 え る 地 域 人 材 等
の把握
*学校が作成した全学年の教育活
動の実施時期の一覧表をもとに,
学校の要請に応えることのでき
る学校支援ボランティア・外部
講師を学校と共に考える。
*学校応援団(学校支援ボランテ
ィア・外部講師等)に一覧表に
よ り ,年 間 活 動 計 画 を 提 示 す る 。
学校園で活動報告書の様式をそろえること
で、それぞれの取組の様子がわかり参考にで
きる
Ⅷ 地域協働学校に取り組んで
~中山中学校区の変身ぶりは~
笑顔で
あいさつ
学校園 子どもと共に 家庭
大人もめざす姿
進んでコミュニティ
学び 地域住民が
つながる場
みんなの
生涯学習の場 ために
働く
地域
・学校園にとって、地域は
「効果的な教育活動」
の応援団!
・家庭にとって、地域は
「子育て」の応援団!
・地域にとって、学校園は「生き甲斐」の応援団!
「子どもたちからエネルギーをもらっている」
「自分のために、また学校園に足を運ぼう」
と思えるようになった
・中学校区のPTA会長同士
が、とにかく仲がいい!!
・地域の方々が頑張ってお
られる姿は、子育て現役者
にとってあこがれ!!
・将来、地域で育てられた子が大人になり、
地元に「恩返し」という形で貢献している姿を
想像すると、「幸せな気分」になる!!
おわりに 地域協働学校の副産物
~風車のように好循環な関係~
子どもにとって
周りの大人は先生
子どもにとって
どれも大切な羽
子どもたちは様々な
羽から風を受け
子ども
潜在能力を開花
学校園
家庭
地域
行政
お互いが風を
送り合い、受け合い
子ども
子どもは
大人を
元気にさせる
子ども
「心地よい風」
を届ける存在
「
子どものためなら」
という思いをもち・・
・
それぞれが
協働し続ける限り・
・
・
子ども
心地よい風は、
「子どもの夢」の風となり
それは
「地域の夢」の風となる