サービス説明書 - ソフトバンク

ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
サービス説明書
~ホワイトクラウド ASPIRE ~
Revision 1.1
2016/8/15
ソフトバンク株式会社
≪1≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
目次
用語集 ................................................................................................................................... 3
1. 本説明書の位置づけ ........................................................................................................... 4
2. サービス概要 ...................................................................................................................... 4
3. サービス ............................................................................................................................ 5
3-1. サービス構成 .................................................................................................................. 5
3-2. サービス提供範囲 ............................................................................................................ 5
3-2-1. 運用・保守項目 ............................................................................................................... 5
3-3. 基本サービス提供内容 ..................................................................................................... 6
3-3-1. セルフポータルの提供内容 ............................................................................................... 7
3-3-2. 「リソースプール型」の提供内容 ........................................................................................ 9
3-3-3. 「サーバ専有型」の提供内容 ............................................................................................10
3-3-4. ゲスト OS 利用時の注意点(「リソースプール型」「サーバ専有型」共通) .................................12
3-3-5. バックアップ・リストア機能について(「リソースプール型」「サーバ専有型」共通) .......................13
3-3-6. ネットワーク接続(標準提供)の提供内容 ...........................................................................14
3-4. ネットワークオプションの提供内容 ..................................................................................... 15
3-4-1. 他サービス接続用 L2 セグメント追加の提供内容 ................................................................15
3-4-1-1. 構内ケーブル接続冗長・増速オプション ..........................................................................16
3-4-2. グローバル IP アドレス追加の提供内容 .............................................................................17
3-4-3. Firewall リソース拡張の提供内容 ......................................................................................17
3-5. その他オプションサービスの提供内容 ................................................................................ 17
3-5-1. Windows Server ライセンスオプションの提供内容 ................................................................17
3-5-2. SQL Server ライセンスオプションの提供内容 ......................................................................19
3-5-3. Remote Desktop Service ライセンスオプションの提供内容 ....................................................20
3-5-4. Microsoft Office ライセンスオプションの提供内容 ................................................................21
3-5-5. Red Hat Enterprise Linux ライセンスオプションの提供内容 ...................................................22
3-5-6. アドバンストモニタリングオプションの提供内容 ...................................................................23
3-5-6-1. 提供する監視メニュー ...................................................................................................23
3-5-6-2. アドバンストモニタリングオプションの提供可能ゲスト OS ....................................................25
3-5-6-3. 提供する監視メニューの監視動作 ..................................................................................26
3-5-6-4. お申込み前のお客様作業..............................................................................................30
3-5-6-5. アラーム検知時の連絡先 ..............................................................................................30
4. サポートについて ............................................................................................................... 31
4-1. サポート窓口 ................................................................................................................. 31
4-2. SLA(品質保証制度)について ........................................................................................... 32
5. サービスの緊急停止 .......................................................................................................... 33
6. 免責事項 ......................................................................................................................... 33
7. 本説明書の変更について.................................................................................................... 35
8. 商標について .................................................................................................................... 35
別紙. エンドユーザーライセンス条項 ......................................................................................... 37
1. マイクロソフト社ライセンス製品に係る使用条件について .......................................................... 37
1-1. (本サービスの対象範囲) ................................................................................................ 37
≪2≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
1-2. (本サービスの適用範囲) ................................................................................................ 37
1-3. (ライセンス製品の知的財産権) ........................................................................................ 37
1-4. (再頒布可能なソフトウェアの使用) ................................................................................... 37
1-5. (違反の責任) ............................................................................................................... 38
1-6. (禁止行為) ................................................................................................................... 38
2. RED HAT 社ライセンス製品に係る使用条件について .............................................................. 38
2-1. (禁止行為) ................................................................................................................... 38
用語集
VM
Virtual Machine(仮想マシン)の略。 仮想化されたハードウェアのセット(仮想
CPU、仮想メモリ、仮想ディスク、仮想デバイス等)から構成される。
ゲスト OS
VM 上で稼働するオペレーティングシステム
vCPU
VM を構成する仮想 CPU (Virtual CPU)の略称。
テナント
ユーザおよびコンピューティングリソースの集合で構成される管理単位
テナントネットワーク
テナントに接続して使用される L2 セグメント
契約リソース
テナントに割り当てられているリソースプール(CPU/メモリ)およびストレージリソー
スの集合体。
仮想マシングループ
VM と仮想ネットワークを格納したコンテナ(仮想ラック)
仮想マシンテンプレ
VM のマスターコピーのこと。VM の作成とプロビジョニング(展開)に使用できる。
ート(テンプレート)
カタログ
仮想マシンテンプレートおよびメディアファイルを格納する領域。「公開カタログ」
「限定公開カタログ」および「プライベートカタログ」がある。
公開カタログ
全テナントに公開可能な仮想マシンテンプレートおよびメディアファイルの格納場
所。
限定公開カタログ
特定のオプションをお申込みのお客様限定で公開可能な仮想マシンテンプレート
およびメディアファイルの格納場所
プライベートカタログ
テナント内での仮想マシンテンプレートおよびメディアファイルの格納場所。
VMware Tools
ゲスト OS にインストールするドライバセット
ストレージ区分
ストレージの種類を性能・バックアップ世代にて定義したグループ
クラウドサポートポー
お客様から当社へのお問合せのインターフェースとなる、お客様専用ポータルサ
タル
イトです。お問合せチケット管理・FAQ・当社からのお知らせ・各種マニュアルをご
提供しております。
セルフポータルサイト
お客様が VM を作成・管理するための専用ポータルサイトです。その他、ご契約
リソース管理機能をご提供しております。
≪3≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
1. 本説明書の位置づけ
本サービス説明書は、ソフトバンク株式会社(以下「当社」といいます。)が提供するホワイトクラウド
ASPIRE(以下「本サービス」といいます。)の利用に関する説明書です。 別に定める「ホワイトクラウド
ASPIRE 利用規約」(以下「利用規約」といいます。)に基づきご提供する本サービスについてその内容を示
すものです。お客様が本サービスを利用することによって、本説明書の内容に同意したものと判断いたしま
すので、ご了承ください。
2. サービス概要
仮想マシン(以下、「VM」といいます。)を構築するための CPU、メモリ、ストレージ、ネットワークのシステ
ムリソースを月額毎の固定課金方式で提供するサービスです。インターネット経由で VM の作成、変更、削
除が可能なホワイトクラウド ASPIRE セルフポータルサイト(セルフポータル)を標準提供します。VM が外
部通信するためのインターネット回線を 1 つ標準提供します。
閉域網接続回線、その他回線接続をご要望の場合は、その他サービスとの併用にてご利用可能となり
ます。
≪4≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
3. サービス
3-1. サービス構成
3-2. サービス提供範囲
当社は、物理ハードウェア(サーバ、ストレージ、ネットワーク等)の管理者権限を所有します。お客様
への解放は行いません。当社は、お客様に VM の作成、変更、および削除が可能な管理者権限を提供
します。VM 上の OS(以下、「ゲスト OS」といいます。)、アプリケーションはお客様にて準備いただき、運
用・保守に関してもお客様責任となります。
3-2-1. 運用・保守項目

保守対象
当社は、物理ハードウェアの障害管理および障害発生時に復旧対応を行います。
運用上、やむを得ず物理ハードウェアを交換した際は、パフォーマンスチャート・イベントログ等、セ
ルフポータル上で提供される情報の連続性が失われますことをご了承下さい。

監視項目
当社は、サービス基盤(サーバ・ストレージ・ネットワーク機器・管理用 VM)のノード監視、ポート監
視、サービス監視を実施します。ゲスト OS より上位の監視はオプションにて提供します。

メンテナンス
当社が必要と判断した場合、動作検証を行った後、物理ハードウェアのファームウェア、OS また
はアプリケーションに対し、バージョンアップ、パッチ適用等のメンテナンスを実施します。作業につ
いては当社が規定する時間帯にて実施します。
作業時間については、事前にお客様にメールおよび「クラウドサポートポータル」上にて通知致し
ます。VM またはネットワークの停止を伴う計画メンテナンスの場合は 1 か月前、伴わない場合は 2
週間前を目安にご連絡いたします。但し、緊急にメンテナンスが必要と当社が判断した場合、この
限りではありません。

収容変更
≪5≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
当社は、メンテナンス、保守対応、および設備の負荷状況等の理由により、お客様の VM が動作
する物理ハードウェアを予告なく、別の物理ハードウェアへ移行する場合があります。

HA 機能
物理サーバ障害時においても HA(High Availability)機能にて、お客様の VM を自動的に予備の
物理サーバで再起動(コールドリスタート)します。
3-3. 基本サービス提供内容

本サービスの契約毎に”APU”で始まる 10 桁の契約番号(以下、「契約番号」といいます。)を 1 つ提
供します。
(※同一のお客様企業にてご請求先を複数に分けることを希望される場合、契約を分けてお申込み
いただく必要があります。)

1 つの契約番号内でクローズドな仮想データセンター環境(以下、「テナント」といいます。)を 1 つ提
供します。

お客様管理者に対し、お客様に提供するテナントをインターネット経由で管理するためのツールとし
て、セルフポータルサイト(セルフポータル)の URL、および管理者アカウントを 1 つ標準提供します。

お客様専用のお問合せポータルサイト「クラウドサポートポータル」をご契約につき 1 アカウント標準
提供いたします。

お客様が VM を作成するための CPU、メモリ、ストレージのリソースを、以下の2つのプランから複
数選択してご利用いただけます。
同一契約内で下記プランのいずれか、または組み合わせにてお申込みいただけます。

リソースプール型

CPU、メモリ、ストレージをある一定量のリソースプールとして月額固定方式で提供するリ
ソースです。


VM 単位でバックアップ有無のいずれかを選択いただけます。
サーバ専有型
≪6≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書

お客様毎に専用の物理サーバ(CPU、メモリ)およびストレージを月額固定方式で提供す
るリソースです。
(※ネットワークおよびストレージは共用設備となります。)


VM 単位でバックアップ有無のいずれかを選択いただけます。
VM が外部通信するためのインターネット回線を 1 つの契約番号につき 1 セグメント標準提供しま
す。(2つのリソース契約メニュー間で共有されます。)そのネットワークにはグローバル IP アドレス
を 1 つ、およびインターネット接続(ベストエフォート型)、ソフトウェアファイアウォールを冗長構成に
て提供いたします。

お客様は、上記の設定内容について、申込の設定が完了時に通知する開通通知書により確認する
ことが可能です。

複数の VM 群を格納し、1 つの管理単位とするための論理的なグループ(以下「仮想マシングルー
プ」といいます。)をセルフポータルより作成いただけます。仮想マシングループは、1 契約につき、
複数作成することが可能です。
3-3-1. セルフポータルの提供内容

セルフポータルでは以下の機能を提供します。
提供内容
説明
ダッシュボード
・お客様のご契約リソースの使用状況をご確認いただけます。
仮想マシングループの設定
・複数の VM を格納する仮想マシングループの作成、変更、複
製、起動、停止、削除、共有、および契約リソース間での移動を
することが可能です。
仮想マシン(VM)の設定
・予めカタログ内に保管されたインストールメディア、もしくはテ
ンプレートより、VM を作成することが可能です。
・作成した VM の変更、複製、削除、起動、停止、コンソール操
作、および VMware Tools のインストールが可能です。
・スナップショットの取得が可能です。
テンプレートの作成と削除
・作成済み仮想マシングループをベースとしたテンプレートを任
意の契約リソースへ作成/削除することが可能です。
・作成されたテンプレートは OVF 形式でダウンロードおよびアッ
プロードが可能です。
カタログの利用
・お客様が作成する VM の作成元となるデータの格納先として、
以下 2 種類の保管領域(以下、「カタログ」といいます。)がご利
用可能です。
<カタログの種類>
・公開カタログ:
当社が提供するゲスト OS のインストールメディアファイル(以
下、「インストールメディア」といいます。)、および VM のテン
プレートイメージファイル(以下、「テンプレート」といいます。)
を格納するためのカタログ。
すべてのお客様が参照可能。
・限定公開カタログ:
当社が提供するゲスト OS のインストールメディア、テンプレ
ートイメージファイルのうち、対応するオプションのお申込み
≪7≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
が条件となるものを格納するためのカタログ。
該当オプションをお申込みのお客様が参照可能。
・プライベートカタログ:
お客様にて任意のゲスト OS インストールメディア、およびテ
ンプレートを格納するためのカタログ。
お客様のテナント内でのみ使用可能。
※プライベートカタログに作成されたインストールメディア、お
よびテンプレートはそのファイル容量に応じて、作成された契
約リソースの提供価格に基づいた利用料の対象となります。
プライベートカタログの設定
・任意のゲスト OS インストールメディア、およびテンプレートをプ
ライベートカタログとして、作成/削除/共有することが可能で
す。
インストールメディアのアップロ
・ゲスト OS をインストールするためのインストールメディアをご
ードと削除
契約中の任意の契約リソースへアップロード/削除することが可
能です。
・ご利用いただけるイメージファイルの形式は以下のとおりで
す。
<利用可能なファイル形式>
・CD/DVD イメージ(iso ファイル形式)
操作履歴の確認
・セルフポータル上での操作履歴(タスク・イベントログ)の確認
が可能です。
ユーザ設定
・お客様のテナントに接続可能なユーザーアカウントを作成/削
除/有効化/無効化することが可能です。
・各ユーザに対して、以下の権限(以下、「ロール」といいます。)
の割り当てが可能です。
<ロールの種類>
「ユーザ」
・VM の作成・削除・移動・パワーオン/オフ・リセット・シャットダ
ウン
・仮想マシングループの追加・コピー・移動・削除
・スナップショットの作成・削除・戻し
・タスク・イベントログの確認
・VM のパフォーマンスの確認
「ユーザ管理者」
・上記の他、お客様ご契約リソースの管理、ユーザ管理、システ
ム設定
・送信元 IP アドレス制限の設定
※各ロールで可能な操作詳細につきましては、「ご利用ガイド」
のセルフポータルのセクションにてご確認ください。
※セルフポータルをご利用いただく上での、動作要件、パスワードポリシー、操作詳細注意事項に関し
ては「ご利用ガイド」をご参照ください。
≪8≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
3-3-2. 「リソースプール型」の提供内容

CPU、メモリ、ストレージをリソースプールとして月額固定方式で提供いたします。

CPU、メモリのリソースプールのサイズは以下の単位で、任意のサイズにて選択いただけます。


vCPU 1GHz 単位(最小 1GHz より)

メモリ 1GB 単位(最小 1GB より)
ストレージは、お客様の用途に応じて「SSD タイプ」もしくは「HDD SAS タイプ」を選択いただき、さら
にバックアップ無し、有り(1 世代・7 世代)を 1GB 単位(最小 50GB より)でお申込みいただけます。
ストレージの課金はご契約サイズベースとなります。
ストレージの IOPS 性能はベストエフォートで提供します。お客様のご利用状況によっては上限値を
設定させていただきます。

「リソースプール型」の提供内容は以下のとおりです。
1VM あたりに割り当て
可能なリソース
<CPU>
・1vCPU 単位で 1~16vCPU の割り当てが可能です。
・1vCPU あたりの最大スペックは 2.4GHz相当です。
・割り当てる vCPU 性能の 50%がご契約のリソースプールに対して予
約されます。(※VM 毎の予約ではありません。)
<メモリ>
・1MB もしくは 1GB 単位で 128GB までの割り当てが可能です。
・割り当てるメモリ性能の 100%が対象 VM に割り当てられます。
<ストレージ>
・1GB 単位でご契約中のストレージ容量の上限までの割り当てが可
能です。
※VM の1ディスクあたりに割り当て可能な容量は 2,000GB までとな
ります。1VM で 2,000GB 以上の容量を持たせる場合は、複数のディ
スク構成としていただく必要があります。
※1VM 当たりの最大ストレージ容量は 8,000GB(複数ディスク構成
の場合はその合算)となります。
ご契約あたりに割り当
・VM 数: ご契約のリソースサイズに準拠
て可能なリソース
・CPU: ご契約のリソースサイズに準拠
・メモリ: ご契約のリソースサイズ準拠
・ストレージ: ご契約のストレージサイズに準拠
※CPU のリソースは 50%の性能を保証し、残りの 50%は「リソースプー
ル型」を契約中の複数のお客様にて共有されるため、他のお客様の
ご利用状況によっては 100%の性能は保証されません。
※メモリオーバーヘッド分のメモリリソース、およびメモリスワップ分の
ストレージリソースはご契約のリソースより消費されます。
※ストレージ容量の上限は、プライベートカタログで使用する容量と
VM で使用する容量の合算値になります。
課金方式
・ご契約のリソースサイズ、ストレージ容量に応じて、金額が月額固
定で発生します。
・本サービスを新規にご契約いただいた際の、基本メニューの開通
月のご利用分についてはご請求いたしません。翌月 1 日から課金
開始いたします。
≪9≫
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・契約リソースサイズの変更時(翌月以降)および本サービスの解約
時は日割り計算となります。
VM リソース変更時の
注意点
<CPU>
・お客様にて拡張が可能です。
・VM の停止を伴わずに、リソースの変更が可能です。
<メモリ>
・お客様にて拡張が可能です。
・VM の停止を伴わずに、リソースの変更が可能です。
※CPU、メモリのホットアドについては、事前にセルフポータル上の
VM のプロパティにて有効化の設定が必要になります。
また、ゲスト OS がホットアドに対応している必要がありますので、
OS、バージョンの対応可否をご確認ください。
ホットアド対応の OS・バージョン情報については、VMware 社のサイト
にて公開されております。
http://partnerweb.vmware.com/comp_guide2/pdf/VMware_GOS_Co
mpatibility_Guide.pdf
<ストレージ>
・お客様にてディスクの追加、および削除が可能です。
・既存ディスクの容量縮小は不可となります。
・リソースの変更の際には、VM の停止が必要となります。
<NIC>
・お客様にて NIC の追加、削除、および接続先テナント、
テナントネットワークの変更が可能です。
・設定変更の際には、VM の停止が必要となります。
<移動、クローン>
・お客様にて VM 単位、あるいは仮想マシングループ単位で、異なる
仮想マシングループ、および異なる契約リソースへの移動、または
クローンが可能です。
・移動、またはクローン時には元となる VM および仮想マシングルー
プを停止いただく必要があります。
リソースプールサイズ
・お客様のお申込に応じて当社でリソースプールサイズメニューの変
変更時の注意点
更を実施します。
・変更作業時は VM の停止は伴いません。
・メニューの縮小の場合、予めお客様にてテナント内で消費されてい
るリソース量の合算値を、変更(減少)後のリソースプールサイズ以
下にしていただく必要があります。
3-3-3. 「サーバ専有型」の提供内容

お客様毎に専用の物理サーバ(CPU、メモリ)を月額固定方式で提供いたします。
(※ネットワークおよびストレージは共用設備となります。)

ストレージは、お客様の用途に応じて「SSD タイプ」もしくは「HDD SAS タイプ」を選択いただき、さら
にバックアップ無し、有り(1 世代・7 世代)を 100GB 単位でお申込みいただけます。
ストレージの課金はご契約サイズベースとなります。
≪10≫
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ストレージの IOPS 性能はベストエフォートで提供します。お客様のご利用状況によっては上限値を
設定させていただきます。

「サーバ専有型」提供内容は以下のとおりです。
ご提供単位
・物理サーバ(n 台)+HA サーバ(最低 1 台)
※HA サーバのお申込みは必須となります。
※HA サーバを除き上限 6 台
提供物理サーバ
2CPU 256GB
CPU:
8 コア 2 ソケット(38.4GHz 相当)
メモリ: 256GB
※上記スペック値はカタログベースとなります。
1VM あたりに割り当て可能
なリソース
<CPU>
・1vCPU 単位で 1~16vCPU の割り当てが可能です。
・1vCPU あたりの最大スペックは 2.4GHz相当です。
・お客様専有で vCPU 性能を割り当てします。
<メモリ>
・1MB もしくは 1GB 単位で 128GB までの割り当てが可能です。
・お客様専有で物理メモリを割り当てします。
<ストレージ>
・1GB 単位でご契約中のストレージ容量の上限までの割り当て
が可能です。
※VM の1ディスクあたりに割り当て可能な容量は 2,000GB まで
となります。1VM で 2,000GB 以上の容量を持たせる場合は、複
数のディスク構成としていただく必要があります。
※1VM 当たりの最大ストレージ容量は 8,000GB(複数ディスク構
成の場合はその合算)となります。
ご契約あたりに割り当て可
・VM 数:ご契約の物理サーバ数で提供されるリソース量に準拠
能なリソース
・CPU: ご契約の物理サーバ数で提供されるリソース量に準拠
・メモリ: ご契約の物理サーバ数で提供されるリソース量に準拠
・ストレージ:ご契約のストレージサイズに準拠
※メモリオーバーヘッド分のメモリリソース、およびメモリスワップ
分のストレージリソースはご契約のリソースより消費されます。
※ストレージ容量の上限は、プライベートカタログで使用する容量
と VM で使用する容量の合算値になります。
課金方式
・ご契約のサーバ台数、ストレージ容量に応じて、金額が月額固
定で発生します。
・本サービスを新規にご契約いただいた際の、基本メニューの開
通月のご利用分についてはご請求いたしません。翌月 1 日から
課金開始いたします。
・契約リソースサイズの変更時(翌月以降)および本サービスの
解約時は日割り計算となります。
VM リソース変更時の注意
点
<CPU>
・お客様にて拡張が可能です。
・VM の停止を伴わずに、リソースの拡張が可能です。
<メモリ>
≪11≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
・お客様にて拡張が可能です。
・VM の停止を伴わずに、リソースの拡張が可能です。
※CPU、メモリのホットアドについては、事前にセルフポータル上
の VM のプロパティにて有効化の設定が必要になります。
また、ゲスト OS がホットアドに対応している必要がありますので、
OS、バージョンの対応可否をご確認ください。
ホットアド対応の OS・バージョン情報については、VMware 社のサ
イトにて公開されております。
http://partnerweb.vmware.com/comp_guide2/pdf/VMware_GOS_
Compatibility_Guide.pdf
<ストレージ>
・お客様にてディスクの追加、および削除が可能です。
・既存ディスクの容量縮小は不可となります。
・リソースの変更の際には、VM の停止が必要となります。
<NIC>
・お客様にて NIC の追加、削除、および接続先テナント、テナント
ネットワークの変更が可能です。
・設定変更の際には、VM の停止が必要となります。
<移動、クローン>
・お客様にて VM 単位、あるいは仮想マシングループ単位で、異
なる仮想マシングループ、および異なる契約リソースへの移動、
またはクローンが可能です。
・移動、またはクローン時には元となる VM および仮想マシングル
ープを停止いただく必要があります。
3-3-4. ゲスト OS 利用時の注意点(「リソースプール型」「サーバ専有型」共通)
ゲスト OS 利用時の注
・ゲスト OS インストール後は必ず VMware Tools のインストールをお
意点
願いします。
・対応するゲスト OS の最新情報は下記をご確認ください。当社で採
用している ESXi サーバのバージョンは ESXi6.0 となります。
http://www.vmware.com/resources/compatibility/
search.php?deviceCategory=software
※セルフポータルにて VM を作成する際に表示されるリストで一部サ
ポート対象外の OS がありますのでご注意ください。
・上記対応の有無によらず、全てのゲスト OS において、ゲスト OS、
およびゲスト OS 上で稼動するアプリケーションの動作保障、および
サポートは本サービスでは実施いたしません。各アプリケーションメ
ーカーへお問合せください。
・アプリケーションの利用可否やライセンス料金に関しては各アプリケ
ーションメーカーへご確認ください。本サービスにおいて物理サーバ
の CPU は 8 コアの 2 ソケットを採用しております。特に、物理サーバ
の CPU 数、コア数によるライセンス体系のアプリケーションに関して
≪12≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
はご注意ください。
・Windows Server/Red Hat Enterprise Linux を本サービスでご利用い
ただく場合は各社のライセンスポリシーに従い、別途ライセンスオプ
ションをご契約の上、当社提供のテンプレートをご利用いただく必要
があります。
3-3-5. バックアップ・リストア機能について(「リソースプール型」「サーバ専有型」共通)
基本メニューにて、バックアップあり(1 世代・7 世代)のストレージを選択された場合、下記のバックアップ・リス
トア機能をご提供いたします。
バックアップ
・基本メニューで、バックアップ有りのストレージをご契約された場合、
当社にてストレージの定期バックアップを提供します。
・バックアップ単位は、VM 単位となります。任意の VM でストレージを
選択します。
・バックアップ方式はスナップショットを同一筐体上に取得するローカ
ルバックアップとなります。
・バックアップは日次にて 1 世代分、もしくは 7 世代分のバックアップ
データを保管します。
・バックアップ取得タイミングは、24 時台~ 7 時台の 8 パターンから
選択いただくことが可能です。
・VM 停止を伴わないオンラインのバックアップを実施します。
・バックアップの対象となる項目は以下のとおりです。
<バックアップ対象項目>
・VM の構成情報(vCPU、メモリ、ストレージの構成情報)およびデー
タ
※プライベートカタログ、仮想マシングループ情報を除きます。
※バックアップ対象の仮想マシングループ名、および VM 名に 2 バイ
ト文字(日本語漢字等)が含まれている場合、正常にバックアップを
行うことができませんので2バイト文字は使用されないようお願いい
たします。
※取得するバックアップデータは VM の強制終了時と同等の整合性
となります。
※ファイル単位でのデータバックアップには対応しておりません。必
要に応じて、お客様にてゲスト OS 上にてバックアップソフトウェアをご
使用ください。
リストア
・お客様のリクエストに基づき、当社にてリストア作業を実施します。
当社のカスタマーサービスデスクに連絡をお願い致します。その際、
リストア単位および、何世代前のバックアップ分がリストア対象かをご
連絡ください。
・リストア単位は、VM 単位にて選択することが可能です。
・VM のリストア先はバックアップ取得時と同じ仮想マシングループ上
となります。(上書きリストアのみの提供となります。)
※リストア対象の VM がリストア対象仮想マシングループ内に既に存
≪13≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
在しない場合、当社にてリストア作業用として一時的な VM、およびカ
タログデータを作成させていただきます。
3-3-6. ネットワーク接続(標準提供)の提供内容
お客様の作成した VM が外部通信するためのインターネット回線を 1 契約につき 1 セグメント提供しま
す。
グローバル IP アドレス
1個
回線帯域
1Gbps共用
デュアル回線
標準提供
ファイアウォール機能
冗長構成のソフトウェアファイアウォールを標準提供します。
(ソフトウェアファイアウォールは、Active-Standby の2つ VM として
別々の ESXi ホスト上に構成されます。)
ソフトウェアファイアウォールでは、以下の機能を提供します。
・ファイアウォール(ステートフルインスペクション)
・NAT
・DHCP
・ロードバランサ(L4)
・スタティックルーティング
・DNS リレー(当社指定の DNS となります。)
設定変更
※開通後の設定変更(ファイルウォールルールやファイアウォール
配下へのセグメント作成等)は、セルフポータル上にてお客様が任
意に実施可能
提供セグメント
・お客様の作成する VM が外部通信するためのインターネット回線
(ベストエフォート型)を 1 セグメント標準提供いたします。
・上記以外にクローズドな L2 ネットワークセグメント(テナントネット
≪14≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
ワーク)をセルフポータルよりお客様自身にて作成いただけます。
・テナントネットワークをファイアウォール配下に作成することも可能
です。(その場合の上限数は 8 セグメントとなります。)
注意点
・セキュアインターネットアクセス3経由での閉域網接続・インターネ
ット接続、およびコロケーションサービスとの接続等、各種サービス
との接続をご希望の場合、お客様にて作成したテナントネットワー
クとの接続はできません。別途、「他サービス接続用 L2 セグメント
追加」オプションのお申込みをお願いいたします。
・各種サービスと接続するセグメントをファイアウォール配下に作成
を希望される場合は(下図イメージ)、同様に「他サービス接続用
L2 セグメント追加」オプションのお申込みをお願いいたします。
3-4. ネットワークオプションの提供内容
3-4-1. 他サービス接続用 L2 セグメント追加の提供内容
閉域網、コロケーションサービス他、同一地区データセンター(東京第四DCおよび東京第五 DC)内にあ
る下記サービスについて、本サービスと接続することが可能です。その際に必要となる、VLAN をアサインし
た L2 セグメントを当社にて作成いたします。
契約単位
1 セグメント単位
上限
10 セグメントまで
対象接続サービス
※本オプションのお申込み時に、接続対象サービスのサービス内
容、接続先についてヒアリングシートに記載をお願い致します。
・セキュアインターネットアクセス 3(SIA3)
・セキュアインターネットアクセス2(SIA2)
・マネージドゲートウェイ
・コロケーションサービス(※必要に応じて下記のサブオプションの
お申込みをいただけます。)
≪15≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
・インターネット VPN アクセス
・IP-VPN/SmartVPN(SIA3/SIA2 経由もしくは個別引込)
・Wide-Ethernet(個別引込)
・本サービスの別契約テナント
・vCloud Datacenter Service
申込時の注意点
※本オプションのお申込みに際し、対象の L2 セグメントにて使用さ
れるネットワークアドレス(プライベートアドレス)をヒアリングシート
に記載をお願いいたします。
※本サービスと、コロケーションサービスを接続する場合、別途コロ
ケーションサービス側で構内接続ケーブルのお申込み・費用が必
要となります。
※他サービス接続用 L2 セグメントをファイアウォール配下に作成・
接続を希望される場合は、ヒアリングシートに必要情報の記載をお
願いいたします。
※スタティックルートの設定はお客様にて実施をお願い致します。
3-4-1-1. 構内ケーブル接続冗長・増速オプション
上記「他サービス接続用 L2 セグメント」の接続対象サービスが「コロケーションサービス」の場合、別途本
オプションをお申込みいただけます。
接続対象サービス
コロケーションサービス
提供内容
「他サービス接続用 L2 セグメント」の接続対象サービスを「コロケー
ションサービス」とした場合の標準構成は、「非冗長接続・100Mbps」
が前提となります。接続帯域の増速または冗長構成が必要な場合
は、下記のオプションのお申込みが必要となります。
・非冗長接続(1Gbps/10Gbps への増速のみ)
コロケーションサービスとのシングル接続の帯域を拡張します。
(冗長化は行いません。)
・冗長接続(100Mbps/1Gbps/10Gbps)
コロケーションサービスとのシングル接続から冗長化、もしくは帯
域の拡張と冗長化の両方を行います。
提供条件
下記パターン(冗長プロトコル・コロケーション側ネットワーク機器構
成)にての提供となります。申込時に希望されるパターンをヒアリン
グシートにて記載してください。(※パターンに当てはまらないケー
スにて希望される場合は個別にご相談ください。)
・パターン A: Ether Channel (LACP/Static)
・パターン B: Flex Link
・パターン C: コロケーション側機器で冗長設定(VRRP/HSRP)
・パターン D: 冗長なし(増速のみ)
申込時の注意点
※お申込みに先だって作業日程の調整をお願いいたします。
※「パターン B」の対応は、コロケーション側ネットワーク機器が Flex
Link に対応している場合に限ります。
≪16≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
※別途コロケーションサービス側で、対応する帯域にての構内接続
ケーブルの申込み・費用が必要となります。(冗長の場合は 2 本必
要) L2 セグメント側は 1 セグメント分にて対応可能です。
※上記のパターンに当てはまらない場合、2 本を超える冗長の場合
は、個別にご相談ください。
3-4-2. グローバル IP アドレス追加の提供内容

インターネット接続で提供するグローバル IP アドレスの追加をする場合、必要となるオプションです。

グローバル IP アドレスの提供内容は以下のとおりです。
申込単位
1IP アドレス単位での申込となります。
上限
1 契約内で合計 32 個まで(標準で提供されるアドレス含め)
ご利用時の注意点
※連番でのアドレス払い出しは保証いたしません。
3-4-3. Firewall リソース拡張の提供内容

標準提供もしくはインターネット接続追加オプションにて提供されるソフトウェアファイアウォールのリ
ソース拡張をするオプションです。


「M」・「L」・「XL」3段階の拡張より選択可能です。(※拡張前の標準サイズは「S」となります。)
Firewall リソース拡張の提供内容は以下のとおりです。
Firewall
冗長構成のソフトウェアファイアウォール
拡張サイズ
標準提供のソフトウェアファイアウォールのスペックは「S:1vCPU・512MB
(小規模・評価向け)」です。本オプションにより下記のリソース拡張を提
供いたします。
・M: 2vCPU・1,024 MB (中規模向け)
・L: 4vCPU・1,024 MB (高性能ファイアウォール)
・XL: 6vCPU・8,192 MB (高性能ファイアウォール+ロードバランサ+ルー
ティング)
設定
本オプション申込み時に当社にて設定。
リソース消費
当オプションでのお客様リソースの消費は発生しません。
ご利用時の注意点
ファイアウォールリソース拡張オプションを有効にされたファイアウォール
につきまして、サイズの変更(アップグレード・ダウングレード)もしくはオ
プションを無効化する場合は、数回のネットワーク断が断続的に発生し
ます。
3-5. その他オプションサービスの提供内容
3-5-1. Windows Server ライセンスオプションの提供内容
Windows Server ライセンスオプションは本サービス上でご利用いただく Windows OS をプリインストールし
たテンプレート、およびインストールメディアを提供するサービスです。
契約単位
VM 毎
※必要ライセンス数を事前にお申込ください。
提供条件
本オプションは本サービスで提供されるリソース上、もしくは当該リソース上で
お客様が構築する VM 上でのみ適用可能です。
OS バージョン/ エ
ディション
<32bit OS>
・Windows Server 2008 Standard
≪17≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
・Windows Server 2008 Enterprise
<64bit OS>
・Windows Server 2008 Standard
・Windows Server 2008 Standard R2
・Windows Server 2008 Enterprise
・Windows Server 2008 Enterprise R2
・Windows Server 2012 Standard
・Windows Server 2012 Standard R2
ストレージサイズ
40GB
※ストレージはすべてシステムドライブとして割り当てられております。
提供方法
・各バージョンのテンプレートイメージ、およびインストールメディアファイルを
公開カタログにて提供します。
・VM の作成はお客様にてテンプレートより実施いただきます。
・メディアファイルは、OS コンポーネントの追加、削除などにご利用ください。
その際はインストールメディアをプライベートカタログへコピーしていただき、
対象 VM にマウントしていただくことで実施いただけます。
・それ以外で、メディアファイルを利用した場合、別途、当社にてライセンスキ
ー入力作業が発生致しますので、ご注意ください。
OS の提供形態
各バージョンの Windows OS をクリーンインストールしたテンプレートイメージ
の提供となります。Windows Update 等の適用はお客様にて実施ください。
・OS の使用者情報は当社(SOFTBANK Corp.)として登録しています。
Windows ライセンス
・テンプレートイメージをご利用の際、VM の作成後お客様にてバッチファイル
ご利用時の注意点
によるライセンス認証を実施いただく必要があります。ライセンス認証には対
象の VM がインターネットへ接続できる環境にある必要がありますのでご注意
ください。
・ご利用中の Windows OS のバージョン/エディション変更はテンプレートから
の再作成となります。既存の VM 上のデータは削除されますのでご注意くださ
い。
・Windows OS および Windows OS 上のアプリケーションの導入、運用、動作に
関するサポートは実施いたしません。
・リモートデスクトップ及びその他の技術に対する Windows OS に対する GUI
でのアクセスは、テスト、保守、または管理する目的において最大二人のユー
ザまで可能です。
・本オプションの使用条件については、別紙「エンドユーザーライセンス条項」
に準拠いたします。
・当社で提供する上記バージョン以前の OS についての仮想基盤上での取り
扱いにつきましては VMware 社の下記のポリシー(「レガシー」レベル以下)に
準拠します。当社サービスにおいては同様にサポート外となります。
https://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&c
md=displayKC&externalId=2097459
禁止事項
本オプションの提供にあたり、以下の行為を禁止します。
・本オプションのご契約数量を超える VM 上で当該ライセンスを使用すること。
・本オプションで提供する、テンプレートイメージ、メディアイメージ、および本
≪18≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
オプションで提供するライセンスが含まれる VM を本サービス上以外で使用す
ること。
3-5-2. SQL Server ライセンスオプションの提供内容
SQL Server ライセンスオプションは本サービス上でご利用いただく SQL Server のインストールメディアを
提供するサービスです。インストールメディアは、お申込み対象のお客様に対して、ご契約のプライベートカ
タログに格納致します。
契約単位
VM 毎(※但し、1VM の仮想 CPU 数が 5 以上の場合は下記注意点をご確認く
ださい。)
※必要ライセンス数を事前にお申込ください。
提供条件
本オプションは本サービスで提供されるリソース上、もしくは当該リソース上でお
客様が構築する VM 上でのみ適用可能です。
バージョン/エディ
ション
<32bit/64bit>
・Microsoft SQL Server 2008 Standard
・Microsoft SQL Server 2008 Standard R2
・Microsoft SQL Server 2008 Enterprise
・Microsoft SQL Server 2008 Enterprise R2
・Microsoft SQL Server 2008 Web
・Microsoft SQL Server 2008 R2 Web
・Microsoft SQL Server 2012 Standard
・Microsoft SQL Server 2012 Enterprise
・Microsoft SQL Server 2012 Web
・Microsoft SQL Server 2014 Standard
・Microsoft SQL Server 2014 Enterprise
・Microsoft SQL Server 2014 Web
SQL Server ライセ
・お申込対象の SQL Server の ISO インストールメディアファイルをお客様にて
ンスご利用時の注
「限定公開カタログ」より、ダウンロードしてください。
意点
・基本メニューを「リソースプール型」または「サーバ専有型」をお申込みの場
合、対象 SQL Server の ISO インストールメディアファイルのデータ容量がお客
様のストレージ容量から消費されます。予めご了承ください。
・ご利用中の SQL Server のバージョン/エディションを変更する場合は、当社所
定の申込書にてお申込ください。当社にて当該インストールメディアを指定いた
だいた限定公開カタログへ格納後、お客様にてインストール作業を実施いただ
きます。
・SQL Server および関連するアプリケーションの導入、運用、動作に関するサポ
ートは実施いたしません。
・本オプションの使用条件については、別紙「エンドユーザーライセンス条項」、
に準じます。
<SQL Server 2012/2014 をご利用の場合>
・1VM にて設定される仮想 CPU 数が 5 以上の場合は、以下のオプション数を申
込お願い致します。
・1VM 5 仮想 CPU~8 仮想 CPU の場合、オプション数:2 に相当
≪19≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
・1VM 9 仮想 CPU~12 仮想 CPU の場合、オプション数:3 に相当
・1VM 13 仮想 CPU~16 仮想 CPU の場合、オプション数:4 に相当
禁止事項
本オプションの提供にあたり、以下の行為を禁止します。
・本オプションのご契約数量を超える VM 上で当該ライセンスを使用すること。
・本オプションで提供する、メディアイメージ、および本オプションで提供するライ
センスが含まれる VM を本サービス上以外で使用すること。
3-5-3. Remote Desktop Service ライセンスオプションの提供内容
Remote Desktop Service ライセンスオプションは本サービス上でリモートデスクトップサービス、またはタ
ーミナルサービスをご利用いただく際のクライアントアクセスライセンスを提供するサービスです。
契約単位
クライアント数(接続ユーザー数)
※必要ライセンス数を事前にお申込ください。
提供条件
・本オプションは本サービスで提供されるリソース上、もしくは当該リソース上で
お客様が構築する VM 上でのみ適用可能です。
・本オプションのお申込みにあたって、お客様が以下の条件を満たしていること
を前提とします。
- 本サービスの基本サービスをご契約済みであること。
(※本サービスの初回契約時に本オプションをお申込みいただくことはできませ
ん。)
- Windows Server ライセンスオプションのお申込みが必須となります。
- 本オプションを提供するために必要なお客様のゲスト OS の構築が完了して
いること。
OS バージョン
Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2
Remote
・本オプションのお申込にあたっては、以下の作業をお客様にて事前に実施い
Desktop
Service ライセンス
ご利用時の注意点
2.
ただく必要があります。
1. Windows ゲスト OS の構築
RD セッションホストサーバおよび RD ライセンスサーバのインストール、お
よびアクティブ化(インストール方式:自動接続)
2. クライアントアクセスライセンスのインストールの開始
(インストール方式:自動接続、ライセンスプログラム:その他のライセンス
契約)を選択してください。)
・上記作業の実施と当社所定の申込書受領後、当社にてライセンス発行対象
のゲスト OS へログインさせていただき、クライアントアクセスライセンスの発行
に必要な以下の情報を登録させていただきます。
- ライセンス契約番号
- 製品バージョン:2008/2008 R2/2012/2012 R2
- 製品の種類:接続ユーザ数ライセンス
- ライセンス数:ご契約いただくライセンス数
※当社作業実施にあたり、対象のゲスト OS がインターネットに接続できる環境
をご用意いただくことが必要となります。
・RD セッションホストサーバ、RD ライセンスサーバおよび関連するアプリケーシ
ョンの導入、運用、動作に関するサポートは実施いたしません。
また、本オプションを提供するための当社作業により、お客様のゲスト OS およ
≪20≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
び関連するアプリケーションソフトウェアにいかなる事象が発生した場合も、当
社は一切の責任を負いません。
・本オプションを解約する際は、お客様にて対象ゲスト OS より、RD セッションホ
ストサーバ、または RD ライセンスサーバの非アクティブ化、およびアンインスト
ール作業を実施いただきます。
・本オプションの使用条件については、別紙「エンドユーザーライセンス条項」に
準じます。
禁止事項
本オプションの提供にあたり、以下の行為を禁止します。
・本オプションのご契約数量を超えるクライアント数で当該ライセンスを使用する
こと。
・本オプションの適用対象のゲスト OS 以外で当該ライセンスを使用すること。
・本オプションで提供するライセンスが含まれる VM を本サービス上以外で使用
すること。
3-5-4. Microsoft Office ライセンスオプションの提供内容
Microsoft Office ライセンスオプションは本サービス上で Microsoft Office をご利用いただく際のユーザ単
位のアクセスライセンスを提供するサービスです。
提供条件
・本オプションは本サービスで提供されるリソース上、もしくは当該リソース上で
お客様が構築する VM 上でのみ適用可能です。
・本オプションのお申込みにあたって、お客様が以下の条件を満たしていること
を前提とします。
- 本サービスの基本サービスをご契約済みであること。
(※本サービスの初回契約時に本オプションをお申込みいただくことはできませ
ん。)
- Windows ライセンスオプションのお申込みが必須となります。
(※必要に応じて Remote Desktop Service ライセンスオプションをお申込みくだ
さい。)
- 本オプションを提供するために必要なお客様のゲスト OS の構築が完了して
いること。
契約単位
ユーザ数
※必要ライセンス数を事前にお申込ください。
エディション/バー
・下記バージョンの「Standard」および「Professional Plus」エディションを提供い
ジョン
たします。
※各エディションに含まれるアプリケーション・機能詳細に関しましては、マイク
ロソフト社サイトにてご確認ください。
<32bit/64bit>
・Microsoft Office 2010
・Microsoft Office 2013
・Microsoft Office 2016
Microsoft Office ラ
・各バージョンの Microsoft Office インストールメディアを公開カタログにて提供
イセンス ご利用時
します。メディアファイルをプライベートカタログへコピーしていただき、対象 VM
の注意点
にマウントしていただくことでインストールを実施いただけます。
・基本メニューを「リソースプール型」または「サーバ専有型」をお申込みの場
≪21≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
合、コピーされた対象 ISO インストールメディアファイルのデータ容量がお客様
のストレージ容量から消費されます。予めご了承ください。
・インストールに際して代行作業はいたしません。
・ご利用中の Microsoft Office のバージョン/エディションを変更する場合は、当
社所定の申込書にてお申込ください。
・インストール後に、ライセンス認証のため下記の手続きが必要となります。
1. お客様にて、対象ゲスト OS に Office 製品をインストール
2. お客様にて、対象ゲスト OS で、Office プログラムの、[プロダクトキーの変
更] 画面を表示
3. ヒアリングシート記載の作業希望日時に基づき、当社オペレータからお客
様へご連絡。
※プロダクトキーの入力を当社オペレータが実施する必要があります。作
業の際は、当該 VM を借用させていただきます。
4. 当社オペレータが、インターネット経由での Office ライセンスの認証確認
後、お客様へ対象 VM をお引渡しいたします。
5. お客様にて対象仮想 VM の動作確認(Office プログラムの再起動が必要で
す。)
※当社作業実施にあたり、対象のゲスト OS がインターネットに接続できる環境
をご用意いただくことが必要となります。
※KMS サーバのご提供は当社では実施いたしません。
※ライセンスのみの提供となります。アプリケーションの導入、運用、動作に関
するサポートは実施いたしません。お客様にて用意いただくアプリケーションと
の連携につきましても、当社では動作を保証いたしません。
※本サービス以外で提供されるインストールメディアの内容と差異があったとし
ても、当社では問合せ及び変更の受付は実施いたしません。
また、本オプションを提供するための当社作業により、お客様のゲスト OS、ソフ
トウェア、アプリケーションに不具合が生じた場合、当社は一切の責任を負いま
せん。
・本オプションを解約する際は、お客様にて対象ゲスト OS より、Office プログラ
ムのアンインストール作業を実施いただきます。
・本オプションの使用条件については、別紙「エンドユーザーライセンス条項に
準じます。
禁止事項
本オプションの提供にあたり、以下の行為を禁止します。
・本オプションのご契約数量を超えるクライアント数で当該ライセンスを使用する
こと。
・本オプションで提供するライセンスが含まれる VM を本サービス上以外で使用
すること。
3-5-5. Red Hat Enterprise Linux ライセンスオプションの提供内容
契約単位
VM 毎 (4vCPU 以下/5vCPU 以上)
※必要ライセンス数を事前にお申込ください。
※本オプションは当社でライセンス自体を提供するタイプのオプションとなりま
す。お客様にて既に購入・保有されているライセンスを BYOL にて持ち込みを希
≪22≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
望される場合は、別途事前のお手続きが必要となります。詳細は当社担当営
業へお問い合わせください。
提供条件
本オプションは本サービスで提供されるリソース上、もしくは当該リソース上で
お客様が構築する VM 上でのみ適用可能です。
OS バージョン/ エ
Red Hat Enterprise Linux 6.8 (64bit)
ディション
Red Hat Enterprise Linux 7.2 (64bit)
ストレージサイズ
40GB
提供方法
・お申込みをいただいたバージョンのテンプレートイメージを、お客様にて「限定
公開カタログ」より、ダウンロードしてください。
・基本メニューを「リソースプール型」または「サーバ専有型」をお申込みの場
合、対象テンプレートイメージのデータ容量がお客様のストレージ容量から消費
されます。予めご了承ください。
・VM の作成はお客様にてテンプレートより実施いただきます。
OS のインストール
各バージョンの RHEL OS をクリーンインストールしたテンプレートイメージの提
内容
供となります。 インストール後のアップデート適用はお客様にて実施ください。
Red Hat Enterprise
・ご利用中の RHEL OS のバージョン変更(6.x  7.x)はテンプレートからの再作
Linux ライセンスご
成となります。既存の VM 上のデータは削除されますのでご注意ください。
利用時の注意点
・RHEL 上のアプリケーションの導入、運用、動作に関するお問い合わせにつき
ましては、RedHat 社へのエスカレーションの形で実施します。
そのため、回答納期につきましては、RedHat 社の基準に準じます。
・アップデート提供サーバ(RHUI サーバ)へのアクセスは、標準提供のインター
ネット接続を使用されることを前提としております。
・アップデート提供サーバ(RHUI サーバ)の稼働は SLA 対象外となります。
禁止事項
本オプションの提供にあたり、以下の行為を禁止します。
・本オプションのご契約数量を超える VM 上で当該ライセンスを使用すること。
・本オプションで提供する、テンプレートイメージおよび本オプションで提供する
ライセンスが含まれる VM を本サービス上以外で使用すること。
3-5-6. アドバンストモニタリングオプションの提供内容
アドバンストモニタリングオプションはお客様の VM 上に導入されたゲスト OS に対し、お客様に代わって
監視を実施するサービスです。
本オプションのお申込みにあたって、お客様が以下の条件を満たしていることを前提とします。
・本サービスの基本サービスをご契約済みであること。
(※本サービスの初回契約時に本オプションをお申込みいただくことはできません。)
・お客様のゲスト OS の構築が完了後にお申込みください。
※標準で提供するインターネットセグメント(グローバルセグメント)につきましては、アドバンストモニタリング
オプションによる監視の対象にすることができません。「他サービス接続用 L2 セグメント追加」オプションで作
成されたセグメントのみが対象となりますのでご注意ください。
3-5-6-1. 提供する監視メニュー
種類
サービス
概要
≪23≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
死活監視
Ping
監視サーバから監視対象機器に対して定期的に Ping を実施
し、タイムアウトが複数回連続で発生した場合、監視サーバに
て異常と判定します。
アプリケー
TCP ポート
ション監視
監視サーバから監視対象機器の特定 TCP ポートに対して定
期的に応答確認を致します。複数回連続で応答がなかった場
合、監視サーバにて異常と判定します。
HTTP(HTTPS)リ
監視サーバから監視対象機器で稼動している Web アプリケー
クエスト
ションに対して試験リクエストを定期的に実施し、応答確認を
行います。複数回連続でステータスコード 200 以外の応答と
なる場合、監視サーバにて異常と判定します。
プロセス
監視サーバにて監視対象機器で稼動している特定のプロセス
の生死を定期的に監視します。複数回連続でプロセスが稼動
していない場合、監視サーバにて異常と判定します。
サービス
監視サーバにて監視対象機器で稼動している Windows の特
(Windows)
定のサービスを定期的に監視します。複数回連続でサービス
が稼動していない場合、監視サーバにて異常と判定します。
リソース
CPU
閾値監視
監視サーバにて監視対象機器のCPU使用率を定期的に測定
します。予め定めた閾値を複数回超えた場合、監視サーバに
て異常と判定します。
マルチCPUの場合は合算し平均値での監視となります。
仮想メモリ
監視サーバにて監視対象機器の仮想メモリ使用率を定期的
に測定します。予め定めた閾値を複数回超えた場合、監視サ
ーバにて異常と判定します。(linuxOS の場合は SWAP 領域を
監視します)
物理メモリ
監視サーバにて監視対象機器の物理メモリ使用率を定期的
に測定します。予め定めた閾値を複数回超えた場合、監視サ
ーバにて異常と判定します。
ドライブ(パーティ
監視サーバにて監視対象OSのドライブ、または、パーティショ
ション)
ンの使用率を定期的に測定します。予め定めた閾値を複数回
超えた場合、監視サーバにて異常と判定します。
※注意事項:
・監視対象が Windows でダイナミックディスクが使用されている場合
は、監視することができません。
≪24≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
3-5-6-2. アドバンストモニタリングオプションの提供可能ゲスト OS
監視対象のゲスト OS は以下のとおりです。
・Windows Server 2008/2008R2/2012/2012R2
・Red Hat Enterprise Linux 6, 7
・Cent OS 6, 7
各 OS に対してのプロセス監視とリソース監視方法は以下の通りとなります。
・
Windows 系
監視対象に監視システムのエージェントをインストールしていただきます。エージェントインストールは、
お客様による作業としてお願いしております。尚、エージェントを利用した監視の場合、OS にログオンす
るためのアカウント情報を提供していただく必要はございません。
・
Linux 系
監視サーバから監視対象の OS に SSH でログインして監視対象値を得ます。
※ファイアウォール等で外部からのアクセス制限を実施されている場合は、ポートの設定を当社監視設
備からのアクセスを可能としていただけるようお願いいたします。
≪25≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
3-5-6-3. 提供する監視メニューの監視動作
・Ping
Ping 監視(ICMP ポーリング)の方法は以下の通りとなります。
凡例:
●:Ping 発行
●:Ping 応答
1回目のタイムアウト
:障害検知時間
30 秒以内
2 回目のタイムアウト
アラーム発生
障害発生
30 秒以内
障害復旧検知
30 秒間
30 秒間
30 秒以内
障害対応
(時間)
2 分間
2 分間
2 分間
2 分間×N
(1)2 分周期で Ping のポーリングを実施。
一度の監視処理で Ping を 10 秒間隔で 3 回実施します。 ※タイムアウトは 10 秒
(2)(1)の Ping で全て応答が無かった場合は 1 回目のエラーとします。
(3) 次の Ping ポーリング時においても 3 回とも応答が無い場合は、2 回目のエラーと判定し、アラーム
を発報します。(アラームまでの最大所要時間 計 4 分 10 秒)
(4) 2 回目のタイムアウトまでに復旧した場合は、アラームは発生しません。
・ポート
ポート監視の方法は以下の通りとなります。
凡例:
●:ポート監視モニター稼動
●:ポート監視 正常応答
:障害検知時間
1 回目のタイムアウト
2 回目のタイムアウト
アラーム発生
障害発生
3秒以内
3秒以内
障害復旧検知
3秒間
3秒間
3秒以内
障害対応
(時間)
3分間
3分間
3分間
※間隔は標準設定とします。
≪26≫
3分間×N
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
(1) 3 分周期で契約者指定ポートの TCP ポートに対して定期的に応答を確認します。
(2) 3 秒間応答が無い場合タイムアウトとします。
(3) 次のポート応答確認でも 3 秒の応答が無い場合は、2 回目のタイムアウトと判定し、
アラームを発報します。(アラームまでの最大所要時間 計 6 分 3 秒)
(4) 2 回目のタイムアウトまでに復旧した場合は、アラームは発生しません。
・HTTP リクエスト
HTTP/HTTPS リクエスト監視の方法は以下の通りとなります。
※ステータスコードが200以外をErrorとします。
METAタグにより対象機器のコンテンツが別の機器へリダイレクトされている場合
別の機器のリクエストにエラーが発生した場合もErrorとなります。
凡例
●:HTTP リクエスト発行
●:HTTP リクエスト応答 (ステータスコード 200)
:障害検知時間
1回目のタイムアウト
2 回目のタイムアウト
アラーム発生
障害復旧検知
障害発生
7 秒以内
7 秒以内
最大 27 秒
最大 27 秒
7 秒以内
障害対応
(時間)
5 分間
5 分間
5 分間
5 分間×N
※間隔は標準設定とします。
(1) 3 分周期で HTTP リクエストを実施します。
(2) 7 秒間応答が無い場合、もしくはステータスコードが異常である場合はエラーと判定します。
※エラーの場合、3 秒後にリトライをします。
リトライは最大 2 回実行され、リトライで正常に応答があれば正常扱いとします。
(3) 次の HTTP リクエストでもエラー判定になった場合は、アラームを発報します。
(アラームまでの最大所要時間計 10 分 27 秒)
(4) 2 回目のエラー判定までに復旧した場合は、アラームは発生しません。
≪27≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
・プロセス
プロセスの監視方法は以下の通りとなります。
[Windows]
(1) 5 分周期で監視サーバがエージェントを通して、下記コマンドで実行されている監視対象プロセスの
数を取得します。
tasklist | find /c "<プロセス名>"
(2) プロセス数が 0 であれば Error とします。
(3) 次のプロセス数確認でエラー判定になった場合は、アラームを発報します。
(アラームまでの最大所要時間 計 10 分)
(4) 2 回目のエラー判定までに復旧した場合は、アラームは発生しません。
[Linux]
(1) 5 分周期でユーザー,パスワードにてログイン後、下記コマンドで実行されている監視対象プロセスの
数を取得します。
ps -ef | grep '<プロセス名>' | grep -v grep | wc -l
(2) プロセス数が 0 であれば Error とします。
(3) 次のプロセス数確認でエラー判定になった場合は、アラームを発報します。
(アラームまでの最大所要時間 計 10 分)
(4) 2 回目のエラー判定までに復旧した場合は、アラームは発生しません。
凡例
●:プロセス数確認(正常)
●:プロセス数確認(Error)
:障害検知時間
1回目のダウン検知
2 回目のダウン検知
アラーム発生
プロセスアップ検知
プロセスダウン
障害対応
(時間)
5分間
5分間
5分間
5分間×N
※間隔は標準設定とします。
・サービス(Windows)
サービスの監視方法は以下の通りとなります。
[Windows]
(1) 5 分周期で監視サーバがエージェントを通してサービスのステータスを取得します。
(2) ステータスが RUNNING 以外であれば Error とします。
≪28≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
(3) 次のサービスステータス確認でエラー判定になった場合は、アラームを発報します。
(アラームまでの最大所要時間 計 10 分)
(4) 2 回目のエラー判定までに復旧した場合は、アラームは発生しません。
凡例
●:サービス確認(正常)
●:サービス確認(Error)
:障害検知時間
1回目のダウン検知
2 回目のダウン検知
アラーム発生
サービスアップ検知
サービスダウン
障害対応
(時間)
5分間
5分間
5分間
5分間×N
※間隔は標準設定とします。
・CPU、仮想メモリ、ドライブ(パーティション)
各リソースの監視方法は以下の通りとなります。
[Windows]エージェントを使用する場合
(1)5 分周期で監視サーバがエージェントを通してリソース使用率を取得します。
(2)監視サーバで取得したリソース使用率が、設定閾値(標準:90%)を超えていた場合に Error とします。
(3)さらに次の周期でも(2)と同様の確認を行い、2 回連続で Error であった場合アラームを発報します。
※CPU 使用率は直近 5 分間の平均値を取得します。
※仮想メモリは以下コマンドの実行結果を取得します。
typeperf -sc 1 -si 1 "\Memory\% Committed Bytes In Use"
[Linux]ssh 経由でのアクセスの場合
(1)
5 分周期で契約者より貸与していただいたユーザー,パスワードにてログイン後、ホームディレクトリ
よりシステムリソース情報表示用の下記コマンドを監視システムより実行し実行結果を取得します。
※OS のバージョンによっては若干異なる場合があります。
CPU
mpstat 3 1 |awk '{print $11}' |head -4 |tail -1
仮想メモリ
free -b |grep 'Swap:' |awk '{print $4}'
物理メモリ
free -b |grep 'buffers/cache' |awk '{print $4}'
ハードディスク
df / |tr -d '\n' |awk '{print $10}' |tr -d '%'
≪29≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
(2) 監視サーバで取得したリソース使用率が、設定閾値(標準:90%)を超えていた場合に Error とします。
(3) さらに次の周期でも(2)と同様の確認を行い、2 回連続で Error であった場合アラームを発報します。
凡例:
1回目の Error 検知
●:リソース使用率確認(OK)
●:リソース使用率確認(NG)
2回目の Error 検知
アラーム発生
5分間
5分間
5分間
復旧検知
5分間
※間隔は標準設定とします。
<Windows Server のハードディスク監視における注意事項>
※監視対象でダイナミックディスクが使用されている場合は監視することができません。
3-5-6-4. お申込み前のお客様作業
アドバンストモニタリングオプションのお申込にあたり、各監視品目毎にお客様にて以下の設定作業を実施
いただきます。
種類
サービス
お客様に実施していただく項目
死活監視
Ping
・ゲスト OS へ IP アドレスの割り当て
アプリケーション
ポート
・ゲスト OS の監視対象 TCP ポートの解放
監視
HTTP リクエスト
・ゲスト OS へ監視対象 URL の設定
サービス(プロセス)
<Windows、Linux 共通>
リソース閾値
CPU
・ゲスト OS へ IP アドレスの割り当て
監視
メモリ
<WindowsOS(エージェント利用)の場合>
ドライブ(パーティシ
・監視エージェントのインストール
ョン)
・tcp10050 ポート(受信)のアクセス制限が無いことの確認
・tcp10051 ポート(送信)のアクセス制限が無いことの確認
<LinuxOS の場合>
・監視サーバから接続用アカウント(SSH)の作成
・弊社監視用 NAT ルータからの SSH 通信が制限されてい
ない事の確認
3-5-6-5. アラーム検知時の連絡先
アラーム検知時は、実施要領書に記載のお客様運用担当者様宛に自動通知メールまたは電話にてアラー
ム検知をご連絡します。
≪30≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
4. サポートについて
4-1. サポート窓口
当社サポート窓口は、次のお客様専用お問合せポータルサイト「クラウドサポートポータルおよび、以下
受付窓口にて本サービスの提供する機能について問い合わせを受け付けます。ゲスト OS、アプリケーショ
ン、ならびにクライアント端末の設定方法等の問い合わせについてはサービス対象外となります。

「クラウドサポートポータル」では以下の機能を提供します。
URL
https://csp.gcf.whitecloud.jp/aspire
お問合せ受付
・お問合せ受付
お問合せの起票(新規・追加)を本サイト上で実施いただけます。
・お問合せ内容管理
お問合せの履歴・回答内容・進捗ステータスをご確認いただけます。
・資料アップロード
お問合せ時にログファイル・画面キャプチャ等のファイルの受け渡しにお
使いいただけます。
FAQ
・本サービスにおけるよくある質問および回答を掲載いたします。
・資料のダウンロード
FAQ の回答によっては、資料をダウンロードいただけます。
マニュアル
・お客様向けマニュアル類(ご利用ガイド・サービス説明書)を掲載いたし
ます。
お知らせ
・メンテナンス情報
過去および今後予定しているメンテナンス情報を掲載いたします。
・障害情報
アカウント管理
・「クラウドサポートポータル」アクセス用パスワードの変更・リセット
・アカウント情報の新規・変更・削除(※管理者のみ)
・「クラウドサポートポータル」へアクセスを許可する IP アドレスの設定・
変更(※管理者のみ)
お客様情報
・お客様運用担当者を本サイト上でお客様自身で登録・変更可能です。
ログ管理
・お客様の以下の操作ログの情報を表示または、CSV ファイルに出力可
能です。
ログイン/ログアウト
設定変更(ポータル利用アカウント追加・削除、変更)
(お問い合わせ管理(質問発行、お客様回答実施時)
(パスワードリセット発行時)
(IP アドレス制限の設定時)
(お客様運用担当者の追加・変更・削除)
セルフポータルリンク
・ホワイトクラウド ASPIRE セルフポータルへのリンクを記載します。
≪31≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
受付窓口
カテゴリ
対応時間
連絡方法
データセンター
一般的な
月曜日~金曜日※
TEL
0120-956-919 (フリーコール)
サポート窓口
お問い合わせ
9:00~18:00
カスタマーサー
障害対応連絡
24時間365日
TEL
0120-956-919 (フリーコール)
E-mail
[email protected]
ビスデスク
連絡先
om.co.jp
※年末年始、土日祝祭日、当社規定の特別休日を除きます。
4-2. SLA(品質保証制度)について
本サービスでは、Service Level Agreement(月間稼働率 99.999%)を設定します。
範囲対象・計算方法・返金請求手続等詳細につきましては、別紙「利用規約」の(SLA)の項を併せてご参
照ください。
SLA
月間稼働率 99.999%
SLA の範囲対象
SLA の適用範囲は下記となります。
VM、ネットワークのうちいずれかの月間稼働率が上記に定めるサービスレベルを満た
さなかった場合に返金対象となります。
[VM]
・お客様契約毎、全 VM(仮想サーバおよび冗長構成のソフトウェアファイアウォール)
[ネットワーク]
・本サービス標準提供インターネット接続(ベストエフォート型)
計測方法
・障害時間と利用可能時間は当社の定める方法に基づき計測されます。
・障害発生時間、サービス復旧時間はお客様からの申告受領後当社にて確認、判断
いたします。
月間稼働率の
・本サービスにおける月間稼働時間は、暦月に関わらず 30(日)×24(時間)×60(分)
計算
×60(秒)=2,592,000(秒) といたします。
[VM]
・対象: 契約毎、全 VM(仮想サーバおよび冗長構成のソフトウェアファイアウォール)
・監視方法: 基盤への死活監視およびログで監視
・計算方法:
お客様の VM が非計画的にパワーオフされた場合、VM のダウンとみなします。
お客様の VM 毎に下記計算。最も悪い VM の稼働率を SLA 達成・未達成の基準と
します。
冗長構成のソフトウェアファイアウォールについては両方がダウンした時間を対象と
します。
VM1・・・
{1- (VM1 の月間断時間(秒)/2,592,000(秒))}×100(%)
VM2・・・
{1- (VM2 の月間断時間(秒)/2,592,000(秒))}×100(%)
・・・
≪32≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
VMn・・・
{1- (VMn の月間断時間(秒)/2,592,000(秒))}×100(%)
SWFW ・・・ {1- (両 FW の月間断時間(秒)/2,592,000(秒))}×100(%)
[ネットワーク]
・対象: 本サービス標準提供インターネット接続(ベストエフォート型)
・監視方法: 死活監視およびログで監視
・計算方法:
稼働率・・・ {1-(月間不通時間(秒)/2,592,000(秒))} ×100(%)
5. サービスの緊急停止

著しい負荷や障害をシステムに与える事により、当社が正常なサービス提供を行えないと判断した
場合等やむを得ない場合には、お客様のシステムを強制的に緊急停止する場合があります。

当社は、本サービスの利用に伴うシステムの稼動によって他のお客様が著しい損害をうける可能
性を認知した場合、お客様に通告なく、システムの緊急停止を行う場合があります。
6. 免責事項

VMに割り当てるCPU、およびメモリの性能については、その上限値を保証するものではありませ
ん。

VMのHA機能については、再起動の実施、及び復旧前データの完全性を保証するものではありま
せん。

セルフポータル、およびクラウドサポートポータルのアカウント、およびパスワード管理はお客様の
責任において行っていただきます。当社はパスワードの漏洩、アカウント不正使用などから生じた損
害については保証いたしません。

当社は、インターネット接続の提供において、当社所定の電気通信(※)が当社設備に過大な負荷
を発生させ、円滑なサービスの提供に著しく影響を与えていることを検知した場合、当該電気通信
に割り当てる帯域を制御すること等により、電気通信の速度や通信量を制限することがあります。
(※)制御対象となる当社所定の電気通信は以下の通りです。
・Windows Update

お客様が本サービスおよび本サービスで提供する機能を使用することにより、アプリケーションソフ
トウェア等の権利者を含む第三者との間で著作権、特許権その他の知的財産権の侵害を理由とし
て紛争を生じたときは、お客様自身が自らの費用で解決するものとし、当社に一切の責任を負わな
いものとします。

バックアップとリストアについて
・
基本サービスで提供するバックアップは、バックアップデータの完全性を保証するものではあり
ません。
・
リストア作業は、データ復旧作業を請け負うサービスであり、データ復旧、および復旧時間を確
約するものではありません。
 仮想マシングループ、およびVMのクローンについて
・
テンプレート、およびVMのクローン機能については、データの完全性を保証するものではあり
ません。
・
お客様がVM上で使用するゲストOSおよびアプリケーションソフトウェアはお客様の責任におい
て、調達、導入、管理、運用していただきます。当社は、クローン元のVM、およびクローン先の
≪33≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
VM上のゲストOSおよびアプリケーションソフトウェア等の動作について、一切の保証をいたしま
せん。
・
クローン先となるVM上のゲストOS、アプリケーション、データ等に関し、第三者の権利を侵害し
ていないこと、および正当な権限を有していることはお客様に保証して頂きます。

ファイアウォール機能について
・
送受信メッセージの正確性、完全性および有用性を保証するものではありません。
・
本サービスの使用により、お客様が第三者に損害を与えた場合、お客様の責任と費用におい
て解決するものとし、当社に損害を蒙らせないものとします。

Windows Server ライセンスオプションについて
・
Windows Server 及びWindows Serverに関連するお客様アプリケーションの導入、運用、動作に
関するサポートについては当社サポート範囲外となります。
・

本オプションの使用条件につきましては、別紙「エンドユーザーライセンス条項」に準じます。
SQL Serverライセンスオプションについて
・
SQL ServerおよびSQL Serverに関連するお客様アプリケーションの導入、運用、動作に関する
サポートについては当社サポート範囲外となります。
・

本オプションの使用条件につきましては、別紙「エンドユーザーライセンス条項」に準じます。
Remote Desktop Serviceライセンスオプションについて
・
RDセッションホストサーバ、RDライセンスサーバ、および関連するお客様のアプリケーションの
導入、運用、動作に関するサポートについては当社サポート範囲外となります。
・
本オプションを提供するための当社作業により、お客様のゲストOS、ソフトウェア、アプリケーシ
ョンに不具合が生じた場合、当社は一切の責任を負いません。
・

本オプションの使用条件につきましては、別紙「エンドユーザーライセンス条項」に準じます。
Microsoft Office ライセンスオプションについて
・
Microsoft OfficeおよびMicrosoft Officeに関連するお客様のアプリケーションの導入、運用、動
作に関するサポートについては当社サポート範囲外となります。
・
本オプションを提供するための当社作業により、お客様のゲストOS、ソフトウェア、アプリケーシ
ョンに不具合が生じた場合、当社は一切の責任を負いません。
・

本オプションの使用条件につきましては、別紙「エンドユーザーライセンス条項」に準じます。
Red Hat Enterprise Linux ライセンスオプションについて
・
Red Hat Enterprise LinuxおよびRed Hat Enterprise Linuxに関連するお客様のアプリケーション
の導入、運用、動作に関するサポートについては当社サポート範囲外となります。
・
本オプションを提供するための当社作業により、お客様のゲストOS、ソフトウェア、アプリケーシ
ョンに不具合が生じた場合、当社は一切の責任を負いません。
・

本オプションの使用条件につきましては、別紙「エンドユーザーライセンス条項」に準じます。
アドバンストモニタリングオプションについて
・
アドバンストモニタリングオプションは、お客様に代わってゲストOSの監視を代行するサービス
であり、お客様ゲストOS上の障害、およびアラーム検知以降の障害復旧等の対応においては、
当社は一切の責任を負わないものとします。

メンテナンスについて
・
当社が設置する設備に障害等やむを得ない事象が発生した際に、設備の再起動など緊急メン
テナンスを実施する場合があります。この場合、事前・事後のご連絡をさせていただきますが、
お客様はあらかじめ、このような緊急メンテナンスがあることを承認いただくものとします。
≪34≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
7. 本説明書の変更について
当社は予告なく本説明書を変更することがありますのでご了承ください。
8. 商標について
この文章に掲載されているソフトウェアならびに周辺機器の名称は各メーカの商標または登録商標です。
≪35≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
改訂履歴
日付
バージョン
改訂箇所
2016/7/20
1.0
初版発行
2016/8/15
1.1
3-4-1-1. 構内ケーブル接続冗長・増速オプション
「パターン B」の対応機器について修正
≪36≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
別紙. エンドユーザーライセンス条項
1. マイクロソフト社ライセンス製品に係る使用条件について
当社は本サービスの提供を行うにあたり、Microsoft Corporation(以下、「マイクロソフト」)のソフトウェア
の使用について本項にて規定いたします。マイクロソフトのソフトウェアとは、当社から提供された付随する
媒体、印刷物および「オンライン」または電子文書を含むこともあります。(以下それぞれ、または総称して
「ライセンス製品」といいます)。当社はライセンス製品を所有するものではなく、お客様はライセンス製品を、
当社からお客様に通知される一定の権利および制限に従って使用するものとします。お客様がライセンス
製品を使用する権利は、以下の条項、および Microsoft サービスプロバイダー製品使用説明書(SPUR)を
お客様が理解し、同意し、遵守することを条件として許諾されます。サービスプロバイダー製品使用説明書
(SPUR)の閲覧にあたっては、Microsoft の以下の Web サイトをご確認ください。なお、以下に掲載するサ
ービスプロバイダー製品使用権説明書(SPUR)に変更があった場合は、その変更された内容が適用される
ものとします。
Microsoft サービスプロバイダー製品使用説明書(SPUR)
http://www.microsoftvolumelicensing.com/userights/DocumentSearch.aspx?Mode=3&DocumentTypeId=2
1-1. (本サービスの対象範囲)
本サービスで提供可能なマイクロソフトライセンス製品は以下のとおりとし、製品の詳細は本説明書の定
めに従うものとします。
(1) Windows Server Standard
(2) Windows Server Enterprise
(3) SQL Server Standard
(4) SQL Server Enterprise
(5) SQL Server Web
(6) Remote Desktop Service
(7) Microsoft Office
1-2. (本サービスの適用範囲)
上記ライセンス製品は、本サービスで提供されるリソース上、もしくは当該リソース上でお客様が構築す
る VM 上でのみ適用可能です。
1-3. (ライセンス製品の知的財産権)
本サービスを提供するためのライセンス製品は、マイクロソフトの関連会社から当社にライセンスが許諾
されているものです。ライセンス製品 (およびライセンス製品に組み込まれた、イメージ、写真、アニメーショ
ン、ビデオ、音声、音楽、テキスト、「アプレット」等の素材) についての権利および知的財産権は、マイクロ
ソフトまたはそれらの供給者が有するものです。ライセンス製品は著作権法およびその他の知的財産権に
関する法律および条約によって保護されています。お客様がライセンス製品を保有したり、アクセスしたり、
使用したりすることによって、ライセンス製品の所有権や知的財産権がお客様に譲渡されることはありませ
ん。
1-4. (再頒布可能なソフトウェアの使用)
当社によってお客様に提供されるサービスに関連して、お客様は、「サンプル」、「再頒布可能」または
≪37≫
ホワイトクラウド ASPIRE サービス説明書
Software Development (「SDK」) ソフトウェア コードおよびツールへのアクセスが許諾される場合があり
ます (以下個別に、または総称して「再頒布可能ソフトウェア」といいます)。サービスプロバイダー製品使
用権説明書内に記載されており、本会社が提示する義務を負う追加の条件に明示に同意し、それを遵守し
ない限り、お客様は再頒布可能ソフトウェアを使用し、改変し、複製し、および頒布することはできません。
マイクロソフトは、本会社がお客様に対して提示する追加条件に、お客様が明示的に同意し、それを遵守し
ない限り、再頒布可能ソフトウェアのいかなる使用も許諾しません。
1-5. (違反の責任)
お客様が当社に対して負う一切の責任に加え、お客様はマイクロソフトに対しても当該条項への違反に
ついて直接的な法的責任を負うことに同意するものとします。
1-6. (禁止行為)
お客様は本サービスにて提供される Microsoft 社製品のご利用にあたり、次の行為を行わないものとし
ます。
(1) 本サービスの契約数量を超えるライセンス製品を使用すること。
(2) 本サービスの適用範囲以外でのライセンス製品の使用。
(3) リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル等の解析行為。
ただし、かかる制限に拘らず適用のある法律により明確に許容されている限度においてはこの限りでは
ありません。
(4)本サービスで提供されるライセンス製品の不正なインストール、頒布、複製、利用または違法コピー。
(5)本サービスで提供されるライセンス製品の第三者へのレンタル、リース、貸与、譲渡、および再配布。
(6) Microsoft が「サービスプロバイダー製品使用権説明書(SPUR)」に禁止事項として規定する行為。
(7) 本「サービス説明書」および「利用規約」に規定する禁止事項に該当する行為。
(8) その他、第三者、Microsoft、および当社の権利を侵害する行為。
2. Red Hat 社ライセンス製品に係る使用条件について
当社は本サービスの提供を行うにあたり、Red Hat, Inc.(以下、「Red Hat」)のソフトウェアの使用について本項
にて規定いたします。Red Hat Enterprise Linux の利用については、本項の定めに加え、Red Hat のエンドユ
ーザライセンス契約およびレッドハットソフトウェアサブスクリプション契約が適用されます。これらの契約につ
いては、Red Hat の以下の以下の Web サイトをご確認ください。
http://jp.redhat.com/licenses/RHEL_EULA_JAPAN.pdf
http://www.redhat.com/licenses/cloud_cssa/Cloud_Software_Subscription_Agreement_Japan.pdf
2-1. (禁止行為)
お客様は本サービスにて提供される Red Hat 社製品のご利用にあたり、次の行為を行わないものとします。
(1) Red Hat Enterprise Linux を本サービスの契約数量を超えて使用すること。
(2) Red Hat Enterprise Linux を本サービスで提供されるリソース以外で使用すること。
(3) Red Hat Enterprise Linux の不正なインストール、頒布、複製、利用または違法コピー。
以上
≪38≫