アセアン国費留学生と日本人大学生との国際交流ワークショップ

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平成28年度アスジャ・インターナショナル主催
アセアン国費留学生と日本人大学生との
国際交流ワークショップ
募集要項
写真: 2015年度開催のワークショップより
アセアン国費留学生と日本人大学生との
国際交流ワークショップとは
将来のアセアン各国のリーダー候補としてアスジャ・インターナショ
ナルが受け入れているアセアン国費留学生と、日本のグローバル
人材として活躍を期待される日本人大学生が、国立オリンピック記
念青少年総合センターにおける2泊3日の宿泊交流を通じ、お互い
の国の文化や日本とアセアンの将来の課題、国際協力について、
英語による意見交換を行い相互理解を深める。
朝から晩まで英語によるコミュニケーションが続く合宿生活を送るこ
とで、都内にいながらにして留学体験が味わえる。
アスジャ・インターナショナルが2014年度から新規で開催し、昨年度
は上智大学、東京外国語大学、千葉大学、横浜国立大学、東北大
学、筑波大学、津田塾大学の日本人学生31名が参加した。アセア
ン国費留学生はアセアン10ヶ国から24名が参加した。
アセアンとは?
ア セア ン=東南ア ジ ア 諸国連合 (Association of South-East
Asian Nations, ASEAN)は、東南アジアにおける地域協力機構で
ある。
キーワード:
 アセアン国費留学生
 日本人大学生
 アセアン
 東南アジア
 グローバル人材
 合宿形式
 ワークショップ
 英語による意見交換
 相互理解
 アスジャ・インターナショナル
アスジャ国費留学生
とは?
文部科学省の奨学金を得て
日本の大学の大学院・学部
経済成長、社会・文化の発展、政治の安定などを目的に、1967
年の「バンコク宣言」によって設立された。
で学ぶためにアセアンから来
日し、アスジャ・インターナ
現在、東南アジアの10カ国が加盟している。
ショナルが受け入れている外
<加盟国>
インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン、
ブルネイ、ミャンマー、カンボジア、ベトナム、ラオス
国人留学生。
アスジャ・インターナショナル主催
アセアン国費留学生と日本人大学生との国際交流ワークショップ
掲載内容
アセアン国費留学生と日本人大学生との国際交流ワークショップとは
ワークショップのねらい
ワークショップの進め方
グループワーク
期待される効果 - 大学生全体 -
期待される効果 - 日・アセアン別 -
アスジャ・インターナショナルについて
概要
組織・運営
事業内容
参加者の感想
スケジュール
募集要項
実施概要
日本人大学生の参加資格および条件
申込方法
アスジャ・インターナショナル事務局への申込書提出締切
問い合わせ先
アセアン国費留学生と日本人大学生との国際交流ワークショップとは
2泊3日の宿泊交流
国立オリンピック記念
日本人大学生
青少年総合センター
アセアン
国費留学生
(東京都渋谷区)
 アスジャ・インターナショナルが受け入れているアセアン10カ国の国費留学生と、グ
ローバル人材を目指す日本人大学生との国際交流
 国立オリンピック記念青少年総合センターでの英語合宿
 日本・アセアンをテーマに行うディスカッション、グループワーク、プレゼンテーション
 都内にいながらにして味わえる留学体験
 お互いの国の文化、各国の将来や課題、国際協力について意見交換を行い、相互
理解を深める。
ワークショップ(workshop)とは?
多様な文化や資質を持った人たちが、全員参加型の協働作業を行い、相乗効果
を生みながら問題解決や創造、学びを行う手法。
近年、留学生と日本人学生が共に学ぶ「国際共修」への関心が高まりつつある
が、その手法としてワークショップが採りいれられている。
言語・文化の異なる学生同士が、互いを理解し自己を確立するための、問題解
決力・コミュニケーション力・創造力を育てる人材育成ツールとして、高等教育現
場での積極的な採用が期待されている。
アセアン国費留学生と日本人大学生との国際交流
ワークショップのねらい
将来日本・アセアン各国でリーダーとしての活躍を期待される大学生の、
グローバル環境下におけるコミュニケーション能力を高めるため、
1.
2.
3.
情報共有力
チームワーク
他者への影響力(リーダーシップ等)
を醸成する機会を提供する。
キーワード:
情報
共有力
チーム
ワーク
他者へ
の
影響力







多様性
協働作業
問題解決力
コミュニケーション力
創造力
国際共修
人材育成
写真: 2015年度開催のワークショップより
写真: 2015年度開催のワークショップより
ワークショップの進め方
 グループごとのディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションなどのワークショップ
を、プロジェクト形式で実施する。
 講師によるレクチャーやファシリテーションを提供し、学生同士の積極的な議論を促進する。
 グループワーク終了後、全体発表会(プレゼンテーション)を行い、質疑応答・講評を通して、
*
プロジェクトにおけるPDCAサイクル についても学ぶ機会を提供する。
*PDCAサイクル: 「計画」(Plan)、「実行」(Do)、「点検」(Check)、「改善」(Act)の頭文字をとったプ
ロジェクト管理手法のひとつ。業務を継続的に改善するために企業等で導入されている。
•
•
•
•
•
•
ディスカッション
グループワーク
レクチャー
ファシリテーション
プレゼンテーション
質疑応答・講評
プロジェクトにおけるPDCAについて学ぶ
◆講師(ファシリテーター)紹介◆
辻 耕治 先生
 千葉大学教育学部技術
教育講座准教授
 京都大学大学院農学研
究科応用生物科学専攻
博士課程修了
 農学博士
グループワーク
アセアン国費留学生と日本人学生との混合グループによるプロジェクト形式を採用
~ 1グループを10人程度で構成 ~
 アイスブレイキング: グループメンバーがお互いを知る
 ステップ1: テーマの理解と問題点の確認作業
 ステップ2: 問題の解決策について議論
 ステップ3: 発表準備(レジュメ作成等)
 全体発表(プレゼンテーション)、質疑応答、講評
グループ
1
グループ
2
テーマの理
解・問題点の
確認
問題の解決
策を話し合
う
発表準備
全体発表
質疑応答
講評
グループ
3
写真: 2015年度開催のワークショップより
写真: 2015年度開催のワークショップより
期待される効果 - 大学生全体 -
日本とアセアン各国との相対化
大学生が自国を客観視し、各国の問題意識を理解する。
多様な価値観の中で協働するためのイメージをつかむ。
宗教から民族、言語にいたるまでの多様性を持つアセアンからの留学生と、日本人大学
生とが、グループによるワークショップを通して、将来異なる国籍の人間同士で仕事する
環境のイメージをつかむ。
限られた状況・環境下において活躍するための肉体的・
精神的な力を身につける。
国立オリンピック記念青少年総合センターでのプログラムや、団体行動、英語でのコミュ
ニケーション体験を通じて、適応力や柔軟な思考力を高める。
期待される効果 - 日・アセアン別 -
日本人大学生
アセアン国費留学生
自らが発信主体になることの重
要性を認識する。
日本人大学生との合宿 ・ディス
カッションを通して、日本を体験的
に理解する。
~グローバル人材として外国人とかか ~日本人の考え方、価値観、自然環境、
わっていくには、交渉力や情報発信力、 生活習慣、宗教観や歴史認識~
自己表現力の開発が必要不可欠~
外国人、とくにアセアン留学生の
学びに対する積極的な姿勢に触
れる。
自国と日本との違いを日本人に
発信し、理解を求めるコミュニ
ケーション力の必要性を認識する。
自国と相手国との違いを体験的に認識することで、
自国の事情に対する理解をより深める。
自分にとっての「母国」を再発見する。
~ グローバル人材になるには、確固たる自己も必要 ~
写真: 2015年度開催のワークショップより
写真: 2014年度開催のワークショップ@国立中央青少年交流の家(静岡県御殿場市)
アスジャ・インターナショナルについて
概要
1. アスジャ・インターナショナル ASJA(Asia Japan Alumni) International (以下、アスジャという)は、
2000年4月に設立された国際的な組織である。当初5カ国で発足し、現在10カ国(インドネシア、マ
レーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ミャンマー、カンボジア、ベトナム、ラオス、ブルネイ)が加
盟している。
2. アスジャは、日本国外務省の拠出金を受けて、アセアン元日本留学生評議会(ASCOJA*)に加盟
する各国元日本留学生会が推薦する奨学生制度を運営してきた。日本の大学院における教育研究
を支援するとともに、留学生に日本語習得及び日本文化・日本人を理解する機会を提供し、将来の
日本とアセアンとの架け橋となるリーダーを育成することを目的としている。各国1名の奨学生を受
入れ、2015年度までの修了生は110名である。
3. 2009年の「事業仕分け」を受け奨学金制度は廃止されたが、2014年度の政府予算において新たに
「アセアン留学生交流等拠出金」が計上され、文部科学省国費留学生を対象に交流事業は引き続き
実施できることになった。2016年度はアセアン10カ国から各国元日本留学生会が推薦した国費留学
生(大学院生、学部生) 19名をアスジャ国費留学生として採用した。これにより、2016年度のアス
ジャ国費留学生は、大学院生57名、学部生7名の計64名である。
 1974年に故福田赳夫元首相(当時の大蔵大臣)の呼びかけで始まった、外務省招聘事業「東南アジ
ア元日本留学者の集い」で交流を深めた各参加者たちが中心となり、ASEAN各国の元日本留学者
同士の交流を目的として1977年6月に設立された。
 元日本留学生が組織するASEAN各国の元日本留学生協会の連合体組織であり、各国において日
本文化・日本語などの普及活動を、日本大使館と連携しつつ実施している。
 現在の加盟国は、ASEAN10カ国である。(インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン、
ブルネイ、ミャンマー、カンボジア、ベトナム、ラオス)
組織・運営
(1) 理事会
① ASCOJA加盟国10カ国より各国1名の理事及び日本側1名の理事によって構成される、最高
意思決定機関である。
② 事業計画案、予算案、事業報告及び収支決算報告等を審議するため、年に2回開催される
(うち1回は書面審査) 。
<理事会の構成> 第9期: 2016年4月 ~ 2018年3月
元駐カナダ特命全権大使
日本
田島 高志氏
日本
小川 郷太郎氏
インドネシア
ヒデキ・アマング氏
Mr. Hidekie Amangku
マレーシア
ウィ・チーキョン氏
Dr. Ooi Chee Keong
マレーシア元留日学生協会(JAGAM)会長
フィリピン
ホセ・カマチョ氏
Dr. Jose V. Camacho
フィリピン元日本留学生連盟(PHILFEJA)次期会長
シンガポール
イー・ジェンエン氏
Mr. Yee Jenn En
シンガポール留日大学卒業生協会(JUGAS)会長
タイ
サムラン・チュードアングン氏
Dr. Samran Chooduangngern
タイ王国元日本留学生協会(OJSAT)会長
ミャンマー
シー・シー・シィエン氏
Prof. Si Si Shein
ミャンマー元日本留学生協会(MAJA)会長
カンボジア
ブテイ・モニラ氏
Dr. Vuthy Monyrath
カンボジア元日本留学生協会(JAC)会長
ベトナム
ゴ・ミン・トゥイ氏
Dr. Ngo Minh Thuy
アスジャ理事会議長(2016年4月~2017年3月)
ベトナム元日本留学生協会(JAV)会長
ラオス
ブアソン・ボンタボン氏
Ms. Bouasone Vongthavone
ラオス元日本留学生会(JAOL)会長
ブルネイ
チン・ウェイケイ氏
Dr. Chin Wei Keh
ブルネイ日本留学生会(BAJA) 会長
【事務局】
佐藤 次郎
事務総長
(一財)日本語教育振興協会理事長
元駐ミャンマー特命全権大使
元駐カンボジア特命全権大使
元駐デンマーク特命全権大使
インドネシア元日本留学生協会(PERSADA)
事務局長
(2) 事務局
① 事務総長は理事会により任命され、事務局は、事業計画案、予算案等を作成し、理事会の承認
を得て実施する。
<事務局の構成>
事務総長
佐藤次郎 ((一財)日本語教育振興協会理事長)
専任職員他 3名
② 事務局は、独立行政法人日本学生支援機構東京日本語教育センター(東京都新宿区北新宿3
丁目22番7号)に設けられている。
事業内容
(1) 2015年度交流事業
オリエンテーション及び歓迎会(2000年度より実施)
アスジャ設立趣旨、アスジャ事業の理解を深め、留学生同士の交流を図る。
国際理解教育(2000年度より実施)
アスジャ国費留学生の自国文化、習慣を紹介し、日本人児童・生徒との交流を図る。
ホームステイ (2000年度より実施)
新入生を対象に約1週間の日本人の家庭生活を通じ、日本文化、生活習慣を体験し理解する。
日本文化体験(2004年度より実施)
日本の伝統文化(歌舞伎、能楽、茶道等)に触れる機会を設け、日本文化の理解を深める。
地方産業文化体験(2000年度より実施)
アスジャ国費留学生の2年生、3年生を対象に、3泊4日で地方に出かけ、日本の企業見学・企業と学生
のマッチング、地方文化体験等を行い、日本理解を深める。
アセアン祭り(留学生自主事業)(2003年度より実施)
アスジャ国費留学生による企画、実施の事業。自国の概要、料理,民族衣装等を日本人や他の留学
生たちに紹介する。
修了式及び活動報告(2000年度より実施)
アスジャ国費留学生としての修了式と留学生より研究成果等の発表等を行う。
アセアン国費留学生と日本人大学生との国際交流ワークショップ(2014年度より実施)
アスジャ国費留学生と日本の大学生が宿泊交流を通じ、お互いの国の文化や日本とアセアン各国の
課題や協力について英語で意見交換を行い、相互理解を深める。
能楽体験@杉並能楽堂
日本企業見学@日産自動車(株)栃木工場
アセアン祭り(留学生自主事業)
アスジャ・インターナショナルについて
(2)ASCOJA各国元日本留学生会の活動の支援
① 留学生会指導者等の招聘
毎年東京でアスジャ理事会を開催する。また、理事会開催期間中にASCOJA幹部会開催
の支援を行う。
② ASCOJA総会、ASCOJA幹部会への参加
毎年開催されるASCOJA総会及びASCOJA幹部会に参加し、ASCOJA各国元日本留学
生会と連携を深める。
(3)アスジャ・ASCOJAネットワーク強化支援
① オンライン・プラットフォーム
アスジャがASCOJAとの一層の連携協力を図っていくとともに、ASCOJAネットワーク強化
の支援のため、2015年度よりアスジャのサイト上でASCOJA関係情報を掲載。
② アスジャ・ASCOJA分野別シンポジウム
人材交流、ビジネス交流等の分野別シンポジウムを、アスジャ・ASCOJA・実施国元日本
留学生会との3者共催により年4回開催する。
写真:第30回アスジャ・インターナショナル理事会
写真:福田康夫元内閣総理大臣を迎えて開催された第21回
ASCOJA総会@フィリピン・マニラ市
写真: 2015年度開催のワークショップより
参加者の感想
*(大学名)は参加当時
立花 慶さん(上智大学)
プログラムを通して、どのような成果を得ることができましたか。
私がこの事業を通して主に二つの成果を得ました。
一つ目は、積極性です。今回の交流事業を通して非常に数多くのことを学ぶことが出来たため、今
後も同様の機会が合った際に積極的に参加したいと思うように至りました。
二つ目は、学習意欲です。ASEAN諸国の学生との議論を通して自分の世界諸問題の知識の不足
を実感するに至りました。それによって、現在、大学生活においてあらゆる分野の勉強に対して以
前より熱が入るようになりました。
活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教え
てください。
主に二つあります。
一つ目は、グループワークで作業をしている際に、各人が自分の役割をしっかりと認識していたこと
です。私のグループでは、ネットでデータを探す人、議論を仕切る人、SWOT分析を行う人など役割
分担が明確になされていました。私は、積極的に意見を発言することに徹していました。この経験は
私にとって自分の強みを作る必要性を認識するきっかけとなり、大変印象深いものでした。
二つ目は、議論中に感じたASEANの国々の学生の母国を想う気持ちの強さです。彼らと議論してい
る際には常に母国の経済状況を良くしたいという強い気持ちが感じられました。母国の抱える問題
について良く把握していますし、それに対する意見や解決案を各自が持っていました 。私は、
ASEAN諸国の抱える問題、また、日本の抱える問題について知識を蓄える必要性を感じることがで
きたため、非常に有意義で印象深い経験だと感じました。
参加者の感想
次回参加する日本人学生へのメッセージをお願いします。
私は、参加する日本人学生には積極的に議論に参加してもらいたいと思います。どれだ
け積極的に議論に関わることが出来たかで、成長度合いが左右されると思います。英語
が得意でないとしても、説得力のある人には皆真摯に耳を傾けますし、また話そうと努力
する過程で英語力の上達を実感できると思います。
私はこの交流事業終了後に日本人参加者と感想を共有したのですが、各人が何らかの
学びを得ていました。英語力向上の目標が出来た人もいましたし、何事にも積極的に取り
組むことの大切さを学んだ人もいました。是非とも積極的に議論に参加し実りある交流事
業にしてもらいたいと思います。
石野 恵理さん(東京外国語大学)
プログラムを通して、どのような成果を得ることができましたか。
ASEANからの留学生と、ASEANの将来や日本との関係を考える機会は大変貴重でした。
私は外大でインドネシア語を専攻していて、ASEAN10ヶ国からの留学生と意見を交換でき
たことが興味深かったです。どうしたらASEANが発展できるのか、というテーマ一つにして
も、留学生と日本人学生では視点が異なっていたり、一緒だったり、今後専攻のインドネ
シアをはじめASEANを学ぶ際に、彼らの様に様々な視点から見ていきたいと感じました。
活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った
理由を教えてください。
最終日のプレゼンテ―ションでの質疑応答についてです。日本がASEANへのODA援助を
積極的に行っていることに関して議論になったときのことでした。そのとき、ASEANの留学
生が、「ASEANは日本からODA援助を受けられて助かっている。もし今後もその援助を受
けられるなら有難い。しかしそのお金はあなたたち日本から出ているのだから、本来は
ASEANへのODAのためではなく、日本のために使える。日本のみんなはどう思うか。」と
尋ねられました。日本人としてどう考えるか、ということを求められたと感じました。ASEAN、
日本両方にとってどう関係を良い方向にしていくのか、もし金銭面が求められるなら何が
正しい判断なのか、両方の立場から考える必要があると感じた瞬間でした。
次回参加する日本人学生へのメッセージをお願いします。
ASEAN諸国からの留学生と共に学べる機会はなかなかないです。私は大学でASEANを
中心に学んでいるので、彼らとディスカッションやプレゼンテーションをして、とても刺激に
なりました。ASEANにもともと興味のあった人はもちろん、そうでない人も、自分の視野が
広がるきっかけになると思います。交流会もあり、留学生も日本人学生も楽しく親交を深
めることができました。
参加者の感想
写真: 2014年度開催のワークショップより
鈴木 万葉さん(千葉大学)
プログラムを通して、どのような成果を得ることができましたか。
この事業に参加する前から英語で行われる授業を取ったり、留学生と友達になったりして英語に触
れ、話す機会はありましたが、なかなか慣れませんでした。この事業に参加して、24時間アスジャの
学生と一緒に生活することでずっと英語を話さなければならない環境に身を置くことができ、英語を
話すことを躊躇わなくなりました。今では、英語で日本人と話すと、外国に行ってたんですか?とよく
聞かれます。外国どころか飛行機にも乗ったことがないですと答えると驚かれます。英語はもう話せ
るものだと自分で思い込んでどんどん使っていこうと思います。英語でのディスカッションは大変でし
たが、予備知識があれば単語しか聞こえなくても理解できるということがわかり、語学はもちろん自
分の専門分野の勉強にも力を入れようと思えました。
活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教え
てください。
ディスカッションの時わからなそうな顔をしていると、アスジャの留学生が分かりやすいように言い直
してくれたり日本語を交えて説明してくれたりして助けてくれました。嫌な顔をせず私たちを置いてい
かないでちゃんと議論に参加できるように配慮してくれる温かい気持ちが伝わってきて嬉しかったで
すし、そういう態度を見て私ももっと彼らと分かり合いたいという気持ちになりました。また、彼らと仲
良くなりすぎて一緒にいることが当たり前になってしまい普通に日本語で話かけてしまうなんてこと
が多々ありました。日本語がわからない子なのに伝わることもありました。友達になるのに言語も国
籍も関係ないと思いました。
次回参加する日本人学生へのメッセージをお願いします。
英語を話せるようになるには外国に行かないといけないなんて嘘です。実際、私はこの夏1か月留
学に行った友達よりも英語が話せる自信があります。それは、留学では日本人の留学生同士でい
ることが多く現地の学生と触れ合う機会が少ないのに対し、このプログラムはかなりアカデミックな
内容のディスカッションが多くをしめていたからです。日本で合宿なんて意味ないと思わず参加すべ
きだと思います。アスジャの留学生はとても優しいです。英語の能力より必要なのは分かり合いた
いと思う気持ちです。英語力なんかよりも大切なことを見つけることができるプログラムです。もちろ
ん、参加する姿勢によりますが。頑張って下さい。
参加者の感想
ヒヤ・フェビエンさん(アスジャ国費留学生・京都大学大学院)
この事業で、日本の大学生と交流して、日本や日本人に対するイメージはどのように変わ
りましたか。
日本の大学生との交流は実り多いものになりました。現在私は大学院で研究をしていま
すけれど、学部学生と話す機会がありません。ですから日本の大学生と交流する前は学
部学生の考え方が分かりませんでした。前に高校生との交流で若い世代の考え方と態度
を理解できましたけど、彼らの先輩に当たる大学生はどんな希望や、夢などを持っている
か、またどんな態度をとるかイメージできませんでした。第一印象は日本の大学生は少し
シャイだということでした。ですが時間が経つにつれ、打ち解けて、段々楽しくなりました。
ワークショップは英語で行われたから、大学生は難しいと思ったはずですが、一生懸命英
語で話していました。いい態度だと思いました。
活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った
理由を教えてください。
ワークショップ中、多くの思い出に残るイベントがありました。例えばいろいろなグループパ
フォーマンスやラジオ体操です。その中で一番印象に残ったエピソードは、二日目の夜に
午前1時までディスカッションをしたことです。眠い状態でコーヒーを飲みながら、発表のス
ライドを作って、プレゼンテーションスクリプトを書いて、けっこう面白いシナリオができたと
思います。結局、皆寝不足ながらもちゃんと翌日の活動をやって、発表も成功しました。そ
の様子から皆の真剣な取り組みが見えて、感動しました。今回のワークショップは素晴ら
しい経験でした。私たちは多くの国からの友達を作ることができました。
将来、日本と自国、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなるために、この事業で学
んだことはどのように役に立つと思いますか。
前回のアセアン文化祭典と同じように、将来のリーダーにとって、この活動はネットワーク
の構築と友達作りの良い機会となりました。重要なことは、ワークショップで、さまざまな研
究分野の連携が容易になったことです。様々な専攻の学生が自分たちの知見を組み合わ
せ、それを具体的な提案に作り上げました。将来のリーダーにとってメンバーの強みを結
集して、実行に移すことは重要なスキルです。さらに、多国間の関係が深まるように、将来
のリーダーは、取り組み方やバックグラウンドがさまざまなメンバーと協力し、共通の目標
に向かって進むのです。
日本の大学生と交流した三日間のワークショップは良い勉強になりました。来年もぜひつ
づけてほしいです。
参加者の感想
キンサモン・スックウィサンさん(アスジャ国費留学生・横浜国立大学)
この事業で、日本の大学生と交流して、日本や日本人に対するイメージはどのように変わりました
か。
日本の大学生と交流することによって、お互いにイメージも変わりました。私は最初は日本人の大
学生は外国人留学生と交流するのはあまり得意ではないと思っていました。なぜかというと、日本
人の大学生は人前で意見をいうのは得意ではなく、恥ずかしがることが多いからです。けれども、お
互いに時間をかけて、交流することによって、信頼関係も生まれました。それから、お互いに助け合
うことで、相手の気持ちに共感できました。初めて会ったときは遠慮がちな日本人の大学生たちも、
だんだん慣れるととても優しいです。友達が何か困ったときに、自分のことのように助けます。私は
この事業を通して、日本人の大学生に対してとてもいいイメージを持ちました。さらに日本人の大学
生は礼儀正しい学生だというイメージも持ちました。
活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教え
てください。
活動中、印象に残ったエピソードは発表会の前に、みんなで一生懸命練習したことです。練習のと
きはお互いに誰が何ができて何ができないかを検証しながら、コメントし、直していきます。みなが納
得できるまで練習を続けました。このことにより、それぞれを尊重しながら、相互理解も生まれました。
お互いに信頼関係を構築することができました。また、もうひとつ印象に残ったエピソードは、運動
会のときのことでした。交流会は普段はあまり交流したことがグループと交流ができて、良かったで
す。特にラジオ体操の練習のときは、簡単に見えますが、実際に自分でやってみたら、かなり難しい
です。けれども、日本人の大学生に優しく教えてもらったおかげで、少しずつできるようになりました。
将来、日本と自国、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなるために、この事業で学んだことは
どのように役に立つと思いますか。
この事業で学んだことはコミュニケーション能力です。事業の最終日に発表会があるため、その前
にみんな一生懸命に練習しました。どのようにしたら聞く人に伝わるかを考えました。いくら知識を
持っていても、伝える能力がないと、自分の言いたいことが伝わりません。そして、自分の持った知
識・自分の考えを他人に伝えたいとき、上手に伝えないとリーダーにはなれません。リーダーとは説
得力を持つ必要があります。上手く人を説得して、自分が思った戦略・政策を行動してもらうのは
リーダーの役割です。私は将来、日本と母国の架け橋のリーダーになるために、今のうちに、コミュ
ニケーション能力を磨いて行きたいと思います。将来、人を説得する機会が増えるからです。
写真: 2015年度開催のワークショップより
参加者の感想
マービン・アン・ケット・シオンさん(アスジャ国費留学生・一橋大学大学院)
この事業で、日本の大学生と交流して、日本や日本人に対するイメージはどのように変
わりましたか。
私は昔から日本人大学生と接触する機会が国にいる時たくさんありましたので、以前か
らの日本人の印象はほぼ変わらないと思います。一般的な日本人はみんな優しい人々
です。しかし、日本人はある癖があります。それは外国人と外国語で話すのが苦手なこ
とです。しかし、一年以上外国に住んだ人で、緊張せずに私たちと最初から英語で会話
する人もいます。私のグループの日本人大学生は、最初上手く話せる人は二人しかい
なかったけど、お互いをもっと理解して仲良くなった瞬間に、みんな英語をだんだん使い
始めました。作業をする時はみんな真面目で自分の役目を果たす人たちです。私にとっ
て、この事業で一番良かった点は新しい友人関係を得られたことです。なぜなら、今でも
時間があれば時々私たちアスジャ生は日本人大学生と一緒に出かけるからです。
活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残っ
た理由を教えてください。
一番印象的なエピソードは公式の活動が終わった後のお茶会です。この三日間の活動
はとってもスケジュールがタイトで、あまり会話する時間がありません。深夜までアス
ジャ生と日本人大学生は一緒に残ってお互いもっと仲良くなるために様々なことを話し
ました。私たちはまるで幸せな家族みたいだと私は感じました。お互いの悩みを心配せ
ずに話せます。それだけじゃなく、自分たちの発表したい内容について他のグループの
人たちの意見を取り入れることもあります。この時の私は自分の国にいる友人たちのこ
とを思い出しました。私たちも良くこのようなお茶会をして様々なふざけた話をしました。
次のワークショップはもっとゆっくりしたペースで三泊四泊ぐらいの弁論会の設定を提案
したいと思います。
将来、日本と自国、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなるために、この事業で
学んだことはどのように役に立つと思いますか。
この事業で学んだことや経験は将来日本とアセアン諸国の新しいプロジェクトにつなが
るかもしれません。そして、この事業を通してアセアンの十か国の中にブルネイをよく知
る日本の大学生は一人もいないことが明らかになりました。そもそもブルネイに関する
情報はほとんどありませんと日本人大学生が言いました。だから、まずブルネイの情報
を日本人にもっと公開しなければなりません。お互いの国の政治的な関係をもっと強く
するために、まずは国民がお互いの習慣、宗教、文化などをもっと理解することが必要
です。日本だけじゃなくて他のアセアン諸国のことも学ぶ必要があります。
参加者の感想
レ・ジェウ・フエンさん(アスジャ国費留学生・明海大学大学院)
この事業で、日本の大学生と交流して、日本や日本人に対するイメージはどのように変わりました
か。
今まで日本の大学生との交流会に2,3回参加したことがあるが、今回は特別で初めて英語で交流
した。日本に来る前に日本人の英語はあまりよくないとよく聞いたが、このワークショップのあとその
イメージが変わった。今の日本人の若者は英語がとても上手だ。また、日本人の学生もとても明るく
て、活発で、責任感が高い。グループワークの時、最初はみんなまだ恥ずかしくてあまり声を出さな
かったが、先生方やアスジャ生の応援でだんだん意見を出すようになった。そして、グループワーク
のテーマだけでなく、両国の文化などの話もシェアした。そのことから、日本や日本人、日本の大学
生についていろいろなことが分かった。例えば、私たちのグループは日本とアセアンの教育の改善
の仕方をテーマにした。私たちアセアン諸国の人間から見れば、日本の教育はとても素晴らしくて、
改善する所がないと思っていたが、グループディスカッションのあと、日本人の大学生のお蔭でその
日本の教育にもいろいろよくない所があるとわかった。だから、自分にとってどんなことでも一つの
立場ではなく両方の立場に立って見たり考えたりしたほうがいいという勉強になった。
活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教え
てください。
日本の大学生との交流ワークショップで印象に残ったエピソードはいくつかあるが、私にとって一番
印象に残ったのは私たちのグループリーダーの言葉である。それは「みなさん、お疲れさまです。最
初は自分の英語能力に自信をもってなくてあまり話さなかったが、今日はとてもよくできた。自分を
超えたことでみなさんは自分自身に拍手をしてください」という内容で、彼はそれを英語で話した。そ
の言葉は私と日本人の大学生たちの心を打った。確かに最初日本人の大学生はあまり話さなかっ
たので、グループディスカッションは途中で止まってしまった。グループのテーマはどの方向に行くか
も分からなくなって、困ったときもある。アスジャ生の私たちはどうすれば彼らが発言するようになる
か話し合い、毎日応援していた。その後、夕食の交流会のお蔭で、アスジャ生と日本人大学生の距
離も小さくなり、話もだんだん盛り上がるようになった。次の日から、日本人の大学生の英語の発言
も多くなり、グル―プワークもうまく進んだ。プレゼンテーションの前の日に皆よく頑張って英語で話
したり、内容を書いたりして、夜遅くまで文法や言葉のチェックなどもしていた。プレゼンテーションの
内容にはたぶんいろいろ不足な点もあったと思うが、みんなで一緒に頑張ったことがアスジャ生の
私たちにとってとてもうれしいことであった。確かに自分を超えることは何よりいいことだと思う。だか
らあまり英語を使わない大学生にとって英語でステージでうまく発表したことは自分を超えた瞬間
だったと思う。
参加者の感想
将来、日本と自国、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなるために、この事業で学
んだことはどのように役に立つと思いますか。
この事業で一番勉強になったのはグループワークのことである。グループのメンバーとし
て最初に勉強になったことは協力することである。グループのメンバーだからこそグルー
プの仕事に参加しなければならない。意見を聞いたり出したりしなければならない。個人
的に勝手に好きなことをしてはいけない。つまり、グループで決まったことをすることであ
る。また、各グループのリーダーを見て、いろいろなことに気付いた。自分のグループの
リーダーを例にとると、彼は最初に小さいゲームをしてお互いのメンバーや国の名前を覚
えさせたり、活動中よく各メンバーを励ましたり手伝ったりしていた。そのリーダーのお蔭
で私のグループのメンバーはだんだん親しくなって、みんなも自信を持つようになった。だ
から、リーダーはグループの代表として意見を聞いたりまとめたりするだけでなく、メン
バーを結ぶ人であると分かった。もう一つは、皆がすぐに友達になる方法の一つは一緒に
ゲームをすることだということだ。遠慮を捨てて親しくなったら活動もうまく進むだろう。
写真: 2015年度開催のワークショップより
セングマニー・スリデートさん(アスジャ国費留学生・明治大学大学院)
この事業で、日本の大学生と交流して、日本や日本人に対するイメージはどのように変わ
りましたか。
まず、この事業にまた参加させていただいて、ありがとうございました。今年の事業を通し
て、また去年と違う新たな経験を積むことができました。ディスカッションでは、文系や理系、
様々な専攻で、みんなでテーマを決めるのは結構大変でしたが、結局皆ちゃんと意見を
解り合えて、うまく準備と発表ができました。日本の大学生との交流会を終えて、アセアン
と日本の学生のつながりの強さを感じました。歓迎会では、互いの国の文化や習慣から
普段の学校生活にまで話が及び、言葉を教えあって挨拶や簡単な会話を行うなど、会場
には笑い声が絶えませんでした。この交流会をきっかけに、来年も積極的に多くの日本人
学生が参加してくれることを願っています。
参加者の感想
活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った理由を教
えてください。
一番印象に残ったエピソードは、やはり体育館で交流した時のことです。この時は、ディスカッショ
ンと違って、全員で行動できる活動なので、一番楽しかったです。特に、グループに分かれて、そ
れぞれのグループ内で話し合ったり、お互い助け合ったりしていました。来年は、ディスカッション
以外にもたくさん活動があった方がいいと思います。もう一つの印象的なことは、去年参加してい
た友達ともう一度会えて、とても懐かしかったことです。そして、発表会では、自分たちだけでは見
出せなかった研究の問題点等を異なる専攻分野の視点から皆で指摘することで、研究の改善点、
追求できる点を見出すことができました。また、それぞれの研究についてお互いが興味を持った
点を質問したり、普段の学生生活などについて話をすることができ、親睦を深めることができまし
た。
将来、日本と自国、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなるために、この事業で学んだことは
どのように役に立つと思いますか。
この交流会を通して、楽しい時間が過ごせて、新しい友達もたくさんできました。学術面でも、社会
面でも様々なことを勉強できました。そして、日本にいる同じ目的のもとで活動をしている仲間と知り
合えて、とても価値のある交流会でした。そして、最後に、今回行われた交流会で異なる専攻分野
の学生と接することによって、様々な刺激を受け、貴重な経験をすることができました。今後の学生
生活においての励みとし、より一層精進していきます。最初にも書きましたが、来年も、もし機会が
あったら、また参加させてください。
パン・ワンティさん(アスジャ国費留学生・筑波大学大学院)
この事業で、日本の大学生と交流して、日本や日本人に対するイメージはどのように変わりました
か。
この事業で、日本の大学生と交流して、日本や日本人に対してよいイメージを持ちました。最初は皆
本当に恥ずかしくて、あまり話しませんでした。でも、一緒にアイスブレーキングをいろいろやったら、
それほど恥ずかしくなくなりました。皆まだ3年生ではないので、もちろん外国人との交流の経験が
あまりありません。でも、恥ずかしくても、私たちと一緒に頑張ってくれて、本当に感謝しています。
私も日本の大学生と交流することで日本人の考え方が前よりわかりました。日本での学校の友達が
少なく、私と日本の学生との交流の経験があまりなかったので、本当に嬉しかったです。2日目から
は、皆積極的になりました。
参加者の感想
活動中、印象に残ったエピソードを教えてください。また、そのエピソードが印象に残った
理由を教えてください。
活動中、印象に残ったエピソードは皆で一緒に話し合ったことです。皆自分の経験や日本
のことを私たちに紹介してくれたので、本当にたくさんのことを知りました。例えば、日本の
中学校の制度とか、高校生の時のこととか話しました。日本の中学校や高校の生活はカ
ンボジアとちょっと違うと思います。日本の方が体育を重視しています。あとは、特別なパ
フォーマンスです。練習時間が必要なので、皆で集まって一生懸命練習しました。素敵で
楽しかったです。そして、私たちのチームのディスカッションのテーマは教育なので、皆の
経験の共有が必要です。このトピックについて話し合うことで本当に多くのことを学びまし
た。
将来、日本と自国、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなるために、この事業で学
んだことはどのように役に立つと思いますか。
将来、日本と自国、日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーとなるために、この事業で学
んだことは実践です。ディスカッションの時は日本とアセアン諸国の架け橋のリーダーに
ついて色々な角度から問題を考えてみて、本当にリーダーの立場は大変だと思いました。
例えば、教育問題とか、環境問題を解決しなければならないのです。若者は未来のリー
ダーです。将来日本のリーダーと共に働くために、日本の若者の思想も分かることが大
事です。日本で博士課程に進んだり、働いたりする場合にも、日本人の考え方が分かる
と役立ちます。今はまだ日本に六ヶ月しかいないので、日本人の考え方をまだ少ししか
理解していません。
写真: 2015年度開催のワークショップより
写真: 2015年度開催のワークショップより
スケジュール
1日目
2016年9月17日(土)
国立オリンピック記念青少年総合センターに集合
午前
オリエンテーション
アイスブレイキング:参加大学生による自己紹介
レクチャー
日アセアン関係について
ワークショップについて説明
①ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションのテーマについて
午後
②ワークショップのスケジュールについて
グループワーク
ステップ1:テーマの理解と問題点の確認作業、グループ内での役割分担決定
ステップ1についてのプレゼンテーション
プレゼンテーションのテーマと、グループワークの進め方についてプレゼン
夕食を兼ねた交流会
夜
グループワーク
ステップ2:問題の解決策を話し合い、提言をまとめる
*スケジュールは2016年6月25日現在のものであり、今後変更する場合があります。
2日目
2016年9月18日(日)
スポーツ&パフォーマンス大会
午前
身体を動かしてグループワークで疲れた頭を休め、他グループのメンバーと
も交流を深める。
グループワーク
午後
夜
3日目
午前
ステップ2:問題の解決策を話し合い、提言をまとめる。全体発表会準備
グループワーク
ステップ3:レジュメ作成、全体発表会前の最終準備等
2016年9月19日(月)
全体発表会
各グループによる発表、質疑応答、考察、講評等
全体発表会
午後
各グループによる発表、質疑応答、考察、講評等
クロージング
夕方
全プログラム終了、解散
*スケジュールは2016年6月25日現在のものであり、今後変更する場合があります。
写真: 2015年度開催のワークショップより
写真: 2015年度開催のワークショップより
募集要項
実施概要
 名称:
アセアン国費留学生と日本人大学生との国際交流ワークショップ
 期間:
2016年9月17日(土) ~ 9月19日(月)・3日間
 場所:
国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
 主催:
アスジャ・インターナショナル
 参加予定: 将来のアセアン各国リーダーをめざすアセアン国費留学生(アスジャ受入れ
学生)30名
日本のグローバル人材として活躍を期待される日本人大学生30名
日本人大学生の参加資格および条件
1. 日本の大学に在籍し、将来のグローバル人材を目指していること
2. 心身ともに健康であり、ワークショップ参加に支障がないこと
3. ワークショップに参加できる日常会話レベルの英語力を有し、アカデミック英語を学ぶ強
い意欲があること
4. すべてのワークショップに参加できること(日程の一部だけの参加は認められません。)
5. プログラム終了後、A4サイズ1枚程度のレポートを提出すること(提出できない場合は、
アスジャ事務局が支弁した参加費用の一部を返納する必要があります。なお、レポート
はアスジャ・インターナショナル関係者に配布されます。)
募集要項
申込方法
所属大学の担当窓口での受付後、「申込書」をアスジャ・インターナショナル事務局まで
提出してください。
◆書類選考の上、参加者を決定いたします。
アスジャ・インターナショナル事務局への申込書提出締切
2016年7月25日(月)
問い合わせ先
アスジャ・インターナショナル事務局
〒169-0074 東京都新宿区北新宿3丁目22番7号
独立行政法人日本学生支援機構 東京日本語教育センター内
電話: 03-5338-1285 / FAX: 03-5338-1286
Email: [email protected]
担当: 萩原 (ハギハラ)
写真: 2015年度開催のワークショップより
平成28年度アスジャ・インターナショナル主催
アセアン国費留学生と日本人大学生との国際交流ワークショップ募集要項
2016年6月30日発行
発行者:アスジャ・インターナショナル
〒169-0074 東京都新宿区北新宿3丁目22番7号
独立行政法人日本学生支援機構 東京日本語教育センター内
平成28年度アスジャ・インターナショナル主催
アセアン国費留学生と日本人大学生との国際交流ワークショップ
日本人大学生参加費用明細
1. 参加費用
宿泊費
食事
ワークショップ実施日:2016年9月17日(土)-19日(月)
9月17日
¥1,600
国立オリンピック記念青少年総合センターA棟
9月18日
¥1,600
国立オリンピック記念青少年総合センターA棟
9月17日
¥560
昼食(国立オリンピック記念青少年総合センター・カフェテリアふじ)
9月18日
¥470
朝食(国立オリンピック記念青少年総合センター・カフェテリアふじ)
9月18日
¥560
昼食(国立オリンピック記念青少年総合センター・カフェテリアふじ)
9月18日
¥680
夕食(国立オリンピック記念青少年総合センター・カフェテリアふじ)
9月19日
¥470
朝食(国立オリンピック記念青少年総合センター・カフェテリアふじ)
9月19日
¥560
昼食(国立オリンピック記念青少年総合センター・カフェテリアふじ)
合計
¥6,500
2016年9月17日ワークショップ集合時、現金にてアスジャ事務局
にお支払いください。
納入後の払い戻しは一切できません。
1) 9月17日夕食(交流会)の食事代は、アスジャ・インターナショナルが支弁(負担)します。
2) キャンセル料は次の通りとなります。
9月10日以降9月15日までにキャンセルする場合: 1,600円
9月16日にキャンセルする場合: 3,000円
9月17日当日のキャンセル、または無連絡不参加の場合: 6,500円
2. 参加費用に含まれないもの
1) 自宅から集合・解散場所までの往復交通費
2) ワークショップ期間中日程表に記載されていない食事
3) 国内旅行傷害保険(任意加入)
2016年6月30日
アスジャ・インターナショナル事務局
事務局使用欄
2016年7月25日(月)までにア
スジャ・インターナショナル事
務局まで提出のこと。
受付日:
参加No.:
2016年度アセアン国費留学生と日本人大学生との
国際交流ワークショップ
写真貼付
申込書
証明写真でなくても
構いませんが、顔の
期間:2016年9月17日(土)- 19日(月)
表情がわかるように
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
サイズを調整してく
ださい。
主催:アスジャ・インターナショナル
日本語
性別
氏名
英語
男性
生年月日
年
国籍
月
日
女性
歳
出身地
〒
現住所
電話番号
携帯電話
Email
大学名
学年:
学部名
学科名
専攻
氏名
国内緊急連絡先
本人との続柄:
住所
電話番号
1/3
アスジャ・インターナショナル
TOEIC
/
TOEFL
/
英検 / その他
点取得
英語力
英会話力
よくできる
日常会話程度
挨拶程度
その他の使用可能な外国語 語) ワークショップ参加時に、ノートパソコンの持参は可能ですか。
はい
いいえ
国内旅行傷害保険の加入(任意)を希望しますか。
はい
いいえ
食事上の制限はありますか。
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
はい
いいえ
「はい」の場合は、食べられないものを具体的に記入してください。
アレルギーなど、健康上で注意することはありますか。
「はい」の場合は、具体的にどんな注意が必要かを記入してください。
2016年9月17日より前に海外に渡航する予定がありますか。
「はい」の場合、具体的な時期・場所について記入してください。
時期:
場所:
これまでに外国人留学生との交流事業に参加した経験は
ありますか。
「はい」の場合は、具体的にどんな交流事業かを記入してください。
事業名:
時期:
今回の国際交流ワークショップに参加するにあたり、心配なことはありますか。
ワークショップ実施にあたり、事前準備等で参加学生同士が連絡を取
るグループワークが発生します。その際の連絡先として、参加学生間
はい
いいえ
であなたのEmailアドレスを共有してもよろしいですか。
「いいえ」の場合は、Emailの他にどのような連絡手段があるか、具体的に教えてください。
ワークショップ終了後、参加者は全員A4サイズ1枚程度のレポートを
提出することになっており、レポートはアスジャ・インターナショナ
はい
いいえ
はい
いいえ
ル関係者に配布されます。レポートを提出できますか。
今後、アスジャ事務局が実施する国際交流事業・企画事業等のご案内
に関する情報提供をしてもよろしいですか。
◆◆ ワークショップ実施期間中、記録のため写真撮影を行います。撮影したあなたの写真は、今後のア
スジャの広報活動や報告書に掲載されます。◆◆
2/3
アスジャ・インターナショナル
あなたの大学での研究テーマについて教えてください。
今回の国際交流ワークショップに参加しようと思った理由を教えてください。
アセアンからの留学生との交流を、あなたの将来にどのように反映させていきますか。
3/3
アスジャ・インターナショナル
事務局使用欄
2016年7月25日(月)までにア
スジャ・インターナショナル事
務局まで提出のこと。
受付日:
参加No.:
2016年度アセアン国費留学生と日本人大学生との
国際交流ワークショップ
写真貼付
申込書<記入例>
証明写真でなくても
構いませんが、顔の
期間:2016年9月17日(土)- 19日(月)
表情がわかるように
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
サイズを調整してく
ださい。
主催:アスジャ・インターナショナル
日本語
アスジャ 太郎
英語
Taro ASJA
性別
氏名
1992
生年月日
国籍
12
年
日本
○
月
出身地
25
男性
日
女性
23
歳
東京都新宿区
〒169-0074
東京都新宿区北新宿3-22-7 独立行政法人日本学生支援機構 東京日本語教育センター寮 1234号室
現住所
電話番号
03-1234-5678
携帯電話
090-9876-5432
Email
[email protected]
大学名
日本アセアン大学 学年:3
学部名
アセアン研究学部
学科名
アセアン学科
専攻
国内緊急連絡先
環境コース
氏名
アスジャ 花子 本人との続柄: 母
住所
千代田区千代田1-1-1
電話番号
03-1111-2222
1/3
アスジャ・インターナショナル
TOEIC
/
TOEFL
/
英検 / その他
860 点取得
英語力
英会話力
○
よくできる
日常会話程度
挨拶程度
その他の使用可能な外国語 語) フランス語
ワークショップ参加時に、ノートパソコンの持参は可能ですか。 ○
はい
いいえ
国内旅行傷害保険の加入(任意)を希望しますか。
○
はい
いいえ
食事上の制限はありますか。
○
はい
いいえ
○
はい
いいえ
はい
いいえ
「はい」の場合は、食べられないものを具体的に記入してください。
アレルギーなど、健康上で注意することはありますか。
「はい」の場合は、具体的にどんな注意が必要かを記入してください。
そば、えび、かに
2016年9月17日より前に海外に渡航する予定がありますか。
「はい」の場合、具体的な時期・場所について記入してください。
時期:
8/15-20
場所:
これまでに外国人留学生との交流事業に参加した経験は
ありますか。
インド・ムンバイ
○
はい
いいえ
「はい」の場合は、具体的にどんな交流事業かを記入してください。
事業名:
代々木アセアン祭り
時期:
2014年9月
今回の国際交流ワークショップに参加するにあたり、心配なことはありますか。
*自由に記入してください。
ワークショップ実施にあたり、事前準備等で参加学生同士が連絡を取
るグループワークが発生します。その際の連絡先として、参加学生間
○
はい
いいえ
であなたのEmailアドレスを共有してもよろしいですか。
「いいえ」の場合は、Emailの他にどのような連絡手段があるか、具体的に教えてください。
ワークショップ終了後、参加者は全員A4サイズ1枚程度のレポートを
提出することになっており、レポートはアスジャ・インターナショナ
○
はい
いいえ
○
はい
いいえ
ル関係者に配布されます。レポートを提出できますか。
今後、アスジャ事務局が実施する国際交流事業・企画事業等のご案内
に関する情報提供をしてもよろしいですか。
◆◆ ワークショップ実施期間中、記録のため写真撮影を行います。撮影したあなたの写真は、今後のア
スジャの広報活動や報告書に掲載されます。◆◆
2/3
アスジャ・インターナショナル
あなたの大学での研究テーマについて教えてください。
*自由に記入してください。
今回の国際交流ワークショップに参加しようと思った理由を教えてください。
*自由に記入してください。
アセアンからの留学生との交流を、あなたの将来にどのように反映させていきますか。
*自由に記入してください。
3/3
アスジャ・インターナショナル