業務効率向上 「論理的伝達力」

参加者特典「業務効率向上のための論理的伝達力マスターセミナー」
特別割引券をプレゼント!
日科技連 ソフトウェア品質管理研究会「特別講義」のご案内
◆ 開催日時
2016 年 10 月 14 日(金)
10:00~12:00
◆ 講義テーマ
業務効率向上
講師:濱口 哲也 氏
東京大学大学院
工学系研究科機械工学専攻
のための
「論理的伝達力」
特任教授
◆ 講師紹介
日立製作所に入社し磁気ディスク装置の研究・開発・設計
に従事。
東京大学工学博士、東京大学大学院工学系研究科産業機械
工学専攻助教授を経て現在、東京大学大学院工学系研究科
機械工学専攻社会連携講座特任教授。
2008 年~2010 年、日本品質管理学会・日本科学技術
連盟共同プロジェクト
『次世代 TQM の構築研究会 イノ
ベーション・価値創造ワーキンググループ』委員。主な著
書に、
『実際の設計-機械設計の考え方と方法-』
(共著、
日刊工業新聞社)
、
『失敗学と創造学―守りから攻めの品質
保証へ』
(日科技連出版社)など。
◆ 講義概要・ききどころ
会社の日常業務には文書が介在しない業務はありません。上司から「わからない、
これはどういう意味?」と指摘を受けた。受け取ったメールはやたら丁寧ではあ
るが、何をして欲しいかがわからない。中でも、ソフトやシステムの開発におい
て、実体がない段階で作成する企画書が間違っていると、的外れな製品が完成し、
納入間際に手直しの連続で大赤字になります。このようなことが起こるのは、文
書に意図や考えを伝達する力がないからです。自分の考えをきちんと伝達するた
めには、①「伝えたい中身自体がしっかりしていること」 と ②「それを的確に
表現できていること」の両方が必要です。そのためには「論理的に思考し、論理
的に表現すること」が重要です。
本講義では、私たちが業務で使っている「ことば」に改めて着目し、コミュニケ
ーションや業務の効率を向上させる方法についてご紹介いたします。
■参加費:10,800 円/1 名(一般/日科技連賛助会員ともに・税込)
■会 場:日科技連・東高円寺ビル(東京都杉並区高円寺南 1-2-1)
■特 典:
「業務効率向上のための論理的伝達力マスターセミナー」特別優待券をプレゼント
5,400 円引き/3 名様までご利用可能(一般:32,400 円/賛助会員:27,000 円・税込)
☆詳細案内・参加申込
http://juse.or.jp/sqip/workshop/lecture/index.html
☆内容についての問い合わせ先
一般財団法人日本科学技術連盟 ソフトウェア品質管理研究会担当
TEL:03-5378-9813
E-mail:[email protected]
2016 年 11 月~2017 年 1 月に開催する「特別講義」も参加申込受付中です。裏面をご参照ください。
「講義概要・ききどころ」紹介
第 4 回:2016 年 11 月 25 日(金)
『トヨタ式カイゼン~TPS に学ぶプロセス改善の極意~』
古畑 慶次 氏 株式会社デンソー技研センター 技術研修部 担当課長
ジャストインタイムやなぜなぜ分析、最近では自工程完結など、トヨタにおける仕事の進め方はどの業界か
らも注目されています。特に、品質とリードタイム短縮(生産性向上)を同時に達成する TPS(Toyota
Production System)には、ソフトウェア開発においても学ぶべき点が数多くあります。
本講義では、モノ造りの視点から、TPS の目的、意義について整理し、TQM(Total Quality Management)
を前提に改善の進め方について説明します。そして、ソフトウェア開発の改善への適用を具体的に解説し、
最後にプロセス改善の本質についてまとめます。
第 5 回:2016 年 12 月 16 日(金)
『アジャイル開発の成功を握る、テスト・品質保証担当と開発チームの考え方』
永田 敦 氏 ソニー株式会社 IP&S 品質保証・サービスオペレーション部門
PS システムクオリティ部 SQM 課 品質エンジニアリングマネージャ
アジャイル開発は着実に広がりつつあるように思われる。品質保証部門やシステムテストを担当する部隊は
それに備えていかなければならない。2009 年に“実践アジャイルテスト”が出版されて以来、アジャイル
テスティングを実際にはどのようにするのか、品質部門としてアジャイル開発にどのように対応していけば
よいのか、JaSST やカンファレンスなどでアジャイル開発者や QA 担当者と議論をしてきた。そして、自
らも実践していくうち、徐々にどのようにかかわればよいのかがわかってきた。品質保証部門は、アジャイ
ル開発のプラクティスをうまく活用することにより、より早い時点から品質を測定することができ、それを
フィードバックすることにより、より高い品質を埋め込むことが可能になる。その効果を開発チーム認識す
ることで互いの信頼関係がうまれる。信頼関係は、密なコミュニケーションを生み出し、例えば、要求や仕様のレビューへの QA の参加
や、テストベースを開発チームがレビューするなどの活動が生まれてくる。必要最低限のドキュメントに合意し、評価に必要十分な情報
を得ることが出来きるようになる。これらの変化は、朝会、振り返りなどの日々の活動での改善の積み重ねで自律的に育まれる.この講
演では、事例をもとに、テスターや QA 担当者を含めたチームが、アジャイルの考えを使い、どのようにして品質をコントロールするこ
とが出来るかを議論していく。
第6回:2017 年 1 月 13 日(金)
『「IoT 時代」のセーフティ&セキュリティ by デザイン
~アシュアランスケースとコモンクライテリア(ISO/IEC15408)によるセキュリティの品質保証を考える~』
金子 朋子 氏 情報セキュリティ大学院大学 客員研究員
IoT において異なる製品やサービスがつながることで、安全性(セーフティ)やセキュリティ上の問題が
懸念されています。IoT 時代の安全・安心を確保するためには製品やシステム開発におけるセーフティ設計
とセキュリティ設計、及びその見える化が重要です。今回のセミナーでは、特にセキュリティ設計において
必要となる主な分析技術・リスク評価手法や設計手法を中心にセーフティ設計との関連も含めて解説しま
す。さらに第三者へ論理的に説明する時や認証のために近年用いられるようになったアシュアランスケース
によるセキュリティ要件の見える化、ロジカルな設計品質の説明、および IT セキュリティ評価の国際標準
(ISO/IEC15408)にもとづくセキュリティ設計の評価・認証の概要を説明します。
「IoT 時代に求められ
る品質保証とは何か?」を共に考える講義を目指します。
「ソフトウェア品質管理(SQiP)研究会」は、ソフトウェ
アの品質管理への入門としての位置づけから、高い管理技
術、開発技術を目指した議論・学習できる場として、
幅広い要請に応える内容と斯会の第一人者を指導者として高い評価を得て、今年 32 年目を迎えました。特に、本研究会の
メインの活動である「分科会」では「問題発見」
、
「解決手段」
、
「実践」という 3 つの視点からソフトウェア品質技術を研究、
調査、実践します。ソフトウェア開発管理技術を、企業の枠組みを越えて活動することで、メンバー間の交流も実現し、よ
り深く、より幅広く研究でき、自身や組織の品質管理活動の改善・充実に貢献することができます。
「ソフトウェア品質管理研究会」とは?
-日本で唯一のソフトウェア品質技術全般を扱う研究会-
速報!特別企画 『OPEN DAY』 開催決定! 参加費無料
SQiP 研究会は、毎年「ソフトウェア開発の現場を活性化させたい」
、
「ソフトウェアの品質を向上させたい」といった技術
者約 100 名にご参加いただいています。本研究会の活動をより知っていただくために、企業・組織の教育担当者、派遣を
決定する管理者の方々、研究会活動にご興味をお持ちのみなさまを対象に『OPEN DAY』を開催します。参加費は無料で
す。詳細は後日、決定次第 Web サイト(http://www.juse.or.jp/sqip/workshop/index.html)でご案内します。
◆ 開催日・会場:2016 年 11 月 4 日(金)日科技連・東高円寺ビル