資料 5 まちづくり協議会に対する今後の施策の方向性について 論点:まちづくり協議会の現状分析から今後の施策の方向性の確認を行う 1.まちづくり協議会の SWOT 分析 草津市のまちづくり協議会の内部要因として、同協議会が持つ強み(長所)と弱み(課 題)、また同協議会の外部要因として、同協議会を取り巻く環境の中の機会(追い風) と脅威(向かい風)を整理し、今後の政策の方向性について検討する。 強み(Strength) 弱み(Weakness) 因 ・全13小学校区でまちづくり協議会が組 織されている ・全学区のまちづくり協議会に専属事務員 が配置されている(有給・各1~3名) ・一括交付金の交付先となっており、地域 が交付金の分配に対する権限を持つ ・地域の中で地域の課題が十分に共有されていない ・地域の中でまちづくり協議会に対する認知度が低い ・組織の運営を担う人材の育成や掘り起こしが発展途 上 ・地域の中の既存の各種団体の再編が進んでいない 外 機会(Opportunity) 脅威(Threat) ・まちづくり協議会の活動の拠点として、 (仮称)地域まちづくりセンターの指定 管理化が予定されている ・人口増加が続いている ・市内に立命館大学があり、大学の知の連 携がしやすい ・草津市は発展しているというイメージが強いため、 地域の課題に対する無関心層が多い ・常盤と山田はすでに人口減少が始まっているが、そ れ以外の学区でも将来的に人口減少が予測されて いる ・全国から遅れて高齢化の波がやってくる 内 部 要 部 要 因 2.戦略の形式 ① 積極攻勢 = 強み(S)×機会(O) ※リーディング(施策1へ) 強みを機会にぶつけ、事業の強化や拡大をねらう ② 差別化 = 強み(S)×脅威(T) 強みを活かして脅威を機会に変える ③ 弱点強化 = 弱み(W)×機会(O) 弱みを克服して、機会をうまくとらえる ④ 防衛 = 弱み(W)×脅威(T) ※セーフティネット(施策2へ) 最悪の事態にならないように手を打っておく 3.重点施策 施策1 まちづくり協議会を中心としたまちづくりへの構造改革 ⇒事業例:①(仮称)地域まちづくりセンターを拠点とした地域 活動の展開の支援 ②広報紙等の市のメディアを通じた広報の強化 ③町内会長全体集会等の市の行事の再編 施策2 各学区まちづくり協議会の組織体制の強化 ⇒事業例:①データや分析に基づく各学区の課題の明確化 →学区別地域カルテの作成(別紙5) ②市から地域に依頼する業務や動員の見直し ③中間支援組織との連携による支援の強化
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