市長あいさつ資料(診 茨城県央地域定住自立圏の形成に向けた取組について 県央地域の9市町村(水戸市,笠間市,ひたちなか市,那珂市,小美玉市, 茨城町,大洗町,城里町,東海村)が地域の実情に応じて,医療や福祉,公共 交通などの分野で,連携・協力していく「茨城県央地域定住自立圏」の形成を 目指して取組を進めています。 1.定住自立圏形成協定の締結について 平成28年第2回議会定例会において,議決をいただきました「茨城県央 地域定住自立圏の形成に関する協定」につきましては,7月5日に締結式が 開催され,水戸市との協定を締結いたしました。 2.定住自立国共生ビジョン懇談会について 定住自立圏形成協定に基づき,連携して推進していく5年間の具体的内容 等を示す「定住自立圏共生ビジョン」の策定にあたり,取組分野の民間団体 や事業者,学識者などの地域の関係者20人で構成される「第1回茨城県央 地域定住自立圏共生ビジョン懇談会」が,7月14日に水戸市役所において 開催されました。懇談会では,連携する取組分野の委員が,素案について協 議を行いました。 【懇談会の主な意見】 医療:看護師の確保において潜在看護婦の操り起こしも必要であるが辞めさせな い努力が必要。看護師向けの夜間保育所や病児病後児保育など。 水戸の休日夜間診療所は、医師の高齢化から維持が困難になってきている。 県央地域で産婦人科の高齢化が進み,対応が難しくなってきている。 福祉:成年後見人を受任するのはどこになるか。(水戸市予定) 成年後見人のなり手の不足と市民後見人のフォローが大切。 県央地域に訪問看護ステーションのない地域への早急な対応が求められる。 産業振興:観光業界の人手不足への対応を。茨城空港を活用した観光ルートの創設。 インバウンドに向けたおもてなし講座や通訳の育成。 観光地以外で人を呼び込むためには住民の取り組みが大切。 環境:環境に関する取り組みと観光を結び付けて実施するべき。 公共交通:公共交通は結節点を有効に活用するべき。 公共交通のアイディアを実現するために規制緩和を。 ふれあいタクシーの町外への運行を。 人材育成:各分野において人材育成が大切。 職員のみならず広く人材育成を。 全体・運営:地元の大学に行かせる努力を。 首都圏の大学卒業後に地元に戻すための返還不要の奨学金の創設を。 スピード感を出して実施するには先進事例を研究し取り組むこと。 教育環境を高めないと高い教育水準を求める人は住まなくなる。 施策の関連性を整理する必要があると思われる。など 茨城県央地域定住自立圏共生ビジョン懇談会委員名簿 田中 泉 茨城大学人文学部教授 村中 均 常磐大学国際学部准教授 原 毅 水戸市医師会会長 相川 三保子 茨城県看護協会会長 保立 武意 水戸市社会福祉協蕎会会長 飯村 健一 水戸観光協会専務理事 川島 省二 茨城県環境管理協会環境事業部長 任田 正史 茨城交通株式会社代表取締役社長 小原 規宏 茨城大学人文学部准教授 出野 清秀 茨城県ハイヤー・タクシー協会副会長 小室 万左子 大内 康弘 日立製作所ひたちなか総合病院看護局・総看護師長 ひたちなか市社会福祉協議会常務理事兼事務局長 鈴木 誉志男 ひたちなか商工会議所会頭 蛙名 不二夫 独立行政法人国立高等専門学校機構茨城工業高等専 門学校名誉教授 肥後 良雄 島田久 東京医科大学茨城医療センター事務部参与 小美玉観光協会事務局長 平澤 文子 NPO環∼WA代表理事 石井 藤一郎 大洗観光協会会長 森田 宏二 吉成 亘弘 城里町商工会会長 東海村社会福祉協議会企画経営室長 (敬称略 順不同) 2
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