9月の山岳遭難発生状況(H14年∼H27年)

9月の山岳遭難発生状況(H14年∼H27年)
平成14年から平成27年までの9月中は、81件88人の山岳遭難が発生しています!
(遭難者の内訳 ∼ 死亡16人、行方不明3人、負傷30人、無事39人)
○
低体温症に注意!
北海道の標高2000メ−トル級の山では9月中旬に入ると雪が降ることがあります。
気温が低い風雨の中を歩くときには、防水・透湿性素材のアウターや帽子、手袋等を
着用するとともに、行動中はこまめな給水とエネルギー補給を行い低体温症の予防に
心掛けましょう。
○ 道迷いに注意!
・ 道迷い遭難では、登山口から全く違う方向へ進んでしまい迷うケ−スがあります。
登山開始前に地図で現在地と進む方向を確認してから出発しましょう。
・ 9月に入ると日没時間が午後5時頃に早まってくるので、行動時間に余裕を持った
山行計画を立てましょう。
※ 日帰り登山でも、地図やコンパス、GPS、ヘッドランプを携行しましょう。
山岳名など
旭岳(2,291m)
(上川郡東川町)
羅臼岳(1,661m)
(斜里町、羅臼町)
発生年月日 構成人数
平成14年
2
9月5日(木)
負傷1 転倒
遭難者
原 因
備
考
50代女性が山頂付近を下山中、足を滑らせ
て転倒し、右足首を負傷
死亡1 疲労
70代男性が黒岳から愛山渓へ向けて入山し
平成14年
9月12日(木)
1
平成16年
9月13日(月)
15
平成18年
9月30日(土)
1
平成20年
9月20日(土)
1
平成20年
9月23日(火)
1
平成21年
9月2日(水)
1
平成22年
9月10日(金)
2
負傷1 転倒
平成23年
9月20日(火)
1
負傷1 転倒
50代女性が6合目付近を下山中、足を滑ら
せて転倒し、右足を負傷
平成24年
9月18日(火)
2
負傷1 転倒
70代女性が9合目付近を下山中、足を滑ら
せて転倒し、左足を負傷
平成27年
9月8日(火)
2
負傷1 転倒
70代女性が3合目付近を登山中、足を滑ら
せて転倒し、右足を負傷
平成14年
9月20日(金)
1
無事1 道迷い 30代男性が山頂から羅臼コースを下山中、
平成15年
9月13日(土)
1
負傷1 道迷い
平成21年
1
行方不明1 不明
(低体温症) たが、旭岳のニセ金庫岩付近で倒れている
のを道警ヘリが発見
15人パーティーが暴風雨の中を黒岳から旭
(低体温症) 岳へ登山中、60代女性が裏旭キャンプ指定
地付近で疲労のため行動不能となる
死亡1 滑落
70代男性が姿見駅から下山中、登山道を外
れて枯れ沢に入り込み、高さ約10メートル
の岩場から滑落して死亡
死亡1 滑落
50代女性が姿見駅から下山中、登山道を外
れて枯れ沢に入り込み、高さ約8メートル
の岩場から滑落して死亡
無事1 道迷い 20代男性が6合目付近を下山中、降雪と日
没のため登山道を見失い道に迷う
負傷1 疲労
無事1 道迷い 60代女性が裾合平から当麻乗越方向へ下山
中、笹藪で登山道を見失いコースを外れて
道に迷う
50代女性が6合目付近を下山中、足を滑ら
せて転倒し、右足を負傷
転倒した際に懐中電灯を落とし、日没で周
囲が暗くなった後に下山方向を見失う
20代男性が羅臼コースを下山中、登山道を
外れて沢筋に迷い込む(入山から8日後、
海豊川標高600メートル付近で自衛隊ヘリが
発見)
60代男性が岩尾別から入山したが、羅臼コ
9月7日(月)
ースのハイ松原付近登山道でリュックのみ
が発見され、本人は行方不明
70代男性が岩尾別から入山し、山頂から下
山中に「弥三吉水」付近で道に迷う(翌朝、
登山者と接触し下山方向を聞いて自力下山)
60代女性が羅臼岳山頂から下山中、山頂か
ら約20メートル下の岩場で、足を岩と岩の
間に挟めた状態の時にバランスを崩して転
倒し、右足首を負傷
70代の男女が下山中に日没となり、不安に
なったことから救助要請、別の登山者と共
に下山した。
20代女性が旧道登山口から約1.5キロメート
ル先を下山中、高巻きのぬかるみ斜面で足
を滑らせて約40メートル滑落し、登山道に
戻れず救助要請
40代女性が新道コ−スから入山し、山頂か
ら下山する際に道を間違えて旧道コ−スへ
進み、途中で気づき引き返したが日没とな
り照明具がなく行動できなくなり救助要請
30代男性が旧道コ−スから入山したが、夫
婦岩分岐でコース外の踏み跡に入り込み、
間違いに気づき引き返す途中で沢に滑落し
て腕等を負傷、さらに登山道を見失い道に
迷う
50代男性が高校秋季登山大会の引率中、新
道コ−スの標高1150メートル付近で谷斜面
に落としたリュックを取ろうとして約80メ
ートル滑落し、頭部及び胸部を負傷
60代女性が下山中、仲間との間隔が開き杉
沢コースの登山道を外れて標高1,800メート
ル付近の沢に迷い込み斜面を約5メートル
滑落して死亡
60代男性が天狗のコル付近を下山中、水溜
まりを避けるため濡れた岩の上に登ったと
ころ足を滑らせて転倒し、右足を負傷
40代男性が小天狗付近の岩場を下山中、踏
み跡を追って進んだところ登山道を外れて
道に見失う(9月10日に自力下山)
70代男性が京極コース4合目付近を下山中、
つまずいて前のめりに転倒し、頭部を負傷
平成22年
9月17日(金)
1
無事1 道迷い
平成26年
9月8日(月)
10
負傷1 転倒
平成27年
9月15日(火)
2
無事2 道迷い
平成20年
1
無事1 滑落
平成22年
9月20日(月)
1
無事1 道迷い
平成24年
9月2日(日)
1
負傷1 滑落
平成25年
9月15日(日)
69
負傷1 滑落
ニペソツ山(2,013m) 平成15年
(帯広市、新得町)
9月4日(木)
7
死亡1 滑落
平成18年
9月22日(金)
1
負傷1 転倒
平成20年
9月6日(土)
1
無事1 道迷い
平成22年
5
負傷1 転倒
平成24年
9月7日(金)
2
無事1 そ の 他 20代女性が京極コースから入山、山頂から
平成25年
9月22日(日)
1
負傷1 転倒
平成16年
9月11日(土)
1
行方不明1 不明
平成16年
9月23日(金)
3
死亡1 滑落
無事2
平成26年
9月14日(日)
2
無事2 道迷い
芦別岳(1,727m)
(富良野市、南富良野町) 9月30日(火)
羊蹄山(1,898m)
(倶知安町、京極町、喜茂 9月5日(日)
別町、ニセコ町、真狩村)
硫黄山(1,563m)
(斜里町)
(体調不良) 下山中、5合目付近でめまいや吐き気等の
体調不良になり自力歩行困難となる
30代男性が京極コースから入山、山頂付近
の外輪山を下山中、岩から降りる際に転倒
し、頭部を岩に打ちつけて負傷
70代男性が硫黄山登山口から入山した後、
行方不明になる
3人パーティー(40代男性1人、50代男性
2人)が下山中、ルートを間違えてウブシ
ノッタ沢に入り込み、知床第二大橋付近で5
0代男性(1人)が約40メートル滑落して死
亡
20代と30代の男性2人が岩尾別コースから
入山して硫黄山まで縦走中、硫黄山付近で
濃霧のため登山道を見失い、ウブシノッタ
沢に迷い込む
利尻山(1,721m)
(利尻町、利尻富士町)
十勝岳(2,077m)
無事1 道迷い 70代男性が鴛泊コースを下山中、日没のた
平成19年
9月3日(月)
1
平成22年
9月12日(日)
1
無事1 疲労
平成14年
2
死亡1 疲労
(美瑛町、上富良 野町、 9月13日(金)
新得町)
め辺りが暗くなり甘露泉の分岐の案内看板
を見落としてハイキングコースに迷い込む
70代男性が鴛泊コース4合目付近を下山中、
疲労で行動不能となる
60代女性が美瑛岳から十勝岳を経て下山中、
(低体温症) 日没となり摺鉢火口上部で停滞していたと
ころ、暴風雨による寒さで衰弱して死亡
50代男性が山頂付近の登山道脇で仰向けに
(低体温症) 倒れているのを他の登山者が発見
平成19年
9月28日(金)
1
死亡1 疲労
雌阿寒岳(1,499m) 平成21年
(釧路市、白糠町、足寄町) 9月15日(火)
1
負傷1 道迷い 30代女性が雌阿寒温泉コースから入山して
平成23年
9月22日(木)
1
無事1 道迷い
十勝幌尻岳(1,846m) 平成16年
(帯広市、中札内村町)
9月4日(土)
25
負傷1 疲労
平成19年
9月12日(水)
2
無事1 病気
平成14年
9月16日(月)
1
負傷1 道迷い
平成23年
9月10日(土)
2
平成25年
9月22日(日)
3
平成20年
9月13日(土)
1
平成25年
9月9日(月)
1
トムラウシ山(2,141m) 平成21年
(美瑛町、新得町)
9月21日(月)
2
平成25年
9月17日(火)
1
美瑛富士(1,888m) 平成16年
(美瑛町、新得町)
9月14日(火)
1
平成24年
9月9日(日)
1
平成22年
9月24日(金)
4
八剣山(498m)
(札幌市南区)
幌尻岳(2,052m)
(新冠町、平取町)
空沼岳(1,251m)
(札幌市南区)
山頂から下山中、7合目の看板を過ぎた後
に登山道を見失い道に迷う
50代女性が阿寒湖畔コース7合目付近を登
山中、強風と濃霧で視界が悪くなり登山道
を見失い救助要請
60代男性が山頂付近を下山中、両足がけい
れんして行動不能になる
70代男性が山頂付近を下山中、突然胸の痛
(心疾患) みを訴えて行動不能になる
60代男性が山頂から中央登山口に向けて8
合目付近を下山中、道に迷い登山道を外れ
て斜面を約10メートル滑落し、頭部等を負
傷
負傷1 滑落
60代男性が山頂から南登山口付近を下山中、
南登山口から約100メートル付近の登山道で
足を滑らせて斜面を約5メートル滑落し、
頭部を負傷
負傷1 滑落
40代女性が中央口コ−スから入山、山頂か
ら下山中に登山口上部の崖から約10メート
ル滑落し、胸部を負傷
死亡1 病気
50代男性が取水ダムから約1キロメートル
(心疾患) 上流の額平川の中で倒れているのを他の登
山者が発見
無事1 道迷い 60代女性が幌尻山荘から幌尻岳、戸蔦別岳
を縦走して幌尻山荘に戻る途中、額平川の
上流部(標高1200メートル付近)で道に迷
い同所でビバーク
負傷1 転倒
50代男性が前トム平から約200メートル下っ
た登山道を下山中、岩と岩の間に足が挟ま
り転倒し、右足を負傷
死亡1 悪天候 60代男性が十勝岳温泉登山口から入山して
富良野岳、十勝岳、オプタテシケ山を縦走
し、入山4日目にトムラウシ山南沼キャン
プ指定地からヒサゴ沼避難小屋を目指した
が、悪天候(吹雪)により北沼付近で低体
温症となり凍死
無事1 道迷い 20代男性が涸沢林道に向けて下山中、倒木
を迂回した際に登山道を外れて藪に入り込
み道に迷う
無事1 道迷い 30代男性が望岳台から入山し美瑛富士山頂
から下山中、登山道を外れて道に迷い4日
間山中でビバーク(4日目に発見救助)
死亡1 病気
50代男性が山頂から下山中、真簾沼と万計
(心疾患) 沼の間付近において持病の心疾患で突然倒
れて死亡
赤岩山
(小樽市)
永山岳(2,046m)
(上川町)
当麻岳(1,967m)
(上川町)
平成24年
9月9日(日)
3
平成23年
9月11日(日)
20
平成26年
9月21日(日)
5
平成15年
9月25日(木)
2
平成16年
1
9月16日(木)
無事3 そ の 他 50∼60代男性3人が万計沼コースから入山
(橋流失) したが、下山時に登山口の丸太橋が増水で
流失したため対岸に戻れず立ち往生となる
負傷1 転落
40代女性が東大壁の高さ約20メートルの岩
壁で2本垂らしたロ−プに下降器をセット
して懸垂下降中、片方のロ−プの長さが短
かったため下降器から短い方のロープ末端
が抜けた瞬間に下降器の制動が弱くなり高
さ約7メートルから転落して腰部等を負傷
負傷1 転落
30代女性が通称「猫岩」の岩場でリード登
はん中、地上から2つめのハーケンにカラ
ビナをかけようとしたところ、足元の岩が
はがれて同所から転落し、腰部を負傷
負傷1 転倒
70代男性が三十三曲りを下山中、足を滑ら
せて転倒し、肋骨等を負傷
死亡1 病気
70代男性が沼ノ平分岐付近の登山道で倒れ
(心疾患) ているのを別の登山者が発見
ニトヌプリ(1,967m) 平成17年
(ニセコ町)
9月28日(水)
2
無事1 道迷い
遊楽部岳(1,277m) 平成18年
(八雲町、せたな町)
9月10日(日)
8
死亡1 転倒
ピンネシリ(958m)
平成18年
9月11日(月)
1
無事1 道迷い
サシルイ岳(1,564m) 平成18年
(斜里町、羅臼町)
9月16日(土)
1
無事1 道迷い
富良野岳(1,912m) 平成19年
(富良野市、上富良野町) 9月26日(水)
25
負傷1 転倒
上富良野岳(1,893m) 平成26年
(上富良野町)
9月3日(水)
1
無事1 道迷い
熊ヶ岳(2,210m)
平成20年
9月16日(火)
16
負傷1 転倒
平成21年
9月6日(日)
2
負傷1 滑落
無事1
ペテガリ岳(1,736m) 平成21年
(新ひだか町)
9月20日(日)
2
平成25年
9月10日(火)
1
ポ ン ヤ オ ロ マ ッ プ 岳 平成21年
(1,406m)
9月21日(月)
1
(様似町)
(上川町)
シシャモナイ岩壁
(神恵内村)
(大樹町)
中岳(2,113m)
平成22年
9月24日(金)
1
平成23年
9月12日(月)
1
(千歳市)
天狗岳(1,553m)
平成23年
12
(上川町)
恵庭岳(1,320m)
30代男性が沼巡りのため午後に五色温泉か
ら入山したが、日没で周囲が暗くなり登山
道を見失い道に迷う
60代女性が見市川でロープを展張しカラビ
ナ、スリングをかけて渡渉中、急激な増水
で転倒したため水中で拘束状態となり溺死
50代女性が大泉登山口から入山、山頂から
下山する際に進行方向を間違えて入山口と
逆方向へ進んで道に迷う
20代女性がサシルイ岳から羅臼岳へ向かう
途中、ハイマツ帯でルートを見失い登山道
を外れて道に迷う
70代男性が原始ヶ原コースの「勝竜の滝」
付近を登山中、窪地に足をとられて転倒し
左足と左肋骨を負傷
70代男性が十勝岳温泉登山口から入山した
が、安政火口分岐付近で登山道を見失い、
化物岩の急斜面に入り込み身動きがとれな
くなり救助要請
60代女性が黒岳から旭岳へ縦走中、熊ヶ岳
付近で足を滑らせて転倒し、左足等負傷
40代女性がシシャモナイの滝の岩場をリー
ド登攀中、高さ約100メートル付近で手を滑
らせて約10m滑落し、右足を負傷
無事1 道迷い 50代男性がペテカリ山荘から神威山荘へ向
かう途中、仲間とはぐれて登山道を見失い
道に迷う
負傷1 滑落
60代男性が東尾根コースから入山し、山頂
付近の草付斜面をトラバース中に足を滑ら
せて約20メートル滑落し、右大腿部を負傷
死亡1 転落
50代男性がコイカクシュサツナイ岳から縦
走中、ポンヤオロマップ岳の東側尾根から
北側斜面に転落して死亡
死亡1 不明
40代男性(ジャンパー、Tシャツ、ジーン
(低体温症) ズ姿)が中岳分岐付近の登山道脇で倒れて
いるのを登山者が発見(若干の積雪あり)
行方不明1 不明
70代男性がポロピナイコース登山口に車両
を駐車したまま行方不明となる
死亡1 病気
60代男性が山頂から下山中、心疾患で突然
(遠軽町)
9月18日(日)
美瑛岳(2,052m)
平成23年
9月17日(土)
1
無事1 道迷い
平成23年
9月21日(水)
2
負傷1 転倒
(上川町愛山渓)
イワオヌプリ
(1,116m)
平成23年
9月27日(火)
1
無事1 道迷い
カムイエクウチカウシ山 平成24年
(1,980m)
9月2日(日)
2
負傷1 転倒
(美瑛町、新得町)
沼の平
(心疾患) 倒れて心肺停止状態となり死亡
30代女性が十勝岳から美瑛岳へ縦走中、濃
霧(ガス)による視界不良で登山道を見失
い道に迷う(3日間山中でビバーク)
60代女性が愛山渓温泉から入山し、当麻乗
越から下山中、沼ノ平付近で足を滑らせて
転倒し、右足を負傷
50代女性が五色温泉から入山し、山頂から
下山途中に登山道を見失い道に迷う
(蘭越町、倶知安町)
(新ひだか町、中札内村)
50代男性が八の沢付近(標高約1300メート
ル)を下山中、岩場において岩に足を挟み
バランスを崩して転倒し、右足を負傷
無事1 そ の 他 30代男性が雌阿寒温泉コースから入山、山
(登山道が 頂からオンネトーコースを下山中、登山道
険しい) が険しくなったためケガを恐れて救助要請
負傷1 転倒
40代男性が下山中、浮き石でバランスを崩
して転倒し左足首を負傷
阿寒富士(1,476m) 平成24年
(釧路市、白糠町)
9月21日(金)
1
赤岳(2,078m)
平成27年
9月8日(火)
3
平成27年
9月20日(日)
1
負傷1 転倒
平成24年
9月30日(日)
1
死亡1 病気
平成27年
9月5日(日)
1
(上川町、美瑛町)
武華山(1,759m)
平成24年
13
(上川町)
緑岳(2,020m)
(上川町)
忠別岳(1,962m)
(上川町、北見市、遠軽町) 9月12日(土)
70代女性が日帰りで白雲岳往復の予定で入
(心疾患) 山したが、9合目付近の登山道上で倒れて
死亡しているのを他の登山者が発見
無事1 疲労
50代男性が忠別岳避難小屋に滞在していた
が外気温が0度近くまで低下したことで衰弱
し救助要請
無事1 その他 70代女性が登山中にめまいや嘔吐等の体調
(体調不良) 不良を訴え、行動不能となる
化雲岳(1,954m)
平成26年
9月16日(火)
1
無事1 道迷い
斜里岳(1,547m)
平成27年
1
無事1 その他
(斜里町、清里市、標津町) 9月4日(金)
神威岳(1,600m)
(浦河町、大樹町)
風不死岳(1,103m)
(千歳市)
○
70代男性が登山中、立ちくらみにより自己
転倒し、顔面を負傷
(増水)
平成27年
9月26日(土)
1
無事1 道迷い
平成27年
9月26日(土)
1
無事1 道迷い
40代男性が黒岳から入山してトムラウシ山
まで縦走中、吹雪のため化雲岳分岐付近で
道に迷い、低体温症で行動不能となる
60代男性が下山中に一の沢川が増水して下
山できなくなり救助要請
30代男性が藪漕ぎしながら登山中、濃霧の
ため方向を見失い救助要請、神威山荘に自
力下山
60代男性が涸れ沢から登山中にけもの道に
入り込み日没と濃霧のため道に迷い救助要
請
過去の遭難事例を見ると天候の急変により行動不能となるケ−スが多くあります。
9月に入ると昼夜の気温差が大きくなり、上空に寒気が入ってくると高所では雪が降る
こともあるので、防寒対策は万全にしておきましょう。
入山前には天気予報を確認し、天候が崩れる予報の時には日程の延期や中止を検討しま
しょう。