地域包括支援センターだより平成28年8月号(PDF:379KB)

平成 28 年 8 月号
厳しい暑さが続いていますが、元気にお過ごしでしょうか。
月はロコモ(ロコモティブシンドローム)についてお伝えします。
1
ロコモをご存知ですか?
ロコモとは、運動器症候群とも言われ、加齢に伴う筋力の低下や関節や脊椎の病気、骨粗鬆症
などにより運動器が衰えて、要介護や寝たきりになってしまう等、そのリスクの高い状態を表す
言葉です。
2
あなたももしかしてロコモ?
~ロコチェックをしてみましょう~
□片足立ちで靴下がはけない
□家の中でつまづいたり、滑ったりする
□階段を上るのに、手すりが必要である
□横断歩道を青信号で渡りきれない
□15 分くらい続けて歩けない
□2kg 程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
(1L の牛乳パック 2 個程度)
□ 家のやや重い仕事が困難である
(掃除機の使用、布団の上げ下げ等)
これらの質問は、高齢者の自立度や転倒などに関わる評価法でよく使われる項目の中から選ばれ
ています。簡単な質問ですが、運動機能との関連性が高く、ロコモチェックにはとても有用な方法
です。項目に一つでも当てはまると、ロコモの可能性があります。
3
ロコモを防ぐには。
運動によって骨や筋肉に適度な刺激を与えることが大切です。アメリカのタフツ大学の研究で
は、70歳以上の高齢者で、週3回3ヶ月以上の筋トレを行うことで筋肉量が10%アップしたと
報告があります。これは若い人の増加率と一緒です。
特に脚と腰回りの筋肉を鍛えることが鍵となります。
★スクワットのポイント
★ストレッチのポイント
・かがんだ時、膝がつま先より
・座面につかまる。
・ゆっくり片足を伸ばし 5 秒停止。
出ない。
(この時太ももが椅子から離れ
・背中は丸めず顎、膝、つま先が
ないように)
一直線になるように。
・足の裏に体重が乗り、内腿に力が
入るのを意識しましょう。
・ゆっくりおろす。
・ 左右 10 回ずつ行いましょう。
スクワットはなれない人がいきなり行うとバランスを崩し転倒の危険があります。初めは椅子や
手すりにつかまりながら行ってみましょう。また、椅子に座ったまま脚を肩幅に開き、少し脚を
引いた状態で手を使わず、ゆっくり立ったり座ったりを繰り返しても効果的です。
第 30 回松本市健康フェスティバル開催のお知らせ。
「 見直そう
自分の健康
9 月 25 日(日)松本市総合体育館
午前 10 時 00 分~午後 3 時 00 分
家族の健康
」
メインアリーナ
入場無料
・今回で記念すべき 30 回を迎えるこのフェスティバル。ブース展示や体験コーナーがあります。
・年 1 回の開催ですが、毎年 1000 人以上の来場者があり、大人から子供まで楽しめ大変好評です。
・
平成 28 年第 1 回認知症思いやり相談
認知症かも?とお悩みのご本人、ご家族に対し、医師(認知症サポート医)による相談会を行います。
・日
時
8 月 25 日(木)午後 1 時 30 分~4 時 00 分 (予約制)
・会
場
市役所市民相談室
・申し込み
8 月 1 日(月)8 時 30 分から電話にて受付します。先着順
かかりつけ医のある方は、生活ケアや接し方等対応方法のアドバイスが中心になります。
地域包括支援センターも一緒に支援を行います。
● 予約・問い合わせ=高齢福祉課介護予防担当 (Tel 34-3237 Fax 34-3026)