別紙 宮崎市健康支援課 あーるえす 『 R S ウイルス感染症』とは? *RSウイルスが原因でおこる感染症で、冬を中心に流行し、子どもも大人も感染します *軽 い 風 邪 の よ う な 症 状 が 主 で す が 、 乳 幼 児 で は 重 症 化 す る こ と が あ り 注 意 が 必 要 で す 1.何から感染するの? 飛沫、接触感染です。感染した人の咳やくしゃみにふくまれる唾液(つば)や鼻水などが、目・鼻・ 口などから体の中に入ることによって感染します。また、唾液(つば)がついた物を触った手で、目や 鼻などを触る事で感染することもあります。 2.症状は? ◎潜伏期間:2~8日 ◎症 ★注 状:咳・鼻水・発熱といった軽い風邪のような症状が主で、何度でも感染し、大人の風邪の原 因となることもあります。 症状は感染を重ねるたびに軽くなり、通常1~2週間でよくなりますが、乳 幼 児 ( 特 に 6 か 月 以 内 の 乳 児 )で は 細 気 管 支 炎 ・ 肺 炎 な ど 重 症 化 し や す く 、入 院 が 必 要 と なることもあります。 意:乳 幼 児 の 場 合 は 「 風 邪 」 と 診 断 さ れ て も 、 機 嫌 が 悪 い ・ お っ ぱ い や ミ ル ク の飲みが悪い・せきがひどいなどの症状がある際はかかりつけ医に相談し ま し ょ う 。 ま た 、 せきがひどく呼吸の状態がおかしい時は急いでかかりつけ医に相談 することをお勧めします。 ◎感染期間:初感染の場合は、発症後7~10日間は唾液(つば)などにウイルスが含まれます。 3.家庭における予防 *家庭だけでなく、保育園や病院など集団生活の場で感染する場合もあります。 *流行期に乳幼児を連れて外出する際は、できるだけ人ごみをさけるなどの工夫をしましょう。 ◎手洗い ・外から帰った時、乳幼児のお世話をする前などには、必ず石鹸でていねいに手を洗いましょう。 ・タオルは共用しないようにしましょう。 ◎マスクの着用・咳エチケット ・感染源とならないために、咳などがある時にはマスクを着用し、咳エチケットを守りましょう。 ~咳エチケットとは~ ・ 咳やくしゃみの際にはティッシュや腕などで口・鼻をおおいます ・ 口や鼻をおおうのに使ったティッシュはゴミ箱に捨て、他の人が触らないようにします ・ つばや鼻水が手についたら、石けんで丁寧に洗い流します ◎環境整備等 ・おもちゃやおしゃぶりなど、乳幼児が口にいれるものは清潔にしましょう。 ・消 毒 薬 は 、 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム 、 消 毒 用 ア ル コ ー ル な ど が 効 き ま す 。 ※参考にした資料:国立感染症研究所「感染症の話」 、東京都感染症マニュアル2009 <文書取扱:宮崎市保健所 健康支援課 感染症係 29-5286>
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