共同利用実施報告書(研究実績報告書)

様式 T-5AC
共同利用実施報告書(研究実績報告書)
(特定共同研究(A)、特定共同研究(C))
1.課題番号
2015 -A
-01
(※1509
)
※特定共同研究 A01 の場合、地震火山災害軽減研究課題番号を記入
2.研究課題名(和文、英文の両方をご記入ください)
和文:プレート境界すべり現象モニタリングに基づくプレート間カップリングの解明
英文:Interplate coupling based on monitoring of slip phenomena on plate interfaces
3.研究代表者所属・氏名
東京大学地震研究所・小原一成
(地震研究所担当教員名)
4.参加者の詳細と旅費使用概要(研究代表者を含む。必要に応じ行を追加すること)
氏名
所属・職名
出張先
出張期間
旅費支給の
有無
※特定(A)のみ
津村紀子
千葉大院理・助教
三重県多気郡多気町
7/26~28
有
9/28・29
有
周辺
津村紀子
千葉大院理・助教
三重県伊賀市および
名張市周辺
廣瀬仁
神戸大学・准教授
京都大学防災研究所
8 月 24~25 日
有
廣瀬仁
神戸大学・准教授
愛媛県伊方町
11 月 17~19 日
有
廣瀬仁
神戸大学・准教授
大分県佐伯市水ノ子
11 月 29~30 日
有
島
廣瀬仁
神戸大学・准教授
愛媛県伊方町
1 月 12~14 日
有
廣瀬仁
神戸大学・准教授
東大地震研究所
3 月 22~23 日
有
5.参加者が分担した役割(200-400 字程度で記入してください)
本課題のサブテーマ「2(1) プレート境界すべり現象メカニズム解明のための地下構造異常の抽出」に
おいて、東京大学地震研究所、千葉大学等と共同で、スロー地震群発域直上に当たる三重県および滋賀
県で 2015 年 5 月から 10 月まで実施された群列地震観測の観測点保守を行い、解析データの取得に協
力した。
また、本課題のサブテーマ「1(1)豊後水道における隣接すべり現象間の相互作用の解明」のうちの【GPS
観測】を九州大学・高知大学・京都大学と共同で実施した。具体的には、豊後水道周辺部において昨年
度設置した 5 点での GPS 観測を継続し、連続的な地殻変動データを得た。そのうち水ノ子島の観測点
は現地収録方式のため、11 月にデータ回収のために現地に赴いた。また愛媛県伊方町立三崎中学校に
新たに GPS 観測点を神戸大学で設置し、観測を開始した。さらに、これらの観測に基づく豊後水道周
辺域でのプレート間すべりの分解能を検討した。
6.研究実績(論文タイトル、雑誌・学会・セミナー等の名称、謝辞への記載の有無)
現在取得データの整理を行っており、今後研究成果を学会等で発表する予定。