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白石:皆さんこんにちは。
勝木:こんにちは。
白石:先生、いよいよ動画も 3 回目になりましたけど、今回はいよいよ、3 ヶ月であなたが英
語をペラペラになるためには、どういうことをやればマスターできるのかというステ
ップを具体的に説明していきます。
それでは、具体的な本題に入って行く前に、まず今までやった内容の復習からしていき
たいんですけど、今まで話した内容は、なぜあなたが 10 年以上勉強してきたのに今ま
ったく話せないのか、その理由を大きく分けて 2 つ説明してきたんですけれど、まず 1
つめの理由は、英語と日本語の根本な違いにあるよということです。日本語は「文字」が
大切だとお話していただきましたよね。
勝木: 日本語というのは、漢字に表されているように「表意文字」、意味を表す文字。だから、
書き取りが非常に重要になってくるということですね。
白石: その逆で英語は「音」が大事。
勝木: そう、
「音」が大事。音が大事なので、音をちゃんとマスターしないといけない。特に子
音ですね。言葉の最後に子音が来たやつをきちんとマスターしていって、発音を完璧に
することですよね。
白石: 逆に発音ができなから、皆さんはどんな英語を聞いても速く聞こえちゃうし意味が分
からないので、すべての源は発音にあるよということを先生にご説明してもらいまし
た。
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勝木: そうですね。発音がきちっとできたらリスニングもできるようになると。リスニング
ができるとすべての会話につながっていくということですね。
白石:ありがとうございます。2 つ目のできない理由というのは、2 つの非効率な方法をやっ
ているというお話だったんですけど、まず 1 つ目というのは?
勝木:1 つ目は、コミュニケーションに使われないフレーズばかりを頭に入れていったとい
うことですね。前回の動画でお話しましたけど。
白石:あの「老人が…」というやつですね。
勝木:「初老の老人が上の方にかかっている斜めになった絵画を…」、なんでしたっけ?
白石:というのも内容ですよね。内容すらも忘れてしまうような長い文章ばかりを覚えてい
るから、実際にそれを使えるの?とうい話ですね。使わないよという話で、無駄なこと
ばかり覚えているよということですね。
あと、2 つ目は「語順」が大事だよということですね。
勝木: 2 つ目の非効率な方法は、語順を無視して単語だけでやると伝わりませんということ
ですね。語順を一緒にして、フレーズとして頭に入れていく、これが非常に重要である
と。
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白石:単語だけ覚えていても意味がないと。一つのフレーズとして覚えましょうよというこ
とですよね。
それは復習だったんですけど、具体的にこれから本題に入っていきたいと思うんです
けど、3 ヶ月でペラペラになったという人が、今まで先生の生徒さんでいっぱいいるじ
ゃないですか。その人たちは、具体的に何をしてたんですか?という質問からさせてい
ただきたいと思います。
勝木:まず 1 つ目に大きな部分というのは、本当に話せる、使える英語、フレーズだけをやっ
ていったということです。ものすごく使う、普段誰もが使うやつを、それだけを頭に入
れてきた。これが 1 つ目なんです。
白石:そのフレーズをまるごと覚えるということですね。
勝木:そうですね。フレーズを丸ごと覚える、特に語順に注意して。注意しなくても、フレーズ
ごとなので語順は決まっているので。それも語順を気にせずそのままフレーズごと覚
えていく、特に、正しい発音でやっていくという。3 つ目ですね。
白石:じゃあ、単語を散りばめたような形でやってる人がいますけど、あれだと全然通じなく
て落ち込んで英語を勉強する気をなくしちゃいますけど、一つのまるっとしたフレー
ズで、正しい発音でそれをやることによって相手に伝わると。しかも、実際に使うもの
だけやるんだよというのが 3 ヶ月間勉強してペラペラになった人がやったことですね。
じゃあ、フレーズを覚えるということはいったいどういうことなのかを具体的に説明
していただきたいんですけど。
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勝木:フレーズを覚えるというのは、要するに、フレーズごとやるので単語の組み合わせをま
るまる頭に入れていくということです。例えばどんなものがあるかというと、「予定が
あるんです」と。よく言いますよね。
「どこか飲みに行こう」
「いやあ、今日はちょっと予
定があるんです」と言う時は、“I have plans.”と言いますよね。
白石:“I have plans.”
勝木:そうですね。うまいですね、やっぱりね。それを” plans”と言う時に、
「”a plan“じゃなく
て”plans“と複数形に何故なるんですか?」とよく聞かれるんですよね。説明はします
けど、そんなのはなしにしても、
「予定がある」という時は必ず複数になるということを
頭に入れていくわけですね、丸ごと。これが重要なんですね。そしたらすぐ使えるわけ
です。次は例えば、奥さんがご主人に「まっすぐ家に帰って来てね」と言うような時は、”
“Come straight home.”。ちょっと言ってみてください。
白石:”“Come straight home.”。
勝木:発音がいいですね。あとは、
「そんなケチくさいこと言うなよ」、ラーメンぐらいおごっ
てあげろよ。そういう時は、”Don’t be so cheap.” こういうよく使うやつをそのまま
の形で覚えていくということですね。
白石:確かに、もう条件反射ですよね、これは。
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勝木:そうですね。だからどういうふうに条件反射で覚えていくかというと、まず日本語から
英語という形で、まず日本語で伝えたいことを頭に思い浮かべます。どんなこと言おう
かなと。
「今日は予定があるんです。」というのを思い浮かべて、それを 2 秒以内に言え
るようにして、常にどんな場面できてもパッと反射的に答えられるようにする。訓練に
なります。
白石:じゃあ、言いたいことを言おうと考えて頭の中で作文するんじゃなくて、もう、
「言いた
いこと=条件反射」でパッと出るように訓練するということですね。
勝木:そうです。どのような場面においてもすぐに出てくるようにするということですね。
白石:それを、無駄なものを全部省いて、必要なものだけやれば、これでもうすべて通じるよ
うになるんだということですね。
勝木:それをやるときに大事なのは、コミュニケーションが必要ですので、正確な発音でやら
ないといけないということです。
白石:何度もお伝えしていますね。
勝木:でないと通じないということです。逆に、正確な発音でやると通じるということです。
今、白石さんが言ってくれたように、”Don’t be so cheap.”を「ドント ビィ ソォ チー
プ」とか言うと通じないわけですけど、”Don’t be so cheap.” こういうふうにすると、
きちっきちっと伝わるということですよね。
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白石:発音がすべてですよね。発音が分かるからちゃんと聞こえてくるし。聞こえてくるから
ちゃんと何を返していいか分かってちゃんと話せるし。話すのも発音がしっかりして
いるから相手に伝わるし。それが一連のコミュニケーションというわけですから。とい
うことですよね。
勝木:そうですね。
白石:分かりました、ありがとうございます。
じゃあちょっと気になるんですけど、フレーズの数ってどのくらいあるんですか?選
りすぐりにしたフレーズというのは何万個もあるようなイメージですか?
勝木:私がこれまで海外の生活、例えばニューヨークとロンドンに 2 年ずつ住んでたんです
けど、その頃にいろんな人に会いますよね。会ったり映画を見に行ったり遊びに行った
り。その時に、僕は全部メモを取ってたんですね。
「この英語は使えるな、この時はこう
言うんだ」と。そのメモが半端ないんですよ。2 年、2 年の 4 年間で取ったメモ。それから、
外資系の企業にずっと十数年僕は勤めてますので、その中で、これは使えるなというの
を、全部メモを取って Excel のデータベースに入れていったんですね。
白石:それはすごいですね。
勝木:それだけじゃなくて、洋画が僕好きなんです。洋画を見たときに、いろんな使える表現
が出てくるんですよね。出てきたやつを日常生活に合うようにそれを変更して、全部デ
ータベースに加えていったわけです。気がついたらどれぐらい出来ていたと思います
か?
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白石:量ですか?いや、想像つかないです。
勝木:10 万表現。
白石:10 万!?すごい量ですね。
勝木:完全オリジナルの、ものすごい使うやつばかりが 10 万表現。映画の中から取ってきた
やつ、私がニューヨークとかロンドンで生活してきた中で「これはよく使うな」と取っ
てきたやつ、あとは外資系の企業の中で使えると。これを全部集めたものが 10 万フレ
ーズですね。
白石:そんなにあるんですか!
勝木:単にそれを集めてきただけじゃなくて、これをバイリンガルと一緒に、日本語と英語を
見比べて、これはニュアンス的にピッタリしているかというのを全部チェックしてい
ったわけです。
白石:じゃあ先生、先生がそうやって足掛けずっと長い年月をかけて積み上げてきた Excel
のフレーズ集が全部で 10 万あるということですけど、10 万フレーズ覚えなきゃいけ
ないということですか?
勝木:そんな覚えられないですよね。
白石:無理です。途方に暮れますね。
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勝木:僕はどうしたかというと、10 万の中でも、さらにもっとも使われるやつだけを 840 選
んできてるんです。この 840 さえマスターすれば、さっきも言ったように、受講してい
ただいた時に日本語を聞いたら英語で 2 秒以内に全部答えられれば、どういうことが
できるかというと、日本でネイティブの友達とかと話をする時に、例えば BBQ に行っ
たり飲み会に行ったりする時に十分話ができる、コミュニケーションができるレベル
ですね。これさえできれば、海外旅行に行っても全然問題ないレベルになるというのが、
この 840 フレーズです。
白石:すごいですね。皆さんどうですか?ほとんどの人が英会話をやりたいと思っている人
が、今言ったことをできるようになりたいんですよ。日本にいる外国人の友達と打ち解
けてコミュニケーションを取って、仲良くなって楽しみたいとか、BBQ に行って話し
たいとか、あとは海外旅行に行って不自由なく過ごして生活を満喫したいということ
をやりたいと思っている人がほとんどだと思うんですね。それがたったの 840 のフレ
ーズを条件反射的に覚えることができれば、問題なくその生活が楽しめるということ
なんですけど。確かに、私もそれを実感としてやっているので分かるんですけど、そう
ですね。
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勝木:やっぱり 840 だけだったら、もう簡単にできるんですよ、実は。やる気のある人で、か
つ楽しんでやってる人は。受講生、白石さんもそうですけど、すぐマスターしちゃいま
すよね、840。
ちょっと物足りないという人は、1680 を選んできたものがあります、究極。1680 とい
うのはどういうフレーズかというと、海外に移住して向こうで快適に生活するレベル
をマスターしたいということであれば、この 1680 をやれば完璧ですね。
白石:もう旅行じゃないですね、もはや。移住して、そこで何年も住んで毎日過ごしている時
に、
「あ、英語が通じない」とストレスが溜まるレベルではなくて、毎日快適に過ごせる
レベル。
勝木:まさにそうです。そのレベルになるためには、1680。それでも少ないですよね。
白石:めちゃめちゃ少ないですよ。
勝木:これは今までの小学校・中学校・高校・大学で受験勉強してきた頃に比べれば、100
分の 1、200 分の 1 にも満たないぐらいの数字ですよね。
白石:もう大学受験まで終わった人って、5000 語とか 10000 語とか平気で覚えてるじゃな
いですか。それを全部削ぎ落として、たったの 1680 で移住レベルまでできるというこ
とですね。
勝木:1680 が 2 秒以内に話せるようになったら、もう Disney の映画とか、あれが字幕なし
で見れるようになりますね。だいたい 8 割ぐらいが理解できます。
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白石:全然分かりますね。でも、すごくないですか!?映画が字幕なしで見えるって。皆さん
が最初に、
「英会話をなんでやりたいんですか?」と言う時に、けっこうな人が、
「字幕な
してドラマとか映画を見たいんです」って言ってることなんで、かなり夢のレベルだと
思うんですけど、全然現実的に可能ですよね。
勝木:そうですね。
『アラジン』だったり、
『アナと雪の女王』とかね、ああいうのが字幕なしで
分かれば非常に楽しいですよね。やっぱり、受講生の方がそういう映画を見て、
「先生、
あの表現出てきたよ!これも、あれも、それも、これも出てきたよ!」と感動して教えて
くれる人がいるんですけど、受講生に。それぐらい、やっぱり出てくるということです
ね。
白石:人間の基本的な機能として、楽しくて、それが使えて、実際に出てきたとなると、どんど
んどんどんやりたくなって、自ら進んで楽しく勉強していくようになるじゃないです
か。それが、覚えたやつが苦しくて全然使えないとなると、また全然ダメだなと思っち
ゃうと思うんですけど、確かに、先生から教えてもらったフレーズというのは日常の生
活ですごく使えるやつなんで。
勝木:出てくるでしょ。映画でもどんどん出てくるんですよね。
白石:あ、これ出てきた、これ出てきた、と楽しいですよね。常にテキストが「あ、これ出てき
た」となるんで。皆さんもそういう気持ちを味わいながら、ぜひやれるようになるんで
楽しみにしていただきたいんですけど。じゃあそれを今度は、どうやって覚えるかとい
う話になってくるんですけど、どうですか?書き取りとかして覚えますか?
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勝木:そんな難しいことはやらない。やっぱり辛いことはやらないというのが基本原則です
ね。単に、さっき言いましたね、正しい発音で声を出して覚えていく。これが大事なんで
すよ。机で書いて、これじゃ全然頭に入らない、嫌がるんですよ、脳が。だから正しい発
音で声に出して楽しくやっていく、これが大事ですね。
白石:そうすると頭に焼き付いて、覚えるとか忘れるということじゃなくて、頭に焼き付くの
で忘れないということですね。その感覚すごく分かります。覚えようとするから忘れる
んですよ。でも、頭の中に染み付いていれば忘れるという概念が無くなるというのは僕
は感じたことだったんで。そういうことですよね
勝木:だから声に出しながら、相手を想像して言うわけですね。
「あの時にこう言おう」と。誰
かに忙しい時に「今日は行けないんだ」と言う時に、”I have plans.” 。
白石:というのを思い描いて。
勝木:思い描いて。彼女に言われたらそうしようとかね。思っておいたら次に実際に言われた
時にそれが出てくると。それが大事ですよね。
白石:確かに。じゃあ皆さん、もう一度説明になりますけど、発音を何千個もやらなくちゃい
けないんですか?という話になってくると思うんですけど、発音てどれぐらいしたっ
け?
勝木:たったの 32 個ですよね。簡単にできますよね、32 個なら。1 日 10 個ずつやれば、だい
たい 3 日くらいでできますし。簡単にできます。実際にやられましたよね、簡単に。
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白石:もう簡単でしたね。1 番最初に僕はそこから手をつけたので。それを 1 ヶ月くらいでさ
くっとマスターして、どんどんフレーズを覚えていったという過去があるので。そんな
に僕は難しいなとは思わなかったです。楽しく出来ましたね。
あとは、皆さんリンキングってやりましたね。”I wanna go.”とか”I’ve gotta go.”とか
やりましたけど、ああいうのはいくつあるんでしたっけ?
勝木:ああいうのは 27 個ありますね。
白石:じゃあそのリンキングを 27 個と発音 32 個をマスターすれば、基本的に、英語が全部
正確に発音して聞き取れるようになると。
勝木:そういうことです。
白石:発音記号は?
勝木:発音記号は、実際にやったから覚えてると思いますけど、一切使いません。だから、口の
筋トレね。
白石:ただ使うのは、皆さんの口の筋肉だけですよと。それをどんどんどんどんやっていくこ
とによって、英語の筋肉に口の筋肉がなっていくので、それで勝手にできるようになる
と。
勝木:やりましたね、一緒に、踊りながらね。
白石:めちゃめちゃ楽しかったですね。
勝木:”w”、 ”w”。W の発音、”w(ウォ)”、”world”ね。
白石:やりましたね。”world”
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勝木:すごくうまいですね。もう 1 回言って下さい。
白石:”world”
勝木:そうそうそう、”w”は”w(ウォ)”、オランウータンを意識しなさいと。例えば、”l(エ
ル)”の発音で、”lalalalala~♪”という歌を歌いましたね。舌を上につけて、上から血が
出るまでやりましょうと、ジョークでもやりましたけど。それぐらい大げさにやったと
いうところが、やっぱり印象深いですよね。
白石:先生は教え方がすごく明確で分かりやすいので、それをただ、毎日授業でやって家に帰
っても 1 日 1 つだったら 1 つを決めて、ずっとその口の筋肉のトレーニングをしてい
れば勝手に身につくようになってるんですね。
勝木:そういうことです。
白石:ありがとうございます。ということは、もう 1 回繰り返しになりますけど、1680 とか
840 とかのフレーズを正確に正しい発音で覚えれば、それだけで 3 ヶ月で皆さんはペ
ラペラになるという認識でいいですか?
勝木:まさにそうです。だから、目的意識をきちっと持ってやる気さえあれば、最初にも言い
ましたけど、能力とかはまったく関係ないですね。頭がいいか悪いか関係なくて、誰に
でも簡単にマスターできるということですね。たとえば 840 個のフレーズを覚えよう
とすれば、1 日 10 個だったら、だいたい 1 ヶ月で終わりますよね。
白石:1 日 10 個だったら 3 ヶ月ですね。
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勝木:あ、3 ヶ月ですね。3ヶ月で終わりますと。たとえば 1680 やっていこうということであ
れば、1 日 20 個やれば 3 ヶ月でだいたいできるということになります。
白石:10 個とか 20 個って多く感じる人もいるかもしれませんがすぐですよ。そうやって発
音しながら、自分が言っている情景を思い描いていただければ、まったく難しいもので
はないので、すぐに覚えられるよということなので。やりたい人はどっちのコースを選
んでもいいので、やったらすぐに自分の得たい結果が得られるということですね。
勝木:そうですね。1 日に 20 個やっても全然余裕があるからもっとやりたいと言ってました
もんね、実際に。
白石:そうですね。もうかなり先に僕は勉強していました。どんどんどんどん先に行ってまし
た。
勝木:余裕があったと。簡単ですから。やっぱり 80 を超えたおばあさんでもちゃんとやって
いるので、これはやればできますよね。
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白石:あとは個人的な感想なんですけど、「目的意識」というとちょっと身構えちゃう人もい
るかもしれないですけど、正直そんなのもいらないと思いますけどね。「英語がしゃべ
りたいなあ」と思えるくらいで来ていただければ、実際に皆さんができるようになって
通じるという体験をすぐにしていただくことができるので、そうすると楽しくて勝手
にやっちゃうんですよ。自分からやりたい。今までたぶん、そういう気持ちを味わって
こなかった方も、たくさん勉強したのにできないという人も来ると思うんですけど、か
なり早い段階から「あ、実際に英語が通じてる」という感覚をマスターしていただくと
思うので、あとは楽しくてやり続けちゃうというのが僕の経験なので。そういう気持ち
で来ていただいても十分かなと。
勝木:本当に楽しそうですよね。
白石:楽しいです。やっぱり通じるので。
勝木:こういうふうにしてね。ハイタッチを「イエ~イ」とやって、受講生同士で。楽しくやっ
てましたから。相当 enjoy されてましたよね。
白石:確かに。これだと感想なんで、楽しくてずっと話し続けちゃうと思うんですけど、次の
話題にいきたいですけど。
1 回に覚えるフレーズの数がすごく多いんじゃないかと思う人もいらっしゃると思う
んですよ。例えば、“I have plans.”とかだったら、3 つで構成されてたじゃないですか。
でも、覚えていくうちに、それが 10 個とか 15 個で 1 つのフレーズになってるやつも
出てくるんじゃないかと思ってる人もいると思うんですけど、そこら辺はいかがです
か?
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勝木:フレーズは全部短いやつですね。
白石:短いのばっかり。
勝木:超短いです。単語数でいくと、だいたい 1 個の単語から 6 個。多くても 5 個か 6 個です。
白石:5 個か 6 個で 1 つのフレーズが最大。それだと覚えやすいですね。
勝木:例えば、
「やった~!!」という時に”Bingo!!”と言いますよね。それは 1 つですね。例え
ば「私は飽きっぽいんですよ」と言う時には、”I get bored easily.”。”I・get・bored・
easily.”4つですよね。こんな短いやつばかりなんですよ。やっぱりそんなに長いやつ
って覚えられないじゃないですか。僕でも無理ですよ。さっき言ったような長~いやつ
は覚えられないですよ。あれをどうやって覚えるんかなと僕は不思議に思いますけど。
やっぱり、短いやつだけで十分なんですよ。
白石:なるほど。たぶん不安が相当解消された人が今いると思います。だから、長くても 6 つ
だと。それを 840 から 1680 覚えるだけでいいと。これは本当に算数で言ったら九九み
たいなものなんじゃないですか。覚えないと計算できないじゃないですか。それと同じ
ようなもの。
勝木:同じです。算数で九九で、それが基本中の基本ですね。それさえやれば絶対大丈夫とい
うことですね。
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白石:なるほど。あとは、これはちょっと応用になるんですけど、こんなのも簡単に実はでき
るようになるんですけど、説明していくと、長い文章を作りたかったらフレーズとフレ
ーズを組み合わせればいいということなんですね。これはちょっと具体的な例を出し
ていただけますか。
勝木:長いやつを覚えるというのは、よっぽど頭のいい人でもなければ無理ですね。じゃあど
ういうふうに短いフレーズを組み合わせていくかというと、例えば、こんな感じです。
「私は幸せです」というのは何て言いますか?
白石:”I’m happy.”
勝木:簡単でしょ。”I’m happy.”「あなたはここにいます」は英語で何て言いますか?
白石:”You are here.”
勝木:”You are here.” 簡単でしょ。
白石:超簡単。
勝木:超簡単でしょ。こんなのばかりやっていって、これをつなげるとすごいことになるんで
す。かっこいいことが。これから使って下さいね。
白石:どういうこと?
勝木:例えば、“I’m happy just because you are here.” ”I’m happy.”と”You are here.”
を”just because”と入れるんですよ、間に。そうすると、“I’m happy just because
you are here.”とすることによって、「君がここにいるだけで僕は幸せなんだよ」と。
白石:もう映画のワンフレーズじゃないですか。めっちゃ嬉しいですよね、それ言われたら。
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勝木:使おうと思ってるでしょ、今!?
白石:はい、もうロマンチックで。そうやってつなぐことができるんですね。フレーズとフレ
ーズをつなぐことができるんで、如何様にもできるわけですけど。ありがとうございま
す。
じゃあ今までやった 3 ヶ月でどうやったら英語がペラペラになれるのかというまとめ
を、もう 1 回先生と一緒にやっていきたいと思うんですけど。
まず、超頻繁に、日常で使われているフレーズを覚えましょうということですね。
勝木:そういうことです。2 つのフレーズの数を言いました。840 フレーズ覚えたらどうなる
か、1680 フレーズを覚えたらどうなるかということをお話したと思います。840 の方
は、日本でネイティブのお友達と遊びに行ったり BBQ に行ったり海外旅行に行ったり、
それぐらいするのであれば十分なレベルですと。さらに、白石さんのように、もっと余
裕があってやりたいという人は 1680 をやれば、海外に移住して生活が十分できるレ
ベルまでいけると。さらには、Disney の映画なんかも字幕なして enjoy できるという
レベルまでいくということですね。
白石:ちょっと付け加えると、今日本も国際化の時代になってるんで、海外と一緒にビジネス
をしてみたいとか、日本のいいものを海外に広めたいと思ってる人も、僕は自分の実感
なんですけど、1680 のフレーズがあれば、まったく問題なく、違和感なくビジネスもで
きています。こういうメリットもありますね。
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勝木:実際、海外にも行かれてやってますからね。
白石:それを”勝木流”のやり方でこれから覚えていくんですよという話ですね。
勝木:”勝木流”のやり方というのはどういう方法かというと、まずは完璧な発音ですべてや
る、音読していくということです。完璧な発音でフレーズを読んでいくということです
ね。そうすると、発音ができるようになったら聞き取りができるようになる、これはも
うできるようになるわけですね。そうするとコミュニケーションができる。覚えたフレ
ーズを外国人の方に話すと、完璧な発音なのでそれがまた通じる、嬉しい、さらにどん
どんいい方向へ向かっていくということですね。
白石:すばらしい、それをやるのみなんですけど。今、この動画 3 を見ていただいて、皆さんは、
どうやったら、私は実際に英語を 3 ヶ月でペラペラになれるのかというイメージをす
ごく湧いていただいたと思うんですけど、次回の動画では、それをマスターして実際に
使っている方が、どういうふうに生活が変わったのか、どんな気づきがあってマスター
できたのかとかね。今までの自分の勉強の中でどういうところが間違っていたのか。そ
ういうことを含めて実際に学んで体得した受講生の声を皆さんにお届けしたいと思い
ますので、そちらもぜひ楽しみにしていただければいいと思います。
では皆さん、次回の動画をぜひ楽しみにしていただければと思いますので。今回も、動
画 3 は非常に濃い内容になったんですけれども、皆さんご視聴いただきありがとうご
ざいました。ではまた、次回の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。
勝木:ありがとうございました。
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(終わり)
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